販売オーダライン (tdsls4101m900)

セッションの目的: 特定の販売オーダラインにリンクしている納入ラインの表示、入力、メンテナンスおよび処理を行います。

このセッションを使用して、販売オーダラインを複数の納入ラインに分割できます。販売オーダラインと納入ラインは、1 つの画面に表示されます。このセッションでは、販売オーダラインフィールドのメンテナンスはできません。

オーダラインの分割は、販売オーダラインに関する納入が次の条件を満たしている場合に可能になります。

  • 異なる倉庫から取得する必要がある
  • 異なる日に行う必要がある
  • 異なる住所に納入する必要がある

販売オーダラインに最初の納入ラインを生成するには、[納入ライン] タブの適切なメニューで、[ラインの生成] をクリックします。それ以降の納入ラインは、[新規納入ライン] ボタンを使用するか、納入ラインを選択して [納入ライン] タブの適切なメニューにある [納入ラインの分割] をクリックして、挿入することができます。

タブ

各タブ上のラインは次のセッションを参照します。

  • 納入ライン

    販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100) セッションを参照します。このタブ上で、販売オーダラインにリンクしている納入ラインの入力と表示ができます。より詳細な情報を表示するには、特定のラインをダブルクリックします。
  • [オーダ確約]

    販売オーダ確約ライン (tdsls4101m400) セッションを参照します。このタブで、納入ラインのオーダ確約状況の表示、その在庫のチェック、また必要であれば在庫不足の解消ができます。
  • 倉庫管理への発行

    販売オーダラインの倉庫への発行 (tdsls4501m140) セッションを参照します。倉庫管理 へ発行待ちの納入ラインを表示できます。納入ラインが発行済になると、現在のタブから削除されます。
  • 実際納入ライン

    販売オーダ実際納入ライン (tdsls4106m000) セッションを参照します。このタブで、販売オーダ納入ラインの実際納入情報を表示できます。
  • 請求書ライン

    販売オーダ請求ライン (tdsls4106m100) セッションを参照します。品目を納入する納入ラインのみ表示されます。各納入ラインに対して、納入数量のどの部分を承認 (請求) 可能とするか、および販売先取引先が納入数量のどの部分を不合格にできるようにするかを指定する必要があります。請求ラインが承認されると、請求にその請求ラインを発行できます。このタブには、請求待ちのラインおよびすでに請求に発行されたラインが表示されます。詳細については、次のトピックを参照してください: 顧客承認
  • バックオーダ

    バックオーダのメンテナンスおよび確認 (tdsls4125m000) セッションを参照します。部分的に納入済で、[バックオーダ数量] フィールドが指定済の納入ラインのメンテナンスおよび確認ができます。納入ラインを選択すると、そのラインを倉庫管理に発行できます。ラインが発行済になると、現在のタブから削除されます。
  • 関係

    販売オーダライン - 関係 (tdcms0141m000) セッションを参照します。このタブで、関係を表示したり販売オーダ納入ラインにリンクしたりできます。[手数料/リベートパラメータ (tdcms0100s000)] セッションの [関係のリンク先] フィールドが [販売オーダ] に設定されている場合、このタブは無効です。
  • モニタ

    販売オーダラインモニタ (tdsls4510m100) セッションを参照します。該当の販売オーダにリンクしている納入ラインをすべて表示できます。
注: 
  • 特定の納入ラインが [倉庫管理へ発行] タブまたは [請求ライン] タブで見つからない場合、その納入ラインはまだ発行の準備が完了していないと考えられます。[販売オーダライン状況 (tdsls4534s000)] セッションで該当するラインにまず別の活動を実行する必要があるかどうかを検証できます。このセッションは、[納入ライン] タブの適切なメニューにある [状況] をクリックすると開始できます。
  • 納入ラインには、ゼロより大きい連番が付いています。
  • このセッションでは、販売オーダ納入ラインのバックオーダも表示できます。
オーダ

販売オーダの番号

ライン

販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号

オーダ日

オーダがマニュアルで指定された、または自動的に生成された日付

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、販売オーダヘッダから設定されます。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

価格

販売オーダライン単位価格 (販売オーダヘッダ通貨で表示)

注: 

[資材価格パラメータ (tcmpr0100m000)] セッションの販売の資材価格設定チェックボックスがオンの場合、この価格に資材価格が含まれます。

オーダ通貨

販売価格が示される貨幣単位

販売価格単位

品目の価格の基準となる単位

注: 

価格の基準単位は、品目の棚卸単位とは異なる場合があります。

値引率

販売オーダラインに適用する値引率

マルチレベル値引

このチェックボックスがオンの場合、マルチレベル値引が販売オーダラインに適用されます。

値引額

販売オーダラインの単位価格に対する値引額

合計正味額

合計オーダ額。これは、値引を差し引いたすべての販売オーダライン金額の累計値です。

  • 単位価格が 10 で、数量が 20、値引が 1
  • 正味額 = (単位価格 - 値引) × 数量
  • (10 - 1) × 20 = 180
品目

販売される品目のコード

プロジェクト

特定の品目を必要とするプロジェクトのコード

注: 

このフィールドには、製造またはプロジェクトからプロジェクトが入力されます。

製造

  • このフィールドにマニュアルでプロジェクトを入力する場合、品目をプロジェクトパートとしてマニュアルでプロジェクトにリンクさせる必要があります。これを行うには、適切なメニューメニューの[プロジェクトパーツ]をクリックします。
  • 販売オーダの[販売オフィス]が、プロジェクトの計算オフィスと同じ財務会社にリンクされている場合、このフィールドには任意のプロジェクトを入力できます。販売オーダの[販売オフィス]がプロジェクトの計算オフィスとは別の財務会社にリンクされている場合、[プロジェクト詳細 (tipcs2130m000)] セッションの PCS プロジェクトの財務会社への制限付き売上原価および収益チェックボックスの値により、選択されたプロジェクトをこのフィールドに入力可能かどうかが決まります。

プロジェクト

販売オーダラインの品目にペグが必要とされる場合、このフィールドにプロジェクトを指定します。このフィールドのデフォルト値は、[販売オーダ (tdsls4100m000)] セッションの[プロジェクト]フィールドから取得されます。

要素

プロジェクトにリンクされている要素

活動

プロジェクトにリンクされている活動

資材価格

合計資材価格

資材価格付加費用を除く価格

販売オーダラインの初期価格

資材価格付加費用

販売オーダラインに対するすべての合計資材価格付加費用

すべての資材に実際価格あり

このチェックボックスがオンの場合、販売オーダラインにリンクしているすべての資材について、資材実際価格が利用可能です。

オーダライン

販売オーダラインに最初に入力されていたオーダ数量

納入ライン

販売オーダラインの現在のオーダ数量

注: 

現在の合計数量は、販売オーダラインにリンクしているすべての納入ラインのオーダ数量の合計です。

販売単位

品目が販売される単位