所要累計 (tdpur3130m000)
セッションの目的: 購買スケジュールの所要累計 (CUM) を表示します。
「ERP 倉庫管理」 で入庫が確認されると、まずこのセッション内で、スケジュール番号、累計リセット日、および計画所要日/時間 (計画出荷日時または計画納期) の組合せに該当するレコードの有無が自動的に検索されます。該当のレコードが見つかった場合は、そのレコードが更新されます。また、そのレコードの後続レコードがあれば、[所要累計] フィールドの値も更新されます。検索した組合せと一致するレコードが見つからない場合は、このセッションに新しいレコードが生成されます。
「ERP 倉庫管理」 で、確認済の納入に関する納入数量の増分または減分が行われた場合、このセッション内のレコードは自動更新されません。このような入庫訂正が生じた場合は、入庫累計 (tdpur3132m000) セッション内のレコードのみが自動更新されます。
[累計のリセット (tdpur3230m000)] セッションで累積をリセットすると、現行セッション内にリセットレコードが追加されます。リセットレコードの各フィールドと値は次のとおりです。
- [累計 (リセット) 日]:[累計のリセット (tdpur3230m000)] セッションで入力された累計リセット日
- [計画所要日]:0 (ゼロ)。リセットレコードの場合、計画所要日は常に 0 です
- [所要数量]: -1 x リセット数量
- [所要累計]:累計リセット日とリセット数量の直前のレコードの累計所要数量
計画所要日が累計リセット日よりもあとに設定されているレコードの累計数量は、リセット数量によって減分されます。累積のリセットの詳細については、購買スケジュール累計のリセットを参照してください。
例
- リセット日: 14-02
- リセット数量: 23
計画所要日 | 01-02 | 05-02 | 06-02 | 0 | 01-03 | 04-03 |
所要数量 | 10 | 8 | 6 | -23 | 12 | 8 |
所要累計 | 10 | 18 | 24 | 1 | 13 | 21 |
- スケジュール
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購買スケジュールの番号
- 累計 (リセット) 日
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スケジュールの累計/権限がリセットされる日時
Note:累積のリセットは、累計のリセット (tdpur3230m000) セッションで行うことができます。
- 計画所要日
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購買スケジュールライン (tdpur3111m000) セッションから取得される計画納期または計画出荷日時
Note:このフィールドに計画納期と計画出荷日時のどちらが表示されるかは、そのスケジュールについて購買スケジュール (tdpur3110m000) セッションの出荷/入庫基準フィールドから取得されるのが納入基準か出荷基準かによって決まります。
- 所要累計
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棚卸単位で示される所要累計
Note:このフィールドの値は、購買発行ライン (tdpur3121m000) セッションの優先所要累計フィールドの値を計算するために使用されます。
- 棚卸単位
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品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 所要数量
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棚卸単位で表したスケジュール数量
- 連番
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現行セッション内に追加された新しいレコードの処理日/時間が、既存レコードの処理日/時間と一致した場合に、1 だけ増加する番号
Note:所要累計の場合、この番号は必ず 0 (ゼロ) になります。