FAB/RAW 権限 (tdsls3134m000)
セッションの目的: 販売スケジュールに関して取引先から与えられた FAB および RAW 権限の表示や修正を行います。
販売スケジュールが承認された直後、または累積/権限がリセットされたときに、レコードがこのセッションに挿入されます。
各権限は、取引先から資材発行で送付された非参照スケジュールに関して使用します。
- リセット日
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スケジュールの累計/権限がリセットされる日時
- 高度 FAB 権限
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特定の販売スケジュールに関して取引先から受領した、高度 FAB 権限。取引先は、製造されたが出荷されていない品目のこの数量について支払の義務があります。
- 高度 RAW 権限
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特定の販売スケジュールに関して取引先から受領した、高度 RAW 権限。取引先は、品目のこの数量について購入した原材料について支払の義務があります。
- RAW 権限
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現在のフィールドに指定された品目の数量を製造するのに必要な原材料を購入するための、有効な権限
- 入庫累計
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取引先が販売スケジュールに関して受領した合計累計数量
- 優先所要累計
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販売スケジュールに関して最後に受信した EDI メッセージで取引先から受領した所要累積
- 最終出荷
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販売スケジュールラインに対する最終出荷の番号
- 前回入庫日
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取引先が販売スケジュールに対する品目を最後に受領した日付
- 改訂
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販売スケジュールの改訂を一意に識別する番号。販売スケジュール改訂番号は、取引先に送付される販売スケジュールの更新を示します。
- 発行日
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新規の FAB や RAW 権限など、販売スケジュールに対する新規の発行を受領した日付
- スケジュール
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資材の計画供給のタイムテーブル。販売スケジュールは、頻繁に納入される長期の販売をサポートします。品目、販売先取引先、出荷先取引先、および納入パラメータが同じである要求はすべて、同じ販売スケジュールに保存されます。
- スケジュールタイプ
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販売スケジュールの目的を指定する、販売スケジュールタイプ
指定可能な値
- 資材発行
- 出荷スケジュール
- 連続出荷スケジュール
- ピックアップシート
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 販売単位
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品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 連番
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新規レコードが、すでにあるレコードの[発行日]と同じ[発行日]で現在のセッションに追加された直後に増加する番号
- FAB 権限
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現在のフィールドに指定された品目の数量の製造を開始するための、有効な権限