販売スケジュール (tdsls3111m000)

セッションの目的: 販売スケジュールを表示またはメンテナンスします。

添付を表示するボタンをクリックすると、[オブジェクトリンク (dmcom8110m000)] セッションが開始され、任意のフォーマットの文書を販売スケジュールにリンクさせたり、リンクされている文書を表示したりすることができます。

注: 

販売スケジュールラインが承認済の場合は、販売スケジュールは修正できません。

スケジュール

販売スケジュールの番号

デフォルト値

デフォルト値を[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションの[販売オーダ/販売スケジュール番号グループ]フィールドに定義された番号グループから取得します。

発生元

販売スケジュールの発生元

指定可能な値

契約

販売オーダは、納入体系から販売オーダの生成 (tdsls3204m000) セッションを使用して販売契約の予定所要量から生成されます。

消費

販売委託請求オーダが生成されて、消費が登録されます。[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの外部所有権が選択されている場合に該当します。

CRM

販売オーダまたは見積は、別のソフトウェアアプリケーションから発生します。

EDI

販売オーダまたはスケジュールは外部の電子データ交換 (EDI) を使用して生成されます。

ファックス

販売オーダまたは見積は、ファックスから発生します。

関係会社間 EDI

販売オーダは内部の電子データ交換 (EDI) を使用して生成されます。

マニュアル

販売オーダ、スケジュール、または見積はマニュアルで指定します。

メール

販売オーダまたは見積は、メール要求から発生します。

オーダテンプレート

販売オーダは、販売オーダテンプレート (tdsls2505m000) または販売オーダテンプレート (tdsls2605m000) セッションを使用してテンプレートから生成されます。

機会

この販売見積は、機会 (tdsmi1610m000) セッションを使用して機会から生成されます。

電話

販売オーダまたは見積は、通話から発生します。

計画

販売オーダまたはスケジュールは、企業計画パッケージから発生します。販売オーダ/スケジュールは、VMI のオーダ/スケジュールであり、発注先自身の在庫から顧客の保管場所の VMI 倉庫に品目を転送するために使用されます。

購買

資材供給販売オーダまたはスケジュールは、購買オーダ資材供給ライン (tdpur4116m000) セッションまたは 外注の供給オーダの生成 (tdpur4216m000) セッションで生成されます。販売オーダ/スケジュールには、必要な資材を (製造元またはサービス組織の) [供給元倉庫]から外注先の[供給先倉庫]に転送するために使用する供給ラインが含まれています。

見積

販売オーダは、販売見積の処理 (tdsls1200m000) セッションを使用して販売見積から生成されます。

遡及請求

遡及請求販売オーダは、遡及請求販売オーダの生成 (tdsls3271d000) セッションを使用して生成されます。

サービス

販売オーダまたは見積は、サービスパッケージから発生します。

出荷

出荷基準追加コストを登録するために、販売出荷コストオーダが生成されます。詳細は、次の情報を参照してください: 追加コスト - 出荷基準

スケジュールタイプ

販売スケジュールの目的を指定する、販売スケジュールタイプ

注: 

[商品フロー]フィールドが[倉庫移動納入]に設定されている場合、このフィールドは必ず[出荷スケジュール]になります。

指定可能な値

資材発行
出荷スケジュール
連続出荷スケジュール
ピックアップシート

参照スケジュール

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールは参照スケジュールです。

例外あり

このチェックボックスがオンの場合、エラーメッセージが販売スケジュールにリンクされています。

エラーメッセージは、計画倉庫オーダが作成または更新されたときに生成することができ、メッセージログ (tcstl1500m000) セッションで表示できます。

改訂を使用

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールの販売スケジュールの改訂番号が使用されています。

デフォルト

  • 非参照スケジュールの場合は、このチェックボックスはオンになっていて変更できません。
  • 参照スケジュールの場合、このチェックボックスのデフォルト設定は、[スケジュール条件 (tctrm1131m000)] セッションの参照出荷スケジュールチェックボックスから取得されます。
注: 

次の状況に当てはまる場合は、このチェックボックスをオンにできません。

  • [販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオフになっている
  • 参照スケジュールの[商品フロー]は[倉庫移動納入]に設定されており、その[発生元]は[計画]または[購買]を読み取ります。
  • 販売スケジュールはピックアップシートにリンクされています。
  • 販売スケジュールは[連続出荷スケジュール]タイプです。

状況

販売スケジュールの状況は、販売スケジュール処理における販売スケジュールの段階を示します。

指定可能な値

作成済

販売スケジュール (改訂) が LN で作成済です。販売スケジュールの調整や承認が可能です。

調整済

販売スケジュール (改訂) に、調整処理で調整された販売スケジュールラインがあります。販売スケジュール (改訂) を承認できます。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの調整

承認済

販売スケジュール (改訂) は承認済であり、倉庫オーダまたは販売オーダに発行できます。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの承認

終了

販売スケジュール (改訂) は終了しており、すべての販売スケジュールラインは取消済または処理済です。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの終了

終了処理中

LN が販売スケジュール (改訂) を終了していますが、すべての販売スケジュールラインの取消または処理前に交換処理を完了できません。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの終了

交換済

販売スケジュール (改訂) は別の承認済改訂によって交換され、すべての販売スケジュールラインが交換済または処理済です。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの改訂

交換処理中

LN が販売スケジュール (改訂) を交換していますが、すべての販売スケジュールラインの交換または処理前に交換処理を完了できません。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの改訂

全スケジュール位置使用済

販売スケジュール (改訂) の販売スケジュールライン番号をすべて使い切っています。販売スケジュール (改訂) がこの状況になるのは、参照販売スケジュールの場合のみです。詳細は、次の情報を参照してください: 参照販売スケジュール

処理済

販売スケジュール (改訂) およびすべての販売スケジュールラインが処理済です。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの処理と削除

処理実行中

LN がこの販売スケジュール (改訂) を処理中ですが、すべての販売スケジュールラインが請求される前に処理を完了できません。詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールの処理と削除

ピックアップシートにリンク

このチェックボックスがオンの場合、この販売スケジュールのラインはピックアップシートにリンクしています。

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、[販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000)] セッションのピックアップシートの使用フィールドから取得されます。

顧客オーダをスケジュールに使用

このチェックボックスがオンの場合、受信販売発行顧客オーダ番号が、リンクされた販売契約ラインの顧客オーダ番号と比較されます。

デフォルト

[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションの顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスの値

契約

販売スケジュールにリンクされた販売契約

注: 

このフィールドは、[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオンの場合に入力されます。

位置

販売スケジュールにリンクしている販売契約ライン

契約オフィス

販売スケジュールが派生する販売契約ラインにリンクしている販売オフィス

注: 

1 つの販売スケジュールに関して、複数の販売オフィスを参照することはできません。

顧客オーダ

オーダまたは販売先取引先別契約に割り当てられた番号(販売先取引先の購買契約番号など)。顧客オーダ番号は、販売契約ラインを識別するために使用できます。

注: 

このフィールドのデータを管理する処理は顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスの設定に基づきます。

顧客契約参照

品目のモデル、部品、または年度と、販売先取引先を含む識別子。この参照は、販売契約ラインを識別するために使用されます。

注: 
  • このフィールドは、[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションの顧客契約参照をスケジュールに使用チェックボックスがオンの場合にのみ使用可能になります。この[顧客契約参照をスケジュールに使用]チェックボックスをオンにした場合、各販売スケジュールには一意の[顧客契約参照]が与えられます。したがって、販売スケジュール改訂が同じ契約参照番号で送信され、累計 (CUM) が契約参照番号別に登録されます。
  • このフィールドが変更された場合、スケジュールの顧客契約参照が、契約ラインの顧客契約参照と一致する必要があるため契約フィールドの値を再決定する必要があります。

輸送理由

輸送が行われる理由、たとえば修理、販売、転送などを示す理由コード

納入コード

商品輸送の支払人を示す理由コード

請求先取引先

請求書を送付する取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、顧客の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の回収先取引先が含まれます。

請求先住所

請求先取引先住所

業種

販売先取引先が所属するグループの業種

地域

領域を使用すると、地理的な基準で取引先、顧客、発注先、および従業員がグループ化されます。

デフォルト

販売先取引先に割り当てられるデフォルト地域は、[販売先取引先 (tccom4510m000)] セッションから取得されます。

計画者

販売スケジュールを担当する計画者

デフォルト

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約からデフォルトの計画者が取得されます。

販売担当

販売契約を担当する販売元

デフォルト

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約からデフォルトの販売元が取得されます。

商品フロー

販売スケジュールの発行先のオーダのタイプ

指定可能な値

倉庫納入

商品が倉庫から納入されることを示します。

販売オーダ納入

商品が販売オーダに従って納入されることを示します。

倉庫移動納入

倉庫移動の結果として商品が納入されることを示します。

直送

商品が直送処理に従って納入されることを示します。

古いスケジュール

オリジナル販売スケジュールの番号。参照目的で使用します。

販売スケジュールで販売スケジュールライン番号がすべて使用されている場合は、次の特性がオリジナル販売スケジュールと同じである新規の販売スケジュールが作成されます。

  • 品目
  • 販売先取引先
  • 出荷先取引先
  • 出荷/入庫基準
ロット選択

ロット品目の出荷条件を定義できます。

指定可能な値

  • 任意

    出荷する商品に、特別なロット条件はありません。品目は、任意のロットで出荷可能です。
  • 同一

    任意のロットを選択して出荷できますが、出荷全体が同一のロットで行われる必要があります。
  • 特定

    特定の 1 ロットのみ出荷できます。
出荷/入庫基準

このフィールドを使用して、販売スケジュール要件の基準となる日付と時刻を定義します。

指定可能な値

出荷基準

(スケジュール) 要件は、出荷元取引先の倉庫で商品を選択した日時 (購買)、または商品を出荷先取引先に出荷する必要がある日時 (販売) に基づきます。この場合は、計画出荷日時に基づいて時間が算出されます。

入庫基準

(スケジュール) 要件は、取引先が商品を倉庫に納入すべき日時 (購買)、または出荷先取引先の倉庫に商品が入庫している必要がある日時 (販売) に基づきます。この場合は、計画納期に基づいて時間が算出されます。

運送業者/LSP

出荷先取引先への商品の輸送責任を負う会社

受渡条件

商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。

権利移動地点

法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。

注: 

このフィールドは、[出荷済累計 (tdsls3532m000)] セッションの[納期]を計算するために使用されます。

販売オフィス

スケジュールがメンテナンスされる販売オフィス。すべての会計取引は、この販売オフィスにリンクされている会社に基づいています。

デフォルト値

デフォルトの販売オフィスは次のように取得されます。

  • 販売スケジュールが販売契約から作成された場合は、その販売契約から。
  • 販売スケジュールが販売契約から作成されていない場合は、[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションで指定された販売先取引先にリンクしている販売オフィスが、デフォルトの販売オフィスです。
  • 販売先取引先に関して指定された販売オフィスがない場合は、[販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000)] セッションで指定された販売オフィスが、デフォルトの販売オフィスです。
財務部

オーダの課税国で納税申告の責任がある取引の転記先財務会社を決定する部署。財務会社の所在国はオーダの課税国です。財務部は財務会社の会計オフィスです。

管理部署の財務会社がオーダの課税国で税金番号を持つ場合、財務部は管理部署と同一の部署になります。

財務部を使用すると、販売オフィスの財務会社とは別の財務会社で、オーダの財務処理を処理できます。

注: 
  • 財務部には、課税国における税 ID が必要です。
  • このフィールドは、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[他の財務会社の税金番号の使用]チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。

デフォルト

  • このフィールドのデフォルト値は、[販売オフィス]から設定されます。
  • このフィールドには、その財務会社の販売スケジュールのデフォルト財務データが取得されます。

終了理由

このフィールドに、販売スケジュールが終了された、または終了される理由を示します。

適切なメニューメニューから販売スケジュールを終了したい場合は、[終了]を選択します。この方法で販売スケジュールを終了できるのは、終了理由を指定した場合のみです。

税金分類

その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。

たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。

  • 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
  • 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
  • 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションの[取引先税金分類]フィールドから取得されます。

回収先取引先

支払側の取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、顧客の銀行関係、取引先に送付する督促状のタイプおよび督促状の送付回数が含まれます。

回収先住所

回収先取引先住所

支払条件

請求書の支払方法に関する合意事項

支払条件には、次の項目が含まれます。

  • 請求書の支払を完了しなければならない期間
  • 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引

支払条件によって、次の計算が可能になります。

  • 支払期限の日付
  • 値引期間が終了する日付
  • 値引額
延滞金利

商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。

支払方法

支払 (購買請求書) または入金 (販売請求書) の作成に使用される方法です。

支払方法には、次の項目などの詳細が定義されています。

  • 最高額
  • 期日
  • 外国通貨を許容するかどうか、およびレポートに出力する必要のあるその他の詳細

これらはオーダまたは請求書上で変更可能なデフォルト値です。

前回入庫日

取引先が販売スケジュールに対する出荷を最後に受領した日付

最終入庫数量

棚卸単位で表される、取引先が販売スケジュールの最後の出荷で受領した数量

優先所要累計

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

改訂

販売スケジュールの改訂を一意に識別する番号。販売スケジュール改訂番号は、取引先に送付される販売スケジュールの更新を示します。

最終 ASN

販売スケジュールの最後の出荷に先立って送った事前出荷通知の番号

最終出荷

取引先が販売スケジュールに関して受領した最終出荷の番号

顧客により送信

このチェックボックスがオンの場合、 [最終出荷]の番号は、顧客が決定して送付したものです。

このチェックボックスがオフの場合、 [最終出荷]の番号は、[スケジュール条件 (tctrm1131m000)] セッションの最終出荷 ID の定義フィールドの値に基づいて発注先が決定したものです。

販売レート

通貨基準の金額を計算するために、別の通貨の金額に掛け算する係数

レート係数

LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。

レート/レート係数

自国通貨と販売スケジュールに使用する通貨間の変換

オーダ値引

合計オーダ金額から差し引かれる値引率または値引額

デフォルト

デフォルトのオーダ値引は[販売先取引先 (tccom4510m000)] セッションから取得されます。

自己請求

このチェックボックスがオンの場合、 自己請求が適用されます。この場合、請求書は販売先取引先によって作成されます。

デフォルト

現在の販売スケジュール デフォルトロジック
[自己請求]チェックボックスがオンの場合の販売発行の結果 チェックボックスがオンになっています。
[自己請求]チェックボックスがオフになっているか、マニュアルで入力した場合の販売発行の結果

自己請求のデフォルト値は伊賀のセッションのいずれかから設定されます。

  1. [請求条件 (tctrm1145m000)]
  2. [販売先取引先 (tccom4510m000)]
  3. [品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)]

通貨

販売スケジュールの金額を表す通貨

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から通貨が取得されます。

為替レートタイプ

/baanerp/tp/glossary/glossary#000046

レート換算基準

換算レートを決定するための日付を指定する方法

決定した換算レートに基づいて、構成プロセスで外国通貨の総額が自国通貨に換算されます。

指定可能な値

伝票日付

その伝票が作成された日時において有効なレートが、自動的に使用されます。[伝票日付]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートはマニュアルで変更できます。

レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。

マニュアル入力

このレートはマニュアルで入力できます。デフォルトでは、伝票が作成された日時に有効なレートを使用します。[マニュアル入力]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

納期

商品がまだ納入されていない場合、オーダ日に有効なレートが使用されます。ただし、このオーダ日が過去の日付の場合は、現在の日付に有効なレートが使用されます。

商品が納入されている場合は、実際納期に有効なレートを使用します。

[納期]レート換算基準は、販売オーダ、サービスオーダ、および販売請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。

入庫日

その商品の入庫が予定されている日時において有効なレートが使用されます。[入庫日]レート換算基準は、購買オーダおよび購買請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。

予定入出金日

その販売請求書または購買請求書の予定支払日時において有効なレートが自動的に使用されます。

予定入出金日 = 予定納期 ÷ 入庫日 + 支払期間 

支払期間は、[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで指定されます。[予定入出金日]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。

レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。

固定

このレート換算基準は、依存通貨システムまたは単一通貨システムでのみ使用できます。[固定]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨と参照通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。マニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

固定ハード

このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。

取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

固定ローカル

このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカル]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨と現地通貨間のレートをマニュアルで入力した場合は、レートが固定されます。その他のレートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。

現地通貨レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

固定ローカルとハード

このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカルとハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。

取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

販売先取引先

企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合は、その販売契約から販売先取引先が取得されます。この場合、販売先取引先は変更できません。

出荷先取引先

商品を送付する出荷先取引先

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合は、その販売契約から販売先取引先が取得されます。この場合、出荷先取引先は変更できません。

販売スケジュールにリンクされた販売契約がなく、[販売先取引先]フィールドが指定されている場合、デフォルトの出荷先取引先は[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションで販売先取引先にリンクされた出荷先取引先です。

品目

販売スケジュールの所要品目

品目の特徴および納入条件を、リンクしている販売契約から、または[品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションから取得します。

次の品目タイプの品目を、販売スケジュールに含めることはできません。

  • カスタマイズ
  • 外注
  • 原価
  • リスト品目
  • サービス
  • 一般
  • 設備
注: 

倉庫が WMS の場合、次のようになります。

  • [倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションで該当する倉庫に関して[出庫部品表/リスト品目]チェックボックスがオフの場合は、このフィールドにリスト品目を入力できません。
  • 倉庫の[在庫内シリアル]チェックボックスが[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでオフの場合、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで[在庫内シリアル]チェックボックスがオンになっているシリアル番号付品目を入力できません。
  • 倉庫の[在庫外シリアル]チェックボックスが[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでオフの場合、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで[在庫内シリアル]チェックボックスがオフになっているシリアル番号付品目を入力できません。
  • 倉庫の[在庫外ロット]チェックボックスが[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでオフの場合、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで[在庫内ロット]チェックボックスがオフになっているロット管理品目を入力できません。

デフォルト

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から品目が取得されます。

スケジュールテキスト

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールにテキストが存在します。

保留に設定

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールとその販売スケジュールラインが保留されます。その販売スケジュールラインに関しては、販売スケジュール処理を継続できません。

適切なメニューメニューで[保留に設定]をクリックすると販売スケジュールを保留できます。保留に設定できる販売スケジュールは、状況が[作成済]または[調整済]のもののみです。

適切なメニューメニューの[保留の取消]をクリックすると保留状態を解除できます。

標準記述

このチェックボックスがオンの場合、 [品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションで指定された品目販売テキストが出力されます。

スケジュール履歴のログ

このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールの履歴は記録される必要があります。

注: 

販売スケジュールのライフサイクル中は、このフィールドは変更できません。

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、販売スケジュールが作成された時点で[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュール履歴のログパラメータから取得されます。パラメータの変更が販売スケジュールの作成日の後に行われた場合、このフィールドは変更されません。

住所

販売先取引先住所コード

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から販売先取引先住所が取得されます。

窓口

販売先取引先窓口

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から販売先取引先の窓口が取得されます。

氏名

窓口の氏名

住所

出荷先取引先住所

注: 
  • 参照スケジュールの場合は、このフィールドは[購買スケジュール (tdpur3110m000)] セッション内の[出荷先住所]と同じです。
  • 非参照スケジュールの場合は、このフィールドは[販売スケジュールライン (tdsls3107m000)] セッション内の[出荷先住所]と同一です。
窓口

出荷先取引先の窓口

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約から出荷先取引先の窓口が取得されます。

販売スケジュールにリンクされている販売契約がなく、出荷先取引先が指定されている場合、[出荷先取引先 (tccom4111s000)] セッションから出荷先取引先の窓口が取得されます。

品目コードシステム

品目をコード化する、外部の代替方法。コーディングシステムは、一般標準システム (EAN など) または特定の取引先に依存するシステムを使用できます。

デフォルト値

販売スケジュールが販売契約から作成された場合、その販売契約ラインからデフォルト品目コードシステムが取得されます。

顧客品目

コーディングシステムの品目コード。この品目コードは、社内で使用されている品目コードに自動変換されます。このように変換することで、たとえば、スケジュール入力時に購買元取引先の品目コードまたは販売先取引先の品目コードを使用できます。

外部品目コードと内部品目コードは、品目コードシステム - 品目 (tcibd0104m000) セッションで指定できます。

FAB 権限

棚卸単位で表される、販売スケジュールで要求された品目の数量の製造を開始する有効な権限

RAW 権限

棚卸単位で表される、販売スケジュールで要求された品目の数量の製造に必要な原材料を購入する有効な権限

FAB 期限

FAB 権限の有効期限の終了日

注: 

この日付を現在の日付よりも前にすることはできません。

高度 FAB 権限

販売スケジュールに関して取引先から受領した、高度 FAB 権限。まだ出荷されていない、棚卸単位で表される製造された品目のこの数量に関して、取引先は支払いをする必要があります。

高度 RAW 権限

販売スケジュールに関して取引先から受領した、高度 RAW 権限。棚卸単位で表される品目のこの数量のために購入した原材料に関して、取引先は支払いをする必要があります。

RAW 期限

RAW 権限の有効期限の終了日

注: 

この日付を [FAB 期限]よりも前にすることはできません。

顧客累計リセット日

この日付から開始して、販売スケジュールの累計および権限が計算されます。

入庫累計

棚卸単位で表される、出荷先取引先がこの販売スケジュールに関して入庫済の合計累計数量

優先所要累計

販売スケジュールに関して最後に受信した EDI メッセージで取引先から受け取った所要累積 (棚卸単位で表示)

出荷累計

棚卸単位で表される、この販売スケジュールに関して出荷先取引先に出荷済の合計累計数量

累計モデル使用

通信された累積がロジスティック会社で使用される累積モデル

請求済累計

棚卸単位で表される、この販売スケジュールに関して請求済の合計累計数量

生成日

販売スケジュールが生成または作成された日付

デフォルト

デフォルトの生成日は、システム日付です。

追加フィールド

さまざまなセッションに追加できるさまざまなフィールドフォーマットのユーザ定義フィールド。ユーザはこれらのフィールドを編集できます。これらのフィールドの内容には機能ロジックが関連付けられていません。

追加情報フィールドはデータベーステーブルにリンクできます。テーブルにリンクすると、そのデータベーステーブルに対応するセッションにフィールドが表示されます。たとえば、whinh200 テーブルに定義されているフィールドは[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加フィールドとして表示されます。

追加情報フィールドの内容をデータベースのテーブル間でやり取りできます。たとえば、あるユーザが[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加情報フィールド A に指定した情報は、[出荷 (whinh4130m000)] セッションの追加情報フィールドに転送されます。このため、whinh200 テーブルと whinh430 テーブル (whinh430 は[出荷 (whinh4130m000)] セッションに対応) には、フィールドフォーマットが同一でフィールド名が A である追加情報フィールドが存在する必要があります。