販売見積ライン (tdsls1501m300)

セッションの目的: 販売見積ラインを表示します。表示される内容は販売見積 (tdsls8310m000) セッションのフィルタ設定に基づきます。

ラインをダブルクリックすると、販売見積ライン (tdsls1501m000) セッションが開始されます。

期限切

販売見積ラインが期限切になるまでの日数

注: 
  • マイナスの値が表示される場合は、販売見積ラインがすでに期限切になっており、有効期限からの日数が表示されます。
  • 見積ライン状況が、[処理済]に設定されている場合、このフィールドには値は指定されません。
販売先取引先

企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先
注: 

見積ラインが存在する場合は、このフィールドは変更できません。

見積

販売見積を識別する伝票番号

ライン

1 つの見積ラインに対して複数の代替ラインを生成できます。メインの位置には、連番ゼロが割り当てられます。たとえば、連番 1、2、3 は代替ライン 1、2、3 を示します。

注: 
  • 代替は合計 (小計) および残高には含まれません。[状況]フィールドが[確認済]でない場合にのみ、タイムフェーズの在庫動向に代替が含まれます。
  • 代替ラインが確定しオーダラインに転送された場合に限り、在庫チェックが実行されます。
  • 見積ラインごとに確定して変換できる代替ラインは 1 つだけです。
代替

1 つの見積ラインに対して複数の代替ラインを生成できます。メインの位置には、連番ゼロが割り当てられます。たとえば、連番 1、2、3 は代替ライン 1、2、3 を示します。

注: 
  • 代替ラインは (サブ) トータルと残高には含まれず、タイムフェーズの在庫動向にのみ含まれます。
  • 代替ラインが確定しオーダラインに転送された場合に限り、在庫チェックが実行されます。
  • 見積ラインごとに確定して変換できる代替ラインは 1 つだけです。
品目

販売される品目のコード

注: 
  • 新規の品目と既存の品目の両方を組み込むことができます。
  • 予算フィールドを入力している場合、見積を計算部分に対して行うことができます。計算部分は、予算コードと品目コードの組合せによって識別されます。
  • 品目が構成可能品目の場合は、品目を即時に構成することを選択できます。また後から、製品バリアントを構成することもできます。販売見積ラインを保存した後で製品バリアントを構成するには、現在のセッションで[コンフィギュレータ]をクリックします。
  • 販売見積 (予算 PCS) 構造の生成 (tdsls1201m100) セッションでは、[品目 (tcibd0501m000)] セッションの[デフォルト供給ソース]が[ジョブショップ]に設定された構成可能品目について、予算構造または製品構造を生成できます。

倉庫が WMS の場合、次のようになります。

  • [倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションで該当する倉庫に関して[出庫部品表/リスト品目]チェックボックスがオフの場合は、このフィールドにリスト品目を入力できません。
  • 倉庫の[在庫内シリアル]チェックボックスが[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでオフの場合、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで[在庫内シリアル]チェックボックスがオンになっているシリアル番号付品目を入力できません。
  • 倉庫の[在庫外シリアル]チェックボックスが[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでオフの場合、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで[在庫内シリアル]チェックボックスがオフになっているシリアル番号付品目を入力できません。
  • 倉庫の[在庫外ロット]チェックボックスが[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでオフの場合、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで[在庫内ロット]チェックボックスがオフになっているロット管理品目を入力できません。

品目記述

品目の記述

注: 

[品目]フィールドに既存の品目コードを入力した場合は、このフィールドには一般品目の記述が表示されます。[品目]フィールドを空白にした場合は、このフィールドに新しい品目の記述を入力できます。

状況

見積ラインの状況

指定可能な値

作成済

ラインが指定されると見積ラインに割り当てられる状況

確認済

顧客が見積ラインを承認すると見積ラインに割り当てられる状況

[販売見積パラメータ (tdsls0100s100)] セッションの[承認必須]チェックボックスがオンの場合、見積ラインを確認するには[見積状況]が[承認済]になっている必要があります。

処理済

販売見積の処理 (tdsls1200m000) セッションで見積が販売オーダに転送されると見積ラインに割り当てられる状況

取消済

見積ラインが削除できる場合に見積ラインに割り当てられる状況

失注

顧客が他の取引先の見積ラインを選択すると見積ラインに割り当てられる状況。この結果、状況が[作成済]から[失注]に変更されます。

  • 見積ラインの状況を指定するには、販売見積結果 (tdsls1101s100) セッションを使用します。
  • ある範囲の見積ラインの状況を変更するには、販売見積の一括更新 (tdsls1205s000) セッションを使用します。
注: 

代替ラインをすでに確定した場合は、ラインを確定できません。

見積成立/不成立の理由

見積ラインの成功または失敗の理由

倉庫

品目が出荷される倉庫のコード

注: 

次のタイプの倉庫については、見積を入力できません。

  • [工程]
  • [サービス]
  • [プロジェクト]

標準の倉庫デフォルトロジック

  1. 製品バリアント ([品目 (tcibd0501m000)] セッションでデフォルト供給ソースが[組立]に設定されている品目の場合のみ)
  2. 出荷先取引先
  3. 品目販売データ
  4. ユーザプロファイル
  5. 品目オーダデータ
  6. 販売オフィス
ワークセンタ

販売見積の品目が最終の組立てを必要とする一般品目である場合は、ワークセンタは販売オーダで必須です。

チャネル

商品を顧客グループに割り当てるために使用する、販売または物流チャネル

チャネルを販売先取引先と品目にリンクできます。チャネルは有効在庫 (ATP) との関連で使用します。

特定量の有効在庫をチャネルに割り当てることができます。この量によって、チャネルに対応する有効在庫の最大値が限定されます。

在庫処理

このフィールドでは、販売見積が販売オーダに変換されるときにメイン品目在庫または部品表構成要素在庫のどちらを出庫する必要があるかを指示します。

注: 

倉庫が WMS 管理であり、倉庫の[出庫部品表/リスト品目]チェックボックスが[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでオフの場合、このフィールドを[構成要素別]に設定することはできません。

見積確約状況

販売見積ライン、販売オーダラインまたは販売構成要素ラインを顧客に対して約束できるかどうか、在庫チェックを実行する必要がまだあるのか、あるいはラインの不十分な在庫状況を解決する必要がまだあるのかを知らせる状況

指定可能な値

合格

顧客にラインを予定どおりに納入できます。

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 十分な在庫があるか、在庫不足オプションが正常に実行された
  • 利用可能な在庫でラインをチェックする必要がない
不合格

顧客にラインを予定どおりに納入できません。

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 十分な在庫がないか、在庫不足オプションが正常に実行されなかった
  • [例外]状況のラインは、マニュアルで[不合格]に設定します。

    次のセッションで実行できます。

    • [販売見積確約ライン (tdsls1501m200)]
    • [販売オーダ確約ライン (tdsls4101m400)]
    • [販売オーダ確約ライン構成要素 (tdsls4563m200)]
    • [販売オーダ確約ライン (tdsls4117m000)]
保留

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 利用可能な在庫をまだチェックする必要がある
  • [合格]または[不合格]のラインがマニュアルで変更され、利用可能な在庫の新たなチェックが必要である
例外

在庫チェック処理で、状況が[合格]または[不合格]のどちらであるかを判断できません。可能な場合は、[メッセージログ (tcstl1500m000)] セッションでエラーメッセージがログに記録されます。

エラーはマニュアルで解決する必要があります。

手持在庫

棚卸単位で示される品目の手持在庫。在庫または材料のどちらかを発行した場合は、このフィールドはオンラインで更新されます。

手持在庫は、経済在庫を決める要素のひとつです。

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

有効期限

見積が有効である最終日

見積のデフォルトの有効期限は、[販売見積パラメータ (tdsls0100s100)] セッションの[有効期間]フィールドで指定した日数を見積日付に追加することで、自動的に計算されます。

オーダ済在庫

棚卸単位で表される、すべての倉庫に入庫される予測数量

引当済在庫

棚卸単位で表される、すべての倉庫内の製造または販売に割り当てられる数量

注: 

これらの割り当ては次のモジュールからオンラインで更新されます。

  • 販売数量に対する販売管理
  • ジョブショップ管理 (JSC) (製造オーダに必要な数量を対象とする)
  • 倉庫取引の入力に対する在庫処理 (INH)
  • サービスオーダの実行に必要な数量に対するマスタデータ管理 (MDM)
  • 計画 PRP 倉庫オーダを処理する際のプロジェクト管理 (PCS)
  • 補充オーダをメンテナンスする際の資源所要量計画 (RRP)
約定引当済

販売先取引先に納入を確約した確約数量 (棚卸単位で表示)

見積引当

販売見積に割り当てられた品目数量

免税

このチェックボックスがオンの場合、 免税が適用されます。

注: 

[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[免税レベル]パラメータの設定値によって次のように異なります。

  • パラメータの設定値が[制限付]になっていて、このチェックボックスをマニュアルでオンにした場合、[税金コード]は[税金処理 (tctax0138m000)] セッションの[免税 販売]フィールドの値がデフォルト値となります。このチェックボックスをマニュアルでオフにした場合、税金コードは変更されません。
  • パラメータの設定値が[拡張]となっていて、このチェックボックスをマニュアルでオンにした場合、[税金コード]は変更されません。このチェックボックスをマニュアルでオフにすると、[免税理由]フィールドと[免税証明書]フィールドは、内容が消去されて使用不可になります。

課税国

税目的で使用する

計画納期

見積ラインに対する計画納期

税金コード

販売見積ラインに適用する税金コード

注: 

このフィールドに入力できるのは、[VAT] タイプの税金コードのみです。

自己の税金番号

法人または法人企業の識別に使用される番号。登記済の企業には、税務当局から税金番号が割り当てられています。取引先の税金番号を知っている必要があります。税金番号のない取引先は、個人として扱われます。

取引先課税国

取引先の税金 ID が登録されている

取引先税金番号

取引先の税金 ID

注: 

取引先の税金 ID は発効日です。取引先の正確な税金 ID を決定して表示するために、計画納期が使用されます。

税金分類

その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。

たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。

  • 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
  • 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
  • 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、販売見積ヘッダから設定されます。

免税理由

販売先取引先または自分の会社が売上税を免除されている理由

注: 
  • 販売請求書に免税理由が出力されます。
  • このフィールドは、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションで[免税レベル]パラメータが[拡張]に設定されている場合のみ適用されます。
  • このフィールドには、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[検索順序 (税金ライブラリ)] グループボックスで定義されているように、税金詳細の取得に使用される方法がデフォルト値として入ります。
  • 理由コードは、[見積日付]によって評価されるため、[免税]タイプのコードにし、有効な日付にする必要があります。

計画入庫日

オープンの購買オーダまたは製造オーダに対応する入庫予定

注: 
  • 計画入庫日を入力すると、計画納期が計算されます。
  • 計画入庫日は、計画納期よりも前の日付にすることができません。
免税証明書

税務当局より、取引先に割り当てられた免税証明書

注: 
  • このフィールドは、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションで[免税レベル]パラメータが[拡張]に設定されている場合のみ適用されます。
  • このフィールドには、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[検索順序 (税金ライブラリ)] グループボックスで定義されているように、税金詳細の取得に使用される方法がデフォルト値として入ります。

輸送費請求

このチェックボックスがオンの場合、輸送費を請求先取引先に請求する必要があります。

輸送費額

計算された輸送費額。価格設定内の運送業者レート帳簿またはクライアントレート帳簿から取得されます。

注: 

[販売見積概要 (tdsls1500m000)] セッションの[輸送費請求基準]フィールドの値に基づいて、輸送費額の取得方法が決定されます。

輸送費額固定

このチェックボックスがオンの場合、 [輸送費額]フィールドの値は請求で固定されます。つまり、輸送による輸送費額の修正はできません。

注: 

見積が販売オーダに変換された場合でも、輸送費額は[販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションで更新できます。

このチェックボックスがオフの場合、輸送費額は輸送で更新できます。

ヘッダ見積参照

別のアプリケーションの見積番号への参照

ライン見積参照

別のアプリケーションの見積ラインへの参照

販売オーダ

販売オーダを識別する伝票番号

販売オーダライン

販売オーダラインを識別する番号

オーダ数量

出荷先の取引先に納品する品目数。この数量は、品目の販売単位で示されます。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

販売単位

品目が販売される単位

価格

[オーダ通貨]フィールドで入力した通貨で示される、販売単位別の品目の単位または計算部分の単価

注: 

品目が有効化コードの場合、価格に更新価格が含まれます。特定の所要量の更新価格は、要件 (tcuef0106m000) セッションで定義できます。特定の有効化コードの更新価格は、有効化コード (tcuef0102m000) セッションで表示できます。

[資材価格パラメータ (tcmpr0100m000)] セッションの販売の資材価格設定チェックボックスがオンの場合、この価格に資材基準価格が含まれます。

販売価格単位

販売価格の基準となる単位。この単位は、品目の棚卸単位と異なることがあります。

注: 

価格は単位別に記録されます。販売価格単位が棚卸単位と異なる場合は、MCS パラメータ (tcmcs0100s000) セッションで販売価格単位を指定する必要があります。そのセッションで、代替単位 (販売価格単位) を棚卸単位に変換するために使用する係数を特定します。

販売価格単位と棚卸単位は、コスト品目またはサービス品目について一致する必要があります。

ライン値引

見積ラインの値引率

値引額

見積ラインの単位価格に対する値引額

例: 単位価格が 10 で、数量が 20、値引が 1

正味額 = (単位価格 - 値引) × 数量
マルチレベル値引

このチェックボックスがオンの場合、このラインにマルチレベル値引が適用されます。

金額

見積通貨で示される見積ラインの正味金額。

値引金額は次のとおり計算されます。

(数量 × 価格) - (数量 × 価格 × 値引 ÷ 100)
                      

この金額を計算する場合、変換係数を使用して、販売単位および価格単位を棚卸単位に変換します。

品目 A334
棚卸単位 EA
販売単位 BX (10 EA)
販売価格単位 KG (0.5 EA)
販売価格 4.0
ライン値引 5.0 %

この品目の価格は KG あたり 4.0、つまり EA あたり 8.0 です。20 箱の品目が注文されている見積ラインがある場合は、次のとおりに計算されます。

販売数量 = 20 × 10 = 200 単位。販売価格 = 4 ÷ 0.5 = 単位あたり 8.0。金額 = 200 × 8.0 - 200 × 8.0 × 5 ÷ 100 = 1520

オーダ値引は、まだこの金額には含まれていません。

見積通貨

見積金額を示す通貨

予算

予算のコード

注: 

このフィールドには、製造またはプロジェクトから予算が入力されます。

製造

予算コードを記入した場合、見積は計算部分になります。計算部分は、予算コードと品目コードの組合せによって識別されます。指定できる内容は次のとおりです。

  • 予算詳細 (tipcs2140m000) セッションの予算コード
  • 計算グループ (tipcs0110m000) セッションの計算部分

販売見積の[販売オフィス]が予算の計算オフィスと同じ財務会社にリンクされている場合、このフィールドには任意の予算を入力できます。販売見積の[販売オフィス]が予算の計算オフィスとは別の財務会社にリンクされている場合、[プロジェクト管理パラメータ (tipcs0100m000)] セッションの PCS プロジェクトの財務会社への制限付き売上原価および収益チェックボックスの値によって、選択した予算をこのフィールドに入力できるかどうかが決まります。

プロジェクト

販売見積ラインの品目にペグが必要とされる場合、このフィールドに予算を指定します。このフィールドには、[販売見積概要 (tdsls1500m000)] セッションの[予算]フィールドの値、または[機会別品目 (tdsmi1113m000)] セッションの[プロジェクト]フィールドの値が自動的に入力されます。

予算の要素

予算にリンクされている要素

予算の活動

予算にリンクされている活動

プロジェクト

特定の品目を必要とするプロジェクトのコード

注: 

この販売見積ラインから作成される販売オーダラインに、その見積ラインの[予算]とは異なるプロジェクトが必要とされる場合は、このフィールドにプロジェクトを指定できます。

プロジェクトの要素

プロジェクトにリンクされている要素

注: 

この販売見積ラインから作成される販売オーダラインに、その見積ラインの[予算の要素]とは異なる要素が必要とされる場合は、このフィールドに要素を指定できます。

プロジェクトの活動

プロジェクトにリンクされている活動

注: 

この販売見積ラインから作成される販売オーダラインに、その見積ラインの[予算の活動]とは異なる活動が必要とされる場合は、このフィールドに活動を指定できます。

品目コードシステム

代替品目コードを使用する場合は、品目コードシステムも指定する必要があります。

顧客品目

コーディングシステムの顧客品目コード。この品目コードは、社内で使用されている品目コードに自動変換されます。

外部品目コードと内部品目コードは、品目コードシステム - 品目 (tcibd0104m000) セッションで指定できます。

貿易コンプライアンスの遵守

このチェックボックスがオンの場合、 グローバル貿易コンプライアンスがラインに適用されます。

注: 

このフィールドは、[貿易管理パラメータ (tcgtc0100m000)] セッションの[輸出]チェックボックスがオンの場合にのみ利用可能になります。

標準記述

このチェックボックスがオンの場合、品目の説明の下に見積ラインテキストおよび販売テキストが出力されます。

製品バリアント

構成可能品目に対する製品バリアント

次のセッションから製品バリアントを選択できます。

  • 製品バリアント (tipcf5501m000) セッション ([品目 (tcibd0501m000)] セッションで[デフォルト供給ソース]フィールドが[ジョブショップ]に設定されている品目に製品バリアントが基づいている場合)
  • 製品バリアント - 在庫 (組立) (tiapl3600m000) セッション ([品目 (tcibd0501m000)] セッションで[デフォルト供給ソース]フィールドが[組立]に設定されている品目に製品バリアントが基づいている場合)
注: 
  • 品目の[デフォルト供給ソース]が[ジョブショップ]の場合、選択できるのは、[製品バリアント (tipcf5501m000)] セッションで[参照タイプ]フィールドが[販売見積]、[予算]、または[標準バリアント]に設定されている製品バリアントに限ります。
  • 品目の[デフォルト供給ソース]が[組立]の場合、選択できるのは、[製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションで[参照タイプ]フィールドが[販売見積]に設定されている製品バリアントに限ります。

製品バリアントタイプ

このフィールドで、製品バリアントの基になる構成可能品目のタイプが分かります。

  • [品目 (tcibd0501m000)] セッションで[デフォルト供給ソース]フィールドが[ジョブショップ]に設定されている品目の場合、このフィールドは PCF に設定されます。製品バリアントは、[製品バリアント (tipcf5501m000)] セッションで表示できます。
  • [品目 (tcibd0501m000)] セッションで[デフォルト供給ソース]フィールドが[組立]に設定されている品目の場合、このフィールドは APL に設定されます。製品バリアントは、[製品バリアント - 在庫 (組立) (tiapl3600m000)] セッションで表示できます。

有効化コード

有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号

注: 
  • [有効化構成パラメータ (tcuef0100s000)] セッションで需要入力時に有効化コードを生成チェックボックスがオンになっていて、この販売見積ライン上の品目が有効化構成の場合、有効化コードが自動的に挿入されます。生成されるコードは、[有効化構成パラメータ (tcuef0100s000)] セッションの[デフォルトシリーズ]フィールドから取得されます。
  • [有効化構成パラメータ (tcuef0100s000)] セッションで[需要入力時に有効化コードを生成]チェックボックスがオフになっていて、この販売見積ライン上の品目が有効化構成の場合は、有効化コードはデフォルトで 0 (ゼロ) となります。[所要量]をクリックして有効化コードを作成します。これで、所要量を選択して有効化構成品目をモデル化できます。
  • 販売見積に有効化コードを設定すべき日付は、[販売パラメータ (tdsls0100s000)] セッションの構成日 (UEF) フィールドで定義できます。
  • 倉庫が WMS 管理で、[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションの倉庫の[有効化コード]チェックボックスがオフの場合、このフィールドには有効化コードを入力できません。
  • [所要量]をクリックして、[有効化コード (tcuef0102m000)] セッションで有効化コードを構成します。有効化コードを販売見積ライン上に構成して、オプション材料の使用が必要なことを示すことができます。

カスタマイズ

このチェックボックスがオンの場合、この品目はカスタマイズされます。したがって、販売見積 (予算 PCS) 構造の生成 (tdsls1201m100) セッションで、この品目の予算構造または製品構造を生成する必要があります。

このチェックボックスがオフの場合、 [販売見積 (予算 PCS) 構造の生成 (tdsls1201m100)] セッションの[全見積の予算パートを生成]チェックボックスと[原価/サービス品目の予算パートを生成]チェックボックスの設定に基づいて、製品品目、購買品目、製造品目、原価品目、またはサービス品目を予算パートとして予算にリンクさせることができます。

注: 
  • このチェックボックスのデフォルト設定は、[品目 (tcibd0501m000)] セッションのカスタマイズ可能品目チェックボックスの設定から取得されますが、現在のセッションで修正できます。
  • 品目の予算構造または製品構造が生成されると、このチェックボックスがオフになります。

競合先

同じ販売オーダに対する競合会社。一般に、競合先は同じマーケットセグメントで営業活動を行います。

確率 [%]

見積に関連付けられる割合で、取引先が見積を受け入れる可能性を表します。見積が受け入れられると、見積は販売オーダに変換されます。

注: 

次の場合、新規の有効在庫チェックを行って、見積数量が有効在庫数量を超えているかどうかが判断されます。

  • このフィールドの値は、タイムフェーズ在庫を考慮した場合の最小確率 %フィールド (販売見積パラメータ (tdsls0100s100) セッション) の値以上に変更できます。
  • 品目が MPS 品目である場合

見積日付

販売見積の作成日

注: 

この日付は、計画納期より前である必要があります。

資材価格

販売見積ラインの合計資材価格

注: 

見積ラインは資材価格付加費用を保持できないため、このフィールドでは合計資材基準価格が表示されます。

基準価格

倉庫に保存された商品の価格。基本価格は、価格係数、値引、オーダ数量および値に依存しません。基本価格は、自国通貨および棚卸単位で示されます。

参照通貨

財務会社グループに属するすべての会社で共有されるエンティティの残高を表す通貨。たとえば、LN では取引先残高に参照通貨が使用されます。

注: 
  • 参照通貨は、複数会社構造の会社の共通基準通貨です。
  • 標準通貨システム以外の通貨システムでは、参照通貨が通貨を使用したすべての計算のための会社の基準通貨になります。
販売価格単位

販売価格の基準となる単位

品目を指定すると、この特定品目のデフォルトの販売単位が取得されます。この単位は、棚卸単位と同一の場合があります。

価格ステージ

/baanerp/td/sls/tdsls1501m000#tdsls001.prsg

価格発生元

価格の発生元

指定可能な値

品目購買データ
品目販売データ
品目サービスデータ
発注先価格帳
デフォルト価格帳
価格構造
適用なし
外部
消費
一般価格リスト
マニュアル
プロジェクト原価対象
契約
バリアント
マトリックス定義

価格設定マトリックスが価格、値引、販促、または輸送レートの決定に使用する要素 (マトリックス属性) のグループを定義します。

たとえば、家具販売店を営んでいて、次の 2 つの要素に基づいて販売価格をメンテナンスするとします。

  • 販売する特定品目
  • 支払の処理方法

この場合、マトリックスタイプは[販売価格]、マトリックス定義は 「Furni (この名称はユーザ定義可能)」、マトリックス属性は[品目]および[支払方法]です。

注: 

このフィールドを入力できるのは、このフィールドに表示される価格マトリックス内で販売先取引先に対する現行の価格が見つかった場合に限ります。

現行価格の取得後でも、デフォルト価格は販売先取引先からの返却価格で上書きできます。

価格マトリックス順序

価格マトリックスマトリックス順序

注: 

このフィールドは、[価格発生元]が[価格構造]となっている場合のみ入力されます。

値引コード

通常、購買担当が購入した商品の価格を下げる特定の規定条件を満たすときに、販売元によって承認された購買担当への控除手当

値引には次の 3 つのタイプがあります。

  • 数量値引: 購買数量または購買価額で決定される値引
  • 現金値引: 指定された日付以前に請求書の支払を促す値引
  • 取引値引: 特定の取引先に対する、品目またはサービスの成立価格から販売元が行う値引
値引発生元

値引の発生元

指定可能な値

価格帳値引構造

値引は、値引スケジュールのリンク先である価格帳から発生します。

外部

値引は、外部パッケージから発生します。

マニュアル

値引は、マニュアルで入力されます。

契約

値引は、契約から発生します。

値引構造

値引は、値引マトリックスタイプの価格設定管理 (PCG) マトリックスから発生します。詳細は、次の情報を参照してください: 値引マトリックスの設定

値引マトリックス

[値引発生元]が[値引構造]に設定されている場合の値引マトリックスのマトリックス定義

値引マトリックス優先順位

マトリックスタイプについて、マトリックス定義が検索される順序

階層値引率

値引スケジュール内で検出される値引

階層値引率は、値引発生元が[値引構造]または[価格帳値引構造]に設定された値引の合計です。ラインの合計階層値引は、価格マトリックスまたは値引マトリックスを使用して取得されます。これは、マニュアルで値引が加えられるか、マトリックス値引が変更または削除される前の値引です。

合計値引率

見積 (総) 額の割合で表される合計値引額

この金額は次の公式で計算されます。


               [合計値引額] ÷ (オーダ数量 × 価格) × 100%
合計値引額

オーダライン値引の結果による値引額。この金額は次の公式で計算されます。

オーダライン値引額 = 数量 × 価格 × オーダライン値引 ÷ 100

この計算結果は丸められます。オーダライン値引額は常にオーダ/数量通貨で示されます。

オーダ値引率

原価品目またはサービス品目がそのオーダラインに転記されていない場合に、各オーダラインの正味額に適用される割合

正味額の計算方法は次のとおりです。

価格 × 数量 - ライン値引 

デフォルト

取引先 (tccom4100s000) セッションで取引先に割り当てたオーダ値引からデフォルト値を取得します。

オーダ値引額

マルチレベル値引の結果によるオーダ割引額

決定

このチェックボックスがオンの場合、このラインは、オーダ値引計算に含まれます。

適合

このチェックボックスがオンの場合、一括オーダ値引がこのラインに適用されます。

直送

このチェックボックスがオンの場合、見積ラインが販売オーダラインに変換されると、その販売オーダラインは直送として扱われます。

オーダ数量が[品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションの[直送数量]フィールドに定義された数量以上の場合、このチェックボックスが自動的にオンになります。

注: 

[出荷規則]フィールドが[なし]に設定されている場合にのみこのチェックボックスをオンにできます。

出荷先取引先

見積が販売オーダに変換された後に、商品を送る出荷先取引先

住所

出荷先取引先の住所コード。このデータは住所 (tccom4130s000) セッションで変更できます。

納入地点

品目を納入する必要がある取引先の納入地点

窓口

出荷先取引先の窓口

氏名

窓口の氏名

納入リードタイム

納入リードタイムは、販売オーダの実際納期、すなわち見積がオーダに変換される時点を決定します。納入リードタイムをカレンダー日数で入力します。販売オーダの納品日は次の公式で計算されます。

オーダ納期 = 移動日 + 見積の納入リードタイム
注: 

移動日とは、販売見積が販売オーダに転送される日付です。

納入リードタイムを入力しないと、新規オーダの納期に見積の予測納期が入力されます。見積ヘッダ内の納入リードタイムが、見積ラインのデフォルトとなります。

出荷規則

商品の出荷に関する条件

指定可能な値

なし

出荷上の制約はありません。LN は利用可能在庫に基づいてオーダを処理します。在庫が十分な場合は、出荷完了になります。在庫が不十分な場合は、バックオーダになります。

オーダの一括出荷

すべてのオーダを一度の出荷で出荷する必要があります。結果的に、LN は部分納入を許可しません。在庫が不足すると、オーダの出荷が延期になります。

セットの一括出荷

以下の共通納入基準を持つすべてのオーダラインを、一度の出荷で出荷する必要があります。

  • 納期
  • 運送業者
  • 倉庫
  • 出荷先取引先
  • 出荷先住所

LN はこれらのオーダラインに同じセット番号を割り当てます。他のオーダラインは別々に出荷できます。

ラインの一括出荷

各オーダラインは、全体として納入される必要があります。LN は各オーダラインに一意のセット番号を割り当てます。在庫が不足すると、オーダラインの出荷が延期になります。

ラインの出荷および取消

有効在庫が出荷されます。在庫が十分な場合は出荷完了になります。在庫が不十分な場合はバックオーダにならず、残余数量についてのオーダが取り消されます。LN は、事前定義された取消理由をオーダラインに入力します。この取消理由は[販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションの[出荷/取消の事前定義取消理由]フィールドで定義されます。

キットの一括出荷

主品目は、まとめて納入する必要があります。LN は、主品目を構成し、1 セットとして出荷する必要がある構成要素ラインに一意のセット番号を割り当てます。在庫不足の場合は主品目のバックオーダが生じ、このバックオーダも全体として納入する必要があります。

適用なし

このレベルでは、出荷規則は定義されません。

デフォルト

出荷規則のデフォルト値は、[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションから取得されます。

注: 

倉庫が WMS 管理の場合、[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションの[出荷ライン完了]、[出荷オーダ完了]、および[出荷セット完了]チェックボックスにより、このフィールドで[ラインの一括出荷]、[オーダの一括出荷]/[セットの一括出荷]の値を選択できるかどうかが決まります。

受渡条件

商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。

権利移動地点

法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。

輸送オーダの生成

このチェックボックスがオンの場合、輸送オーダを販売オーダ (納入) ラインから生成できます。

注: 

輸送オーダを見積から直接生成することはできません。したがって、[販売見積ライン (tdsls1501m000)] セッションですべての輸送関連データを定義し、[販売見積の処理 (tdsls1200m000)] セッションで見積が販売オーダに変換される際に必要な情報を提供します。

経路

見積が販売オーダに変換された後に、商品の納入に使用される経路

注: 
  • [販売見積パラメータ (tdsls0100s100)] セッションの見積ラインのデフォルト運送業者を決定するヘッダ値チェックボックスによって、販売見積ラインの経路を取得する方法が決まります。
  • ピッキングリスト、梱包票および運送伝票を出力する前に、経路別に販売オーダを選択およびソートすることができます。
運送業者/LSP

輸送サービスを提供する組織。積荷構築、輸送オーダクラスタ、輸送コスト計算、および請求に運送業者を使用するには、共通情報で運送業者を運送業者と購買元取引先の両方として定義する必要があります。

注: 

[販売見積パラメータ (tdsls0100s100)] セッションの見積ラインのデフォルト経路を決定するヘッダ値チェックボックスによって、販売見積ラインの経路を取得する方法が決まります。

運送業者固定

所定の輸送オーダラインに対してユーザが選択した運送業者を、積荷構築エンジンが上書きしないようにするための輸送のオプション

注: 

販売オーダと同一の運送業者が輸送オーダにも使用されるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

輸送サービスレベル

以下のような、輸送の期間を表すエンティティ。12 時間以内の納入輸送サービスレベル (オプション) は、以下のように使用されます。

  • 積荷の輸送コストを決定する係数として
  • 輸送オーダの輸送レートを決定する係数として