販売追加コストセットシナリオ (tdsls0527m000)

セッションの目的: 追加コストシナリオを表示、入力、およびメンテナンスします。

次の計算方法では、次の検索属性を追加コストセットの取得に使用できます。

計算方法 価格リスト 販売先取引先 出荷先取引先 品目
販売オーダヘッダ Yes Yes No No
販売オーダライン Yes Yes Yes Yes
出荷ヘッダ Yes Yes Yes No
出荷ライン Yes Yes Yes Yes
注: 

追加コストシナリオに優先順位を付けることはできません。

コストセット

シナリオがリンクされている追加コストセット

販売価格リスト

顧客または発注先のグループの価格と値引を記録するために使用する最高レベル。価格と値引は、価格リストコードを販売オーダにリンクすることで決定できます。

注: 

このフィールドに値が入力されている場合は、取引先または品目を指定できません。

販売先取引先

企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先
出荷先取引先

オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。

注: 

[販売先取引先]に値が指定されている場合は、[販売先取引先 (tccom4110s000)] で、次の条件のいずれかまたは両方が当てはまるときにのみ出荷先取引先を指定できます。

  • [計算対象]フィールドが[出荷]である
  • [計算方法]が[ヘッダ基準]ではない
品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
注: 

このフィールドに値が指定されている場合は、以下が該当します。

  • [販売先取引先]も指定する必要があります。
  • このシナリオは[ライン基準]追加コストにのみ使用されます。
対話式で追加コストを追加

このチェックボックスがオンの場合、追加コストをオーダに追加するのか、または出荷に追加するのか確認するよう質問されます。

このチェックボックスがオフの場合、追加コストは自動的に追加されます。