購買発行 (tdpur3120m000)

セッションの目的: 購買発行ヘッダを作成、表示、メンテナンス、および削除します。

購買発行がどのように作成されるかは、以下に依存します。

  • 購買スケジュールが非参照スケジュールか、それとも参照スケジュール
  • 購買発行がすでに存在しているかどうか、また、存在している場合、その状況コードは何か

適切なメニューで、次の項目を選択できます。

  • [発行ライン]

    資材発行出荷スケジュールの場合、購買発行ライン (tdpur3121m000) セッションが開始され、特定の購買発行内に保存されている購買スケジュールを表示できます。
  • 連続出荷スケジュールの場合、購買発行ライン - 連続出荷データ (tdpur3523m000) セッションが開始され、特定の購買発行内に保存されている連続出荷スケジュール (ライン) を表示できます。
  • [新規改訂の作成]

    最新の発行改訂の状況が [送付済] の購買発行に新しい発行改訂を作成できます。その購買発行に含まれているのが参照スケジュールのみの場合、新規に作成した発行改訂の状況は [スケジュール済] になります。その購買発行に含まれているのが参照なしスケジュールのみの場合、新規に作成した発行改訂の状況は [作成済] になります。
  • [最終改訂]

    購買発行の最新の改訂のみを表示できます。
  • [すべての改訂]

    購買発行のすべての改訂を表示できます。
  • [購買改訂の削除]

    購買改訂の削除 (tdpur3222m200) セッションでは、購買発行の古い改訂を削除します。
注: 
  • 発行タイプが [連続出荷スケジュール] の場合、[購買発行ライン (tdpur3121m000)] セッション内に購買発行ラインは作成されません。これは、連続出荷スケジュールの品目が車両番号 (VIN)、ラインステーション、組立キットの組合せに必要となるためです。このため、[購買発行 (tdpur3120m000)] セッションの発行ヘッダと [購買発行ライン - 連続出荷データ (tdpur3523m000)] セッションの発行ラインが相互にリンクされます。
  • 購買発行に非参照スケジュールのみが含まれている場合、購買発行をいつ送信するかはスケジュール発行日によって決まります。スケジュール発行日は、[購買契約ラインロジスティックデータ (tdpur3102m000)] セッションと [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションの両方または一方に保存されている出庫パターンに基づいて算定されます。
  • 購買発行に参照スケジュールのみが含まれている場合、その購買発行がスケジュール発行日によって送信されることはありません。このため、[購買契約ラインロジスティックデータ (tdpur3102m000)] セッション/[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで、EDI メッセージを直接発行チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、[スケジュール済] の購買発行に関する EDI メッセージが自動生成されます。そのメッセージは、パッケージから発注先に送信されます。
注: 
  • 購買発行ヘッダをメンテナンスできるのは、[購買発行ライン (tdpur3121m000)] セッション内に保存されている購買発行ラインがない場合のみです。
  • 購買発行ヘッダを削除できるのは、[購買発行ライン (tdpur3121m000)] セッション内でリンクされている購買発行ラインが削除された後のみです。
発行タイプ

購買発行の発行タイプ

発行日

非参照スケジュールの場合は、(次回の) スケジュール発行日です。

参照スケジュールの場合は、購買発行が最初に作成された日付です。

倉庫

商品を納入する必要のある倉庫のコード

注: 

非参照スケジュールの場合は、[購買スケジュール (tdpur3110m000)] セッションの[倉庫]フィールドから倉庫が取得されます。参照スケジュールの場合は、[購買スケジュールライン (tdpur3111m000)] セッションの[倉庫]フィールドから倉庫が取得されます。この倉庫はスケジュールラインによって異なることがあります。したがって、同じプルコールオフスケジュールのスケジュールラインは、異なる購買発行で保存できます。

通信チャネル

購買発行を購買元取引先に伝達する手段

予測範囲開始

ある購買発行内のすべてのスケジュールラインの最も早い開始日と時間

注: 

いずれかの購買発行詳細ラインの状況が[スケジュール済]に変わると、[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの開始日フィールドの値が、このフィールドの値と比較されます。[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの開始日の方が現行フィールドに指定された日付よりも早い場合、[予測範囲開始]フィールドは[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの[開始日]フィールドの値で上書きされます。

予測範囲終了

ある購買発行内のすべてのスケジュールラインの最も遅い開始日と時間

注: 

いずれかの購買発行詳細ラインの状況が[スケジュール済]に変わると、[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの終了日フィールドの値が、このフィールドの値と比較されます。[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの終了日の方が現行フィールドに指定された日付よりも遅い場合、[予測範囲終了]フィールドは[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの[終了日]フィールドの値で上書きされます。

出荷/入庫基準

購買発行内のスケジュールが[入庫基準]なのか、それとも[出荷基準]なのかを示します。

デフォルト値

このフィールドのデフォルト値は、[購買スケジュール (tdpur3110m000)] セッションの出荷/入庫基準フィールドから取得されます。

テキストの発行

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

発行

購買発行の番号

注: 

スケジュール発行のデフォルトの番号グループは[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションで指定できます。

スケジュール発行の番号グループのデフォルトシリーズは、次に示すどちらのセッションでも指定できます。

  • [購買オフィス (tdpur0112m000)] セッション
  • [ユーザプロファイル (tdpur0143m000)] セッション
発行改訂

発行の改訂を一意に識別する番号。発行改訂番号は、取引先に送付される更新を示します。

最初の購買発行の発行改訂番号は常にゼロです。改訂された購買発行ごとに、新しい発行改訂番号が自動的に割り当てられます。この番号は、直前の改訂番号に 1 を加えた番号です。

注: 

購買発行の状況が[送付済]の場合、購買発行内のスケジュールラインが変更されると、発行済のスケジュールまたはスケジュールライン内の変更箇所ごとに、新しい改訂番号が割り当てられます。

発行状況

購買発行の状況

購買発行には次の状況があります。

  • [作成済]
  • [スケジュール済]
  • [送付済]

送付日

発注先に購買発行が送信される日時。

これは、発行状況が[送付済]に設定される日付でもあります。

EDI 発行番号

電子商取引で使用される番号。購買発行番号発行改訂番号で構成されます。

注: 

電子データ交換 (EDI) 発行番号のデフォルトの番号グループは、[購買スケジュールパラメータ (tdpur0100m500)] セッションの[EDI 発行シリーズ]フィールドに指定できます。生成された電子データ交換 (EDI) 発行番号は、[生成予定メッセージ (ecedi7100m000)] セッションの[番号]フィールドに自動的に入力されます。

発行計画者

この購買発行を担当する計画者

注: 

発行計画者を入力できるのは、購買発行の状況が[作成済]または[スケジュール済]の場合のみです。

購買元取引先

商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。

出荷元取引先

オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。

出荷先住所

商品の出荷先となる住所

注: 

[倉庫 - ドック位置 (whwmd2120m000)] セッションで定義できるドック位置 (入庫場所) が倉庫にある場合、該当する入庫場所の住所が定義されているかどうかがチェックされます。定義されている場合、この入庫住所がデフォルトで表示されます。定義されていない場合は、[購買スケジュールライン (tdpur3111m000)] セッションで定義されている倉庫住所が表示されます。

車両ごとの発行の生成

このチェックボックスがオンの場合、購買発行における所要量が車両別にグループ化されます。

このチェックボックスがオンの場合、 [購買スケジュールパラメータ (tdpur0100m500)] セッションの品目別発行を生成チェックボックスの値により、この購買発行の所要量が品目別にグループ化されるか、取引先別にグループ化されるかが決まります。

注: 

このチェックボックスは、連続出荷スケジュールのみに関係します。

デフォルト

このチェックボックスのデフォルト設定は、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションの車両ごとの発行の生成チェックボックスから取得され、変更できません。

品目別発行を生成

このチェックボックスがオンの場合、この購買発行における所要量が品目別にグループ化されます。

このチェックボックスがオフの場合、この購買発行における所要量が取引先別にグループ化されます。

注: 

連続出荷スケジュールの場合、所要量を車両別にグループ化することもできます。これは、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションの車両ごとの発行の生成チェックボックスにより決まります。[車両ごとの発行の生成]チェックボックスをオンにすると、現行チェックボックスの設定との関連性はなくなります。

デフォルト

このチェックボックスのデフォルト設定は、[購買スケジュールパラメータ (tdpur0100m500)] セッションの品目別発行を生成チェックボックスから取得され、変更できません。