販売オーダライン構成要素の実際納入 (tdsls4166m000)
セッションの目的: 販売オーダラインの構成要素ラインについての実際納入情報を表示します。
- オーダライン
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通常はオーダの入力時に、それぞれの新規顧客オーダに割り当てられた一意の管理番号。販売オーダ番号は、オーダ約定、基準生産、原価計算、請求などでしばしば使用されます。受注生産製品の場合、販売オーダ番号は完成品部品番号としても使用でき、終了作業によってスケジュールされた管理番号と見なすこともできます。
- ライン
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販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
- 連番
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販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
- 構成要素連番
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構成要素ラインの連番
- 状況
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構成要素ラインの状況
指定可能な値
- フリー
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販売オーダ構成要素ラインが作成されるか、または構成要素ラインの[納入タイプ]が変更されます。販売オーダ構成要素ラインを処理する準備が完了しています。
- 処理中
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倉庫管理に対して、販売オーダ構成要素ラインが発行されたか、購買オーダまたは購買オーダ勧告が生成されました。
- 部分納入済
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販売オーダ構成要素ラインに、一部出荷が記録されます。
- ファイナライズ
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販売オーダ構成要素ラインに、最終出荷または最終購買納入が記録されます。この状況が変更されることはありません。
- 品目
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構成要素の品目コード
- オーダ数量
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販売先取引先によってオーダされた品目の数量 (販売単位で表示)
- 販売単位
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品目が販売される単位
- 構成要素実際納入連番
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実際納入ラインの識別番号
- 消費連番
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消費の連番
- 納入数量
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販売単位または在庫単位で表され、販売先取引先に納入される商品の数量
- 実際納期
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商品が納入された日付
- 納入記録日
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納入が登録された日付 (つまり、ユーザが納入を確認した日付と時刻)。この日付は、入庫日と異なる場合があります。入庫日は商品の実際の納入に基づいているためです。
注:この日付は、過去の標準原価を計算し、評価方法として低価法 (LCMV) に関連付けるために製造で使用されます。
- 消費数量
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販売オーダライン品目の納入のために、使用が予想される、またはすでに使用された数量
オリジナル納入が挿入されると、消費数量は納入数量に等しくなります。完成した販売オーダライン品目を作成するために、納入数量の一部が使用されると、このフィールドが更新されます。
- 消費日付
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完成した販売オーダライン品目を作成するために、このライン上の納入数量が使用された日付
- 処理済
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このチェックボックスがオンの場合、構成要素の出荷に基づいて、このラインで出荷の処理が処理済になっており、[販売オーダ実際納入ライン (tdsls4106m000)] セッションの実際納入情報が更新済です。
- 受渡条件
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商品の納期に関する条件または合意
- 権利移動地点
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法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。
- 出荷
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出荷の識別番号。倉庫管理によって納入に割り当てられます。
- 出荷ライン
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出荷詳細の個別ライン
- 入庫 ID
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納入が購買管理 (PUR) によって実行される場合の、入庫の識別番号
- 入庫ライン
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納入が購買管理 (PUR) によって実行される場合の、入庫ラインの識別番号
- 経路
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倉庫から出荷先取引先または出荷元取引先の倉庫への移動ラインとその逆の移動ライン。同一地域または都合のよい経路にあるグループ取引先への経路を使用します。
住所を経路で整理することにより、経路でソートしたピッキングリストと出荷ノートを出力することができます。
- 運送業者/LSP
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輸送サービスを提供する組織。デフォルトの運送業者を出荷先および出荷元の両取引先にリンクさせることができます。さらに、運送業者でソートした梱包リストの販売オーダおよび購買オーダを出力することができます。
オーダ処理および請求処理では、必ず運送業者を取引先として定義してください。
- ロット
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納入に使用されるロット
注:[ロットおよびシリアルセット (tcibd4111m000)] セッションで、1 つのロットをロット/シリアルセットにリンクさせることができます。品目がリンクしているロット/シリアルセットを表示するには[ ]ボタンをクリックします。
デフォルト
- 通常の販売オーダの場合、ロットは出荷の確認後に倉庫管理から取得されます。
- 直送の販売オーダの場合、[納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000)] セッションによって直送の情報が販売管理に送信された後で[購買入庫 (tdpur4106m000)] セッションからロットが取得されます。
- シリアル番号
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販売された品目のシリアル番号
注:[販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッション内でシリアル番号付品目の[オーダ数量]が複数あり、そのシリアル番号付品目が在庫に保持されている場合 ([品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[在庫内シリアル]チェックボックスをオンにすることによって定義可能)、倉庫管理で出荷が確認された後、または直送オーダの使用時に事前出荷通知を受領した後で、[販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100)] セッションで各シリアル番号に対応する個別の販売オーダ納入ラインが生成されます。
[ロットおよびシリアルセット (tcibd4111m000)] セッションで各シリアル番号は個々のロット/シリアルセットにリンクされます。
シリアル番号付品目を在庫に保持しない場合、販売オーダラインまたは納入ライン上のシリアル番号が保存されません。ただし、ロット/シリアルセットのみは[ロットおよびシリアルセット (tcibd4111m000)] セッションで保存されます。このロット/シリアルセットには、複数のロットまたはシリアル番号が含まれています。
[
]ボタンをクリックすると、実際納入ラインにリンクされているシリアルセットおよび該当のシリアルセットにリンクされているシリアル番号を表示できます。デフォルト
- 通常の販売オーダの場合、シリアル番号は出荷の確認後に倉庫管理から取得されます。
- 直送の販売オーダの場合、[納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000)] セッションによって直送の情報が販売管理に送信された後で[購買入庫 (tdpur4106m000)] セッションからシリアル番号が取得されます。