販売見積確約ライン (tdsls1501m200)

セッションの目的: 時間内の納入を確約できる、または確約できない販売見積ラインの表示およびメンテナンスを行います。

見積確約状況が [合格] に設定されているラインは、時間内の納入を確約できます。

次のラインでは、期日内の納入を確約できません。

  • 有効在庫のチェック待ちのライン。このラインでは、オーダ確約状況が [保留] に設定されています。
  • 当該ラインを期日内に納入するだけの在庫が不足しているライン。このラインでは、オーダ確約状況が [不合格] に設定されています。
  • 在庫チェックの処理中にエラーが発生したライン。このラインでは、オーダ確約状況が [例外] に設定されています。

適切なメニューで使用可能なオプションは、次のとおりです。

  • 在庫オプション

    このメニュー上で在庫オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • 計画オプション

    このメニュー上で計画オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • 有効在庫オプション

    このメニュー上で ATP オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • 生成オプション

    このメニュー上で生成オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • 調整オプション

    このメニュー上で調整オプションを選択し、在庫不足を解決します。
  • [合格に強制設定]

    在庫が不足している場合でも、見積確約状況を [合格] に設定します。
  • [不合格に設定]

    ライン状況が [例外] になっているラインを [不合格] に設定します。
  • [メッセージログ]

    [メッセージログ (tcstl1500m000)] セッションを開始します。このセッションで、[例外] 状況のラインに対するエラーメッセージを表示できます。
  • [オープンライン]

    状況が [不合格]、[保留]、および [例外] のラインのみが表示されます。
見積

販売見積の識別番号

ライン

1 つの見積ラインに対して複数の代替ラインを生成できます。メインの位置には、連番ゼロが割り当てられます。たとえば、連番 1、2、3 は代替ライン 1、2、3 を示します。

注: 
  • 代替は合計 (小計) および残高には含まれません。[状況]フィールドが[確認済]でない場合にのみ、タイムフェーズの在庫動向に代替が含まれます。
  • 代替ラインが確定しオーダラインに転送された場合に限り、在庫チェックが実行されます。
  • 見積ラインごとに確定して変換できる代替ラインは 1 つだけです。
代替

1 つの見積ラインに対して複数の代替ラインを生成できます。メインの位置には、連番ゼロが割り当てられます。たとえば、連番 1、2、3 は代替ライン 1、2、3 を示します。

注: 
  • 代替ラインは (サブ) トータルと残高には含まれず、タイムフェーズの在庫動向にのみ含まれます。
  • 代替ラインが確定しオーダラインに転送された場合に限り、在庫チェックが実行されます。
  • 見積ラインごとに確定して変換できる代替ラインは 1 つだけです。
品目

販売される品目のコード

品目記述

品目の記述

注: 

既存の品目コードを入力した場合、このフィールドには一般品目の記述が表示されます。品目が指定されていない場合、このフィールドには新規品目の記述が表示されます。

オーダ数量

出荷先の取引先に納品する品目数。この数量は、品目の販売単位で示されます。

販売単位

品目が販売される単位

見積日付

販売見積の作成日

計画納期

見積ラインに対する計画納期

倉庫

品目が出荷される倉庫のコード

オーダ確約状況

販売見積ライン、販売オーダラインまたは販売構成要素ラインを顧客に対して約束できるかどうか、在庫チェックを実行する必要がまだあるのか、あるいはラインの不十分な在庫状況を解決する必要がまだあるのかを知らせる状況

指定可能な値

合格

顧客にラインを予定どおりに納入できます。

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 十分な在庫があるか、在庫不足オプションが正常に実行された
  • 利用可能な在庫でラインをチェックする必要がない
不合格

顧客にラインを予定どおりに納入できません。

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 十分な在庫がないか、在庫不足オプションが正常に実行されなかった
  • [例外]状況のラインは、マニュアルで[不合格]に設定します。

    次のセッションで実行できます。

    • [販売見積確約ライン (tdsls1501m200)]
    • [販売オーダ確約ライン (tdsls4101m400)]
    • [販売オーダ確約ライン構成要素 (tdsls4563m200)]
    • [販売オーダ確約ライン (tdsls4117m000)]
保留

ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。

  • 利用可能な在庫をまだチェックする必要がある
  • [合格]または[不合格]のラインがマニュアルで変更され、利用可能な在庫の新たなチェックが必要である
例外

在庫チェック処理で、状況が[合格]または[不合格]のどちらであるかを判断できません。可能な場合は、[メッセージログ (tcstl1500m000)] セッションでエラーメッセージがログに記録されます。

エラーはマニュアルで解決する必要があります。

有効化コード

有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号

製品バリアント

構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。

構成可能品目: 電気ドリル

オプション:

  • 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
  • 2 色 (青、灰)

これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。

チャネル

商品を顧客グループに割り当てるために使用する、販売または物流チャネル

チャネルを販売先取引先と品目にリンクできます。チャネルは有効在庫 (ATP) との関連で使用します。

特定量の有効在庫をチャネルに割り当てることができます。この量によって、チャネルに対応する有効在庫の最大値が限定されます。