購買スケジュールパラメータ (tdpur0100m500)

セッションの目的::

  • 履歴リストからいずれかのパラメータセットをダブルクリックして、履歴に保存されているパラメータ設定を表示します。
  • 履歴リストの一番上に表示される、発効日のないパラメータセットをダブルクリックして、現行のパラメータ設定を変更します。

購買スケジュールパラメータは販売スケジュールおよび販売スケジュール履歴の操作方法を決定します。

必要な変更を行ってから新規のパラメータセットを保存すると、次のアクションが実行されます。

  • 履歴リストに新しいセットを追加する
  • リストの先頭にある現在のセットを更新する
注: 

デフォルトでは、[記述] フィールドに、1 つ前のパラメータセットが保存された日時が入力されます。

発効日

パラメータが有効になる日付と時刻。パラメータの有効期限は、最新のパラメータ設定の発効日までです。

記述

パラメータセットのユーザ定義記述

番号グループ

すべての購買オーダおよび購買スケジュールのデフォルトの番号グループ

注: 

購買オーダシリーズと購買スケジュールシリーズは[ユーザプロファイル (tdpur0143m000)] セッションで定義できます。

コールオフの番号グループ

倉庫管理から生成される各コールオフを一意に識別する参照 ID のデフォルトの番号グループ

プルコールオフスケジュールラインが倉庫管理から生成されると、[購買スケジュールライン (tdpur3111m000)] セッションで購買スケジュールラインの生成中に、このグループの参照 ID が生成されます。参照 ID はプルコールオフスケジュールラインを個別に参照するために使用されます。

注: 

プルコールオフスケジュールラインが組立管理から生成されると、組立管理内にこのグループの参照 ID が生成されます。したがって、このフィールドに指定した番号グループは使用されません。

直送シリーズのスケジュール

購買スケジュールに対応する直送に割り当てられるシリーズ

ラインのステップサイズ

購買スケジュール内にマニュアルで作成される、連続した購買スケジュールラインの番号間隔

たとえば、この値を 10 と入力した場合、連続するスケジュールラインに割り当てられる番号は 10、20、30、となります。

注: 

自動生成されるスケジュールラインには、ステップサイズ 1 が使用されます。したがって、自動生成されたスケジュールラインに割り当てられる位置番号は 1、2、3、となります。

資材発行セグメントセット

資材発行に関連付けられるセグメントセット

注: 

資材発行セグメントセットは、プッシュスケジュールとプル予測スケジュールでのみ使用されます。資材発行セグメントセットは、プルコールオフスケジュールには使用されません。

デフォルト

このセグメントセットのデフォルト値は、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションの[資材発行セグメントセット]フィールドの値です。

出荷スケジュールセグメントセット

出荷スケジュールに関連付けられるセグメントセット

注: 

出荷スケジュールセグメントセットは、プッシュスケジュールにのみ使用されます。プルスケジュールの場合、このセグメントセットは使用されません。

デフォルト

このセグメントセットのデフォルト値は、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションの[出荷スケジュールセグメントセット]フィールドの値です。

累計モデル

ロジスティック会社で使用される累計 (CUM) モデル

注: 
  • 入庫基準のスケジュールにおける累計と権限のリセットは、入庫累計に基づいて行われます。
  • オーダ基準のスケジュールにおける累計と権限のリセットは、所要累計に基づいて行われます。

指定可能な値

入庫基準

入庫基準スケジュールでは発注先の位置が考慮されます。したがって、納入数量が不足した場合、次回のスケジュール発行日よりも早い日付で計画所要日が設定されているスケジュールラインの数量は、[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションに即時所要量として挿入されます。

オーダ基準

オーダ基準スケジュールでは発注先の位置が考慮されません。納入数量に過不足があった場合、発注先は需要数量に応じて位置番号を計算する必要があります。

商品入庫時に ASN を処理

このフィールドでは、倉庫管理からの事前出荷通知 (ASN) 情報を調達に反映するタイミングを決定します。

このチェックボックスがオンの場合、ASN に基づいてスケジュール済商品が入庫された時点で調達に反映されます。

商品が入庫されると、次のデータが購買スケジュール (ライン) に反映されます。

  • 出荷済累計
  • [出荷数量]
  • [発注先最終 ASN]
  • 入庫済累計
  • [入庫数量]
  • [最終出荷 ID]

このチェックボックスがオフの場合、入庫予定商品の ASN が倉庫管理で作成された時点で調達に反映されます。

ASN が作成されると、次のデータが購買スケジュール (ライン) に反映されます。

  • 出荷済累計
  • [出荷数量]
  • [発注先最終 ASN]
  • スケジュールラインの状況が [ASN 受領済]に設定されます。
注: 

このチェックボックスがオンの場合、購買スケジュールが新規に作成されるごとに、[購買スケジュール (tdpur3110m000)] セッションの[商品入庫時に ASN を処理]チェックボックスもオンになります。

ASN のない入庫で出荷済累計を更新

このチェックボックスがオンの場合、一致する事前出荷通知 (ASN) のない商品入庫または ASN がリンクされていない商品入庫の場合にも出荷済累計が更新されます。出荷済累計が入庫数量で更新されます。

注: 

このチェックボックスがオンの場合、購買スケジュールが新規に作成されるごとに、[購買スケジュール (tdpur3110m000)] セッションの[ASN のない入庫で出荷済累計を更新]チェックボックスもオンになります。

購買スケジュールアーカイブの導入

このチェックボックスがオンの場合、購買スケジュールをアーカイブ会社にアーカイブできます。

購買スケジュールをアーカイブする場合は購買スケジュールの削除 (tdpur3224m000) セッションを使用し、購買スケジュール履歴をアーカイブする場合は購買オーダ/スケジュール履歴の削除 (tdpur5201m000) セッションを使用します。

注: 

購買スケジュールをアーカイブする前に、購買契約をアーカイブしておく必要があります。

EDI 発行シリーズ

すべての EDI (電子データ交換) 発行番号に関するデフォルトの番号グループ

EDI 発行番号は、[購買発行 (tdpur3120m000)] セッションの [EDI 発行番号]フィールドに保存されます。

資材発行の発行パターン

資材発行発行日の決定に使用されるパターン

注: 

資材発行の発行パターンは、プッシュスケジュールとプル予測スケジュールでのみ使用されます。プルコールオフスケジュールの場合、発行パターンは使用されません。

デフォルト

この発行パターンのデフォルト値は、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションの[資材発行の発行パターン]フィールドの値です。

出荷スケジュールの発行パターン

出荷スケジュール発行日の決定に使用されるパターン

注: 

出荷スケジュールの発行パターンは、プッシュスケジュールにのみ使用されます。プルスケジュールの場合、この発行パターンは使用されません。

デフォルト

この発行パターンのデフォルト値は、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションの[出荷スケジュールの発行パターン]フィールドの値です。

購買発行ラインレベルの税金

このフィールドでは、購買発行の税フィールドが保存される場所と、購買スケジュールラインが購買発行で処理される方法が決定されます。ERP LN では、税金データは品目レベルおよび所要量レベルで管理されます。

指定可能な値

発行ライン詳細
  • 税金フィールドは、[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの[]グループに保存されます。
  • 同じ税金フィールドを持つ購買スケジュールラインだけを、[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの同じ購買発行ライン詳細でクラスタ化できます。
発行ライン
  • 税金フィールドは、[購買発行ライン (tdpur3121m000)] セッションの[]グループに保存されます。
  • 購買スケジュールのスケジュールラインに異なる税金フィールドがある場合、[購買発行ライン (tdpur3121m000)] セッションに保存されているように同じ税金フィールドを持つ購買スケジュールラインだけを、[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] セッションの同じ発行ライン詳細でクラスタ化できます。[購買発行ライン (tdpur3121m000)] セッション内に保存されている税金フィールドとは異なる税金フィールドをもつ購買スケジュールラインは、発注先に前回の購買発行が送信されるときにのみ送信できます。

品目別発行を生成

このチェックボックスがオンの場合、 購買発行における所要量が品目別にグループ化されます。

このチェックボックスがオフの場合、購買発行における所要量が取引先別にグループ化されます。

注: 

連続出荷スケジュールの場合、所要量を車両別にグループ化することもできます。これは、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションの車両ごとの発行の生成チェックボックスにより決まります。[車両ごとの発行の生成]チェックボックスをオンにすると、現行チェックボックスの設定との関連性はなくなります。

デフォルト

このチェックボックスのデフォルト値は、[購買発行 (tdpur3120m000)] セッションの品目別発行を生成チェックボックスから取得されます。

購買発行アーカイブの導入

このチェックボックスがオンの場合、 購買発行改訂アーカイブ会社にアーカイブできます。

購買発行改訂をアーカイブするには、購買改訂の削除 (tdpur3222m200) セッションを使用します。

スケジュール履歴のログ

このチェックボックスがオンの場合、履歴を購買スケジュールに対して記録する必要があります。

このチェックボックスがオンの場合にのみ、購買スケジュール関連の履歴セッションで履歴を記録できます。

注: 
  • 購買スケジュール履歴は、将来の分析だけでなく、調整や統計にも使用されます。
  • 調整 (購買スケジュールライン履歴 (tdpur3561m000) セッションの購買スケジュールライン履歴と購買実際入庫履歴 (tdpur4556m000) セッションの購買スケジュールの実際入庫履歴に基づく) は、このチェックボックスをオンにしている場合のみ適用可能です。
  • 特定の購買スケジュールに常に同じパラメータ履歴設定を使用するため、購買スケジュールが作成されたときに、現在のパラメータ設定が[購買スケジュール (tdpur3110m000)] セッションのスケジュール履歴のログフィールドに自動的に入力されます。購買スケジュールが有効であり続ける限り、このフィールドは変更できません。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 履歴データのログ

スケジュール入力履歴ログのレベル

どの購買スケジュール履歴を受注処理に対して記録するかを示します。

注: 

このパラメータを[最終]に設定し、統計を更新する場合、前の統計を逆転記するための情報が必要です。そのため、[購買オーダライン履歴 (tdpur4551m000)] セッションの[統計で処理]チェックボックスがオンになった後に、すべての受注処理が履歴レコードとして記録されます。

指定可能な値

すべて

すべての受注処理は履歴レコードとして記録されます。

最終

最終受注処理のみが履歴レコードとして記録されます。履歴レコードは最新情報に更新されます。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 履歴データのログ

実際スケジュール入庫履歴のログ

このチェックボックスがオンの場合、履歴が、購買スケジュールの入庫データに対して記録される必要があります。

このチェックボックスがオンの場合、購買スケジュール入庫履歴が、次の各セッション内に記録されます。

  • [購買実際入庫履歴 (tdpur4556m000)]
  • [購買買掛入庫履歴 (tdpur4560m000)]
  • [輸入仕入原価ライン履歴 (tclct2550m000)]輸入仕入原価が購買スケジュール入庫にリンクされている場合
  • [購買ペグ配分履歴 (tdpur5550m000)]ペグ配分が購買スケジュール入庫にリンクされている場合
注: 

調整 (購買スケジュールライン履歴 (tdpur3561m000) セッションの購買スケジュールライン履歴と購買実際入庫履歴 (tdpur4556m000) セッションの購買スケジュールの実際入庫履歴に基づく) は、このチェックボックスがオンの場合にのみ適用可能です。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 履歴データのログ

レベル - BP ソーシング

購買スケジュールの承認済購買元取引先の検索基準となる優先順位レベルの組合せの最初の要素

注: 

このフィールドは、購買元取引先選択処理で企業計画により使用されます。次のステップが実行されます。

  1. 企業計画により、必要な品目 (グループ) および倉庫が購買管理に送信されます。
  2. 購買管理により、このセッションで定義された[検索パス]に基づいて承認済発注先が検索されます。
  3. 購買管理によってすべての有効な取引先が企業計画に送信された後、企業計画により購買元取引先が選択されます。

Infor LN で DEM Content Pack を使用する場合は、MPL0330 (1 品目に複数の発注先) ウィザードを使用して発注先選択を設定することを検討してください。会社の業務機能モデルを指定した後、[プロジェクトモデル別ウィザード (tgwzr4502m000)] セッションでこの事前定義ウィザードを実行できます。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 承認購買元取引先の検索パス

指定可能な値

固定取引先

LN は、品目 (グループ) に固定された購買元取引先のみ検索します。つまり、他の取引先によって品目が納入されることはありません。

優先取引先

LN は、品目 (グループ) に優先される購買元取引先のみ検索します。つまり、複数の取引先により品目が納入される可能性があります。

レベル - 購買契約

購買スケジュールの承認済購買元取引先の検索基準となる優先順位レベルの組合せの 2 番目の要素

注: 

このフィールドは、購買元取引先選択処理で企業計画により使用されます。次のステップが実行されます。

  1. 企業計画により、必要な品目 (グループ) および倉庫が購買管理に送信されます。
  2. 購買管理により、このセッションで定義された[検索パス]に基づいて承認済発注先が検索されます。
  3. 購買管理によってすべての有効な取引先が企業計画に送信された後、企業計画により購買元取引先が選択されます。

Infor LN で DEM Content Pack を使用する場合は、MPL0330 (1 品目に複数の発注先) ウィザードを使用して発注先選択を設定することを検討してください。会社の業務機能モデルを指定した後、[プロジェクトモデル別ウィザード (tgwzr4502m000)] セッションでこの事前定義ウィザードを実行できます。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 承認購買元取引先の検索パス

指定可能な値

集中契約

LN は、集中契約を結んでいる購買元取引先のみ検索します。

分散契約

LN は、分散契約を結んでいる購買元取引先のみ検索します。

品目

品目取引先ファイルで、LN は[品目]にリンクされている購買元取引先のみ検索します。

品目グループ

品目取引先ファイルで、LN は[品目グループ]にリンクされている購買元取引先のみ検索します。

オーダの全定義済レベルの検索

このチェックボックスがオンの場合、定義されたすべての優先順位レベルで承認済取引先が検索されます。

このチェックボックスがオフの場合、および定義された優先順位レベルのいずれかに承認済取引先がある場合、低いレベルでの承認済取引先の検索が停止されます。

注: 

このフィールドは、購買元取引先選択処理で企業計画により使用されます。次のステップが実行されます。

  1. 企業計画により、必要な品目 (グループ) および倉庫が購買管理に送信されます。
  2. 購買管理により、このセッションで定義された[検索パス]に基づいて承認済発注先が検索されます。
  3. 購買管理によってすべての有効な取引先が企業計画に送信された後、企業計画により購買元取引先が選択されます。

Infor LN で DEM Content Pack を使用する場合は、MPL0330 (1 品目に複数の発注先) ウィザードを使用して発注先選択を設定することを検討してください。会社の業務機能モデルを指定した後、[プロジェクトモデル別ウィザード (tgwzr4502m000)] セッションでこの事前定義ウィザードを実行できます。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 承認購買元取引先の検索パス