価格マトリックス使用の振替価格一括更新 (tdpcg0230m330)

セッションの目的: 振替価格マトリックスの振替価格を更新します。

価格を更新するには、次の手順に従います。

  1. [マトリックス定義] を選択します。選択した [マトリックス定義] を使用する振替価格マトリックスにリンクされている価格が更新されます。
  2. このセッションの [一般] タブで選択範囲を指定します。範囲を指定することにより、前のステップで選択した振替価格マトリックスを絞り込むことができます。
  3. マトリックス属性の選択範囲を指定します。マトリックス属性の範囲を指定すると、該当する価格マトリックスの選択を微調整できます。指定した範囲のマトリックス属性を持つマトリックスのみが選択されます。この結果、選択した価格マトリックスの価格のみが更新されます。マトリックス属性の範囲は、このセッションの [転送] タブで指定できます。
  4. 属性 (の範囲) を更新するレポートを作成します。更新レポートのシミュレートのみを行う場合は、[シミュレーションのみ] チェックボックスをオンにします。
注: 
  • このセッションの [一般] タブで価格を更新します。価格を更新する割合または金額を指定します。
  • [マトリックス定義] に定義されているマトリックス属性のみが有効になります。
マトリックス定義

価格設定マトリックスが価格、値引、販促、または輸送レートの決定に使用する要素 (マトリックス属性) のグループを定義します。

たとえば、家具販売店を営んでいて、次の 2 つの要素に基づいて販売価格をメンテナンスするとします。

  • 販売する特定品目
  • 支払の処理方法

この場合、マトリックスタイプは[販売価格]、マトリックス定義は 「Furni (この名称はユーザ定義可能)」、マトリックス属性は[品目]および[支払方法]です。

注: 
  • マトリックス定義は、[マトリックス定義 (tdpcg0110m000)] セッションでメンテナンスします。
  • このセッションでは、マトリックス属性を指定しない場合はマトリックス定義を入力できません。

価格の更新

このフィールドを使用して、価格を更新します。価格は、割合または価格で更新できます。

  • 価格を割合で更新するには、[割合]チェックボックスをオンにします。[変更割合]フィールドが使用可能になります。
  • 価格を値で更新するには、[]チェックボックスをオンにします。[変更額]フィールドが使用可能になります。
変更額

価格を更新する価格

注: 

価格は、割合または値のどちらかで更新できます。

通貨

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
注: 

通貨範囲で特定の通貨を選択した場合は、このフィールドにその通貨を入力します。入力しない場合には、自国通貨がこのフィールドで使用されます。

変更割合

価格を更新する価格

注: 

価格は、割合または値のどちらかで更新できます。

丸めコード

最大 6 つの、範囲の値とそれを丸めた値のセット。丸めコードは、数量と金額にリンクさせることができます。丸めコードは、購買価格と値引額、販売価格と値引額、および倉庫レートなどを計算するときに使用します。

丸めコードを使用して、丸め値の範囲を次のように定義することができます。

  • 100 まで: 整数に丸められます。
  • 100 から 100,000 まで: 5 の倍数に丸められます。
  • 100,000 以上: 100 の倍数に丸められます。
新規発効日

更新した価格を有効にする日付と時間

新規有効期限

更新した価格が失効する日付と時間

修理価格帳の更新

このチェックボックスがオンの場合、リンクされている修理価格帳でも価格が更新されます。

シミュレーションのみ

このチェックボックスがオンの場合、価格の更新をシミュレートするレポートが表示されます。データ更新は表示されるだけで、処理されません。

変更の出力

このチェックボックスがオンの場合、レポートが表示または出力され、データの更新または削除処理が行われます。