購買オーダ - ライン(tdpur4100m900)

セッションの目的: 特定の購買オーダおよびリンクしている購買オーダラインの表示、入力、メンテナンス、および処理を行います。

購買オーダヘッダおよび購買オーダラインを、1 つの画面で指定できます。このセッションでは、購買オーダにとって最も重要な情報を簡単に入力して、オーダを処理することができます。

タブ

各タブ上のラインは次のセッションを参照します。

  • オーダライン

    購買オーダライン (tdpur4101m000) セッションを参照します。このタブで、購買オーダのラインの入力と表示ができます。詳細情報については、ラインをダブルクリックしてください。
  • 変更要求

    購買オーダ変更要求 (tdpur4100m500) セッションを参照します。このタブで、購買オーダにリンクしている変更要求の表示およびメンテナンスができます。ラインをダブルクリックすると、購買オーダ変更要求 (tdpur4600m000) セッションが開始されます。
  • 資材供給ライン

    購買オーダ資材供給ライン (tdpur4116m000) セッションを参照します。このタブでは、購買オーダラインにリンクされた資材供給ライン (製造元により外注先に供給されるすべての資材と部分組立品を示します) を表示、入力、およびメンテナンスできます。
  • 倉庫管理への発行

    購買オーダ - 発行予定ライン (tdpur4501m140) セッションを参照します。倉庫管理へ発行待ちの購買オーダラインを表示できます。ラインが発行済になると、現在のタブから削除されます。
  • 入庫

    購買入庫 (tdpur4106m000) セッションを参照します。購買オーダラインの入庫ラインの指定および表示ができます。
  • 買掛入庫

    購買買掛入庫 (tdpur4130m000) セッションを参照します。このタブでは、購買オーダの購買買掛入庫を表示できます。
  • 見込バックオーダライン

    見込購買バックオーダ (tdpur4101m700) セッションを参照します。バックオーダ数量がゼロより大きい購買オーダライン、およびバックオーダが未確認の購買オーダラインがすべて表示されます。バックオーダ数量、バックオーダの入庫日など、見込バックオーダ詳細を修正できます。また、見込バックオーダはこのセッションで確認する必要があります。ラインが確認済になると、現在のタブから削除されます。
  • モニタ

    購買オーダラインモニタ (tdpur4501m500) セッションを参照します。該当の購買オーダにリンクしている購買オーダラインのすべて、およびそれらの関連データを表示できます。
注: 
  • 倉庫管理へ発行タブで特定の購買オーダラインが見つからない場合、その購買オーダラインが発行可能な状態になっていない可能性があります。[購買オーダライン状況 (tdpur4534m000)] セッションで該当するラインにまず別の活動を実行する必要があるかどうかを検証できます。このセッションは、オーダラインタブの適切なメニューにある [購買オーダライン状況] をクリックすると開始できます。
  • 既存のオーダラインを新しいオーダラインにコピーできます。オーダラインを選択してオーダラインのコピーボタンをクリックすると、選択したラインが現在の購買オーダにコピーされます。
  • オーダラインを選択して添付を表示するボタンをクリックすると、オブジェクトリンク (dmcom8110m000) セッションで文書改訂を購買オーダラインにリンクさせたり、[ファイルリンク (dmdoc4540m002)] セッションでファイルを文書改訂にリンクさせたりすることができます。
取引先

商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。

住所

購買元取引先の住所コード

業種

購買元取引先が分類される業種

地域

領域を使用すると、地理的な基準で取引先、顧客、発注先、および従業員がグループ化されます。

デフォルト

購買元取引先に割り当てられるデフォルトの地域は、[購買元取引先 (tccom4520m000)] セッションから導出されます。

オーダ値引

合計オーダ金額から差し引かれる値引率または値引額

注: 

原価品目およびサービス品目の場合、オーダヘッダ値引は計算されません。

デフォルト

デフォルトのオーダ値引は[購買元取引先 (tccom4520m000)] セッションから取得されます。

購買価格リスト

顧客および発注先のデフォルト値と値引のリスト。価格リストを品目と品目グループに、および販売先取引先と購買元取引先にリンクできます。

取引先価格/値引

取引先を 「親」 として選択できます。その結果、親取引先に対して定義されている価格と値引が、該当オーダに入力されます。

オーダに対して親取引先を指定した場合は、まずその親取引先に対して定義されている価格データと値引データが検索されます。

親取引先に価格データまたは値引データが定義されていない場合、または親取引先を指定しなかった場合には、そのオーダの取引先に対して定義されている価格データと値引データが検索されます。

取引先テキスト

取引先を 「親」 として選択できます。その結果、親取引先に対して定義されているテキストが該当オーダに入力されます。

オーダ上に親取引先が定義されている場合、まずその親取引先に対して定義されているテキストが検索されます。

親に対してテキストが指定されていない場合や親が指定されていない場合は、オーダ上の取引先に対して指定されているテキストが検索されます。

郵便番号

取引先の郵便番号

窓口

購買元取引先窓口のコード

名前

窓口の氏名

電話

自分の窓口の (直通) 電話番号

購買元取引先オーダ

購買元取引先がオーダに割り当てた番号

目標価格計算から除外

このチェックボックスがオンの場合、この購買オーダが目標価格計算から除外されます。

注: 
  • このチェックボックスが表示されるのは、[調達パラメータ (tdpur0100m000)] セッションの [目標価格] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • このフィールドのデフォルト値は、[購買オーダタイプ (tdpur0194m000)] セッションから取得されます。
  • このチェックボックスは、指定された [購買オーダタイプ] について、[購買オーダタイプ (tdpur0194m000)] セッションの [返品オーダ] フィールドの設定を [なし] にして次のチェックボックスをオフにした場合にのみ使用可能となります。 
    • [外注オーダ]
    • [顧客支給資材]
    • [委託支払]
  • このフィールドを修正したときにこの購買オーダにオーダラインが存在する場合、[オーダ - ライン - 同期]オプションを使用して、オーダとラインの間で修正を同期できます。

参照 A

最初の追加参照で、これによってオーダまたは見積 (依頼) を識別できます。この参照は、さまざまなオーダ文書およびリストに出力されます。

参照 B

補足情報を記入できる第 2 の追加参照フィールド。この参照は、オーダ文書およびリストに出力されます。

契約

顧客指向の契約で、購買元取引先と販売先取引先によって合意され、特別なプロジェクトの特別な合意を記録するために使用されます。特別契約は、販促契約の場合もあります。

特別契約では、同じ品目/取引先の組合せについて、有効期間の重複が許可されます。

契約番号を入力すると、オーダヘッダデータに、該当する契約のヘッダにあるデフォルト値がロードされます。特定の住所もコピーされます。これにより、契約条件がオーダレベルに適用され、契約価格と契約値引の両方または一方も適用されます。

このフィールドは、購買オーダラインのデフォルト値を設定する目的で使用されます。契約と契約ラインをリンクするために実行されるアクションは、[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの購買オーダ別許容複数特別契約チェックボックスの設定によって決まります。

オリジナル伝票タイプ

購買オーダタイプ返品オーダの場合にオリジナル伝票にリンクされる伝票タイプ

指定可能な値

オーダ

オリジナルの購買オーダ番号

オーダ入庫

オリジナルの購買オーダ入庫番号

スケジュール

オリジナルの購買スケジュール番号

スケジュール入庫

オリジナルの購買スケジュール入庫番号

オリジナル伝票番号

返品オーダのオリジナル伝票番号

注: 

[返品]グループボックス内のフィールドに値が入力されている場合に適切なメニューメニューの[オリジナル伝票からコピー]をクリックすると、[オリジナル伝票タイプ]の設定値に応じてセッションが開始され、現在のオーダにコピーするオーダラインをオリジナル伝票から選択できます。これにより、オリジナルのオーダラインと返品オーダラインとの間にリンクが作成されます。

返品理由

納入済商品が不合格となり、返却される理由

購買担当

関係する購買元取引先の連絡先となる、自社の従業員。購買担当は購買エージェントとも呼ばれます。

計画者

品目の製造、購買、および分配の計画を担当する従業員または部署。計画者は、在庫レベル、資材の利用可能性、およびリソースの能力を考慮して、生成される再スケジュールメッセージなどのシグナルに対応します。

購買オーダタイプ

オーダタイプにより、オーダ手順の一部であるセッション、そしてこの手順が実行される方法および順序が決まります。

デフォルト

デフォルト値は、[購買元取引先 (tccom4520m000)] セッションで購買元取引先に割り当てられたオーダタイプです。購買元取引先にオーダタイプが割り当てられていない場合、デフォルトは[ユーザプロファイル (tdpur0143m000)] セッションでユーザのログオンコードに割り当てられたオーダタイプです。

注: 

該当する倉庫が WMS 管理倉庫であり、[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションでその倉庫に関して[コレクトオーダ]チェックボックスがオフの場合は、このフィールドに 「コレクト」 オーダタイプを入力することができません。

購買オーダ

購買オーダを識別する番号

改訂

購買オーダの改訂番号。この番号は、変更要求を使用する購買オーダの承認済変更が処理されると増やされます。

オーダ日

オーダがマニュアルで指定された、または自動的に生成された日付

注: 

マニュアルで過去または将来の日付に変更できます。

デフォルト

  • マニュアルオーダ入力

    現在の (作成) 日付
  • 自動オーダ生成

    [購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの購買オーダの生成時に作成日をオーダ日として使用フィールドで指定した日付
購買オフィス

組織に必要な資材とサービスの購買を担当する組織内の部署。購買オフィスには番号グループを割り当てます。

計画入庫日

オーダ/スケジュールラインの品目の入庫を計画している計画日。計画入庫日は、オーダ日/スケジュール生成日より前であってはなりません。

確認済入庫日

品目の入庫日。購買元取引先により確認されるか、販売先取引先に対して確認されます。

この日付は、さまざまな目的で使用されます。

  • 販売業者評価を決定する基準の 1 つとして
  • オーダラインの確認済入庫日のデフォルト値として
  • 督促状の出力の参照日として
倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

入庫住所

商品を配送する、発注先ごとに記録した実際の住所。事実上、この住所はいずれかの倉庫の住所となります。

経路

倉庫から出荷先取引先または出荷元取引先の倉庫への移動ラインとその逆の移動ライン。同一地域または都合のよい経路にあるグループ取引先への経路を使用します。

住所を経路で整理することにより、経路でソートしたピッキングリストと出荷ノートを出力することができます。

運送業者/LSP

輸送サービスを提供する組織。デフォルトの運送業者を出荷先および出荷元の両取引先にリンクさせることができます。さらに、運送業者でソートした梱包リストの販売オーダおよび購買オーダを出力することができます。

オーダ処理および請求処理では、必ず運送業者を取引先として定義してください。

受渡条件

商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。

権利移動地点

法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。

取引先

組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。

住所

請求元取引先の住所コード

窓口

請求元取引先窓口のコード

状況

購買オーダヘッダの状況

指定可能な値

作成済

オーダは統合または承認待ちです。

承認済

オーダは承認済です。

修正済

オーダラインが追加または変更されたため、オーダは承認後に修正されました。このため、購買オーダを再度承認する必要があります。

送付済

オーダは発注先に送付され、入庫待ちです。

処理中

オーダは、入庫手順の様々な段階にある場合があります。

ブロック

オーダはブロックされています。ブロックが解除されるまで、オーダ手順を実行できません。

取消済

オーダのすべてのラインが取消済です。

クローズ

すべてのステップは、調達の購買オーダタイプの手順で実行されています。

発行済

倉庫管理への発行活動を行う間の技術的/一時的状況

ワークフロー状況

ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。

権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。

  • チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
  • このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。

指定可能な値

[ドラフト]

The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[保留]

Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.

[取消要求済]

The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].

[ドラフト (改訂)]

The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[拒否済]

The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.

[承認受信済]

The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.

[承認済]

The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.

[該当なし]

The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.

該当なし

The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.

未開始

The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.

To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].

承認済

The modified object is checked in after approval from ION Workflow.

オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。

注: 

LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。

統合

このチェックボックスがオンの場合、統合対象となる購買オーダが生成されます。この購買オーダはマニュアルで統合し、統合後の購買オーダを承認する必要があります。

注: 
  • このチェックボックスが使用可能になるのは、[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションで関連の発生元について[統合対象]チェックボックスをオンにしてある場合のみです。
  • このチェックボックスをオンに設定できるのは、該当の購買オーダが[作成済]状況の場合のみです。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、ヘッダまたはフッタテキストが購買オーダに存在します。

取引先

オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。

住所

出荷元取引先の住所コード

窓口

出荷元取引先窓口のコード

オーダ重量

購買オーダラインでオーダされた品目の合計重量。重量はオーダ数量に基づいて計算され、[MCS パラメータ (tcmcs0100s000)] セッションの重量フィールドで定義される会社の重量の基準単位で表されます。

注: 

品目の重量は、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで定義できます。

オーダ重量の計算では、次のオーダラインが除外されます。

  • 数量が負のオーダライン
  • 取消済ライン
  • 見込バックオーダライン
  • 合計ライン
注: 
  • オーダ重量を計算するには[計算]ボタンをクリックします。
  • ブロックラインおよび直送ラインはオーダ重量の計算に含まれます。
  • バックオーダラインはオーダ重量の計算に含まれますが、オーダ重量の計算では、オーダラインの入庫数量から不合格数量を差し引いた値が使用されます。
  • パッケージ重量は考慮されません。
通貨

購買価格が示される通貨単位

注: 

オーダラインが購買オーダにリンクされている場合、通貨を変更できません。

オーダ金額

合計オーダ額。これは、値引を差し引いたすべての購買オーダライン金額の累計値です。

注: 

バックオーダラインのオーダ数量が変更されると、この変更はオーダ額まで反映されます。ただし、バックオーダラインが取消または削除された場合は、引き続きオリジナルオーダ数量によりオーダ額が決定されます。

為替レートタイプ

/baanerp/tp/glossary/glossary#000046

レート換算基準

換算レートを決定するための日付を指定する方法

決定した換算レートに基づいて、構成プロセスで外国通貨の総額が自国通貨に換算されます。

注: 

会社の通貨システムに応じたオプション。この通貨システムは[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[通貨システム]フィールドで定義できます。

指定可能な値

伝票日付

その伝票が作成された日時において有効なレートが、自動的に使用されます。[伝票日付]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートはマニュアルで変更できます。

レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。

マニュアル入力

このレートはマニュアルで入力できます。デフォルトでは、伝票が作成された日時に有効なレートを使用します。[マニュアル入力]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

納期

商品がまだ納入されていない場合、オーダ日に有効なレートが使用されます。ただし、このオーダ日が過去の日付の場合は、現在の日付に有効なレートが使用されます。

商品が納入されている場合は、実際納期に有効なレートを使用します。

[納期]レート換算基準は、販売オーダ、サービスオーダ、および販売請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。

入庫日

その商品の入庫が予定されている日時において有効なレートが使用されます。[入庫日]レート換算基準は、購買オーダおよび購買請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。

予定入出金日

その販売請求書または購買請求書の予定支払日時において有効なレートが自動的に使用されます。

予定入出金日 = 予定納期 ÷ 入庫日 + 支払期間 

支払期間は、[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで指定されます。[予定入出金日]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。

レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。

固定

このレート換算基準は、依存通貨システムまたは単一通貨システムでのみ使用できます。[固定]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨と参照通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。マニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

固定ハード

このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。

取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

固定ローカル

このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカル]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨と現地通貨間のレートをマニュアルで入力した場合は、レートが固定されます。その他のレートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。

現地通貨レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

固定ローカルとハード

このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカルとハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。

取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。

取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。

入庫に対して購買レートを使用

このチェックボックスがオンの場合、購買オーダ/入庫処理の借方側に対して購買レートデータを使用します。

注: 

このフィールドの値は、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションの対応するフィールドから取得されます。

購買レート

自国通貨での金額にするために、外国通貨での購買取引金額に乗ずる係数

デフォルト

デフォルトの購買レートは、[為替レート (tcmcs0108m000)] セッションから取得されます。特定の制約により、デフォルトの購買レートを修正することができます。

購買レートは、購買オーダの作成または生成時に購買オーダに割り当てられます。

次のいずれかの状況では、このフィールドは修正できません。

  • このオーダにオーダラインが入力されている
  • オーダ通貨が自国通貨と同一である
  • [レート換算基準]フィールドの値が[伝票日付]、[入庫日]、または[予定入出金日]に設定されている
レート係数

LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。

デフォルト

デフォルトのレート係数は、通貨に割り当てられている係数です。デフォルトのレート係数を修正できるかどうかは、複数の条件によって決まります ([レート/レート係数]フィールドの説明を参照)。

注: 

購買オーダが作成または自動生成された場合、その購買オーダには通貨に割り当てられているレート係数も割り当てられます。そうすることで、同一のレート係数が手順全体を通じて有効になります。

レート/レート係数

自国通貨と購買オーダに適用されている通貨との換算に使用されるレート/レート係数

自己請求

このチェックボックスがオンの場合、購買元取引先に発行する購買オーダに自己請求が適用されます。

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションの[自己請求]フィールドから取得されます。

このチェックボックスがオフの場合、購買請求書は購買元取引先によって作成され、送られてきます。

請求開始時点

購買オーダの自己請求請求書が生成可能となる時点を指定できます。

  • [検査]

    自己請求は、商品が検査および承認された後に生成できます。
  • [入庫]

    自己請求は、商品が入庫および消費された後に生成できます。

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションの[請求時点]フィールドから取得されます。

自己請求方法

[自己請求]チェックボックスがオンの場合、このフィールドを使用して、自己請求の実行方法を決定する自己請求方法を選択します。

自己請求方法により、特に請求書を構成する基準、請求間隔、出力メディアなどが決定されます。

税金分類

その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。

たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。

  • 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
  • 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
  • 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、[請求元取引先 (tccom4122s000)] セッションの [取引先税金分類] フィールドから取得されます。

輸入仕入原価分類

ユーザがロジスティック処理を特定の輸入仕入原価セットにリンクできる属性。その取引の輸入仕入原価設定より優先されます。必要な場合、ユーザは輸入仕入原価分類を指定し、取引でこの分類を使用できます。

外部取引先の請求

このチェックボックスがオンの場合、発生した輸送費は外部取引先に請求されます。

注: 
  • このチェックボックスがオンの場合、 計算方法が[輸送管理]に設定されている輸入仕入原価ラインは購買オーダにリンクできません。
  • 請求元取引先に請求先役割が割り当てられている場合、請求先取引先請求元取引先は同一になります。請求元取引先に請求先役割が割り当てられていない場合、請求先取引先は親取引先に基づいて判別されます。
  • このフィールドのデフォルト値は、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションの[輸送に対する請求取引先]フィールドから取得されます。

輸送費請求基準

会社は、[輸送費]、[クライアントレート]、および[輸送費 (更新可能)] に基づいて輸送レートを外部取引先に請求できます。

注: 

このフィールドのデフォルト値は、[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションの[輸送請求基準]フィールドから取得されます。

取引先

支払先の取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。取引先がファクタリング会社を利用している場合は、この定義には、デフォルト通貨と為替レート、発注先の銀行関係、請求の支払日数が含まれます。

住所

支払先取引先の住所コード

窓口

支払先取引先窓口コード

支払条件

請求書の支払方法に関する合意事項

支払条件には、次の項目が含まれます。

  • 請求書の支払を完了しなければならない期間
  • 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引

支払条件によって、次の計算が可能になります。

  • 支払期限の日付
  • 値引期間が終了する日付
  • 値引額
延滞金利

商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。

送金合意

あるプロジェクトに対する支払方法の協定を含む外注書類。たとえば、送金合意は発注先の産業保険庁 (IAB) や税金管轄局に支払うべき請求額の一部を明記しています。

信用状必須

このチェックボックスがオンの場合、 信用状 (L/C) が現在の伝票にリンクされている必要があります。

信用状 ID

現在の伝票にリンクされている信用状 (L/C)

取引タイプ

信用状 (L/C) の取引タイプ

銀行保証 - 受益者必須

このチェックボックスがオンの場合、受益者として定義されている銀行保証が現在の伝票にリンクされている必要があります。

注: 

このフィールドは、以下の場合にのみ表示されます。

  • [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで [貿易管理] チェックボックスがオンになっている
  • [財務貿易管理パラメータ (tcgtc9199m000)] セッションで、すべての財務会社について [輸入] および [国内インバウンド] チェックボックスがオンになっている

次の場合、このフィールドは使用できません。

  • 購買オーダが返品オーダラインである
  • オーダラインに [倉庫] が指定されていない
  • 少なくとも一つの関連オーダラインが銀行保証に受益者としてリンクされている

次の場合、このフィールドの値を変更できません。

  • 銀行保証が購買オーダに受益者としてリンクされている
  • そのオーダラインの入庫が実行されている
  • 少なくとも一つの関連オーダラインが倉庫管理に発行されている

このフィールドのデフォルト値は、[購買オーダ (tdpur4100m000)] セッションで購買オーダの [銀行保証 - 受益者必須] チェックボックスがオンになっている場合に、詳細オーダラインおよびバックオーダラインの [銀行保証 - 受益者必須] フィールドから取得されます。

銀行保証 ID

現在の伝票に受益者としてリンクされている銀行保証の一意の識別番号

複数の銀行保証

このチェックボックスがオンの場合、複数の銀行保証が現在の伝票に受益者としてリンクされます。

銀行保証 - 申請者必須

このチェックボックスがオンの場合、申請者として定義されている銀行保証が現在の伝票にリンクされている必要があります。

注: 

このフィールドは、以下の場合にのみ表示されます。

  • [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで [貿易管理] チェックボックスがオンになっている
  • [財務貿易管理パラメータ (tcgtc9199m000)] セッションで、すべての財務会社について [輸入] および [国内インバウンド] チェックボックスがオンになっている

次の場合、このフィールドは使用できません。

  • 購買オーダが返品オーダである
  • 少なくとも一つの関連オーダラインが銀行保証に申請者としてリンクされている

次の場合、このフィールドの値を変更できません。

  • 銀行保証が購買オーダに受益者としてリンクされている
  • そのオーダラインの入庫が実行されている
  • 少なくとも一つの関連オーダラインが倉庫管理に発行されている

このフィールドのデフォルト値は、[購買オーダ (tdpur4100m000)] セッションで購買オーダの [銀行保証 - 申請者必須] チェックボックスがオンになっている場合に、詳細オーダラインおよびバックオーダラインの [銀行保証 - 申請者必須] フィールドから取得されます。

銀行保証 ID

現在の伝票に申請者としてリンクされている銀行保証の一意の識別番号

複数の銀行保証

このチェックボックスがオンの場合、複数の銀行保証が現在の伝票に申請者としてリンクされます。

確認

確認のコード

変更オーダ連番

購買オーダまたは販売オーダに対する変更が発生した場合に割り当てられる番号

変更理由

販売オーダまたは購買オーダへの変更理由を示す手段。たとえば、契約制限、実現の可能性の問題、または輸送制限など。変更理由は、コードによって識別します。

変更タイプ

価格変更または数量の増加など、オーダに加えられた変更のタイプを識別するために使用できるユーザ定義コード

税額

購買オーダの VAT の合計金額 (オーダ通貨で表示)

追加情報
追加フィールド

さまざまなセッションに追加できるさまざまなフィールドフォーマットのユーザ定義フィールド。ユーザはこれらのフィールドを編集できます。これらのフィールドの内容には機能ロジックが関連付けられていません。

追加情報フィールドはデータベーステーブルにリンクできます。テーブルにリンクすると、そのデータベーステーブルに対応するセッションにフィールドが表示されます。たとえば、whinh200 テーブルに定義されているフィールドは[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加フィールドとして表示されます。

追加情報フィールドの内容をデータベースのテーブル間でやり取りできます。たとえば、あるユーザが[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加情報フィールド A に指定した情報は、[出荷 (whinh4130m000)] セッションの追加情報フィールドに転送されます。このため、whinh200 テーブルと whinh430 テーブル (whinh430 は[出荷 (whinh4130m000)] セッションに対応) には、フィールドフォーマットが同一でフィールド名が A である追加情報フィールドが存在する必要があります。

[拡張追加情報] をクリックすると、拡張追加情報 (tcstl2110m000) セッションで購買伝票にリンクされている追加情報フィールドがすべて表示されます。