購買請求書の承認

購買請求書を承認するには

請求書の未割当金額がゼロまたは許容範囲内にあれば、請求書を完全に照合して承認することができます。

請求書を承認するには、次のいずれかのセッションで請求書を選択して、適切なメニューで [承認] をクリックします。

請求書が正常に承認されると、請求書の状況が [承認済] になり、LN により総勘定元帳にいくつかの入力が作成されます。請求書がブロックされると、保留理由を削除してよいかどうかを尋ねられます。

請求書の処理を承認するほかに、購買請求書および費用請求書の支払を個別に承認することもできます。支払承認が必須となる請求書のタイプは、[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションで選択することができます。

支払承認が必須の場合、承認済ユーザが [購買請求書の承認 (tfacp1142m000)] セッションで購買請求書を承認する必要があります。現預金管理モジュールの [支払請求書の選択 (tfcmg1220m000)] セッションでは、支払承認済の請求書のみ選択することができます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 買掛金の支払権限。

請求書承認時には、オーダ金額と請求金額とで差額があるかがチェックされます。承認を完了する前に、差額を処理する必要があります。

単位あたりの価格変更、またはオーダ日付と請求日の通貨為替レートの差異によって生じた価格差額。価格差額が許容範囲マージンを上回る場合は、権限のある従業員の承認を受けない限り、請求書を承認できません。
オーダに含まれない輸送費などの追加コスト。追加コスト取引を作成するには、[購買請求書の処理 (tfacp2107m000)] セッションの適切なメニューで [原価の追加] をクリックします。[照合済購買請求書/取引明細書ライン取引 (tfacp1133s000)] が開始されます。このセッションで、これらの追加コストに関する取引が作成できます。

価格差額が許容範囲マージンを上回る場合は、権限のある従業員の承認を受けない限り、請求書を承認できません。

詳細については、次のトピックを参照してください: 価格差額と追加コストの承認。

承認後、[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションで、オーダ品目について、照合済入庫ラインまたは照合済オーダラインの最新購買価格および平均購買価格が更新されます。

品目の購買価格が更新されないようにするには