請求累計 (tdpur3133m000)

セッションの目的: 購買スケジュールの請求累計 (CUM) を表示します。

「ERP 財務会計」 内で請求書が承認されると、スケジュール番号、累計リセット日、および請求日の組合せに該当するレコードの有無が、現行セッション内で自動的に検索されます。該当のレコードが見つかった場合は、そのレコードが更新されます。また、そのレコードの後続レコードがあれば、[請求済累計] フィールドの値も更新されます。検索した組合せと一致するレコードが見つからない場合は、このセッション内に新しいレコードが生成され、その後続レコードがあれば [請求済累計] フィールドの値も自動的に更新されます。

購買スケジュールラインの状況が最終入庫に変わり次第、その購買スケジュールラインに対するすべての商品が入庫されたことを示す信号が 「買掛金 (ACP)」 に送信されます。次に、該当の請求が 「ERP 財務会計」 内で承認されると、ただちに請求書明細が 「購買管理 (PUR)」 に返送され、それに基づいて [購買スケジュールライン (tdpur3111m000)] セッション内のレコードが更新され、該当のスケジュールラインの取引高履歴が作成されます。

[累計のリセット (tdpur3230m000)] セッションで累積をリセットすると、現行セッション内にリセットレコードが追加されます。リセットレコードの各フィールドと値は次のとおりです。

  • [累計 (リセット) 日]:[累計のリセット (tdpur3230m000)] セッションで入力された累計リセット日
  • [処理日]:リセットレコードの処理日は、常にゼロです。
  • [請求数量]: -1 x リセット数量
  • [請求済累計]:累計リセット日以前の最終レコードの累計請求数量 - リセット数量
注: 

処理日が累計リセット日以降のレコードの累計数量は、リセット数量分減少します。累積のリセットの詳細については、購買スケジュール累計のリセットを参照してください。

  • リセット日: 14-02
  • リセット数量: 23
処理日 01-02 05-02 06-02 0 01-03 04-03
請求数量 10 8 6 -23 12 8
請求済累計 10 18 24 1 13 21
スケジュール

購買スケジュールの番号

累計 (リセット) 日

スケジュールの累計/権限がリセットされる日時

Note: 

累積のリセットは、累計のリセット (tdpur3230m000) セッションで行うことができます。

処理日

「ERP 財務会計」 内で請求が承認された日付

請求済累計

棚卸単位で示される請求累計

連番

現行セッション内に追加された新しいレコードの処理日/時間が、既存レコードの処理日/時間と一致した場合に、1 だけ増加する番号

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

請求数量

棚卸単位で示される請求数量