販売オーダの取消 (tdsls4201s300)
セッションの目的: 販売オーダ、販売オーダライン、販売オーダ構成要素ライン、または販売オーダ納入ラインを取り消します。
以下のセッションの [
]、[ ]、または [ ] をクリックするとこのセッションを開始できます。- [販売オーダ (tdsls4100m000)]
- [販売オーダ (tdsls4100m900)]
- [販売オーダライン (tdsls4101m000)]
- [販売オーダライン数量および日付 (tdsls4101m300)]
- [バックオーダのメンテナンスおよび確認 (tdsls4125m000)]
- [販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100)]
- [販売オーダライン構成要素 (tdsls4163m000)]
取消処理を元に戻すことはできず、以下の結果が得られます。
- 販売オーダは、[販売オーダ (tdsls4100m000)] および [販売オーダ (tdsls4100m900)] セッションで、[取消済] 状況になります。これらのセッションからオーダが取り消されると、リンクするオーダラインもすべて取り消されます。
- [販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションおよび [販売オーダライン構成要素 (tdsls4163m000)] または [販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100)] セッションの [取消済] チェックボックスがオンになります。[販売オーダライン (tdsls4101m000)]、[販売オーダライン数量および日付 (tdsls4101m300)]、または [バックオーダのメンテナンスおよび確認 (tdsls4125m000)] セッションからオーダラインが取り消されると、リンクされた構成要素ラインまたは納入ラインも取り消されます。
- 剰余があるために構成要素ラインを持つ販売オーダラインが取り消しできない場合、販売オーダラインの終了 (tdsls4201s400) セッションで販売オーダラインおよびリンクされた構成要素ラインの終了を試みてください。
- 現在のセッションで、オーダまたはオーダラインに対する変更コードおよび確認コードを入力できます。それによって取引先との間でのオーダ変更やオーダ変更の受入の、コードによる通信が可能になります。ただし、これらのコードの入力は任意です。
制限
次の場合、販売オーダ (ライン) の取消はできません。
- オーダラインが出荷済/納入済である
- リンクしている販売オーダ構成要素ラインに剰余が存在する
- オーダラインが請求済である
- オーダの発生元が EDI であり [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで [EDI オーダ修正] チェックボックスがオフになっている
- オーダが会社間 EDI によって作成されている
- オーダの販売先取引先が有効でない
- 関連の分割払は請求済です
- [プロジェクト] フィールドが入力されていて、プロジェクトの状況がアーカイブまたは終了である
- 販売オーダラインがスケジュールラインから作成されていて、そのスケジュールラインの状況が 「処理済」 または 「取消処理中」 以外である
- リンクしている倉庫オーダを修正できない
- オーダラインがライン組立管理オーダにリンクしていて、このオーダが WIP 転送オーダである。そのため、販売オーダがラインの供給に使用されます。
関連処理
オーダまたはオーダラインを取り消す場合、リンクオーダやその他のデータも更新または削除する必要があります。そのため、アクションを実行します。
- 輸送オーダがリンクしている場合、その輸送オーダが削除されます。その輸送オーダ番号は、[リンクオーダラインデータ (tdsls4102s200)] セッションに保存されます。
- 倉庫管理における計画在庫処理を反転します
- 契約が販売オーダにリンクしているしている場合は、その契約タイプのコール数量が更新されます。
- [販売オーダタイプ (tdsls0594m000)] セッションで [需要販売を更新]/[不成立販売を更新] 機能が有効化されている場合は、その需要販売および不成立販売が更新されます。
- 取消タイプのオーダ履歴を履歴ファイルに書き込みます。
- 在庫約定を更新します。
- 購買オーダ勧告が生成されている場合は、LN によりその購買オーダ勧告が削除されます。その購買オーダ勧告番号は、[リンクオーダラインデータ (tdsls4102s200)] セッションに保存されます。
- 直送の結果として購買オーダがリンクされている場合は、リンクしている購買オーダラインが取り消されます。クロスドッキングの結果として購買オーダがリンクされている場合は、[クロスドッキングラインの取消] チェックボックスの設定により、LN によって行われるアクションが決まります。
LN で行われるのは、次のいずれかです。
- 購買オーダと販売オーダライン間のリンクのみを解除する
- リンクしている購買オーダを取り消す
- 取引先残高を書き直します。
- リンクしている出庫オーダラインを削除します。出庫オーダラインの状況により削除できない場合、そのラインは取り消されます。
- 必要であれば、転送オーダを削除します。
- 販売オーダライン別の関係を削除します。
- [販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションで [製品バリアント] フィールドが入力されている場合は、製品バリアントから販売オーダラインへの参照が削除されます
- オーダラインの出荷規則関連セットを削除します。
- 必要であれば、オーダブロックを削除します。
- オーダ
-
通常はオーダの入力時に、それぞれの新規顧客オーダに割り当てられた一意の管理番号。販売オーダ番号は、オーダ約定、基準生産、原価計算、請求などでしばしば使用されます。受注生産製品の場合、販売オーダ番号は完成品部品番号としても使用でき、終了作業によってスケジュールされた管理番号と見なすこともできます。
- ライン
-
販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
- 連番
-
販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
- クロスドッキングラインの取消
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このフィールドを使用して、クロスドッキングの結果として購買オーダが販売オーダラインにリンクしている場合に、LN によって行われるべきアクションを定義します。
このチェックボックスがオンの場合、 LN によりリンクしている購買オーダも取り消されます。
このチェックボックスがオフの場合、 LN により購買オーダラインとの 「リンク」 のみが解除され、購買オーダは取り消されません。
- 直送ラインの取消
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このチェックボックスがオンの場合、 直送の結果として購買オーダが販売オーダラインにリンクしている場合、LN によって、リンクしている購買オーダも取り消されます。
- 確認
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販売オーダヘッダに対する販売確認コード
- 変更オーダ連番
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販売オーダヘッダに対する変更オーダ連番
- 変更理由
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販売オーダヘッダに対する変更理由コード
- 変更タイプ
-
販売オーダヘッダに対する変更タイプ
注:変更のタイプが[オーダの取消]である
- 確認
-
販売オーダヘッダに対する販売確認コード
- 変更オーダ連番
-
販売オーダラインに対する変更オーダ連番
- 変更理由
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販売オーダラインに対する変更理由コード
- 変更タイプ
-
販売オーダラインに対する変更タイプ
注:変更のタイプが[オーダラインの取消]である
- オーダ
-
リンクしている購買オーダの番号
- ライン
-
販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
- 連番
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販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
- 購買確認
-
購買オーダヘッダに対する購買オーダ確認
- 変更オーダ連番
-
購買オーダヘッダに対する変更オーダ連番
- 変更理由
-
購買オーダヘッダに対する変更理由コード
- 変更タイプ
-
購買オーダヘッダに対する変更タイプ
注:変更のタイプが[オーダの取消]である
- 購買確認
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購買オーダラインに対する購買オーダ確認
- 変更オーダ連番
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購買オーダラインに対する変更オーダ連番
- 変更理由
-
購買オーダラインに対する変更理由コード
- 変更タイプ
-
購買オーダラインに対する変更タイプ
注:変更のタイプが[オーダラインの取消]である