登録済請求書の承認

[購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションで請求書を登録する場合、請求書を自動支払手順の対象から除外するには、その請求書に保留理由をリンクします。保留理由がリンクされている請求書は、[支払請求書の選択 (tfcmg1220m000)] セッションで支払対象として選択されません。請求書をブロックする理由として、たとえば、不正確な数量、不正確な価格、あるいは受領した商品の欠陥などが考えられます。

保留理由は、オーダ関連の購買請求書および費用請求書にリンクすることができます。

以降の処理のために請求書の発行を担当する人または部署を割当承認者として定義する必要があります。請求書を承認するには、割当承認者が保留理由を削除する必要があります。保留理由は自動的に削除されることもあります。たとえば、請求書が承認済ユーザに支払承認された場合などです。

各保留理由にはデフォルト割当承認者をリンクすることができます。請求書がブロックされている場合は、デフォルト割当承認者が表示されます。請求書の保留理由および割当承認者は、常にマニュアルで変更することができます。

割当承認者は情報提供目的にのみ使用されます。保留理由は、どのユーザも削除することができます。購買請求書に対する保留理由の追加および削除は、承認履歴にログに記録されます。この承認履歴は、[請求書権限履歴 (tfacp2510m000)] セッションで表示することができます。

保留理由を登録済購買請求書にリンクするには、次の 2 とおりの方法があります。

  • 自動
  • マニュアル