価格設定属性変更 (tdpcg0200m100)
セッションの目的: シミュレートした価格と値引を表示および更新します。価格設定属性を変更して、変更による他の価格設定属性への影響を確認できます。
このセッションでは、次のカラムが表示されます。
現行価格
既存の価格設定属性を表示します。フィールドは無効になっています。シミュレート価格
シミュレートした新規価格を表示します。フィールドを変更して新たな計算を実行できます。有効在庫価格
シミュレートした有効在庫価格および数量を表示します。このカラムは、このセッションが [価格シミュレータ (tdpcg0200m300)] セッションから開始され、有効在庫 (ATP) を含むチェックボックスがオンで、ATP フィールドに値が入力されている場合にのみ表示されます。
現行セッションの開始元のセッションに応じて、シミュレート価格データから次のものを生成できます。
販売オーダ/購買オーダ
[] をクリックします。販売見積/機会
[] をクリックします。見積依頼
[] をクリックします。
- 数量
 - 
            
検査が必要とされる数量。したがって、検査オーダの結果はこの数量の品質に関係するものになります。
 - 数量単位
 - 
            
オーダ数量を表す単位
 - 価格日付
 - 
            
価格情報の基準となる、および/またはシミュレートされた日付と時間
 - 帳簿価格
 - 
            
価格帳に基づく品目の価格。該当する場合、更新価格が加算されます。品目のデフォルトの価格は、デフォルトの価格帳に保存されます。
注:資材付加費用は、常に帳簿価格に加算されます。したがって、このフィールドに表示される価格は、付加費用を含む帳簿価格になります。
 - 通貨
 - 
            
一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)
次のような通貨タイプが使用できます。
- 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
 - 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
 
 - 価格単位
 - 
            
(販売/購買) 価格が適用される単位
 - 資材価格付加費用
 - 
            
資材基準価格に追加される付加費用で、資材実際価格から資材基準価格を減算して算出されます。資材実際価格は変動するため、資材価格付加費用も変動します。
 - 正味価格
 - 
            
(帳簿) 価格にすべての値引を適用した後の価格。値引がない場合、総価格は正味価格と同じです。正味価格は次のように計算されます。
正味価格 = (帳簿) 価格 - ライン値引 - オーダ値引 - 総額
 - 
            
合計金額。ここから税金、リベート、値引などを差し引くと正味金額が得られます。総額を求めるには、(帳簿) 価格にオーダ数量を掛け合わせます。
 - 合計標準原価
 - 
            
品目の標準原価
 - シミュレート標準原価
 - 
            
品目のシミュレート標準原価を入力します。
 - 値引合計 %
 - 
            
適用されるオーダライン値引の合計。割合で表示されます。
 - 合計値引額
 - 
            
オーダライン値引額の合計
 - 正味額
 - 
            
総額から値引を差し引いた金額。正味の値は、常に取引通貨で示されます。
複数の値引レベルが使用された場合、正味額は総額から以前のレベルでの値引が差し引かれて算出されます。
 - 輸送費額
 - 
            
計算された輸送 (請求) 額。価格設定内の運送業者レート帳簿またはクライアントレート帳簿から取得されます。
 - 合計金額
 - 
            
正味額と[輸送費額]の合計。
 - 総マージン
 - 
            
販売利益から固定および変動の両方の製造原価をすべて差し引いた値
これは、正味額と[合計標準原価]間の差異です。
 - 値上率
 - 
            
[総マージン]÷[合計標準原価]
 - 営業利益
 - 
            
特定期間について、販売利益から商品販売の直接原価を差し引いた後の利益
[販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションの営業利益計算の基準価格フィールドと、[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの営業利益計算の基準価格フィールドにより、営業利益の計算方法が決まります。
フィールドの設定と計算方法は次のようになります。
- 
                  
[販売価格]または[購買価格]
営業利益 = [総マージン] ÷ [正味額] - 
                  
[標準原価]
営業利益 = [総マージン] ÷ [合計標準原価] 
 - 
                  
 - (基準)
 - 
            
このフィールドには、[販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションの営業利益計算の基準価格フィールドの値、または[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの営業利益計算の基準価格フィールドの値が自動的に入力されます。
 - 契約
 - 
            
契約の番号
 - 契約
 - 
            
契約ラインの番号
 - 契約オフィス
 - 
            
契約にリンクされている販売オフィスまたは購買オフィス
 - 価格マトリックス
 - 
            
表示された価格情報にリンクされている価格マトリックス
 - 価格マトリックス
 - 
            
価格マトリックスのマトリックス順序
 - 価格係数
 - 
            
価格帳の基準価格を増減して単位価格を計算するために使用される価格係数
この係数は、関連する価格マトリックスセッションから取得されます。
 - 価格帳
 - 
            
指定された期間で有効な価格情報を保存できるエンティティ
価格帳には、次の要素が含まれています。
- 価格帳のコード、タイプ、および使用法を含む価格帳ヘッダ
 - 品目を含む 1 つ以上の価格帳ライン
 
数量または価格境界値引スケジュールは価格帳にリンクできます。
 - 価格発生元
 - 
            
表示された価格の発生元
指定可能な値
- 品目購買データ
 - 品目販売データ
 - 品目サービスデータ
 - 発注先価格帳
 - デフォルト価格帳
 - 価格構造
 - 適用なし
 - 外部
 - 消費
 - 一般価格リスト
 - マニュアル
 - プロジェクト原価対象
 - 契約
 - バリアント
 
 - 輸送レートマトリックス
 - 
            
表示された価格情報にリンクされている輸送レートマトリックス
 - 輸送レート帳
 - 
            
特定期間に有効な輸送レート情報を保存できるエンティティ
輸送レート帳には、次の要素が含まれます。
- 輸送レート帳ヘッダ: コード、評価方法、距離単位、および無料距離が含まれます。
 - 1 つまたは複数の輸送レート帳ライン: 運送業者やサービスレベルなどの属性の組合せに使用する輸送レートが含まれます。
 
輸送レート帳で指定される輸送レートは、最小重量、最大重量、距離、またはその他のレート値に依存します。