販売オーダライン構成要素の倉庫への発行 (tdsls4563m000)
セッションの目的: 販売オーダ構成要素ラインを倉庫管理に発行します。
販売オーダ構成要素ラインを倉庫管理に発行するには、適切なメニュー上で以下のいずれか 1 つを選択する必要があります。
- [倉庫管理に発行します。 ]。個々の販売オーダ構成要素ラインを
- [ ]。主品目にリンクしているすべての構成要素ラインを一度に発行します。
このセッションでは倉庫管理へ発行待ちの構成要素ラインで [納入タイプ] が、[倉庫]、[クロスドッキング] または [購買] に設定されているもののみが表示されます。
- オーダライン
-
通常はオーダの入力時に、それぞれの新規顧客オーダに割り当てられた一意の管理番号。販売オーダ番号は、オーダ約定、基準生産、原価計算、請求などでしばしば使用されます。受注生産製品の場合、販売オーダ番号は完成品部品番号としても使用でき、終了作業によってスケジュールされた管理番号と見なすこともできます。
- ライン
-
販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
- 連番
-
販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
- 構成要素連番
-
販売オーダ構成要素ラインの連番
- 品目
-
販売される主品目のコード
- オーダ数量
-
販売オーダラインのオーダ数量
- オーダ数量
-
品目が販売される単位
- 品目
-
構成要素の品目コード
- オーダ数量
-
主品目を製造するために必要な構成要素のオーダ数量 (販売単位で表示)
デフォルト
販売オーダラインのオーダ数量 ×[正味数量]
- 販売単位
-
品目が販売される単位
- 倉庫
-
商品の出荷元の倉庫
標準の倉庫デフォルトロジック
- 製品バリアント ([品目 (tcibd0501m000)] セッションでデフォルト供給ソースが[組立]に設定されている品目の場合のみ)
- 出荷先取引先
- 品目販売データ
- 販売オーダヘッダ
- ユーザプロファイル
- 品目オーダデータ
- 販売オフィス
- 倉庫連番
-
構成要素ラインが倉庫管理に発行された後に作成される (予定の) 倉庫オーダラインに発行される連番
構成要素ラインと次の間のリンクは、この番号に基づいています。
- 出庫/入庫オーダライン
- 計画在庫処理
- 在庫約定
- 財務統合取引
- 数量単位固定
-
このチェックボックスがオンの場合、数量単位を固定します。これらの商品を、数量単位に属する単位とは別の梱包単位で出荷することはできません。
注:商品を出荷する際に、オーダ数量によって問題が起こらないかどうかをチェックします。
例
数量単位 箱数 オーダ数量 10 パレット (10 箱入り) [品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションの設定は次のとおりです。
- [超過納入を許可]チェックボックスがオンになっている
- [許容範囲タイプ]フィールドが[割合]に設定されている
- [アクション]フィールドが[ブロック]に設定されている
- [最大許容率]フィールドの値は 15
したがって出荷可能な最大数は 11 パレット、合計で 110 箱となります。12 パレットを出荷したくとも、許容率の 15% を超過するため、商品を出荷できません。
注:倉庫が WMS 管理で、[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションの倉庫の[単位の固定]チェックボックスがオフの場合、このチェックボックスはデフォルトでオフになっており、変更できません。
- 納入タイプ
-
販売オーダ構成要素ラインの納入タイプ
指定可能な値
- [倉庫]
- [クロスドッキング]
- [購買]
- [直送]
- [適用なし]
- 状況
-
販売オーダ構成要素ラインの状況
指定可能な値
- フリー
-
販売オーダ構成要素ラインが作成されるか、または構成要素ラインの[納入タイプ]が変更されます。販売オーダ構成要素ラインを処理する準備が完了しています。
- 処理中
-
倉庫管理に対して、販売オーダ構成要素ラインが発行されたか、購買オーダまたは購買オーダ勧告が生成されました。
- 部分納入済
-
販売オーダ構成要素ラインに、一部出荷が記録されます。
- ファイナライズ
-
販売オーダ構成要素ラインに、最終出荷または最終購買納入が記録されます。この状況が変更されることはありません。
- 特急オーダライン
-
このチェックボックスがオンの場合、構成要素ラインは特急オーダラインです。
- オーダ日
-
オーダがマニュアルで指定された、または自動的に生成された日付
- 計画納期
-
オーダ/スケジュールラインの品目を納入しなくてはならない計画日。計画納期は、オーダ日/スケジュール生成日より前であってはなりません。
- 計画納期変更
-
計画納期が変更された回数を示します。
注:このフィールドは、次の場合にのみ有効になります。
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[顧客要求済納期の使用]がオンになっている
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[拡張在庫チェック]がオンになっている
- [オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションで[在庫チェック日時]がオンになっている
- 計画入庫日
-
顧客が構成要素品目を受け取る予定日
- 発行日
-
構成要素ラインを倉庫管理に発行する予定日
計画納期に納入できるようにするため、計画発行日を次のように計算します。
[計画納期] - 出庫リードタイム
- ロット選択
-
ロット品目の納入に対する特別な条件を選択できます。
指定可能な値
- 任意
-
入庫または出荷の対象商品に、特定のロット条件は付与されません。複数のロットを使用できます。
- 同一
-
入庫または出荷に任意のロットを選択できますが、入庫または出庫の全体を同一ロットにする必要があります。
- 特定
-
1 つの特定ロットのみの入庫または出荷ができます。
- ロット
-
特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。
[ロット選択]フィールドが[特定]に設定されている場合、次のセッションのいずれか 1 つからロットを選択できます。
- 品目 - ロット (whltc1100m000)
- 倉庫 - 品目 - ロット在庫 (whltc1505m000)
- ストックポイント在庫 (whinr1540m000)
注:- 各納品はこのロットから行うことが必要です。納入が行われ、[ロット選択]フィールドの値が[同一]の場合、[ロット選択]フィールドに、納入する次のロットのコードが入力されます。
- [ロットおよびシリアルセット (tcibd4111m000)] セッションで、1 つのロットをロット/シリアルセットにリンクさせることができます。[販売オーダライン構成要素の実際納入 (tdsls4166m000)] セッションで[ ]ボタンをクリックすると、その品目がリンクされているロット/シリアルセットを表示できます。
- シリアル番号選択
-
このフィールドにより、シリアル番号の選択方法が決まります (該当する場合)。品目のシリアル番号化は、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで定義できます。
指定可能な値
- 任意
-
特定のシリアル番号をオーダラインにリンクさせることはできません。したがって、シリアル番号の決定は倉庫管理によって行われます。ただし、非在庫品目の場合は購買管理によって行われます。
- 特定
-
オーダラインにリンクさせるシリアル番号を品目 - シリアルおよび倉庫 (whltc5100m000) セッションからマニュアルで選択できます。[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[在庫内シリアル]チェックボックスがオンになっている品目のみを選択できます。
- シリアル番号
-
販売される品目のシリアル番号
- 受渡条件
-
商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。
- 権利移動地点
-
法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。
- 初期要求納期
-
顧客の初期の要求済計画納期
注:このフィールドは、次の場合にのみ有効になります。
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[顧客要求済納期の使用]がオンになっている
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[拡張在庫チェック]がオンになっている
- [オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションで[在庫チェック日時]がオンになっている
- 顧客要求済納期
-
顧客の現在の要求済計画納期
注:このフィールドは、次の場合にのみ有効になります。
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[顧客要求済納期の使用]がオンになっている
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[拡張在庫チェック]がオンになっている
- [オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションで[在庫チェック日時]がオンになっている
- オリジナル確約納期
-
最初に在庫チェックを実行した後に決定される日付
注:このフィールドは、次の場合にのみ有効になります。
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[顧客要求済納期の使用]がオンになっている
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[拡張在庫チェック]がオンになっている
- [オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションで[在庫チェック日時]がオンになっている
- 納入パターン
-
納入のタイミングを決定するために使用するパターン
注:- 納入パターンは、[パターン (tcccp0690m000)] セッションで定義できます。
- このフィールドは、次の場合にのみ有効になります。
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで[拡張在庫チェック]がオンになっている
- [オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションで[拡張在庫チェック]がオンになっている
- [サイト別販売設定 (tdsls0511m000)] セッションで[拡張在庫チェック]がオンになっている
- [オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションで[納入パターンの使用]がオンになっている
- 記述
-
コードの記述または名称
- 経路
-
販売オーダの通常の納入先に基づく経路。デフォルトでは、この情報を出荷先取引先データから受信します。
- 運送業者/LSP
-
輸送サービスを提供する組織。デフォルトの運送業者を出荷先および出荷元の両取引先にリンクさせることができます。さらに、運送業者でソートした梱包リストの販売オーダおよび購買オーダを出力することができます。
オーダ処理および請求処理では、必ず運送業者を取引先として定義してください。
- 適合レポート
-
品目にリンクされた適合レポート
デフォルト
適合レポートコードのデフォルト値は、次の場所から取得されます。
- [販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッション (オーダラインにリンクしている契約ラインの場合)
- [品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッション
- [品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッション
- [販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションのオーダライン
- 確約ラインの在庫の再チェックを許可
-
このチェックボックスがオンの場合、在庫を再チェックするときに、販売オーダラインを必ず考慮します。
注:このチェックボックスは、[販売見積パラメータ (tdsls0100s100)] セッションの[拡張在庫チェック]フィールドを [Yes] に設定している場合にのみ表示されます。