貸方票の使用

以下のように、さまざまな取引タイプに対して貸方票を使用することができます。

  • [販売貸方票]
  • [購買貸方票]
  • [販売請求書]
  • [購買請求書]

[販売貸方票] 分類の使用

取引分類として [販売貸方票] または [購買貸方票] のいずれかを使用する場合は、プラスの金額を入力します。

取引タイプを定義する [取引タイプ (tfgld0511m000)] セッションの [貸方票のマイナス金額] パラメータによって、貸方票をマイナス金額またはプラス金額のどちらで転記するかが決まります。このチェックボックスがオンの場合、マイナス金額として入力された金額が保存および認識されます。

800 US ドルの貸方票が [貸方票] 分類の取引タイプに入力されているとします。プラスの請求額 800 US ドルを入力します。2 つのシナリオが考えられます。

  • 使用する取引タイプについて、[取引タイプ (tfgld0511m000)] セッションの [貸方票のマイナス金額] チェックボックスがオフの場合、貸方金額 800 US ドルは売掛金統制勘定に転記されます。取引ラインのデフォルト値は、800 US ドルの借方になります。
  • このチェックボックスがオンの場合、-800 US ドルの借方金額が売掛金統制勘定に転記されます。取引ラインのデフォルト値は、-800 US ドルの貸方になります。

[販売請求書] または [購買請求書] の取引分類の使用

[販売請求書] 分類または [購買請求書] 分類に属する取引タイプを使用する場合は、マイナスの請求額を請求書ヘッダに入力することにより貸方票を作成できます。

注: 

使用する取引タイプについて、[取引タイプ (tfgld0511m000)] セッションの [貸方票のマイナス金額] チェックボックスがオンの場合は、この方法でしか貸方票を作成することができません。このチェックボックスがオフの場合、マイナスの請求書ヘッダ金額を入力することはできません。

[販売請求書] 分類に属する取引タイプに対して -800 US ドルの貸方票が入力されます。貸方票が転記されると、-800 が売掛金統制勘定に借方記入されます。[取引タイプ] セッションで販売請求書取引ラインの入力に使用されるデフォルト金額は、-800 の貸方です。