運送業者輸送レートマトリックス (tdpcg0130m320)

セッションの目的: [運送業者輸送レート] マトリックスタイプの輸送レートマトリックスを表示、入力、およびメンテナンスします。

マトリックスタイプ

マトリックス属性のセットにリンクされているマトリックス定義のタイプを定義します。

価格設定で以下のマトリックスタイプが使用可能です。

  • [販売価格]
  • [販売ライン値引]
  • [販売値引合計]
  • [購買価格]
  • [購買ライン値引]
  • [購買値引合計]
  • [振替価格]
  • [ライン販促]
  • [オーダ販促]
  • [クライアント輸送レート]
  • [運送業者輸送レート]

各タイプには、独自の属性の選択肢が用意されています。マトリックスタイプごとに、最大 6 つの属性の組合せによってマトリックス定義を指定します。

輸送レートマトリックス

輸送レートマトリックスの番号

注: 
  • 輸送レートマトリックス定義は、マトリックス定義 (tdpcg0110m000) セッションで指定できます。
  • マトリックス優先順位 (tdpcg0120m000) セッションでマトリックス定義についての検索優先順位を指定した場合のみ、輸送レートマトリックスを検索できます。
連番

関連する輸送レートマトリックスを指定するたびに自動的に 1 ずつ増加する、輸送レートマトリックスの連番

記述

輸送レートマトリックスの記述

発効日

輸送レートマトリックスが有効になる開始日。デフォルトの発効日はシステム日付と一致します。

有効期限

輸送レートマトリックスが有効である最終日付。このフィールドに入力しない場合、輸送レートマトリックスは無期限に有効です。

輸送レート帳

特定期間に有効な輸送レート情報を保存できるエンティティ

輸送レート帳には、次の要素が含まれます。

  • 輸送レート帳ヘッダ: コード、評価方法、距離単位、および無料距離が含まれます。
  • 1 つまたは複数の輸送レート帳ライン: 運送業者やサービスレベルなどの属性の組合せに使用する輸送レートが含まれます。

輸送レート帳で指定される輸送レートは、最小重量、最大重量、距離、またはその他のレート値に依存します。

たとえば、販売オーダが現在の輸送レートマトリックスの属性に一致する場合、現在の輸送レート帳簿から参照されている輸送レート帳簿内の輸送レートが、販売オーダの輸送費の計算に使用されます。

レート基準番号

輸送クラス、輸送手段グループ、輸送タイプ、計画グループの組合せを表す LN のコード。

輸送では、レート基準番号は以下のエンティティに対する運送業者レートを決定するために使用されます。

  • 出荷
  • 積荷
  • 販売オーダライン
  • 販売見積ライン

出荷または積荷の輸送クラス、輸送手段グループ、輸送タイプ、計画グループがレート基準番号に定義されているものと一致した場合に、そのレート基準番号が出荷、積荷、オーダライン、または見積ラインに割り当てられます。

価格設定モジュールでは輸送レート帳がレート基準番号とリンクされます。出荷や積荷などにレート基準番号が割り当てられると、レート基準番号によって輸送レート帳が示され、その帳簿から輸送レートを取得できます。

請求元取引先

組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。

出荷オフィス

1 つまたは複数の倉庫に対する輸送の準備を担当する部署。商品を倉庫から搬出または倉庫へ搬入するときに、担当の出荷オフィスはこれらの商品の輸送を計画したり、商品の輸送を外注したりします。直送シナリオでは、出荷オフィスは外部発注先や顧客向けに計画や輸送の外注サービスを提供します。

輸送では、出荷オフィスは積荷構築および輸送オーダクラスタにおいて重要な役割を果たします。輸送オーダは、出荷オフィス別にグループ化されます。出荷オフィス別の輸送オーダグループは、出荷および積荷を構築するために積荷構築エンジンで使用されたり、輸送オーダクラスタを作成するために輸送オーダクラスタエンジンで使用されます。

価格リスト

顧客および発注先のデフォルト値と値引のリスト。価格リストを品目と品目グループに、および販売先取引先と購買元取引先にリンクできます。

支払方法

支払 (購買請求書) または口座引落 (販売請求書) を行う方法。外国通貨が許可され、その詳細をレポートに出力しなければならない場合は、支払方法で最高金額、支払期日のタイプなどの詳細を定義します。

この詳細は、必要に応じて、オーダまたは請求書で変更することができるデフォルト値です。

支払条件

請求書の支払方法に関する合意事項

支払条件には、次の項目が含まれます。

  • 請求書の支払を完了しなければならない期間
  • 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引

支払条件によって、次の計算が可能になります。

  • 支払期限の日付
  • 値引期間が終了する日付
  • 値引額
販売先/購買元取引先