品目 - 販売取引先 (tdisa0610m000)
セッションの目的: 特定の販売品目に関連する取引先固有の情報を表示、入力、またはメンテナンスします。
詳細セッションでは、品目と取引先の組合せの次のデータをメンテナンスできます。
- 一般品目 - 販売先取引先データ
- 倉庫管理データ
- 超過納入に関連するデータ
- 販売スケジュール関連のパラメータ
- 販売発行関連のパラメータ
[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスがオフの場合、このセッションを使用して販売スケジュールのロジスティック合意を取得します。[スケジュールに契約を使用] チェックボックスがオンの場合は、販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000) セッションからロジスティック合意を取得します。
- 品目グループ
-
特定の販売品目に関連する取引先詳細をメンテナンスする品目グループ
- 記述
-
コードの記述または名称
- 販売先取引先
-
特定の販売品目に指定された取引先詳細に関連する販売先取引先
- 記述
-
コードの記述または名称
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 出荷先取引先
-
オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 発効日
-
そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
- 有効期限
-
そのレコードまたは設定が無効になる日付。通常、有効期限には失効時間も指定されます。
- 販売単位
-
品目が販売される単位
注:この単位に変換係数が存在する場合は、選択されている単位が自動的に変換されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 最小オーダ数量
-
棚卸単位で示される最小オーダ数量
これが、適用可能な販売伝票の[オーダ数量]フィールドのデフォルト数量になります。数量がゼロの場合や、品目と販売先取引先の組合せが存在しない場合は、デフォルトオーダ数量は[品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションから取得されます。最小オーダ数量よりも少ないオーダ数量を使用すると、警告メッセージが表示されます。
デフォルト
[品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションで指定された[最小オーダ数量]。
- 最小オーダ数量
-
[最小オーダ数量]の表示単位
- 自己請求
-
このチェックボックスがオンの場合、 自己請求が適用されます。
- ブロック
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目について、販売先取引先が (一時的に) ブロックされます。ブロックされている品目 - 取引先の組合せを販売伝票に入力することはできません。
- ブロック理由
-
理由コードを使用して、顧客をブロックしている理由を記述します。理由コードを品目 - 販売取引先の組合せにリンクできます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 確約ラインの在庫の再チェックを許可
-
このチェックボックスがオンの場合、在庫を再チェックするときに、販売オーダラインを必ず考慮します。
注:このチェックボックスは、[販売見積パラメータ (tdsls0100s100)] セッションの[拡張在庫チェック]フィールドを [Yes] に設定している場合にのみ表示されます。
- 約定引当方法
-
オーダ数量の自動的な約定引当を行うかどうか、また、行うとしたらいつ引き当てるかを、品目別に指定します。
注:[在庫約定 (whinp2100m000)] セッションで品目の約定を行っていない限り、約定引当方法は変更できます。
指定可能な値
- なし
-
オーダ数量は確約されません。
- オーダライン入力
-
オーダ数量は、オーダ (構成要素) ライン入力時に自動的に確約されます。
在庫約定はマニュアルでもバッチでも作成できます。
- バッチ
-
オーダ数量は[在庫約定の生成 (whinp2200m000)] セッションを使用することによって確約されます。
在庫約定はマニュアルでも作成できます。
- マニュアル
-
オーダ数量をマニュアルで確約する必要があります。
- 最小約定引当数量
-
部分引当の場合に約定引当をする必要がある最小数量
[最小約定引当数量]フィールドと[最小約定引当レート]フィールドの両方に有効な値を設定している場合、約定引当の数量は両方のフィールドと照らし合わせて確認されます。大きい方の数字が使用されます。
注:- [最小約定引当数量]フィールドの値が 5
- [最小約定引当レート]の値が 10%
オーダが 100 の場合、最小数量は 5 で、最小レートは (数量に変換すると) 10 です。この結果、部分引当として最小限 10 が引き当てられます。オーダが 20 の場合、最小数量はやはり 5 ですが、最小レートは (数量に変換すると) 2 です。この場合は、部分引当として最小限 5 が引き当てられます。
- 最小約定引当レート
-
部分引当の場合に納入しなければならない最小レート
[最小約定引当数量]フィールドと[最小約定引当レート]フィールドの両方に有効な値を設定している場合、約定引当の数量は両方のフィールドと照らし合わせて確認されます。大きい方の数字が使用されます。
注:- [最小約定引当数量]フィールドの値が 5
- [最小約定引当レート]の値が 10%
オーダが 100 の場合、最小数量は 5 で、最小レートは (数量に変換すると) 10 です。この結果、部分引当として最小限 10 が引き当てられます。オーダが 20 の場合、最小数量はやはり 5 ですが、最小レートは (数量に変換すると) 2 です。この場合は、部分引当として最小限 5 が引き当てられます。
- 構成要素処理
-
購買品目が構成要素である場合の構成要素の処理方法を指定します。
注:このフィールドを指定できるのは、[販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションまたは[販売オフィス (tdsls0512m000)] セッションの拡張キット処理の導入チェックボックスがオンになっており、[品目タイプ]が[購買]、[製造]、[製品]、または[一般]の場合のみです ([品目 (tcibd0501m000)] セッションでデフォルト供給ソースが[ジョブショップ]に設定されている)。
指定可能な値
- 販売部品表
-
構成要素が、販売部品表を使用して処理されます。
- 構成要素ライン
-
構成要素が、構成要素ラインを使用して処理されます。
- 出荷規則
-
この販売品目の商品出荷に関連する条件
指定可能な値
- なし
-
出荷上の制約はありません。LN は利用可能在庫に基づいてオーダを処理します。在庫が十分な場合は、出荷完了になります。在庫が不十分な場合は、バックオーダになります。
- オーダの一括出荷
-
すべてのオーダを一度の出荷で出荷する必要があります。結果的に、LN は部分納入を許可しません。在庫が不足すると、オーダの出荷が延期になります。
- セットの一括出荷
-
以下の共通納入基準を持つすべてのオーダラインを、一度の出荷で出荷する必要があります。
- 納期
- 運送業者
- 倉庫
- 出荷先取引先
- 出荷先住所
LN はこれらのオーダラインに同じセット番号を割り当てます。他のオーダラインは別々に出荷できます。
- ラインの一括出荷
-
各オーダラインは、全体として納入される必要があります。LN は各オーダラインに一意のセット番号を割り当てます。在庫が不足すると、オーダラインの出荷が延期になります。
- ラインの出荷および取消
-
有効在庫が出荷されます。在庫が十分な場合は出荷完了になります。在庫が不十分な場合はバックオーダにならず、残余数量についてのオーダが取り消されます。LN は、事前定義された取消理由をオーダラインに入力します。この取消理由は[販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションの[出荷/取消の事前定義取消理由]フィールドで定義されます。
- キットの一括出荷
-
主品目は、まとめて納入する必要があります。LN は、主品目を構成し、1 セットとして出荷する必要がある構成要素ラインに一意のセット番号を割り当てます。在庫不足の場合は主品目のバックオーダが生じ、このバックオーダも全体として納入する必要があります。
- 適用なし
-
このレベルでは、出荷規則は定義されません。
- 品目販売テキスト (内部)
-
このチェックボックスがオンの場合、内部使用の品目販売テキストが存在します。
テキストの作成、コピー、選択または表示を行うには、[
]を選択します。 - 品目販売テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、品目販売テキストが存在します。
テキストの作成、コピー、選択または表示を行うには、[
]を選択します。 - 遡及請求適用品目
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目には遡及請求が適用されます。
- 取引先ごとの遡及請求販売オーダ
-
このフィールドは、遡及請求処理中に、各販売先取引先と品目の組合せに関して生成する必要がある販売オーダの数を示します。
次のオプションを指定できます。
-
[1 オーダのみ]
複数のラインを含む販売オーダが 1 つのみ生成されます。 -
[ラインごと]
承認済遡及請求ラインごとに、販売オーダが生成されます。
注:デフォルト値は、[1 オーダのみ]です。
-
- 不合格数量を返品
-
このチェックボックスがオンの場合、納入済商品の不合格数量に関して販売返品オーダを生成する必要があります。
注:対象の品目が原価品目、サービス品目、外注品目、または設備品目である場合は、このフィールドを定義できません。
デフォルト
このフィールドのデフォルト値は、[出荷先取引先 (tccom4111s000)] セッションの[不合格数量の返品]フィールドから取得されます。
- ロジスティック会社
-
ソースのロジスティック会社のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- サイト
-
販売品目が出荷済される出荷元サイトのコードこれは、入力された販売オーダラインに対してデフォルト設定されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 倉庫
-
販売品目が保管される倉庫
- 記述
-
コードの記述または名称
- チャネル
-
品目 - 販売取引先の組合せの倉庫チャネル。倉庫を品目 - 販売取引先によって管理している場合、この販売取引先向けのすべての品目は、同じ倉庫に保管されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 運送業者/LSP
-
出荷先取引先への商品の輸送責任を負う会社
- 記述
-
コードの記述または名称
- 保存期間
-
保存期間を表す時間単位
- 保存期間 [期間]
-
入庫後に販売先取引先がその品目を少なくとも販売可能または使用可能でなければならない期間
保存期間を使用して、傷みやすい LIFO/FIFO 品目の最小所要有効期限を計算します。
注:- 品目が販売先取引先に出荷される場合、標準 LIFO/FIFO 出庫方針を変更できます。
- 有効期限は[ストックポイント在庫 (whinr1540m000)] セッションでは在庫日付と呼びます。
例
[保存期間 [期間]] は 4 日に設定されます。品目の計画入庫日が 1 日月曜日の場合、有効期限日は 5 日金曜日になります。つまり、品目は少なくとも 5 日金曜日までは販売可能/使用可能です。
出庫勧告はこの[保存期間 [期間]] を考慮して、計画入庫日後の有効期限が最大 4 日間ある品目についてのみ勧告します。
- 適合レポート
-
この品目と取引先の組合せにリンクされた適合レポートコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 貿易コンプライアンスの遵守
-
このチェックボックスがオンの場合、 グローバル貿易コンプライアンスが品目と販売取引先に適用されます。
注:このフィールドは、[貿易管理パラメータ (tcgtc0100m000)] セッションの[輸出]チェックボックスがオンの場合にのみ利用可能になります。
- クリティカル安全品目の出力
-
このチェックボックスがオンの場合、 クリティカル安全品目の出荷ラベルにインジケータが出力される必要があります。
このチェックボックスが使用可能になるのは、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで品目について[クリティカル安全品目]チェックボックスがオンになっている場合だけです。
- 梱包定義
-
品目または品目グループの梱包定義
- 記述
-
コードの記述または名称
- 梱包定義固定
-
このチェックボックスがオンの場合、 出庫オーダラインの梱包定義が固定されます。
- 数量単位固定
-
このチェックボックスがオンの場合、 [販売単位]フィールドで指定された単位は、品目および取引先を含むすべての販売オーダに対して固定されます。
これにより、この取引先は品目を望ましい単位で受領することになります。
例
取引先がチョコレートを 1 箱注文した場合を考えます。1 箱には 24 枚のチョコレートが入っています。この品目 - 販売取引先の組合せに関して[数量単位固定]チェックボックスがオンの場合は、この取引先にチョコレートを 24 枚として供給することはできません。この取引先には、販売単位として 「箱」 を使用する必要があります。
- 計画の数量単位固定
-
このチェックボックスがオンの場合、 有効在庫 (ATP) 結果は、販売オーダ単位で表されます。納入スケジュールが生成されると、オーダラインの単位は変更されません。
このチェックボックスがオフの場合、ATP 結果は棚卸単位で表されます。納入スケジュールが生成されると、オーダラインの計測単位は棚卸単位に更新されます。
例
販売オーダは、ボックス単位で表された販売オーダ数量で利用できます。棚卸単位は個数です。[計画の数量単位固定]チェックボックスがオンの場合、確約可能在庫概要 (cprrp4899m000) セッションで利用性チェックが実行されて承認されると、オーダラインはボックス単位で表された数量のままサブ納入に分割されます。
- 販売から輸送オーダを生成
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目 - 販売取引先の組合せを含む販売オーダに対して、輸送オーダが生成されます。
注:品目が原価品目、サービス品目、またはリスト品目の場合、このチェックボックスはオンにできません。
デフォルト
このチェックボックスの値は、[販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションおよび[販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100)] セッションの[販売から輸送オーダを生成]チェックボックスのデフォルト値となりますが、これらのセッションでも変更できます。
- 輸送費請求
-
このチェックボックスがオンの場合、輸送費を請求先取引先に請求する必要があります。
- 超過納入を許可
-
このチェックボックスがオンの場合、 倉庫管理で品目と取引先の組合せに対して超過納入を行えます。
直送の場合、倉庫管理が関係しなければ、このセッションの超過納入のパラメータは情報参照の目的のみに使用されます。販売先取引先が超過納入を承認しない場合、返品オーダによって商品を発注先に返品できます。
- 許容範囲タイプ
-
このフィールドは、超過納入の許容範囲が割合と数量のどちらで表されるかを示します。
次のオプションを指定できます。
-
[割合]
許容範囲はオーダ数量の割合として表されます。 -
[数量]
許容範囲は固定数量です。 -
[なし]
[超過納入を許可]チェックボックスがオフになっているため、許容範囲タイプは適用されません。
-
- アクション
-
出荷が数量許容範囲を満たしていない場合に出庫オーダラインを扱う方法
次のオプションを指定できます。
-
[警告]
最大許容率を超えた場合、倉庫管理に警告メッセージを表示します。 -
[ブロック]
最大許容率を超えた場合、倉庫管理で出荷をブロックします。 -
[なし]
アクションは実行されません。
-
- 最大許容率
-
出荷済数量がオーダ数量を上回ることを許容される数量または割合
- 最大許容率
-
最大許容率の表示単位
- 直送数量
-
直送が優先されるオーダ数量
販売オーダライン、納入ライン、または販売見積ラインのオーダ数量がこのフィールドに定義した数量と等しいか大きい場合、自動的に[販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションおよび[販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100)] セッションの[納入タイプ]フィールドが[直送]に設定されるか、あるいは[販売見積ライン (tdsls1501m000)] セッションの[直送]チェックボックスがオンになります。
- 購買元取引先
-
直送する購買元取引先
- 出荷元取引先
-
直送する出荷元取引先
- ロジスティック会社
-
出荷先ロジスティック会社のコード
- サイト
-
販売品目が出荷される出荷先サイトのコード
- サイト
-
コードの記述または名称
- 倉庫
-
品目を出荷する倉庫
資材を製造元から外注先に供給する必要がある場合、この倉庫は外注先の倉庫を表します。このため、これは製造元の管理倉庫になります。
注:このフィールドは、品目の外注にのみ使用されます。
デフォルト
この倉庫は、次の条件に当てはまる場合は販売オーダラインの[倉庫に出荷]のデフォルト値になります。
- 支払フィールドが[支払なし]または[使用払]に設定された状態で、外注販売オーダが生成された
- [支払]フィールドが[支払なし]または[使用払]に設定された販売オーダラインがマニュアルで入力された
- 倉庫
-
コードの記述または名称
- 処理タイムフェンス
-
このセッションで指定した [EDI メッセージ]および[販売スケジュール (tdsls3111m000)] セッションで指定した[スケジュールタイプ]と処理タイムフェンスによって、販売スケジュールラインの所要量タイプが決まります。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 処理タイムフェンス.
- 凍結期間 (+)
-
現在の日付から計算される日数で、この期間、必要な品目の数量を増加できなくなります。
- 凍結期間 (-)
-
現在の日付から計算される日数で、この期間、必要な品目の数量を削減できなくなります。
- 線形推定
-
このチェックボックスがオンの場合、 [出荷スケジュール]タイプまたは[連続出荷スケジュール]タイプの販売スケジュールがこの販売スケジュールに先行していると、線形推定によって、[資材発行]タイプの販売スケジュールの新しい予測数量が決定されます。
このチェックボックスがオフの場合、 [出荷スケジュール]タイプまたは[連続出荷スケジュール]タイプの販売スケジュールがこの販売スケジュールに先行していると、未消費の需要が[資材発行]タイプの販売スケジュールの新しい予測になります。
- 期間開始日での需要の累計
-
このチェックボックスがオンの場合、 企業計画によって資材発行の開始日初日に合計数量が入力されます。
このチェックボックスがオフの場合、 企業計画によって資材発行の合計数量が資材発行の開始日と終了日間の日数に配分されます。
- EDI メッセージ
-
品目と取引先の組合せに対して受信可能な販売スケジュールタイプを決定します。
-
[資材発行]
販売スケジュールは[資材発行]のみで構成されます。出荷は、資材発行の[確定]所要量または[即時]所要量に基づいて実行されます。 -
[出荷スケジュール]
販売スケジュールは、[資材発行]とそれに続く[出荷スケジュール]で構成されます。出荷は、出荷スケジュールの[確定]および[即時]所要量に基づいて実行されます。資材発行は予測データを送付するだけです。 -
[連続出荷スケジュール]
販売スケジュールは、[資材発行]とそれに続く[連続出荷スケジュール]で構成されます。出荷は、連続出荷スケジュールの[確定]所要量および[即時]所要量に基づいて実行されます。資材発行は予測データを送付するだけです。 -
[出荷スケジュールのみ]
販売スケジュールは[出荷スケジュール]のみで構成されます。出荷は、出荷スケジュールの[確定]および[即時]所要量に基づいて実行されます。予測データは発注者に送付されません。
-
- 出荷または入庫基準
- 累計モデル使用
-
このフィールドを使用して、どの累計 (CUM) モデルを使用するかを指定します。
使用 CUM モデルによって、次の累計数量が決まります。
- 取引先が提供する累計数量
- 調整数量の基準となる累計数量
- 累積および権限のリセットに使用される累計数量
指定可能な値
-
[オーダ基準]
優先所要累計が使用されます。 -
[入庫基準]
入庫済累計が使用されます。 -
[適用なし]
[EDI メッセージ]が[連続出荷スケジュール]に設定されている場合に適用
- 参照スケジュール
-
このチェックボックスがオンの場合、品目と取引先の組合せの参照販売スケジュールのみ受信できます。
EDI メッセージによって、特定の品目と取引先の組合せに対して参照販売スケジュールを受信できるかどうかが決まります。
-
[資材発行]
EDI メッセージが[資材発行]の場合、現在のチェックボックスはオンにできません。 -
[出荷スケジュール]
EDI メッセージが[出荷スケジュール]の場合、現在のチェックボックスをオンにできます。現在のチェックボックスは、デフォルトではオフになっています。 -
[連続出荷スケジュール]
EDI メッセージが[連続出荷スケジュール]の場合、現在のチェックボックスは常にオンになり、変更不能になります。 -
[出荷スケジュールのみ]
EDI メッセージが[出荷スケジュールのみ]の場合、現在のチェックボックスをオンにできます。現在のチェックボックスは、デフォルトではオンになっています。
-
- 参照済販売スケジュールの自動承認
-
このチェックボックスがオンの場合、品目と取引先の組合せに対応して受信する販売スケジュールラインは自動的に承認されます。
自動承認は、参照販売スケジュールに対してのみ適用できます。このため、現在のセッションの[参照スケジュール]チェックボックスがオンの場合にのみ、現在のチェックボックスをオンにできます。
- 調整中の計画/実際納期を考慮
-
このチェックボックスがオンの場合、販売スケジュールを調整するときに計画/実際納期が考慮されます。Infor LN では、計画/実際納期に基づいて出荷累計を計算します。
この場合、出荷累計の計算は次のようになります。
販売スケジュールの合計出荷済数量 - 出荷済であるが未入庫の数量
この計算では、同時に出荷されたが別のオーダに基づいて入庫された出荷によって生じる不一致を防止できます。このような不一致は連続不一致と呼ばれます。
したがって、[納期]フィールドは[出荷済累計 (tdsls3532m000)] セッションおよび[販売スケジュール調整 (tdsls3131m000)] セッションで設定されます。このフィールドには、次の値が入力されます。
- 出荷が確認されたときは、計算された入庫日
- 販売先取引先で出荷が入庫されたときは、実際入庫日
このチェックボックスがオフの場合、販売スケジュールを調整するときに出荷日が使用されます。出荷の確認時に送信された出荷累計が挿入されます。出荷済数量が入庫数量と異なる場合は、必ず不一致が生成されます。Infor LN では連続入庫を考慮しません。
- FAB 期間
-
販売スケジュールで要求されている品目を製造する権限が与えられている期間 (日数)。FAB 期間は、販売スケジュールの最終発行日を開始日として計算されます。
注意
権限は取引先から与えられるため、FAB 期間は主に参照用に使用されます。
現在のセッションの[権限の処理]フィールドに指定されている使用権限方法が[リセット]の場合にのみ、FAB 期間を使用して FAB 権限をリセットします。
- RAW 期間
-
販売スケジュールで要求されている品目を製造するための原材料を購入または生産する権限の有効期間 (日数)。RAW 期間は、販売スケジュールの最終発行日を開始日として計算されます。
注:権限は取引先から与えられるため、RAW 期間は主に参照用に使用されます。
現在のセッションの[権限の処理]フィールドに指定されている使用権限方法が[リセット]の場合にのみ、RAW 期間を使用して RAW 権限をリセットします。
- 権限の処理
-
FAB 権限および RAW 権限のリセットに使用する方法
指定可能な値
- 翌期繰越
-
高度 FAB 権限および高度 RAW 権限はリセット数量によって削減されます。
- リセット
-
高度 FAB 権限および高度 RAW 権限が FAB 権限および RAW 権限の値と同じになります。