販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)
セッションの目的: 販売スケジュールおよび販売スケジュール履歴の操作方法を決定する、販売スケジュールパラメータをメンテナンスします。
販売管理パラメータの出力 (tdsls0400m000) セッションでパラメータ設定を出力して比較するには、ツールバーで [出力] をクリックします。
このセッションでは、販売スケジュールのパラメータのみをメンテナンスできます。パッケージ全体のパラメータのデフォルト値を設定する場合、[パラメータの初期化 (tcmcs0295m000)] セッションを使用します。
- 発効日
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そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
パラメータの有効期限は、最新のパラメータ設定の発効日までです。
- 記述
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パラメータ設定を識別するユーザ定義の名前
- 発行の番号グループ
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すべての販売発行に適用されるデフォルトの番号グループ
- 発行のシリーズ
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販売発行に適用されるデフォルトのシリーズ。マニュアルで指定するかビジネスオブジェクト文書 (BOD) で受信します。
- 販売発行ラインのステップサイズ
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販売発行内の連続した販売発行ライン間の間隔
- 販売オーダ/販売スケジュール番号グループ
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販売スケジュールに対する番号グループ
- 販売スケジュールラインのステップサイズ
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販売スケジュール内の連続した販売スケジュールライン間の間隔
たとえば、この値を 10 と入力した場合、連続するスケジュールラインに割り当てられる番号は 10、20、30、となります。
- スケジュールに契約を使用
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このチェックボックスがオンの場合、 販売スケジュールは販売契約にリンクしている必要があります。販売スケジュールの契約が見つからない場合、スケジュールは作成されません。
これにより、次の処理が実行されます。
- スケジュールに必要なロジスティック合意は、[販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000)] セッションから取得されます。
- 契約は販売スケジュールヘッダレベルにリンクしています。
- 常に契約から取得される価格と値引は、スケジュールラインレベルに保存されます。更新できるのは契約の価格と値引のみです。スケジュールラインは更新できません。
- [販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションの出荷時に価格と値引を再設定チェックボックスが有効になります。
- 販売スケジュールの承認に対して、計画済倉庫オーダが自動的に生成または更新されます。
このチェックボックスがオフの場合、販売スケジュールの契約へのリンクは必須ではありません。
これにより、次の処理が実行されます。
- スケジュールのロジスティック合意は[品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションから取得されます。
- 契約がスケジュールにリンクしている場合、販売スケジュールラインレベルでリンクしています。これらの契約のリンクは、価格と値引を取得するためだけに使用されます。
- 価格と値引はスケジュールラインレベルでマニュアルで変更できます。スケジュールに契約のリンクがあると解除されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 販売スケジュールに対する計画倉庫オーダ
- 契約検索の顧客品目コードをスケジュールに使用
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このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールの契約を識別するための顧客品目コードが考慮されます。
注:- このフィールドは、[スケジュールに契約を使用] チェックボックスがオンの場合にのみ有効になります。
- このチェックボックスは、次の場合にのみオフにすることができます。
- [販売オフィス (tdsls0512m000)] セッションのすべての販売オフィスに対してこのチェックボックスがオフになっている
- 契約ラインのコピーが作成されない
- スケジュールの条件を使用
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このチェックボックスがオンの場合、 販売スケジュールには条件合意がリンクされている必要があります。販売スケジュールについて (有効な) 条件合意が見つからない場合、そのスケジュールは作成できません。
注:このチェックボックスをオンにできるのは、このセッションでスケジュールに契約を使用チェックボックスもオンになっている場合のみです。
スケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションを使用して、条件合意のスケジュール条件を指定します。
- 顧客オーダをスケジュールに使用
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このチェックボックスがオンの場合、受信した販売発行の顧客オーダ番号が販売契約ラインおよび販売スケジュールの顧客オーダ番号と比較されます。
このチェックボックスがオンの場合、以下が該当します。
- 偏差のある顧客オーダ番号を管理する処理について定義する必要があります。
このため[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションの次のフィールドで、必要な情報を指定します。
- 偏差のある顧客オーダへのアクション
- 偏差のある空の顧客オーダへのアクション
- [販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションで[偏差のある顧客オーダへのアクション]が[ブロック]に設定されている場合、各販売スケジュールには一意の[顧客オーダ]があります。したがって、販売スケジュール改訂が送信され、累計が同じ顧客オーダ番号に登録されます。
- [偏差のある顧客オーダへのアクション]が[販売発行の継続]または[販売契約の継続]に設定されている場合、特定の販売スケジュールに対する改訂が異なる顧客オーダ番号を持つ場合があります。その結果、累計は、顧客オーダ番号によってではなく、スケジュールによって登録されます。
注:[スケジュールに契約を使用]チェックボックスがオンに設定されている場合にのみ、このチェックボックスをオンにすることができます。
- 偏差のある顧客オーダ番号を管理する処理について定義する必要があります。
- 顧客契約参照をスケジュールに使用
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このチェックボックスがオンの場合、販売契約ラインおよび販売スケジュールを特定するには顧客契約参照を使用します。
したがって、次のようになります。
- [顧客契約参照]フィールドは、各種の販売発行、販売契約、および販売スケジュールセッションで使用できます。
- 顧客契約参照にはそれぞれ、契約ライン、スケジュール、および累計が必要です。これにより、同じ顧客契約参照に販売スケジュール改訂が送信され、累計が登録されます。
このパラメータ設定に関係なく、顧客契約参照は、販売発行、販売契約ラインおよび販売スケジュールに対して同一にする必要があります。これは、空の顧客契約参照をすべての伝票に使用できることも意味します。
注:- このチェックボックスをオンにできるのは、[スケジュールに契約を使用]チェックボックスもオンになっている場合のみです。
- 顧客契約参照を情報確認の目的にのみ使用するには、参照を[顧客契約参照]フィールドではなく販売発行ラインの追加情報フィールドで指定します。これにより、顧客契約参照が空の販売契約ラインと販売スケジュールが検索されます。この参照は、販売契約ラインと販売スケジュールの特定には使用されません。
- 消費請求書ラインのリンク先
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販売スケジュール手順で消費請求ラインをリンクする方法
注:- このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの外部所有権チェックボックスがオンの場合にのみ利用可能になります。
- 消費請求ラインは、販売スケジュール請求ライン (tdsls3140m200) セッションで表示できます。
- [使用払]スケジュールの関係会社間取引オーダを使用する場合は、このフィールドを[スケジュール要件ライン]に設定することをお勧めします。
指定可能な値
- スケジュール要件ライン
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消費請求書ラインがスケジュールラインレベルまたは計画済倉庫オーダラインレベルでリンクされます。このため、消費によって複数の請求書ラインが生成されることがあり、これらのラインは複数のスケジュールラインまたは計画済倉庫オーダラインにリンクされます。
- スケジュールヘッダ
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消費請求書ラインがスケジュールヘッダレベルでリンクされます。このため、消費によって顧客用の 1 つの請求書ラインが生成されます。
消費請求書ラインを請求に発行すると、販売スケジュールにリンクされた最初のスケジュールラインから価格や税などの必要な情報が取得されます。他のラインの情報は考慮されません。
パフォーマンスについて
このパラメータによって、顧客に送付される請求書ラインの数が決まります。
- 販売スケジュールの削除時に販売発行を削除
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このチェックボックスがオンの場合、 販売スケジュールが削除されると、関連する販売発行も削除されます。
注:販売発行の削除は販売発行のアーカイブ/削除 (tdsls3209m000) セッションでも行えます。
- 販売発行アーカイブの導入
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このチェックボックスがオンの場合、販売発行をアーカイブ会社にアーカイブできます。
販売発行をアーカイブするには、販売発行のアーカイブ/削除 (tdsls3209m000) セッションを使用します。
- 販売スケジュールアーカイブの導入
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このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールをアーカイブ会社にアーカイブできます。
販売スケジュールをアーカイブするには、販売スケジュールの削除 (tdsls3224m000) セッションを使用します。
- スケジュール履歴のログ
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このチェックボックスがオンの場合、 販売スケジュールの履歴は記録される必要があります。
このチェックボックスがオンの場合、スケジュール履歴が次の各セッション内に記録されます。
- [販売スケジュール履歴 (tdsls3560m000)]
- [販売スケジュールライン履歴 (tdsls3561m000)]
- [販売スケジュール実際納入ライン履歴 (tdsls3557m000)]
注:- [販売スケジュール実際納入ライン履歴 (tdsls3557m000)] セッションでは、処理済納入ラインの取引高履歴が常にログに記録されます。現行セッションで実際スケジュール納入履歴のログチェックボックスもオンになっている場合、[販売スケジュール実際納入ライン履歴 (tdsls3557m000)] セッションでは未処理納入ラインの履歴も記録されます。
- スケジュール履歴は、将来の分析だけでなく、調整、遡及請求、および統計にも使用されます。これらの処理では、販売スケジュール実際納入ライン履歴 (tdsls3557m000) セッションの処理済 (未処理) 販売スケジュール実際納入ライン履歴と販売スケジュールライン履歴 (tdsls3561m000) セッションの販売スケジュールライン履歴の両方が必要とされます。
- 特定の販売スケジュールで常に同じパラメータ履歴設定を使用するために、販売スケジュールが作成された時点で現在のパラメータ設定が [販売スケジュール (tdsls3111m000)] セッションのスケジュール履歴のログフィールドにデフォルト値として取り込まれます。販売スケジュールのライフサイクル中は、このフィールドは変更できません。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 履歴データのログ
- オーダ入力履歴ログのレベル
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どの受注処理の販売スケジュール履歴を記録する必要があるかを指定します。
注:このパラメータを[最終]に設定し、統計を更新する場合、前の統計を反転するための情報が必要です。そのため、[販売オーダライン履歴 (tdsls4551m000)] セッションの[統計で処理] チェックボックスがオンになった後に、すべての受注処理が履歴レコードとして記録されます。
指定可能な値
- すべて
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すべての受注処理は履歴レコードとして記録されます。
- 最終
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最終受注処理のみが履歴レコードとして記録されます。履歴レコードは最新情報に更新されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 履歴データのログ
- 実際スケジュール納入履歴のログ
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このチェックボックスがオンの場合、スケジュール取引高履歴に加えて、未処理納入ラインの履歴も[販売スケジュール実際納入ライン履歴 (tdsls3557m000)] セッションでログに記録されます。
このチェックボックスがオフの場合、処理済納入ラインの (取引高) 履歴のみが [販売スケジュール実際納入ライン履歴 (tdsls3557m000)] セッションでログに記録されます。
注:- 販売スケジュール実際納入ライン (tdsls3540m000) セッションで納入ラインが挿入または更新されると、未処理の納入ラインの履歴がログに記録されます。
- 納入済販売スケジュールの処理 (tdsls3223m000) セッションで納入が処理されると、取引高履歴がログに記録されます。
注:スケジュール履歴は、将来の分析だけでなく、調整、遡及請求、および統計にも使用されます。これらの処理では、販売スケジュール実際納入ライン履歴 (tdsls3557m000) セッションの処理済 (未処理) 販売スケジュール実際納入ライン履歴と販売スケジュールライン履歴 (tdsls3561m000) セッションの販売スケジュールライン履歴の両方が必要とされます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 履歴データのログ