ライン販促マトリックス (tdpcg0130m210)

セッションの目的: ライン販促マトリックスタイプの販促マトリックスを表示、入力、およびメンテナンスします。

マトリックスタイプ

マトリックス属性のセットにリンクされているマトリックス定義のタイプを定義します。

価格設定で以下のマトリックスタイプが使用可能です。

  • [販売価格]
  • [販売ライン値引]
  • [販売値引合計]
  • [購買価格]
  • [購買ライン値引]
  • [購買値引合計]
  • [振替価格]
  • [ライン販促]
  • [オーダ販促]
  • [クライアント輸送レート]
  • [運送業者輸送レート]

各タイプには、独自の属性の選択肢が用意されています。マトリックスタイプごとに、最大 6 つの属性の組合せによってマトリックス定義を指定します。

販促マトリックス

販促マトリックスの番号

注: 
  • 販促マトリックス定義は、マトリックス定義 (tdpcg0110m000) セッションで指定できます。
  • マトリックス優先順位 (tdpcg0120m000) セッションでマトリックス定義についての検索優先順位を指定した場合のみ、販促マトリックスを検索できます。
連番

関連する販促マトリックスを指定するたびに自動的に 1 ずつ増加する、販促マトリックスの連番

記述

販促マトリックスの番号

発効日

販促マトリックスが有効になる開始日。デフォルトの発効日はシステム日付と一致します。

有効期限

販促マトリックスが有効である最終日付。このフィールドに入力しない場合、販促マトリックスは無期限に有効です。

販促

マトリックスを作成する販促

出荷先取引先

オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。

請求先取引先

請求書を送付する取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、顧客の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の回収先取引先が含まれます。

取引先チャネル

商品を顧客グループに割り当てるために使用する、販売または物流チャネル

チャネルを販売先取引先と品目にリンクできます。チャネルは有効在庫 (ATP) との関連で使用します。

特定量の有効在庫をチャネルに割り当てることができます。この量によって、チャネルに対応する有効在庫の最大値が限定されます。

オーダ発生元

LN セッションなどオーダの元となる情報のソース、または、電話、メールなどユーザ定義のソース

オーダタイプ

オーダの性質または機能、およびその結果としてのメッセージの性質や機能を指定するために使用するコード

例:

  • 通常オーダ対返品オーダ
  • 請求書対貸方票

オーダ手順の一部であるセッション (の順序) を決定する分類。次の分類の 1 つをオーダタイプに割り当てることもできます。コストオーダ、コレクトオーダ、返品オーダおよび外注オーダ。

オーダタイプコードは、単一オーダに関連する ERP の EDI メッセージで必要です。単一オーダに関連する EDI メッセージには、次の処理を行うメッセージが含まれています。

  • オーダ (ANSI X12 850、UN/EDIFACT ORDERS)
  • オーダ変更 (ANSI X12 860、UN/EDIFACT ORDCHG)
  • オーダ確認 (ANSI X12 855 および 865、UN/EDIFACT ORDRSP)
  • 請求 (ANSI X12 810、UN/EDIFACT INVOIC)
製品タイプ

ソート基準および選択基準として使用される、ユーザ定義可能な品目グループデータ。製品タイプは、製造を目的に同類の特徴で品目を分類することを意図しています。

製品ライン

同一メーカが製造した製品の製品グループは類似していますが、サイズ、外形、色などの細部では異なっています。ユーザ定義可能な品目グループデータは、主にレポートの品目選択基準として使用されます。

製品クラス

同じ製品ライン内の複数の品目グループを識別するためにユーザが定義できる、品目グループデータ。製品分類は、主にレポートの選択基準として使用されます。

品目グループ

類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合わせて使用し、品目デフォルトを設定します。

販売オフィス

取引先の販売関係を管理するために、会社のビジネスモデル内で明らかにされている部署。販売オフィスは、組織の販売活動の責任を負う保管場所を識別するために使用します。

価格グループ

同じ価格設定の特徴が適用される品目のグループ

価格設定取引先

同じ価格または価格合意を持つ顧客のグループを分類するために使用する親取引先

製造元

最終商品の発注先。ソートと選択に使用されるユーザ定義可能な品目グループデータ

価格リスト

顧客および発注先のデフォルト値と値引のリスト。価格リストを品目と品目グループに、および販売先取引先と購買元取引先にリンクできます。

支払方法

支払 (購買請求書) または口座引落 (販売請求書) を行う方法。外国通貨が許可され、その詳細をレポートに出力しなければならない場合は、支払方法で最高金額、支払期日のタイプなどの詳細を定義します。

この詳細は、必要に応じて、オーダまたは請求書で変更することができるデフォルト値です。

受渡条件

商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。

販売先業種

同じビジネスセクタの顧客、発注先または従業員のグループ

業種は、レポートの生成時または統計データと履歴データの照会時に選択基準として使用することができます。

販売先タイプ

類似の特徴 (EU の加盟国や特定の関税規則の対象など) を持つ取引先をグループ化する方法

注: 

取引先タイプは、取引先役割または財務取引先グループと同じではありません。

地域

領域を使用すると、地理的な基準で取引先、顧客、発注先、および従業員がグループ化されます。

通貨

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
販促グループ

販促が属する販促グループ