価格照会 (tdpcg0250m000)
セッションの目的: 特定のラインの価格設定情報を表示します。
次のラインに対する価格情報を表示できます。
- 見積依頼 (RFQ) ライン
- 購買契約価格改訂 (常に購買契約ラインとリンクされている)
- 購買オーダライン
- 購買スケジュールライン
- 販売見積ライン
- 販売契約ライン
- 販売オーダライン
- 販売スケジュールライン
- 機会品目ライン
- [ライン値引 (tdpcg0200m200) セッションでラインに対する値引を表示できます。 ] をクリックすると、
- [価格設定属性変更 (tdpcg0200m100) セッションで価格または値引を再計算またはシミュレートできます。 ] をクリックすると、
このセッションをズームして開始した場合は、レコードの検索と選択しかできません。
- オーダ
-
[価格照会 (tdpcg0250m000)] セッションの開始元のセッションに応じて、このフィールドには次の番号が表示されます。
- 見積依頼 (RFQ)
- 購買契約
- 購買オーダ
- 購買スケジュール
- 販売見積
- 販売契約
- 販売オーダ
- 販売スケジュール
- 機会
- 販売オーダ
-
販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 外注
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダラインは外注オーダラインです。
- 資材価格
-
このチェックボックスがオンの場合、ラインには資材価格が含まれます。
- 有効化コード
-
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- 製品バリアント
-
構成可能品目に対する製品バリアント
- 製品バリアントタイプ
-
このフィールドで、製品バリアントの基になる構成可能品目のタイプが分かります。
- [品目 (tcibd0501m000)] セッションで[デフォルト供給ソース]フィールドが[ジョブショップ]に設定されている品目の場合、このフィールドは PCF に設定されます。製品バリアントは、[製品バリアント (tipcf5501m000)] セッションで表示できます。
- [品目 (tcibd0501m000)] セッションで[デフォルト供給ソース]フィールドが組立に設定されている品目の場合、このフィールドは [APL] に設定されます。製品バリアントは、[製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションで表示できます。
- 数量
-
オーダラインの条件にしたがって納入しなければならない数量。数量は、品目の購買単位または販売単位で表されます。
- 単位
-
販売単位または購買単位
- 価格発生元
-
価格の発生元
指定可能な値
- 品目購買データ
- 品目販売データ
- 品目サービスデータ
- 発注先価格帳
- デフォルト価格帳
- 価格構造
- 適用なし
- 外部
- 消費
- 一般価格リスト
- マニュアル
- プロジェクト原価対象
- 契約
- バリアント
- 基準価格
-
倉庫に保存された商品の価格。基本価格は、価格係数、値引、オーダ数量および値に依存しません。基本価格は、自国通貨および棚卸単位で示されます。
注:基準価格は、[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションに入力されているデフォルト価格帳から取得されます。品目のデフォルト価格帳が存在しない場合、基準価格は品目価格になります。
- 通貨
-
一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)
次のような通貨タイプが使用できます。
- 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
- 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
- 価格単位
-
価格を表す単位
- 外注価格
-
外注品目または部分組立品の価格
- 合計更新価格
-
有効化構成 (UEF) の要件に対して定義されている価格。この要件が有効化コードの構成で使用されている場合、更新価格は有効化コードの販売価格に加算されます。
- 帳簿価格
-
価格帳に基づく品目の価格。該当する場合、更新価格が加算されます。品目のデフォルトの価格は、デフォルトの価格帳に保存されます。
- 総価格
-
総価格は、次のように計算されます。
[帳簿価格] - [帳簿値引]
- 正味価格
-
(帳簿) 価格にすべての値引を適用した後の価格。値引がない場合、総価格は正味価格と同じです。正味価格は次のように計算されます。
正味価格 = (帳簿) 価格 - ライン値引 - オーダ値引
- 資材価格
-
ラインの合計資材価格
- 標準原価
-
会社所有の標準原価
- 標準原価 (顧客所有)
-
顧客所有の標準原価
- /
-
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 単位値引
-
率で表される基準価格と帳簿価格の差異
- 帳簿値引
-
帳簿値引は、次のように計算されます。
[帳簿価格] - [総価格] (率で表示)
- ライン値引合計
-
ラインに適用される、(単位値引および帳簿値引以外の) 残りの全値引の合計。率で表示されます。
- 値引合計
-
適用される全値引の合計。率で表示されます。
- 営業利益
-
営業利益とは、基準価格からすべての値引を引いたものと標準原価との差異で、率で表示されます。
- (基準)
-
[価格照会 (tdpcg0250m000)] セッションを開始したセッションに応じて、このフィールドには、次の値がデフォルト値として入力されます。
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションの営業利益計算の基準価格フィールド
- [購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの営業利益計算の基準価格フィールド
- 価格マトリックス
-
価格の取得に使用される価格マトリックスのマトリックス定義
- 価格マトリックス
-
価格マトリックスのマトリックス順序
- 価格係数
-
価格帳の基準価格を増減して単位価格を計算するために使用される価格係数
- 有効開始
-
価格マトリックスが有効になる開始日
- 終了
-
価格マトリックスが有効である最終日付
- 帳簿
-
指定された期間で有効な価格情報を保存できるエンティティ
価格帳には、次の要素が含まれています。
- 価格帳のコード、タイプ、および使用法を含む価格帳ヘッダ
- 品目を含む 1 つ以上の価格帳ライン
数量または価格境界値引スケジュールは価格帳にリンクできます。
- 基準金額
-
基準金額は、次のように計算されます。
基準価格 × オーダ数量
- 更新金額
-
更新金額は、次のように計算されます。
更新価格 × オーダ数量
- 総額
-
合計金額。ここから税金、リベート、値引などを差し引くと正味金額が得られます。総額を求めるには、(帳簿) 価格にオーダ数量を掛け合わせます。
- 値引額
-
合計オーダ金額から差し引かれる値引率または値引額
- 販促値引
-
適用された販促からの値引
- 正味額
-
総額から値引を差し引いた金額。正味の値は、常に取引通貨で示されます。
複数の値引レベルが使用された場合、正味額は総額から以前のレベルでの値引が差し引かれて算出されます。
- 原価額
-
会社所有の標準原価の合計
注:- 販売オーダ/見積ラインに有効化コードが含まれる場合、このフィールドに有効化構成原価が表示されます。
- 販売オーダラインが納入済の場合、倉庫管理の実際原価の情報がこのフィールドに表示されます。
- 標準原価 (顧客所有)
-
顧客所有の標準原価の合計
- 輸入仕入原価額
-
輸入仕入原価額の合計
- 価格リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、契約の品目に価格リストが適用されます。
- 値引リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、契約の品目に値引スケジュールが適用されます。販売先取引先および購買元取引先に対して保管する値引としては、値引スケジュールが最高レベルになります。