値引マトリックスによる購買値引の出力 (tdpcg0421m120)
セッションの目的: 購買値引マトリックスによる値引を出力します。
購買値引マトリックスは、このセッションで指定するマトリックス属性に基づいて選択されます。値引は、選択された値引マトリックス、または選択された値引マトリックスにリンクしている値引スケジュールから取得されます。
このセッションでは、次のタブを使用できます。
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一般
このタブの目的:
- 値引マトリックスの選択範囲を入力します。
- 値引マトリックスおよび値引スケジュールの有効期間を入力します。
- さまざまなレポート設定を入力します。
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購買
[一般]タブで指定した値引マトリックスの選択に応じて、値引マトリックスを選択するときに基準となるマトリックス属性の範囲を指定できます。選択した属性に基づいて、選択範囲内にある値引マトリックスが選択され、次のいずれかが出力されます。
- 値引マトリックスに直接指定された値引
- 該当の値引マトリックスにリンクしている値引スケジュールの有効な値引スケジュールライン
値引マトリックスの値引金額は、常に参照通貨で表されます。値引スケジュールの値引金額は、常に値引スケジュール通貨で表されます。
このセッションは主に、特定の取引先に対する値引の設定を把握するために使用されます。
- マトリックスタイプ
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マトリックス属性のセットにリンクされているマトリックス定義のタイプを定義します。
価格設定で以下のマトリックスタイプが使用可能です。
- [販売価格]
- [販売ライン値引]
- [販売値引合計]
- [購買価格]
- [購買ライン値引]
- [購買値引合計]
- [振替価格]
- [ライン販促]
- [オーダ販促]
- [クライアント輸送レート]
- [運送業者輸送レート]
各タイプには、独自の属性の選択肢が用意されています。マトリックスタイプごとに、最大 6 つの属性の組合せによってマトリックス定義を指定します。
- マトリックスレベル
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値引のレベルを選択します。
- マトリックス定義
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価格設定マトリックスが価格、値引、販促、または輸送レートの決定に使用する要素 (マトリックス属性) のグループを定義します。
たとえば、家具販売店を営んでいて、次の 2 つの要素に基づいて販売価格をメンテナンスするとします。
- 販売する特定品目
- 支払の処理方法
この場合、マトリックスタイプは[販売価格]、マトリックス定義は 「Furni (この名称はユーザ定義可能)」、マトリックス属性は[品目]および[支払方法]です。
- 優先順位
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マトリックスタイプについて、マトリックス定義が検索される順序
- 期間
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値引マトリックスおよび値引スケジュールが有効である場合に、これらが出力されるときに対象となる期間の最初の日付
注:- 値引マトリックスまたは値引スケジュールは、有効期間に一部でも収まれば有効になります。
- 値引スケジュールラインの有効性をチェックする前に、まずその値引スケジュールラインがリンクしている値引マトリックスを該当の有効期間内で有効にしておく必要があります。
- 期間
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値引マトリックスおよび値引スケジュールが有効である場合に、これらが出力されるときに対象となる期間の最後の日付
注:- 値引マトリックスまたは値引スケジュールは、有効期間に一部でも収まれば有効になります。
- 値引スケジュールラインの有効性をチェックする前に、まずその値引スケジュールラインがリンクしている値引マトリックスを該当の有効期間内で有効にしておく必要があります。
- 言語の出力
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このチェックボックスがオンの場合、レポートを別の言語で出力する必要があります。
注:価格単位および数量単位の記述は、どちらも言語依存で出力されます。[言語別単位記述 (tcmcs0107m000)] セッションで該当の言語の単位にリンクしているとおりに言語依存の短い単位記述が出力されます。
- 言語
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出力されるレポートで使用される言語のコード
注:価格単位および数量単位の記述は、どちらも言語依存で出力されます。[言語別単位記述 (tcmcs0107m000)] セッションで該当の言語の単位にリンクしているとおりに言語依存の短い単位記述が出力されます。
- 値引マトリックス属性を出力
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このチェックボックスがオンの場合、値引のマトリックス属性もレポートに出力されます。
- 1 ページに複数のマトリックスを出力
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このチェックボックスがオンの場合、ページ上に十分なスペースがあれば、そのページに複数の値引マトリックスが出力されます。
このチェックボックスがオフの場合、各値引マトリックスはそれぞれ別々のページに出力されます。
- 選択範囲レポートの出力
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このチェックボックスがオンの場合、このセッションで入力された各設定がそれぞれ別々のレポートに出力されます。
この機能によって、各ユーザの設定に基づいてレポートの値の結果を分析できます。