マトリックス定義 (tdpcg0110m000)
セッションの目的: マトリックス定義を表示、入力、およびメンテナンスします。
マトリックス定義 (tdpcg0610m000) セッションを開始するには、レコードをダブルクリックします。
- [マトリックス優先順位] フィールドが指定されているマトリックス定義を入力すると、マトリックス優先順位 (tdpcg0120m000) セッションにレコードが自動的に挿入されます。この挿入されたレコードの発効日は空白になります。
 - [マトリックス優先順位] は、現行セッションおよび [マトリックス優先順位 (tdpcg0120m000)] セッションで更新できます。マトリックス定義に優先順位レコードが 1 つしかリンクされていない場合は、両方のセッション間で変更内容が同期されます。マトリックス定義に複数の優先順位レコードがリンクされている場合は、[マトリックスレベル] フィールドと [マトリックス優先順位] フィールドが空白になり、現行セッションで使用不可になります。
 - [マトリックス優先順位] フィールドの値をゼロに変更すると、リンクされている優先順位レコードが [マトリックス優先順位 (tdpcg0120m000)] セッションから削除されます。優先順位レコードを [マトリックス優先順位 (tdpcg0120m000)] セッションから削除した場合は、[マトリックス優先順位] フィールドの値が現行セッションでゼロになります。
 
- マトリックスタイプ
 - 
            
マトリックス属性のセットにリンクされているマトリックス定義のタイプを定義します。
価格設定で以下のマトリックスタイプが使用可能です。
- [販売価格]
 - [販売ライン値引]
 - [販売値引合計]
 - [購買価格]
 - [購買ライン値引]
 - [購買値引合計]
 - [振替価格]
 - [ライン販促]
 - [オーダ販促]
 - [クライアント輸送レート]
 - [運送業者輸送レート]
 
各タイプには、独自の属性の選択肢が用意されています。マトリックスタイプごとに、最大 6 つの属性の組合せによってマトリックス定義を指定します。
指定可能な値
- 販売価格
 - 
                     
該当するマトリックス属性が販売価格設定に使用されます。
 - 販売ライン値引
 - 
                     
該当するマトリックス属性を使用してオーダラインレベルで販売品目の値引が計算されます。
 - 販売値引合計
 - 
                     
該当するマトリックス属性を使用して販売オーダラインレベルで値引が計算されます。この値引は、ラインの設定および適合チェックボックスに基づいて、それぞれのラインに適用されます。
 - 購買価格
 - 
                     
該当するマトリックス属性が購買価格設定に使用されます。
 - 購買ライン値引
 - 
                     
該当するマトリックス属性を使用してオーダラインレベルで購買品目の値引が計算されます。
 - 購買値引合計
 - 
                     
該当するマトリックス属性を使用して購買オーダラインレベルで値引が計算されます。この値引は、ラインの設定および適合チェックボックスに基づいて、それぞれのラインに適用されます。
 - 振替価格
 - 
                     
該当するマトリックス属性が使用されて、ある (内部) 倉庫から別の倉庫に移動される品目の価格設定が行われます。たとえば、ネッタブル倉庫から非ネッタブル倉庫に移動する商品などがこれにあたります。
 - ライン販促
 - 
                     
該当するマトリックス属性は、オーダラインレベルの販促用の属性です。
 - オーダ販促
 - 
                     
該当するマトリックス属性は、オーダヘッダレベルの販促用の属性です。
 - クライアント輸送レート
 - 
                     
該当するマトリックス属性は、クライアントレート帳簿用の属性です。
 - 運送業者輸送レート
 - 
                     
該当するマトリックス属性は、運送業者レート帳簿用の属性です。
 
 - マトリックス定義
 - 
            
価格設定マトリックスが価格、値引、販促、または輸送レートの決定に使用する要素 (マトリックス属性) のグループを定義します。
たとえば、家具販売店を営んでいて、次の 2 つの要素に基づいて販売価格をメンテナンスするとします。
- 販売する特定品目
 - 支払の処理方法
 
この場合、マトリックスタイプは[販売価格]、マトリックス定義は 「Furni (この名称はユーザ定義可能)」、マトリックス属性は[品目]および[支払方法]です。
 - 価格グループ別結合
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、 累計値引の適用オプションが[価格および値引の再計算パラメータ (tdpcg0240s000)] セッションで使用可能になります。このオプションにより、累積値引を適用して、同じ価格グループに属するすべての品目に基づいて値引を計算できます。
注:このフィールドは、マトリックスタイプが[販売ライン値引]または[購買ライン値引]の場合のみ使用できます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 価格設定品目の結合
 - マトリックスレベル
 - 
            
[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションで設定した、マトリックス定義の値引レベル
注:- このフィールドは、[価格設定パラメータ (tdpcg0100m000)] セッションの複数値引レベルの導入チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
 - このフィールドは値引マトリックスにのみ適用されます。
 
 - マトリックス優先順位
 - 
            
マトリックスタイプについて、マトリックス定義が検索される順序
 - マトリックス属性
 - 
            
価格、値引、販促、または輸送レートの定義に使用される要素のリスト。マトリックス属性のグループはマトリックス定義とタイプで識別されます。
たとえば、家具販売店を営んでいて、次の 2 つの要素に基づいて販売価格をメンテナンスするとします。
- 販売する特定品目
 - 支払の処理方法
 
この場合、マトリックスタイプは[販売価格]、マトリックス定義は 「Furni (この名称はユーザ定義可能)」、マトリックス属性は[品目]および[支払方法]です。
価格設定マトリックスで、そのマトリックス属性の値を指定します。