支払合意の適用

[グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)] セッションで [支払合意] チェックボックスがオンであり、支払バッチ内の少なくとも 1 つの支払に支払合意が存在している場合、この支払バッチを処理または支払手形 (TNP) を生成する前に支払合意を適用する必要があります。

支払に支払合意を適用するには、次の順にセッションを使用します。

  1. [支払通知 (tfcmg1509m000)] または [支払通知 (tfcmg1609m000)]

    [アクション] メニューから [支払合意の適用] を選択します。[支払合意の適用 (tfcmg1230m000)] セッションが開始されます。
  2. [支払合意の適用 (tfcmg1230m000)]

    バッチ内の支払に支払合意を適用します。

支払合意を適用した場合、次のアクションが実行されます。

  1. 合計請求額を計算します。

    すべての請求について、次の明細が同じである必要があります。

    • 請求元取引先
    • 請求通貨
    • 支払合意
  2. 合計請求額を支払合意限度と比較します。

    • 合計請求額が支払合意限度以下の場合、この支払合意を使用します。
    • 合計請求額が支払合意限度を超えた場合は、次の支払合意を使用します。
    • 使用する支払合意が見つかるまで、必要に応じてこのステップを繰り返します。
  3. 支払合意定義に従い、支払予定金額を分割します。

    支払ラインを作成します。支払方法が異なる支払ラインに対して個別のバッチを作成します。

支払合意は参照通貨で定義されるため、参照通貨の請求額に支払合意が適用されます。

注: 

中断のない支払処理を使用する場合、自動的にこの支払合意が適用されます。無効な支払合意が含まれる支払通知は、新たに作成された例外バッチに移動されます。

自己請求を使用する場合は、[自己請求購買請求書の生成 (tfacp2290m000)] セッションで、次のルールが適用されます。

  • 選択したラインすべてで支払合意が同じ場合、その支払合意が請求書に使用されます。
  • 選択済ラインに多様な支払合意がある場合、[請求元取引先 (tccom4122s000)] セッションで取引先に対して定義された支払合意が使用されます。