販売オーダ確約ライン構成要素 (tdsls4563m200)

セッションの目的: 期日内の納入の確約が可能または不可能な販売オーダ構成要素ラインの表示およびメンテナンスを行います。

オーダ確約状況が [合格] に設定されているラインは、期日内納入を確約できます。

次のラインでは、期日内の納入を確約できません。

  • 有効在庫のチェック待ちのライン。このラインでは、オーダ確約状況が [保留] に設定されています。
  • 当該ラインを期日内に納入するだけの在庫が不足しているライン。このラインでは、オーダ確約状況が [不合格] に設定されています。
  • 在庫チェックの処理中にエラーが発生したライン。このラインでは、オーダ確約状況が [例外] に設定されています。

適切なメニューで使用可能なオプションは、次のとおりです。

  • [在庫販売オーダのチェック]

    在庫販売オーダのチェック (tdsls4217m000) セッションを開始します。このセッションでは、ラインに対して入手可能な在庫をチェックできます。
  • 在庫オプション

    このメニュー上で在庫オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • 計画オプション

    このメニュー上で計画オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • 有効在庫オプション

    このメニュー上で ATP オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • 生成オプション

    このメニュー上で生成オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • [合格に強制設定]

    在庫が不足している場合でも、オーダ確約状況が [合格] に設定されます。
  • [不合格に設定]

    ライン状況が [例外] になっているラインを [不合格] に設定します。[例外] ラインとは反対に、[不合格] ラインは [在庫販売オーダのチェック (tdsls4217m000)] セッションでの在庫チェックに含めることができます。
  • [メッセージログ]

    [メッセージログ (tcstl1500m000)] セッションを開始します。このセッションで、[例外] 状況のラインに対するエラーメッセージを表示できます。
  • [オープンライン]

    状況が [不合格]、[保留]、および [例外] のラインのみが表示されます。
オーダライン

通常はオーダの入力時に、それぞれの新規顧客オーダに割り当てられた一意の管理番号。販売オーダ番号は、オーダ約定、基準生産、原価計算、請求などでしばしば使用されます。受注生産製品の場合、販売オーダ番号は完成品部品番号としても使用でき、終了作業によってスケジュールされた管理番号と見なすこともできます。

ライン

販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号

連番

販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号

品目

販売される主品目のコード

オーダ数量

販売オーダラインのオーダ数量

オーダ数量

販売オーダラインのオーダ数量を表す単位

構成要素連番

販売オーダライン構成要素連番

品目

構成要素品目コード

オーダ数量

主品目を製造するために必要な構成要素オーダ数量 (販売単位で表示)

デフォルト

販売オーダラインのオーダ数量 × [正味数量] 
            
販売単位

品目が販売される単位

納入タイプ

販売オーダ構成要素ラインの納入タイプ

指定可能な値

  • [倉庫]
  • [クロスドッキング]
  • [購買]
  • [直送]
倉庫

商品の出荷元の倉庫

計画納期

オーダ/スケジュールラインの品目を納入しなくてはならない計画日。計画納期は、オーダ日/スケジュール生成日より前であってはなりません。

デフォルト

販売オーダラインの[計画納期]

計画入庫日

顧客が構成要素品目を受け取る予定日

オーダ確約状況

販売見積ライン、販売オーダラインまたは販売構成要素ラインを顧客に対して約束できるかどうか、在庫チェックを実行する必要がまだあるのか、あるいはラインの不十分な在庫状況を解決する必要がまだあるのかを知らせる状況

指定可能な値

合格

顧客にラインを予定どおりに納入できます。

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 十分な在庫があるか、在庫不足オプションが正常に実行された
  • 利用可能な在庫でラインをチェックする必要がない
不合格

顧客にラインを予定どおりに納入できません。

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 十分な在庫がないか、在庫不足オプションが正常に実行されなかった
  • [例外]状況のラインは、マニュアルで[不合格]に設定します。

    次のセッションで実行できます。

    • [販売見積確約ライン (tdsls1501m200)]
    • [販売オーダ確約ライン (tdsls4101m400)]
    • [販売オーダ確約ライン構成要素 (tdsls4563m200)]
    • [販売オーダ確約ライン (tdsls4117m000)]
保留

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 利用可能な在庫をまだチェックする必要がある
  • [合格]または[不合格]のラインがマニュアルで変更され、利用可能な在庫の新たなチェックが必要である
例外

在庫チェック処理で、状況が[合格]または[不合格]のどちらであるかを判断できません。可能な場合は、[メッセージログ (tcstl1500m000)] セッションでエラーメッセージがログに記録されます。

エラーはマニュアルで解決する必要があります。