機会 (tdsmi1110m000)
セッションの目的: 機会を表示、入力、およびメンテナンスします。
このセッションで、次のような操作を実行できます。
- 販売担当者への機会の割当および再割当
- 機会にリンクされた販売プロセスのフェーズの更新
- 機会状況の更新
レコードをダブルクリックするか、[機会 (tdsmi1610m000) セッションが開始されます。
] ボタンをクリックすると、- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
- 機会
-
取引先への製品やサービスの販売を目的として、販売担当者が取引先関連の販売情報の記録およびモニタに使用します。
- 一般情報
-
このフィールドを使用して、機会の背景に関する詳細テキストを入力します。
- 販売先取引先
-
企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署
販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
- 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
- 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
- 受渡条件
- 関連する出荷先取引先および請求先取引先
- 取引先の状況
-
取引先に割り当てられた状況。これにより、取引先に対して実行するアクションが決まります。
たとえば、状況が [見込客] の取引先に対しては販売オーダを指定できません。また、状況が [無効] の取引先に対しては商品を出荷できません。
指定可能な値
- 有効
-
取引先 (役割) の状況が[有効]の場合は、その取引先を取引処理に使用できます。 取引先が[有効]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 無効
-
取引先 (役割) の状況が[無効]の場合は、その取引先を取引処理には使用できません。
[無効]状況の発効日と有効期限は入力できません。
- 見込客
-
取引先の一般データを入力し、特定の役割の詳細を入力していない場合には、[見込客]取引先 (役割) を使用できます。 特定の役割の詳細を定義していない場合は、販売先役割も購買元役割も指定されていないため、販売オーダや購買契約などを入力することはできません。
取引先が[見込客]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 割当先
-
機会が割り当てられている販売担当
注:次のように機会を (再び) 割り当てることができます。
- 別のユーザに割り当てる場合は、[従業員 - 一般 (tccom0101m000)] セッションから販売担当を選択する
- 自分に割り当てる場合は、適切なメニューメニューの[ ]をクリックする
- 状況
-
機会の状況
指定可能な値
- 準備
-
機会が識別されていますが、まだ分析や取組は行われていません。
- 処理中
-
機会に対する取組が行われており、機会を獲得する見込です。
- 見込なし
-
顧客の反応がないため、機会を獲得するか、獲得に失敗するか、機会が取り消されるかわかりません。
- 取消済
-
機会を獲得または獲得失敗をみなすことはできませんが、これ以上のアクションは不要です。
- 獲得
-
機会を獲得しました。その結果、オーダが生じます。
- 失注
-
機会の獲得に失敗し、競合先がこの機会を獲得しました。
- 販売プロセス
-
機会に取り組む際に従う必要がある、標準の販売方法。販売プロセスはフェーズに分割されます。
デフォルト
[CRM パラメータ (tdsmi0100m000)] セッションの[デフォルト販売プロセス]
- フェーズ
-
販売プロセスにおける段階またはフェーズを識別します。分析、提案、交渉などがあります。
注:フェーズまたは確率を更新することによって、機会の進捗状況をメンテナンスできます。
- 確率 [%]
-
機会を獲得する確率
注:- 機会を獲得する確率は、販売プロセスのフェーズが進むにつれて高くなります。
- フェーズまたは確率を更新することによって、機会の進捗状況をメンテナンスできます。
- 理由
-
機会の状況が[獲得]、[失注]、または[取消済]の場合の獲得、獲得失敗、または取消の理由
注:このコードは、終了した機会の分析に使用されます。
- 機会タイプ
-
同じような特徴を持つ機会を、ソートや選択を目的として分類する方法
デフォルト
[CRM パラメータ (tdsmi0100m000)] セッションの[デフォルト機会タイプ]
- ソース
-
取引先が会社に接触する場所、イベント、方法 (たとえば、見本市、広告)
デフォルト
[CRM パラメータ (tdsmi0100m000)] セッションの[デフォルトソース]
- シリーズ
-
機会に使用されるシリーズ
デフォルト
[CRM パラメータ (tdsmi0100m000)] セッションの[機会シリーズ]
- 予測に含む
-
機会の状況が[準備]または[処理中]の場合、予測に[予定収益]を含める必要があるときはこのチェックボックスをオンにします。
注:トレーサビリティの理由から、機会の状況が[見込なし]、[失注]、または[獲得]の場合はこのチェックボックスをオフにしないでください。
- 予定収益
-
機会から得られることが予測される収益
- 通貨
-
取引先のデフォルト通貨
- 加重収益
-
加重収益 = [確率 [%]] × [予定収益]
- 加重収益
-
[加重収益]の表示通貨
- 品目収益
-
機会にリンクされたすべての選択品目の合計金額
注:- [機会 (tdsmi1610m000)] セッションの[品目]タブで、機会に品目を追加できます。
- 品目の[金額]が品目収益に含まれるのは、[機会 (tdsmi1610m000)] セッションの[品目]タブで品目に対して[選択]チェックボックスがオンになっている場合のみです。
- 品目収益
-
[品目収益]の表示通貨
- コンタクト開始日
-
取引先との初回接触が行われた日付
- 予定クローズ日
-
取引先が機会について決定を行う予定の日付
- 実際クローズ日
-
機会の状況が[獲得]、[失注]、または[取消済]になる日付
- 作成者
-
機会を作成したユーザ
- 作成日
-
機会の作成日
- 最終修正者
-
機会データを最後に変更したユーザ
- 最終処理日
-
機会データが修正された最後の日付
- 販売オフィス
-
取引先の販売関係を管理するために、会社のビジネスモデル内で明らかにされている部署。販売オフィスは、組織の販売活動の責任を負う保管場所を識別するために使用します。
デフォルト
次のデフォルトロジックが適用されます。
- [販売先取引先 (tccom4110s000)]
- [販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000)]
- 注意
-
特別のイベントや状況への注意を引く、取引先、機会などにリンクされたメッセージ
- 郵便住所
-
すべてのメール (たとえば、オーダ確認、請求書) が送信される、顧客または発注先として定義されたアドレス。追加のオーダ固有アドレスを記録することもできます。
- 電話
-
取引先の電話番号
- ファックス
-
取引先のファックス番号
- 名前
-
取引先の名称
- 検索キー
-
検索キーを入力して機会を検索します。
注:デフォルトでは、最後の終止符の後の名称の最初の 16 文字を取得し、それらを大文字に変換します。たとえば、"J.Johnson" は、"JOHNSON" になります。つまり、J.Johnson L.t.d. ではなく J.Johnson Ltd. と入力してください。