購買契約ライン詳細 (tdpur3101m100)

セッションの目的: 購買契約ライン詳細の表示、入力、およびメンテナンスを行います。

このセッションは、次のように開始できます。

  • [購買契約ライン (tdpur3101m000)] 概要セッションから、適切なメニューの [契約ライン詳細] をクリックする
  • [購買契約ライン (tdpur3601m000)] セッションから、購買契約ライン詳細を選択してダブルクリックする
  • スタンドアロンで実行する

購買契約ライン詳細は、[購買契約ライン (tdpur3101m000)] セッションまたは契約の有効化/無効化 (tdpur3205m000) セッションで状況を変更できる親購買契約 (合計) ラインと同じ状況になります。

注: 

このセッションは法人購買契約にしか使用できません。

契約

法人購買契約の番号

契約ライン状況

親購買契約ライン、そして購買契約ライン詳細の状況

指定可能な値

フリー

契約 (ライン) の作成時に、契約ライン状況が[フリー]に設定されます。状況が[フリー]で購買契約に変更要求が使用されていない場合、契約 (ライン) を変更できます。

有効

[有効]状況の契約 (ライン) に、オーダ、スケジュール、および見積をリンクできます。

終了

契約 (ライン) が 「終了」 の場合、契約 (ライン) はもう使用できません。

ライン

購買契約ラインの番号

注: 

[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションで、契約ラインのデフォルトのステップサイズを指定できます。ステップサイズにより、新しいラインを論理的に挿入できます。

購買オフィスのロジスティック会社

購買オフィス、サイト、入庫サイトおよび倉庫のロジスティック会社

注: 

この値は、[倉庫]、[購買オフィス]、[サイト]および[入庫サイト]が指定されている場合に指定します。

購買オフィス

購買オフィスのコード

注: 
  • 契約ラインが[詳細]タイプであり、[法人購買契約の使用]チェックボックスがオフの場合、この値を指定します。
  • このフィールドは、[購買オフィス]がゼロ以外の値に設定されている場合に有効です。
  • この値は、指定されたロジスティック会社のデフォルト値となります。
  • 契約ラインが[詳細]タイプの場合、この値は修正できません。
購買オフィス

組織に必要な資材とサービスの購買を担当する組織内の部署。購買オフィスには番号グループを割り当てます。

サイト

サイトのコード

連番

購買契約ライン詳細の番号

注: 

購買契約ラインの最初の契約ライン詳細は番号 1 を受け取り、2 番目は番号 2 を受け取る、というようになります。

購買元取引先

商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
優先製造元製品番号

購買契約ライン詳細の優先製造元製品番号 (MPN)

製造元

品目の製造元、または製造元製品番号 (MPN) にリンクされた製造元

記述

製造元製品番号 (MPN) の記述

合意数量

購買契約ライン詳細の契約数量

購買単位

品目を購買する単位。購買数量単位とも呼ばれます。

合意数量

購買契約ライン詳細の契約数量

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

画像

品目の画像。[品目 (tcibd0501m000)] セッションの画像フィールドからデフォルト値が取得されます。

取引先オーダ参照

購買元取引先がこの契約ライン詳細で指定した合意を識別するために使用するオーダ番号

購買オフィス

ロジスティック取引または会計取引を実行する作業環境。すべての取引データは、特定の会社のデータベースに保存されます。

管理するデータのタイプによって、次の会社に分けられます。

  • ロジスティック会社
  • 財務会社
  • ロジスティック会社であり財務会社でもある会社

複数会社構造では、各種データベーステーブルのいくつかを特定の会社専用として、それ以外のデータベーステーブルを他の会社と共有することができます。

注: 

[会社タイプ]は[ロジスティック]または[両方]であることが必要です。

会社は現在の会社と共有される必要があります。

デフォルト

現在の会社

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

注: 

倉庫は、別の購買契約ライン詳細の倉庫にリンク済みのクラスタの一部とすることはできません。このため、購買契約ラインには、クラスタごとに購買契約ライン詳細を 1 つしか設定できません。

[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションでは、品目および倉庫に関する品目計画データが必要です。

通貨

金額を示す通貨

委託

このチェックボックスがオンの場合、品目は委託在庫です。

注: 

委託在庫の消費の支払を補充スケジュールに直接リンクする場合は、このチェックボックスをオンにしないでください。

検査

このチェックボックスがオンの場合、その品目は入庫時に検査する必要があります。

適合レポート

品目にリンクされた適合レポート

注: 

このセッションの[検査]チェックボックスがオンの場合のみ、適合レポートコードを指定できます。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

最小数量

購買契約ライン詳細の最小契約数量

最大数量

購買契約ライン詳細の最大契約数量

注: 

この最大数量に達した場合に実行するアクションは、[最大数量超過時のアクション]フィールドの値によって決まります。

最大数量超過時のアクション

最大契約数量に達した場合に実行するアクション

デフォルト

このフィールドのデフォルト値は、[購買契約ライン (tdpur3101m000)] セッションの最大数量超過時のアクションフィールドから取得されます。

指定可能な値

対話式

購買オーダラインが作成されると、必要に応じて購買オーダラインを契約にリンクするメッセージが表示されます。購買スケジュールにはこのオプションは適用されず、数量許容率を使用しない[契約のスキップ]オプションとして機能します。

契約のスキップ

購買オーダ/スケジュールラインは契約にリンクされません。契約ライン上で許容範囲を指定すると、契約がスキップされる前に有効期限または最大数量を超過できます。

契約の受入

最大契約数量の超過に関係なく、購買オーダ/スケジュールラインは契約にリンクしています。

最大数量許容範囲

最大契約数量を超過できる、購買単位で表される数量。この範囲を超えると、購買スケジュールを契約ライン詳細にリンクできなくなります。数量がこの許容範囲のマージン内にある場合、契約ライン詳細を使用できますが、警告メッセージが表示されます。数量がこのマージンを超える場合、契約ライン詳細はスキップされ、エラーメッセージが表示されます。

注: 

[最大数量超過時のアクション]が[契約のスキップ]である場合にのみ、このフィールドを指定できます。

出荷元取引先

オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。

住所

アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。

窓口

出荷元取引先の窓口のコード

氏名

窓口の氏名

入庫サイト

出荷元取引先が品目を納入する必要のあるサイトのコード

注: 
  • このフィールドは、[購買オフィス]がゼロ以外の値の場合に有効です。
  • この値は、指定された[購買オフィス]のデフォルト値となります。

入庫住所

商品が入庫される住所

受渡条件

商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。

権利移動地点

法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。

勧告数量

購買契約ライン詳細の勧告数量。状況が[作成済]で、契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインの計画数量が含まれています。

勧告数量

購買契約ライン詳細の勧告数量。状況が[作成済]で、契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインの計画数量が含まれています。

コール数量

契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインのコール数量の合計

コール数量は、スケジュールラインが契約にリンクされるたびに増加します。逆に、[購買スケジュールの処理 (tdpur3223m000)] セッションでスケジュールラインが処理されるたびに、コール数量は減少します。

コール数量

契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインのコール数量の合計

コール数量は、スケジュールラインが契約にリンクされるたびに増加します。逆に、[購買スケジュールの処理 (tdpur3223m000)] セッションでスケジュールラインが処理されるたびに、コール数量は減少します。

請求数量

契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインの請求数量の合計

請求数量は、[購買スケジュールの処理 (tdpur3223m000)] セッションでリンクされている購買スケジュールラインが処理されるたびに増加します。

請求数量

契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインの請求数量の合計

請求数量は、[購買スケジュールの処理 (tdpur3223m000)] セッションでリンクされている購買スケジュールラインが処理されるたびに増加します。

コール金額

契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインのコール金額の合計

コール金額は、スケジュールラインが契約にリンクされるたびに増加します。逆に、[購買スケジュールの処理 (tdpur3223m000)] セッションでスケジュールラインが処理されるたびに、コール金額は減少します。

請求額

契約ライン詳細にリンクされているすべての購買スケジュールラインの請求額の合計

請求額は、[購買スケジュールの処理 (tdpur3223m000)] セッションでリンクされている購買スケジュールラインが処理されるたびに増加します。

税金分類

その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。

たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。

  • 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
  • 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
  • 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金

免税

このチェックボックスがオンの場合、 免税が適用されます。

課税国

税目的で使用する

自己の税金番号

法人または法人企業の識別に使用される番号。登記済の企業には、税務当局から税金番号が割り当てられています。取引先の税金番号を知っている必要があります。税金番号のない取引先は、個人として扱われます。

税金コード

購買契約ライン詳細に適用する税金コード

注: 

このフィールドに入力できるのは、[VAT] タイプの税金コードのみです。

取引先課税国

取引先の税金 ID が登録されている

取引先税金番号

取引先の税金 ID

注: 

取引先の税金 ID は発効日です。取引先の税金 ID を正しく決定して表示するために、現在の日付を使用します。

免税証明書

ユーザの免税証明書

注: 
  • 請求書に免税理由が出力されます。
  • このフィールドは、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションで[免税レベル]パラメータが[拡張]に設定されている場合のみ適用されます。
  • このフィールドには、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[検索順序 (税金ライブラリ)] グループボックスで定義されているように、税金詳細の取得に使用される方法がデフォルト値として入ります。

免税理由

自社が売上税を免除される理由

注: 
  • このフィールドは、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションで[免税レベル]パラメータが[拡張]に設定されている場合のみ適用されます。
  • このフィールドには、[税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションの[検索順序 (税金ライブラリ)] グループボックスで定義されているように、税金詳細の取得に使用される方法がデフォルト値として入ります。
  • 理由コードは、[契約日]によって評価されるため、[免税]タイプのコードにし、有効な日付にする必要があります。

購買オフィス (部署)

a

注: 
  • この値は、指定されたロジスティック会社と関連付けます。