販売契約ライン (tdsls3501m000)
セッションの目的: 販売契約ラインの表示、入力およびメンテナンスを行います。
このセッションは次の方法で開始できます。
- [販売契約 (tdsls3500m000)] 概要セッションから、適切なメニューの [ ] をクリックする
- [販売契約 (tdsls3600m000)] セッションから、販売契約ラインを選択してダブルクリックする
- スタンドアロンで実行する。
- 個々の販売契約ラインを有効化、無効化、または終了できます。したがって、同じ販売契約に含まれる複数の販売契約ラインがそれぞれ異なる状況を示す場合もあります。
- [販売契約 (tdsls3500m000)] セッションでいずれかの状況オプションをクリックすると、すべての販売契約ラインが同じ状況に変更されます。
- 契約ライン状況が [有効] または [終了] の場合は、その契約ラインは変更できません。契約ライン状況が [有効] である場合は、販売オーダまたは販売スケジュールを契約にリンクすることができます。
- [使用中の契約価格] チェックボックスがオフになっている場合は、価格と値引を現行セッションで入力します。[使用中の契約価格] チェックボックスがオンになっている場合は、価格と値引を販売契約価格 (tdsls3103m000) セッションで入力します。価格と値引は現行セッションでは変更できなくなります。
- [販売オフィス (tdsls0512m000)] セッションの [契約検索の顧客品目コードをスケジュールに使用] チェックボックスがオンで、顧客品目が異なる場合には、同じ品目に対して複数の契約ラインを作成できます。
- 契約
-
販売契約の番号
- 販売先取引先
-
企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署
販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
- 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
- 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
- 受渡条件
- 関連する出荷先取引先および請求先取引先
- ライン
-
販売契約ラインの番号
- 販売オフィス
-
取引先の販売関係を管理するために、会社のビジネスモデル内で明らかにされている部署。販売オフィスは、組織の販売活動の責任を負う保管場所を識別するために使用します。
- 価格グループ
-
販売契約は、1 つまたは複数の品目や価格グループに対して定義できます。
このフィールドに入力した場合は、契約ラインまたは価格改訂の価格と値引はこの価格グループのすべての品目に適用されます。
品目グループと価格グループの両方に関連した契約ラインの合意は入力できません。価格グループ別の合意については、次の条件が適用されます。
- 納入スケジュールは定義できません。
- 数量を指定する必要があります。
- 契約が有効化されている場合は、[価格]および[価格帳]フィールドを両方とも空白にすることはできません。
- [/]フィールドに入力する必要があります。
- [品目]フィールドに入力し、[価格グループの全品目に対し契約を適用]チェックボックスをオンにする必要があります。
- 価格グループ内のすべての品目に関して契約を入力する必要があります。
- 同じ契約内の同じ価格グループに、複数の契約ラインを入力することはできません。
- 各価格グループに関して、期間ごとに取引先と締結できる通常契約は 1 件のみです。
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
注:- 品目は、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで定義できます。
- 品目グループと価格グループの両方に関連した契約ラインの合意は入力できません。
- 合意数量
-
契約の合意条件にしたがって納入しなければならない数量。契約数量は常にゼロより大きくなければなりません。
注:販売単位が次の単位タイプである場合、自動で[品目の寸法 (tdsls4811s000)] セッションを開始します。
- [長さ]
- [面積 (m2)]
- [容積]
[品目の寸法 (tdsls4811s000)] セッションでは、品目の物理的寸法をメンテナンスして数量を計算することができます。
- 販売単位
-
品目が販売される単位
- 販売単位
-
棚卸単位で示される契約数量
- 画像
-
品目の画像。[品目 (tcibd0501m000)] セッションの画像フィールドからデフォルト値が取得されます。
- 使用中の契約価格
-
このチェックボックスがオンの場合、価格と値引は、販売契約価格 (tdsls3103m000) セッションでリンクされている販売契約価格改訂から取得されます。
このチェックボックスがオフの場合、価格と値引は、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションから取得されます。
注:適切なメニューから、[販売契約価格]をクリックすると、[販売契約価格 (tdsls3103m000)] セッションで契約ラインの価格改訂を指定できます。
- 価格
-
ライン品目に対する契約価格
一度に販売される数量または販売日によって価格が異なる場合は、価格帳ライン (tdpcg0131m000) セッションを使用してその価格をグレード別に記録する必要があります。
注:- 一般品目についての価格レコードは定義できません。
- ミスを防ぐため、デフォルト価格は提供されません。
- 契約における品目が有効化コードの場合、価格に更新価格が含まれます。特定の所要量の更新価格は、要件 (tcuef0106m000) セッションで定義できます。特定の有効化コードの更新価格は、有効化コード (tcuef0102m000) セッションで表示できます。
- [販売契約パラメータ (tdsls0100s300)] セッションの[ゼロ価格を許可]チェックボックスがオンの場合、このフィールドにゼロ (0) 価格を指定できます。
- [資材価格パラメータ (tcmpr0100m000)] セッションの販売の資材価格設定チェックボックスがオンの場合、この価格に資材基準価格が含まれます。
- /
-
販売価格単位
- 値引率
-
品目の単一値引率。この単一値引率は、合計金額に適用されます。
より多くのレベルの値引率を入力するには、[ライン値引 (tdpcg0200m200)] セッションにズームします。[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションの[値引レベル数]フィールドに入力した値によって、[ライン値引 (tdpcg0200m200)] セッションで最大 5 つのレベルの値引を定義できるかどうかが決定されます。
注:値引率を入力できるのは、[値引額]フィールドと[値引スケジュール]フィールドが空白の場合に限ります。
- 値引額
-
品目の単一値引額。この単一値引額は、合計金額に適用されます。
より多くのレベルの値引金額を入力するには、[ライン値引 (tdpcg0200m200)] セッションにズームします。[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションの[値引レベル数]フィールドに入力した値によって、[ライン値引 (tdpcg0200m200)] セッションで最大 5 つのレベルの値引を定義できるかどうかが決定されます。
注:値引金額を入力できるのは、[値引率]フィールドと[値引スケジュール]フィールドが空白の場合に限ります。
- マルチレベル値引
-
このチェックボックスがオンの場合、マルチレベル値引が販売契約ラインに適用されます。
- 契約ライン状況
-
販売契約ラインの状況
各契約ラインに割り当てられる状況は次のとおりです。
-
[フリー]
新規に作成した契約ラインの状況は[フリー]に自動設定されます。変更を加えることができるのは[フリー]状況の契約ラインのみです。 -
[有効]
[有効]状況の契約ラインには、販売オーダ、スケジュール、または見積をリンクできます。状況が[有効]であり、[販売契約パラメータ (tdsls0100s300)] セッションの[契約状況変更は常時可]チェックボックスがオフになっている場合は、その契約を無効化することができません。 -
[終了]
終了した契約ラインは使用できなくなります。
次のコマンドを使用して、各契約ラインに状況を割り当てることができます。
- [有効化]
- [無効化]
- [終了]
注:- [販売契約 (tdsls3500m000)] セッションで状況が[フリー]または[有効]の販売契約には、新しい契約ラインを入力できます。
- 契約レベルでの状況は、[販売契約 (tdsls3500m000)] セッションでメンテナンスできます。その場合、契約の契約ラインはすべて同じ状況となります。
-
- 品目コードシステム
-
品目をコード化する、外部の代替方法。コーディングシステムは、一般標準システム (EAN など) または特定の取引先に依存するシステムを使用できます。
注:代替品目コードを使用した場合は、品目コードシステムも[品目コードシステム (tcibd0106m000)] セッションで指定する必要があります。
品目グループと価格グループの両方に関連した契約ラインの合意は入力できません。
- 顧客品目
-
コーディングシステムの品目コード。この品目コードは、社内で使用されている品目コードに自動変換されます。このように変換することで、たとえば、オーダ入力時に購買元取引先の品目コードまたは販売先取引先の品目コードを使用できます。
取引先品目コードは、品目コードシステム - 品目 (tcibd0104m000) セッションで指定できます。
- 設計品目改訂
-
設計品目の改訂
- 有効化コード
-
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
注:- [有効化構成パラメータ (tcuef0100s000)] セッションで需要入力時に有効化コードを生成チェックボックスがオンになっていて、この販売契約ライン上の品目が有効化構成の場合、有効化コードが自動的に挿入されます。生成されるコードは、[有効化構成パラメータ (tcuef0100s000)] セッションの[デフォルトシリーズ]フィールドから取得されます。
- [有効化構成パラメータ (tcuef0100s000)] セッションで[需要入力時に有効化コードを生成]チェックボックスがオフになっていて、この販売契約ライン上の品目が有効化構成の場合は、有効化コードはデフォルトで 0 (ゼロ) となります。[ ]ボタンをクリックして有効化コードを作成できます。これで、所要量を選択して有効化構成品目をモデル化できます。
- [[有効化コード (tcuef0102m000)] セッションで有効化コードを構成します。有効化コードを販売契約ライン上に構成して、オプション材料の使用が必要なことを示すことができます。 ]をクリックして、
- サイト
-
品目を納入する必要のあるサイトのコード
- 倉庫
-
品目を納入する必要のある倉庫のコード
注:このフィールドは、[サイト]が指定されている場合に有効となります。
- 価格グループの全品目に対し契約を適用
-
このチェックボックスをオンにすると、[価格グループ]フィールドに表示されている価格グループのすべての品目に販売契約が適用されます。
注:価格グループの契約を記録する場合は、次の内容が適用されます。
- その価格グループに属する品目のいずれかを[品目]フィールドと[記述]フィールドに入力する必要があります。
- [販売単位]フィールドを入力する必要があります。
- [/]フィールドは空の状態のままにすることができます。
- 1 つの契約の同一価格グループに、複数の契約ラインを記録することはできません。
- 特定の期間に価格グループごとに 1 つの取引先に対して 1 つの通常契約を結ぶことができます。
- 契約日
-
契約がシステムに入力される日付
デフォルト
デフォルトの契約日は、[販売契約 (tdsls3500m000)] セッションから取得されます。
注:契約は、期間が一致するいくつかの契約ラインから構成されています。しかし、顧客との合意が結ばれた日時は異なる場合があります。
- 発効日
-
そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
注:オーダまたはスケジュールとの関係が存在できるのは、オーダライン上のオーダ日付またはスケジュールライン上の開始日が、契約の有効期間内にある場合のみです。
- 有効期限
-
レコードが有効である最終日。失効時間を指定しない場合、有効性は有効期限の最後、つまり 24:00 に終了します。
注:オーダまたはスケジュールとの関係が存在できるのは、オーダライン上のオーダ日付またはスケジュールライン上の開始日が、契約の有効期間内にある場合のみです。
- 有効期限超過に対するアクション
-
契約ラインの有効期限を越えた場合に実行されるアクションを選択します。
注:- [販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオンの場合、契約ラインを販売スケジュールにリンクさせると、スケジュールヘッダの生成日が契約ラインの有効期限を超えていないかどうかがチェックされます。スケジュールラインが追加されると、このチェックも実行されます。
- [スケジュールに契約を使用]チェックボックスがオフの場合、契約ラインを販売スケジュールにリンクさせると、スケジュールラインの開始日が契約ラインの有効期限を越えていないかどうかがチェックされます。
- 契約ラインを販売オーダラインにリンクさせると、[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションの販売価格日付タイプフィールドで設定されているオーダラインの日付が契約ラインの有効期限を超えていないかどうかがチェックされます。
デフォルト
このフィールドのデフォルト値は、[販売契約パラメータ (tdsls0100s300)] セッションの[有効期限超過に対するアクション]フィールドから取得されます。
指定可能な値
- 契約のスキップ
-
契約ラインは販売オーダラインまたは販売スケジュールにはリンクされません。契約ライン上で許容範囲を定義すると、契約がスキップされる前に有効期限または最大数量を超過できます。
- 契約の採用
-
契約有効期間の超過に関係なく、契約ラインは販売オーダラインまたは販売スケジュールにリンクしています。
- 対話式
-
販売オーダラインが作成されると、契約ラインを販売オーダラインにリンクするかどうかの質問が表示されます。販売スケジュールに対して、このオプションは適用されず、許容範囲を使用しない[契約のスキップ]オプションとして機能します。
- 有効期限許容範囲
-
契約ラインにリンクできなくなる前に有効期限を超過できる、日で表される期間。日付がこの許容マージン以内にある場合、契約ラインの有効期限について通知されます。
注:[有効期限超過に対するアクション]が[契約のスキップ]に設定されている場合にのみこのフィールドに入力できます。
- 顧客オーダ
-
オーダまたは販売先取引先別契約に割り当てられた番号(販売先取引先の購買契約番号など)。顧客オーダ番号は、販売契約ラインを識別するために使用できます。
注:[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションの顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスがオンの場合、この顧客オーダ番号が受信販売発行の顧客オーダ番号と照合されます。
デフォルト
この値には、[販売契約 (tdsls3500m000)] セッションの[顧客オーダ]フィールドの値が自動的に入力されます。
- 偏差のある顧客オーダへのアクション
-
受信販売発行の顧客オーダが指定され、現行セッションの[顧客オーダ]と異なる場合に開始する必要があるアクション
指定可能な値
- ブロック
-
販売発行を販売スケジュールに変換することはできません。販売発行で顧客オーダ番号を更新するか、販売発行にリンクされた顧客オーダの新しい契約ラインを作成する必要があります。
- 販売発行の継続
-
販売発行の[顧客オーダ]は、販売契約ラインの顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
- 販売契約の継続
-
販売契約ラインの[顧客オーダ]は、販売発行の顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
デフォルト
この値には、[販売契約 (tdsls3500m000)] セッションの[偏差のある顧客オーダへのアクション]フィールドの値が自動的に入力されます。
- 偏差のある空の顧客オーダへのアクション
-
受信販売発行の顧客オーダが指定されておらず、現行セッションの指定された[顧客オーダ]と異なる場合に開始する必要があるアクション
指定可能な値
- ブロック
-
販売発行を販売スケジュールに変換することはできません。販売発行で顧客オーダ番号を更新するか、販売発行にリンクされた顧客オーダの新しい契約ラインを作成する必要があります。
- 販売発行の継続
-
販売発行の[顧客オーダ]は、販売契約ラインの顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
- 販売契約の継続
-
販売契約ラインの[顧客オーダ]は、販売発行の顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
デフォルト
この値には、[販売契約 (tdsls3500m000)] セッションの[偏差のある空の顧客オーダへのアクション]フィールドの値が自動的に入力されます。
- 顧客契約参照
-
品目のモデル、部品、または年度と、販売先取引先を含む識別子。この参照は、販売契約ラインを識別するために使用されます。
注:[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションの顧客契約参照をスケジュールに使用チェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドの値を指定できます。この顧客契約参照は、受信販売発効の顧客契約参照と比較されます。
デフォルト
[販売契約 (tdsls3500m000)] セッションの値
- 標準記述
-
このチェックボックスがオンの場合、 品目依存のテキストと契約ラインのテキストの両方が、契約確認に出力されます。
このチェックボックスがオフの場合、契約確認には契約ラインテキストのみが出力されます。
注:- テキストボタンをクリックして、契約ライン特定情報を契約ラインにリンクできます。
- [価格グループ]フィールドが入力されている場合、[標準記述]フィールドにはアクセスできません。
- 通貨
-
販売契約の金額を表す通貨
- 価格帳
-
指定された期間で有効な価格情報を保存できるエンティティ
価格帳には、次の要素が含まれています。
- 価格帳のコード、タイプ、および使用法を含む価格帳ヘッダ
- 品目を含む 1 つ以上の価格帳ライン
数量または価格境界値引スケジュールは価格帳にリンクできます。
注:[価格帳 (tdpcg0111m000)] セッションで、該当の価格帳について契約に使用チェックボックスがオンになっている
- 帳簿価格
-
価格帳に基づく品目の価格。該当する場合、更新価格が加算されます。品目のデフォルトの価格は、デフォルトの価格帳に保存されます。
注:[資材価格パラメータ (tcmpr0100m000)] セッションの販売の資材価格設定チェックボックスがオンの場合、この価格に資材基準価格が含まれます。
- 価格単位
-
(販売/購買) 価格が適用される単位
- 有効改訂価格
-
契約ラインで有効な、販売契約価格改訂から取得した価格
注:- このフィールドに価格が表示されるのは、現行セッションで 使用中の契約価格 チェックボックスがオンになっている場合のみです。
- [資材価格パラメータ (tcmpr0100m000)] セッションの販売の資材価格設定チェックボックスがオンの場合、この価格に資材基準価格が含まれます。
- 遡及請求価格変更あり
-
このチェックボックスがオンの場合、 遡及請求処理が行われていない価格変更ラインが存在します。
注:資材価格情報は遡及請求に含まれません。
- 価格単位
-
(販売/購買) 価格が適用される単位
- 価格
-
販売契約ライン品目の価格
この価格は、価格、帳簿価格、または 有効改訂価格 フィールドから取得されます。
- 資材価格
-
販売契約ライン品目の合計資材価格
注:契約ラインは資材価格付加費用を保持できないため、このフィールドでは合計資材基準価格が表示されます。
- 値引スケジュール
-
販売契約ラインにリンクされた値引スケジュール
値引スケジュールを販売契約ラインにリンクする場合、次の条件が必須となります。
- 値引スケジュールが[販売契約に使用]されている
- 値引スケジュールラインの発効日 ([値引スケジュール (tdpcg0121m000)] セッションの[発効日]フィールドに表示) が、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションの[発効日]と同じかそれより前
- 値引スケジュールの有効期限 ([値引スケジュール (tdpcg0121m000)] セッションの[有効期限]フィールドに表示) が、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションの[有効期限]と同じかそれより前
より多くの値引スケジュールを契約にリンクするには、[ライン値引スケジュール (tdpcg0521m100)] セッションにズームします。[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションの[値引レベル数]フィールドに入力した値によって、[ライン値引スケジュール (tdpcg0521m100)] セッションで最大 5 つのレベルの値引スケジュールを定義できます。
注:[値引率]または[値引額]フィールドに値を指定しないと、値引スケジュールは入力できません。
値引スケジュールは値引スケジュール (tdpcg0612m000) セッションで指定できます。
- 値引コード
-
値引の適用理由を示す方法。たとえば、顧客が大量のオーダをした場合に値引特典を与えることができます。販売請求書に値引を適用する場合または付加費用を加算する場合には、その理由を示す値引コードを入力できます。
付加費用と値引は、次のものに起因します。
- 標準値引
- 付加費用
- 未払の手数料
- 未払のリベート
- 値引率
-
契約ライン値引の結果による値引率。値引額合計は、契約 (総) 額の割合で表されます。
[値引率]の計算方法は次のとおりです。
[値引額] ÷ (合意数量 × 価格) × 100%
- 値引額
-
契約ライン値引額
注:この計算式で使用されるオーダ (契約) ライン値引は、[ライン値引 (tdpcg0200m200)] セッションで入力された値引レベルの合計です。
- 正味額
-
合意数量に基づいて計算される正味契約ライン金額
これは、次の公式で計算されます。
[合意数量] × [価格] - [値引額]
- 決定
-
このチェックボックスがオンの場合、契約値の合計を計算し、契約値引合計を契約に適用する場合に、選択した契約ラインが考慮されます。
- 適合
-
このチェックボックスがオンの場合、計算された値引率が選択した契約ラインに適用されます。
- 累計による価格計算
-
このチェックボックスがオンの場合、リンク済の販売オーダおよび販売スケジュールの合計累計数量に基づいて、価格帳および値引スケジュールから価格と値引が取得されます。
販売契約価格帳/値引スケジュールから取得される販売価格/値引は、次の計算に基づいています。
契約コール数量 + 販売オーダ/スケジュールライン数量 (契約ラインの合意数量の単位に変換)
注:この機能は、価格帳/値引スケジュールが契約にリンクされている場合にのみ適用されます。
例
販売契約ラインに入力される販売契約価格帳は、次のように定義されます。
値引 (最大) 数量単位 価格 10 個数 30 20 個数 20 30 個数 10 次の販売オーダラインが作成されます。
オーダライン オーダ数量 契約コール数量 (オーダラインの保存前) 価格決定の数量 価格 (価格帳から) 1 5 0 5 30 2 10 5 5 + 10 20 3 10 15 15 + 10 10 - 出荷時に価格と値引を再設定
-
このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールがこの契約ラインにリンクされている場合、出荷時に販売スケジュールラインの価格および値引が再計算されます。したがって、出荷される商品の納入済額に、実際の契約価格情報が反映されます。
価格と値引を再決定するタイミングは、販売スケジュールラインの[支払]フィールドの値によって異なります。
-
[貨物引換払]
販売スケジュール計画倉庫オーダラインの出荷が行われるときに価格と値引が再計算されます。入庫数量、棚卸単位、および実際の納期に基づいて価格と値引が再決定されます。 -
[使用払]
販売スケジュール計画倉庫オーダラインの消費が処理されるときに価格と値引が再計算されます。消費数量、棚卸単位、および消費日付に基づいて価格と値引が再決定されます。
このチェックボックスがオフの場合、販売スケジュールがこの契約ラインにリンクされている場合、販売スケジュールが承認されて計画済倉庫オーダが作成されたあとに価格と値引を再決定することはできません。
注:- このチェックボックスをオンに設定できるのは、[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオンの場合に限ります。
- 出荷済商品に関して再計算された価格と値引を表示するには、[販売スケジュール実際納入ライン (tdsls3140m100)] セッションと[販売スケジュール請求ライン (tdsls3140m200)] セッションの適切なメニューメニューにある[ ]をクリックして、価格と値引 (tdpcg1600m000) セッションを開始します。
-
- 最小数量
-
販売したい最小契約数量 (販売単位で表示)
取引先に販売する数量は、契約数量と異なることがよくあります。そのため、販売する最小数量を契約に記録できます。販売契約の評価 (tdsls3420m000) セッションを使用して、コール数量と最小契約数量の差異を計算します。
- 販売単位
-
販売したい最小契約数量 (棚卸単位で表示)
- 最大数量
-
販売したい最大契約数量 (販売単位で表示)
取引先に販売する数量は、契約数量と異なることがよくあります。そこで、販売する最大数量を契約に記録することができます。販売契約の評価 (tdsls3420m000) セッションを使用して、コール数量と最大契約数量の差異を計算します。
注:この最大数量に達した場合にどのようなアクションを実行するかについては、現行セッションの[最大数量超過時のアクション]フィールドに定義できます。
- 販売単位
-
販売したい最大契約数量 (棚卸単位で表示)
- 最大数量超過時のアクション
-
最大契約数量を超えた場合に実行されるアクションを選択できます。
注:- [販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオンの場合、契約ラインを販売スケジュールにリンクさせると、契約ラインのコール数量が最大契約数量を超えていないかどうかがチェックされます。スケジュールラインが追加されると、このチェックも実行されます。
- [スケジュールに契約を使用]チェックボックスがオフの場合、契約ラインを販売スケジュールラインにリンクさせると、スケジュールラインのオーダ数量が契約ラインの最大数量を超えていないかどうかがチェックされます。
- 契約ラインを販売オーダラインにリンクさせると、契約ラインのコール数量が最大契約数量を超えていないかどうかがチェックされます。
デフォルト
このフィールドのデフォルト値は、[販売契約パラメータ (tdsls0100s300)] セッションの[最大数量超過時のアクション]フィールドから取得されます。
- 最大数量許容範囲
-
販売オーダとスケジュールが契約ラインにリンクできなくなる前に最大契約数量を超過できる、販売単位で表される数量。数量がこの許容マージン以内にある場合、契約ラインの有効期限について通知されます。
注:[最大数量超過時のアクション]が[契約のスキップ]に設定されている場合にのみこのフィールドに入力できます。
- 最大数量許容範囲
-
販売オーダとスケジュールが契約ラインにリンクできなくなる前に最大契約数量を超過できる、在庫単位で表される数量。最大数量許容範囲が適用できる場合、契約ラインの有効期限について通知されます。
注:[最大数量超過時のアクション]が[契約のスキップ]に設定されている場合にのみこのフィールドに入力できます。
- 評価 [y/n/繰返し]
-
契約を (再) 評価する必要があるかどうかを指定します。
- 数量固定
-
このフィールドでは、合意契約数量が結合しているかどうかが示されます。
このチェックボックスがオンの場合、 [販売契約の評価 (tdsls3420m000)] セッションで次の数量間の差異がすべて出力されます。
- コール数量と最大契約数量
- コール数量と最小契約数量
このチェックボックスがオフの場合、最小契約数量または最大契約数量を超えた場合にのみ、[販売契約の評価 (tdsls3420m000)] セッションで差異が出力されます。この範囲の上限および下限は、合意数量の割合です。
- 最小オーダ数量
-
棚卸単位で示される最小オーダ数量
このフィールドは、情報提供の目的にのみ使用されます。
デフォルト
[品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションで指定された[最小オーダ数量]。数量がゼロの場合や、[品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションで品目と販売先取引先の組合せが存在しない場合は、デフォルトオーダ数量は[品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションから取得されます。
- 棚卸単位
-
販売単位で示される最小オーダ数量
このフィールドは、情報提供の目的にのみ使用されます。
- コール数量
-
このフィールドには、契約ラインにリンクしているすべての販売オーダ/スケジュールラインのコール数量の合計が、棚卸単位で表示されます。
コール数量は、契約にオーダまたはスケジュールがリンクされるたびに増加します。
- 棚卸単位
-
このフィールドには、契約ラインにリンクしているすべての販売オーダ/スケジュールラインに対するコール数量の合計が、販売単位で表示されます。
- 棚卸単位
-
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 請求数量
-
販売契約に関連する販売オーダ/スケジュール上の請求品目の合計数量 (棚卸単位で表示)
請求数量、発効日、および有効期限に基づいてデータを推定することで、有効期限の予測最終数量を計算できます。納入済販売オーダの処理 (tdsls4223m000) セッション/納入済販売スケジュールの処理 (tdsls3223m000) セッションを実行すると、契約に関連した各オーダまたはスケジュールラインごとに請求数量が増加します。
注:オーダ値引は計算されません。正味商品数量のみが合計されます。
- 棚卸単位
-
販売契約に関連する販売オーダ/スケジュール上の請求品目の合計数量 (販売単位で表示)
- コール金額
-
契約ラインにリンクしているすべての販売オーダ/スケジュールラインに対するコール金額の合計
コール金額、発効日および有効期限に基づいてデータを推定することで、有効期限における最終金額を計算することができます。コール金額は販売オーダ/スケジュールラインが契約ラインにリンクされるときに増額されます。
この (累計) 金額が更新されるタイミングは、次のとおりです。
- 販売オーダが契約にリンクしている場合は、販売オーダラインの入力中
- 販売スケジュールが契約にリンクしている場合は、スケジュールラインの承認中
- 請求額
-
販売契約にリンクしている販売オーダ/スケジュールライン上の合計請求金額
注:- 請求金額、発効日、および有効期限に基づいてデータを推定することで、有効期限の予測請求金額を計算できます。
- 請求金額は、[納入済販売オーダの処理 (tdsls4223m000)] セッション/[納入済販売スケジュールの処理 (tdsls3223m000)] セッションで更新されます。
- 出荷先取引先
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オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。
- 住所
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アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 窓口
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ビジネス取引の交渉相手。たとえば、担当窓口に質問、見積、フォローアップコール、ダイレクトメール、販売促進ギフトを送ります。担当窓口データには、名称、電話番号、E メールアドレスおよびその他の詳細情報が含まれます。
- 出荷先サイト
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品目の出荷先となるサイト
- 倉庫に出荷
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品目の出荷先となる倉庫
注:このフィールドは、[出荷先サイト]が指定されている場合に有効となります。
- 納入地点
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品目を納入する必要がある取引先の納入地点
- 適合レポート
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品目にリンクされた適合レポート
デフォルト
適合レポートコードのデフォルト値は[品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] または[品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションから取得されます。
- 中間荷受人
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発注先から送付された商品が統合され、通常は顧客の送信された最終移送先に出荷される前に再梱包される物流センタ。中間荷受人は、顧客または顧客を代行する運送業者に帰属します。
- 住所
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中間荷受人の住所
- 受渡条件
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商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。
- 権利移動地点
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法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。
- 商品フロー
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商品の納入方法を示します。
注:[販売スケジュール]が有効で、契約のラインにリンクされている場合、このフィールドは読取専用になります。
指定可能な値
- 倉庫納入
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商品が倉庫から納入されることを示します。
- 販売オーダ納入
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商品が販売オーダに従って納入されることを示します。
- 倉庫移動納入
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倉庫移動の結果として商品が納入されることを示します。
- 直送
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商品が直送処理に従って納入されることを示します。
- 購買元取引先
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直送するデフォルトの購買元取引先
注:- このフィールドは、[商品フロー]が[直送]に設定されている場合のみ適用されます。
- このフィールドは必須です。
- このフィールドのデフォルト値は、[オフィス別品目 - 販売 (tdisa0181m000)] セッションの[購買元取引先]から取得されます。
- 出荷元取引先
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直送するデフォルトの出荷元取引先
注:- このフィールドは、[商品フロー]が[直送]に設定されている場合のみ適用されます。
- このフィールドのデフォルト値は、[オフィス別品目 - 販売 (tdisa0181m000)] セッションの[出荷元取引先]から取得されます。
- スケジュール
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販売スケジュールを使用して契約納入が定義されていると、このフィールドに販売契約ラインにリンクされている販売スケジュールの番号が表示されます。
注:各販売スケジュールラインごとに、販売オーダラインが生成されます。
- 追加コストセット
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契約ラインにリンクされた追加コストセット
注:このフィールドは、契約ラインにリンクされた販売スケジュールにのみ利用できます。
- 税金分類
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その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。
たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。
- 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
- 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
- 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金
デフォルト
このフィールドのデフォルト値は、販売契約ヘッダから設定されます。
- 免税
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このチェックボックスがオンの場合、 免税が適用されます。
注:[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[免税レベル]パラメータの設定値によって次のように異なります。
- パラメータの設定値が[制限付]になっていて、このチェックボックスをマニュアルでオンにした場合、[税金コード]は[税金処理 (tctax0138m000)] セッションの[免税 販売]フィールドの値がデフォルト値となります。このチェックボックスをマニュアルでオフにした場合、税金コードは変更されません。
- パラメータの設定値が[拡張]となっていて、このチェックボックスをマニュアルでオンにした場合、[税金コード]は変更されません。このチェックボックスをマニュアルでオフにすると、[免税理由]フィールドと[免税証明書]フィールドは、内容が消去されて使用不可になります。
- 課税国
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税目的で使用する国
- 自己の税金番号
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法人または法人企業の識別に使用される番号。登記済の企業には、税務当局から税金番号が割り当てられています。取引先の税金番号を知っている必要があります。税金番号のない取引先は、個人として扱われます。
- 税金コード
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販売契約ラインに適用する税金コード
注:このフィールドに入力できるのは、[VAT] タイプの税金コードのみです。
- 取引先課税国
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取引先の税金 ID が登録されている国
- 取引先税金番号
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取引先の税金 ID
注:取引先の税金 ID は発効日です。取引先の税金 ID を正しく決定して表示するために、現在の日付を使用します。
- 免税証明書
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税務当局より、取引先に割り当てられた免税証明書
注:- このフィールドは、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションで[免税レベル]パラメータが[拡張]に設定されている場合のみ適用されます。
- このフィールドには、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[検索順序 (税金ライブラリ)] グループボックスで定義されているように、税金詳細の取得に使用される方法がデフォルト値として入ります。
- 免税理由
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販売先取引先が売上税を免除される理由
注:- 免税理由は販売請求書に出力されます。
- このフィールドは、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションで[免税レベル]パラメータが[拡張]に設定されている場合のみ適用されます。
- このフィールドには、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[検索順序 (税金ライブラリ)] グループボックスで定義されているように、税金詳細の取得に使用される方法がデフォルト値として入ります。
- 理由コードは、[契約日]によって評価されるため、[免税]タイプのコードにし、有効な日付にする必要があります。
- テキスト
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このチェックボックスがオンの場合、契約ラインテキストが存在します。