ライン値引 (tdpcg0200m200)
セッションの目的: 販売取引および購買取引の値引を表示またはメンテナンスします。
ライン値引は次の項目にリンクできます。
- 購買契約価格改訂 (常に購買契約ラインとリンクされています)
- 購買オーダライン
- 見積依頼 (RFQ) ライン
- 販売契約ライン
- 販売オーダライン
- 販売見積ライン
- 機会品目ライン
- [価格設定属性変更 (tdpcg0200m100)] セッションで計算された、シミュレーション価格
- このセッションの値引数は、[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションの値引レベル数フィールドに指定された最大値引レベル数によって決まります。
- このセッションに価格照会 (tdpcg0250m000) セッションからズームした場合、このセッションは表示専用モードになります。
値引のタイプは、[正味] タイプまたは [総額] タイプです。[方法] フィールドを [正味] に設定している場合、値引は現在の正味額に適用されます。[方法] フィールドを [総額] に設定している場合、値引は総額に適用されます。
例
- 価格 = 100
- オーダ数量 = 1
- 値引数 = 4
値引率 | 値引額 | 方法 |
10 | - | 総額 |
- | 10 | 正味 |
- | -10 | 正味 |
20 | - | 正味 |
正味価格は次のように計算されます。
値引 1: 100 - (100 × (10 ÷ 100)) = 90
値引 2: 90 - 10 = 80
値引 3: 80 - (-10) = 90
値引 4: 90 - (90 × (20 ÷ 100)) = 72
正味購買/販売価格 = 72
- 値引
-
値引の数/レベル
注:このセッションの値引数は、[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションの値引レベル数フィールドに入力した最大の値引レベル数によって決まります。
- 割合
-
総額または正味額から引く値引率
注:値引率または値引額のどちらかを入力できます。
- 金額
-
総額から引く値引額
注:値引率または値引額のどちらかを入力できます。
- コード
-
値引の識別に使用するコード
- 方法
-
値引を計算する値引方法を選択します。
指定可能な値
- 総額
-
値引は総額から計算されます。
- 正味
-
値引は正味額から計算されます。
- 総額
-
ラインの合計総額
注:新しいラインを入力すると、ラインの総額が再計算されます。
- 値引額
-
ラインの合計値引額
注:新しいラインを入力すると、ラインの値引額が再計算されます。
- 正味額
-
ラインの正味額合計
注:新しいラインを入力すると、ラインの正味額が再計算されます。
- 通貨
-
取引金額を表す通貨
- マトリックスタイプ
-
マトリックス属性のセットにリンクされているマトリックス定義のタイプを定義します。
価格設定で以下のマトリックスタイプが使用可能です。
- [販売価格]
- [販売ライン値引]
- [販売値引合計]
- [購買価格]
- [購買ライン値引]
- [購買値引合計]
- [振替価格]
- [ライン販促]
- [オーダ販促]
- [クライアント輸送レート]
- [運送業者輸送レート]
各タイプには、独自の属性の選択肢が用意されています。マトリックスタイプごとに、最大 6 つの属性の組合せによってマトリックス定義を指定します。
- マトリックス定義
-
価格設定マトリックスが価格、値引、販促、または輸送レートの決定に使用する要素 (マトリックス属性) のグループを定義します。
たとえば、家具販売店を営んでいて、次の 2 つの要素に基づいて販売価格をメンテナンスするとします。
- 販売する特定品目
- 支払の処理方法
この場合、マトリックスタイプは[販売価格]、マトリックス定義は 「Furni (この名称はユーザ定義可能)」、マトリックス属性は[品目]および[支払方法]です。
- マトリックス順序
-
マトリックスタイプについて、マトリックス定義が検索される順序