品目 - 購買取引先 (tdipu0610m000)
セッションの目的: 購買品目に関連する取引先固有の情報を表示、入力、またはメンテナンスします。このセッションには、購買契約、購買スケジュール、または購買オーダに必要な購買取引先のデフォルトロジスティックデータが保存されます。
- 品目グループ
-
品目グループのコード
注:[品目]フィールドの値が指定されていない場合にのみ、このフィールドが有効になります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 購買元取引先
-
購買元取引先のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 品目
-
品目のコード
注:[品目グループ]フィールドの値が指定されていない場合にのみ、このフィールドが有効になります。
- 出荷元取引先
-
出荷元取引先のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 発効日
-
そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
- 入庫リードタイム
-
品目の到着から倉庫に実際に保管される時間の間隔
- 入庫リードタイム
-
入庫リードタイムを測定する単位
- リードタイム枠 (日数)
-
日数と現在の日付/生成日によって、次のことが決まります。
- 計画入庫日の決定に計算リードタイムを使用するかどうか。この計算は、リードタイムの計算対象の日付がリードタイム枠外である場合に使用されます。計画日の計算には、[計算済リードタイム (日数)] フィールドから取得した値が使用されます。このフィールドの値は会社のカレンダーから取得されます。
- 計画入庫日の決定に、リードタイム構成要素に関連するカレンダーを考慮するかどうか。この計算は、リードタイムの計算対象の日付が現在の日付とリードタイム枠の間にある場合に使用されます。
- 発行タイプ
-
発行のタイプを特定するために使用される分類であり、この分類に基づいてスケジュール所要量がグループ化され、EDI メッセージを生成できます。これらのメッセージは、使用するスケジュールによって示されます。
指定可能な値
- 資材発行
-
資材発行取引のみが送信されます。出荷は、要件タイプが確定であるか即時であるかに基づいて実行されます。これらの要件タイプは、BEMIS 標準を使用している場合には、電子データ交換メッセージ BEM MRL001 に記録されます。
- 出荷スケジュール
-
資材発行と出荷スケジュールの両方が送信されます。出荷は、BEM SHP001 メッセージに基づいて実行されます。
- 連続出荷スケジュール
-
資材発行と出荷スケジュール順序の両方が送信されます。出荷は、BEM SEQ001 メッセージに基づいて実行されます。この値はプルスケジュールの場合にのみ選択できます。
- 出荷スケジュールのみ
-
出荷スケジュールのみが送信されます。計画データは発注先に送信されません。
- 連続出荷スケジュールのみ
-
連続出荷スケジュールだけが送信されます。計画データは発注先に送信されません。この値はプルスケジュールの場合にのみ選択できます。
- 累計モデル
-
ロジスティック会社で使用される累計 (CUM) モデル
注:このフィールドは、[発行タイプ]が[適用なし]に設定されている場合、適用されません。
- 資材発行の発行パターン
-
資材発行のスケジュール発行日の決定に使用されるパターン
注:- 資材発行の発行パターンは、プッシュスケジュールとプル予測スケジュールでのみ使用されます。プルコールオフスケジュールの場合、発行パターンは使用されません (プルスケジュール)。
- このフィールドは、[発行タイプ]が[資材発行]に設定されている場合のみ適用されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 出荷スケジュールの発行パターン
-
出荷スケジュールのスケジュール発行日の決定に使用されるパターン
注:- 出荷スケジュールの発行パターンは、プッシュスケジュールにのみ使用されます。プルスケジュールの場合、この発行パターンは使用されません。
- このフィールドは、[発行タイプ]の値が[資材発行]以外に設定されている場合のみ適用されます。
- 通信チャネル
-
購買発行を取引先に通知するチャネル
指定可能な値
- EDI
- ファックス
- テレックス
- インターネット
- E メール
- 転記
- BOD
- マニュアル
- EDI メッセージを直接発行
-
このチェックボックスがオンの場合、 [通信チャネル]フィールドが [EDI] に設定されている場合、購買発行 (tdpur3120m000) セッションにおいて購買発行が[スケジュール済]状況を受け取ると、EDI メッセージが生成されます。このチェックボックスがオフの場合、 [購買発行の出力 (tdpur3422m000)] セッションの EDI メッセージを準備チェックボックスを使用して EDI メッセージが生成できます。
注:- 電子商取引が生成された EDI メッセージを購買取引先に送付できるのは、購買発行 (tdpur3120m000) セッションの購買発行の状況が[スケジュール済]の場合のみです。
- 電子商取引が EDI メッセージを購買取引先に送付する際、購買発行の状況は[送付済]に設定されます。
- 有効期限
-
レコードが有効である最終日。失効時間を指定しない場合、有効性は有効期限の最後、つまり 24:00 に終了します。
- 最終出荷のフィールド
-
購買発行 (OUT) ビジネスオブジェクト文書 (BOD) で使用される出荷関連情報
指定可能な値
- 発注先最終 ASN
-
発注先から受け取った最終の事前出荷通知 (ASN) は BOD に含まれます。
- 梱包票
-
最終の受け取りにリンクされた梱包票は BOD に含まれます。
- 最終出荷 ID
-
最終出荷 ID は BOD に含まれます。
- スケジュールタイプ
-
購買スケジュールのタイプ (プッシュスケジュールまたはプルスケジュール)
- 処理タイムフェンス
-
倉庫管理の倉庫オーダモジュールで在庫処理を記録する必要があり、財務会計の総勘定元帳モジュールおよび買掛金モジュールで会計取引を記録する必要がある購買スケジュールラインを示します。
注:- プルコールオフスケジュールに関連する在庫処理および会計取引は、常にログが作成されます。
- プル予測スケジュールに関連する処理のログは作成されません。したがって、このパラメータはプッシュスケジュールにのみ適用され、プルスケジュールには適用されません。
- 購買スケジュールラインが FAB 期間に含まれない場合でも、所要量タイプが[確定]に変わるとすぐに、スケジュールラインについての処理が記録されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 処理タイムフェンス.
指定可能な値
- すべてのライン
-
スケジュール全体の処理がログされます。
- FAB 期間のライン
-
FAB 期間の処理がログされます。
- 確定期間のライン
-
出荷の権限がある期間 (確定期間) の処理がログされます。
- 資材発行セグメントセット
-
資材発行に関連付けられるセグメントセット
注:- 資材発行セグメントセットは、プッシュスケジュールとプル予測スケジュールでのみ使用されます。プルコールオフスケジュールには、セグメントセットは使用されません (プルスケジュール)。
- このフィールドは、[発行タイプ]フィールドが[出荷スケジュールのみ]または[連続出荷スケジュールのみ]に設定されている場合、適用されません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 出荷スケジュールセグメントセット
-
出荷スケジュールに関連付けられるセグメントセット
注:- 出荷スケジュールセグメントセットは、プッシュスケジュールにのみ使用されます。プルスケジュールの場合、このセグメントセットは使用されません。
- このフィールドは、[発行タイプ]フィールドが[資材発行]に設定されている場合、適用されません。
- 入庫後の直送販売スケジュールの自動更新
-
このチェックボックスがオンの場合、購買品目の入庫後に、直送の販売スケジュールが自動的に更新されます。
注:このフィールドは、[発行タイプ]が[適用なし]に設定されている場合、適用されません。
- FAB 期間
-
発注先が、スケジュールで要求される商品を製造する権限を持つ期間。プッシュスケジュールの場合はスケジュール発行日、プル予測スケジュールの場合は現在の日付から計算されます。
FAB 期間は日数で表されます。
例
- CUM 開始数量: 10000
- スケジュール発行日/現在の日付: 05.07.99
- FAB 期間: 20 日
出庫日/現在の日付 数量 05.07.99 100 12.07.99 100 19.07.99 100 26.07.99 100 FAB タイムフェンス: 99 年 7 月 5 日 (+ 20 日) = 99 年 7 月 25 日。FAB 権限: 10000 + 100 + 100 + 100 = 10300
- 優先
-
このオプションでは、取引先が品目について優先であるのか、それとも固定であるのかを選択します。
注:オーダ生成時、最初に固定購買取引先が検索されます。その後、[優先順位]フィールドに定義されている購買取引先の優先順位に従って、優先購買取引先が検索されます。このフィールドの値を[固定]に設定し、計画納期の時点でその固定購買取引先が有効でない場合、または必要な需要を納入できない場合、計画品目について定義された戦略に従い、計画製造オーダまたは計画物流オーダによって需要を満たすことが試みられます。現在のフィールドの設定が[優先]で、計画納期の時点でどの購買元取引先も有効ではない場合、または必要な需要を納入できない場合、購買取引先が空になっている計画購買オーダが生成されます。
指定可能な値
- 固定
-
この品目については 1 つの購買元取引先のみ固定できます。
- 優先
-
この品目については 1 つまたは複数の購買元取引先を優先できます。
- RAW 期間
-
発注先が、スケジュールで要求される原材料を製造する権限を持つ期間。プッシュスケジュールの場合はスケジュール発行日、プル予測スケジュールの場合は現在の日付から計算されます。
RAW 期間は日数で表されます。
例
- CUM 開始数量: 10000
- スケジュール発行日/現在の日付: 05.07.99
- RAW 期間: 20 日
出庫日/現在の日付 数量 05.07.99 100 12.07.99 100 19.07.99 100 26.07.99 100 RAW タイムフェンス: 99 年 7 月 5 日 (+ 20 日) = 99 年 7 月 25 日。RAW 権限: 10000 + 100 + 100 + 100 = 10300
- 権限の処理
-
[累計のリセット (tdpur3230m000)] セッションで累計 (CUMS) がリセットされた場合に、高度 FAB 権限と高度 RAW 権限を繰り越すかリセットするかを指定します。
指定可能な値
- 翌期繰越
-
高度 FAB 権限および高度 RAW 権限はリセット数量によって削減されます。
- リセット
-
高度 FAB 権限および高度 RAW 権限が FAB 権限および RAW 権限の値と同じになります。
- 出荷または入庫基準
-
要件の基準となる日付と時間 (スケジュール) を指定します。
指定可能な値
- 出荷基準
-
(スケジュール) 要件は、出荷元取引先の倉庫で商品を選択した日時 (購買)、または商品を出荷先取引先に出荷する必要がある日時 (販売) に基づきます。この場合は、計画出荷日時に基づいて時間が算出されます。
- 入庫基準
-
(スケジュール) 要件は、取引先が商品を倉庫に納入すべき日時 (購買)、または出荷先取引先の倉庫に商品が入庫している必要がある日時 (販売) に基づきます。この場合は、計画納期に基づいて時間が算出されます。
- 凍結期間に稼働日を使用
-
このチェックボックスがオンの場合、凍結期間の計算に稼働日のみが使用されます。このチェックボックスがオフの場合、凍結期間の計算にカレンダーの日付のみが使用されます。
注:このチェックボックスがオンの場合、指定した稼働日数が現在の日付に加えられます。稼働日は、出荷元取引先、購買元取引先、または会社にリンクされているカレンダーから取得されます。
このチェックボックスがオフの場合、指定したカレンダー日数が現在の日付に加えられます。
- 増大数量の凍結時間
-
現在の日付から計算される日数で、この期間、必要な品目の数量を増加できなくなります。
注:[出荷または入庫基準]フィールドの値が[出荷基準]に設定されている場合、凍結期間は計画出荷日時に基づいて決まります。この値を[入庫基準]に設定した場合、凍結期間は計画納期に基づいて決まります。
- 過去のスケジュールラインの削除
-
過去の日付を持つスケジュールラインの未納数量および余分数量の処理方法が示されます。このチェックボックスがオンの場合、スケジュールラインは企業計画により削除されます。このチェックボックスがオフの場合、計画メッセージが作成され、マニュアルでスケジュールラインを削除する計画が担当者に通知されます。
注:このチェックボックスは、[減少数量の凍結期間]がゼロの場合にのみオンにできます。
- 減少数量の凍結期間
-
現在の日付から計算される日数で、この期間、必要な品目の数量を削減できなくなります。
注:[出荷または入庫基準]フィールドの値が[出荷基準]に設定されている場合、凍結期間は計画出荷日時に基づいて決まります。このスケジュールを[入庫基準]に設定した場合、凍結期間は計画納期に基づいて決まります。
- 地域
-
購買元取引先が設立されている (商業) 地域のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 品目 - 購買元取引先状況
-
品目 - 購買元取引先の組合せの状況
指定可能な値
- 承認済
-
この品目について購買元取引先が承認済です。
購買伝票に承認済の品目 - 取引先の組合せのみ入力できるのか、未承認の品目 - 取引先の組合せも入力できるかは、[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの[承認済販売業者からの購買のみ]チェックボックスの値に依存します。
- ブロック
-
購買元取引先はこの品目について (一時的に) ブロックされています。
ブロックされた品目 - 取引先の組合せは購買伝票に入力できません。
- ブロック理由
-
品目 - 購買取引先の組合せにリンクされた、ブロック理由を説明するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 品目購買テキスト (内部)
-
このチェックボックスがオンの場合、内部使用限定のテキストが追加されます。
- 品目購買テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、外部文書に出力されるテキストが追加されます。
- 発注先生産能力
-
出荷元取引先の能力を棚卸単位で表した値
注:購買取引先の計画オーダ生成時に、このフィールドを使用します。
- 能力時間単位
-
出荷元取引先の能力を表す時間単位
- 最小能力許容率
-
出荷元取引先の能力を下回ってもよい最小の割合
- 最大能力許容率
-
出荷元取引先の能力を超えてもよい最大の割合
注:購買取引先の計画オーダ生成時に、このフィールドを使用します。
最大能力許容率は次のように計算されます。
[最大能力許容率] × [発注先生産能力] + [発注先生産能力]
例
- 発注先生産能力: 100 個
- 最大能力許容率: 20 (%)
- 能力時間単位: 週
企業計画では、購買取引先が週に最大 120 個しか納入できないことが考慮されます。
- 優先順位
-
発注先について特定の評価を追加できるようにするオプション。優先順位が定義された場合、品目/発注先の組合せは優先順位の降順にソートされます。
指定可能な値
1 (= 最高優先順位) から 999 (= 最低優先順位) までの値を選択できます。
- ソーシング率
-
オーダが発注先の間でどのように分配されるかを計算するために使用する割合
- 標準構成
-
このチェックボックスがオンの場合、品目 - 購買取引先の組合せは、その組合せを無効として定義する例外が関連付けられていない限り有効です。このチェックボックスがオフの場合、購買オーダに有効化コードがリンクされていなければ、購買取引先は有効とみなされます。
注:このチェックボックスは次の目的に使用します。
- 品目 - 購買取引先の組合せが有効かどうかの指定。ただし、例外が標準構成より優先されることがあります。
- 有効な取引先を取得し、オーダ計画での承認済取引先の選択処理時にこれらの取引先を企業計画に返すことができます。このとき、企業計画によって[販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションまたは[販売見積ライン (tdsls1501m000)] セッションから購買管理 (PUR) に有効化コードが通知されます。次に、PUR によりこのチェックボックスが参照され、企業計画に返すことが可能な、品目の有効な購買取引先が決定されます。
- 有効化コードをリンクする購買オーダラインを[購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションでマニュアルで挿入するときに、品目 - 購買取引先の組合せの有効性をチェックします。
- デフォルトでは、この品目 - 購買取引先の組合せに例外が関連付けられていない場合に、このチェックボックスがオンになります。ただし、このチェックボックスをマニュアルでオンまたはオフにすることができます。
- 例外あり
-
このチェックボックスがオンの場合、品目 - 購買取引先の組合せに例外が関連付けられています。この例外は標準構成の設定より優先されます。
注:このチェックボックスは次の目的に使用します。
- 有効な取引先を取得し、オーダ計画での承認済取引先の選択処理時にこれらの取引先を企業計画に返すことができます。この処理中に、企業計画により、[販売オーダライン (tdsls4101m000)] または[販売見積ライン (tdsls1501m000)] で入力される有効化コードが購買管理 (PUR) に通知されます。次に、PUR によりこのチェックボックスが参照され、企業計画に返すことが可能な、品目の有効な購買取引先が決定されます。
- 有効化コードをリンクする購買オーダラインを[購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションでマニュアルで挿入するときに、品目 - 購買取引先の組合せの有効性をチェックします。
- [例外 (tcuef0105m000)] セッションでこの品目 - 購買取引先の組合せに例外が関連付けられている場合に、このチェックボックスがオンになります。
- 購買オフィス
-
購買オフィスのロジスティック会社。この会社は、購買データ (中央購買契約など) を持つ複数のロジスティック会社の設定をサポートするために必要です。
注:- これは必須フィールドです。
- このフィールドの値は、現在のロジスティック会社からデフォルト設定されます。
- 購買オフィス
-
指定されたロジスティック会社の発注先からの品目調達を担当する購買オフィス。この購買オフィスは、指定されたロジスティック会社の一部です。
注:別のロジスティック会社でデータが使用される場合、この購買オフィスは考慮されません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 購買担当
-
購買元取引先のコード。この購買担当は、発注先からの品目の購買を担当します。
- 記述
-
購買元取引先の名称
- 統合
-
このチェックボックスがオンの場合、 [購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションで該当する発生元に対する[統合対象]チェックボックスもオンの場合は、その品目をこの購買元取引先に対して統合できます。
- 製造元
-
品目 - 取引先の組合せのデフォルトの製造元
注:この品目が[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの MPN 品目フィールドで定義されている MPN 品目である場合、このフィールドは空になり、無効です。
- 記述
-
コードの記述または名称
- オーダ増分
-
単位オーダ数量を棚卸単位で表した値
注:このフィールドの値を 0 にすることはできません。
- 最小
-
最小オーダ数量を棚卸単位で表した値
- 最大
-
最大オーダ数量を棚卸単位で表した値
- 定量発注
-
固定オーダ数量を棚卸単位で表した値[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションの[方法]フィールドにおいて、品目のオーダ方法が[固定オーダ数量]と定義されている場合、そのセッションの[固定オーダ数量]フィールドの値が現在のフィールドのデフォルト値になります。品目のオーダデータが存在しない場合、デフォルトは 1 です。
注:- このフィールドの値は、[オーダ増分]フィールドの倍数となっている必要があります。
- このフィールドの値は、[最小]フィールドと[最大]フィールドの値の範囲内にする必要があります。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 固定オーダ数量
- 経済発注
-
経済発注量を棚卸単位で表した値
注:オーダ方法が[経済発注量]の場合、経済発注量は計画購買オーダに最も適した数量です。このオーダ方法は、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションで定義します。
- 梱包定義
-
品目または品目グループの梱包定義
- 記述
-
コードの記述または名称
- 委託
-
このチェックボックスがオンの場合、購買スケジュール上の品目は、委託在庫として扱われます。
注:委託在庫の消費の支払を補充スケジュールに直接リンクする場合は、このチェックボックスをオフにします。
- 購買から輸送オーダを生成
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目 - 購買取引先の組合せを含む購買オーダについて、輸送オーダを生成する必要があります。
- 予測外倉庫入庫のオーダの生成
-
このチェックボックスがオンの場合、入庫に対応する入庫オーダがないと、購買取引先に入庫可能な品目に関する購買オーダが自動的に作成されます。
次の処理が自動的に行われます。
- 生成された購買オーダが承認され、倉庫管理に発行されます。
- 予想外の入庫ラインが入庫オーダにリンクされ、確定されます。
注:このチェックボックスは、次の状況の場合オンにすることができません。
- [品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの[倉庫管理に発行]チェックボックスが品目に対しオフになっている
- 品目が原価品目、設備品目、または外注サービスである
- 運送業者/LSP
-
運送業者のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 貿易コンプライアンスの遵守
-
このチェックボックスがオンの場合、 グローバル貿易コンプライアンスが品目と購買取引先に適用されます。
注:このフィールドは、[貿易管理パラメータ (tcgtc0100m000)] セッションの[輸入]チェックボックスがオンの場合にのみ利用可能になります。
- 日数許容範囲 (-)
-
納期許容日数 (-)。この許容範囲は、プルコールオフスケジュールのみに使用されます。
- 日数許容範囲 (+)
-
納期許容日数 (+)。この許容範囲は、プルコールオフスケジュールのみに使用されます。
- 日付で即停止
-
時間許容範囲を満たさない場合に入庫に対して取るべき対処の選択オプション
指定可能な値
- なし
-
LN は設定済の許容範囲を無視するので、常に出庫勧告を保存できます。
- 警告
-
出庫勧告を保存できますが、許容範囲に該当しない場合は警告が表示されます。
- ブロック
-
許容範囲に該当しない場合は出庫勧告を保存できません。
- 数量許容率 (-)
-
入庫数量がオーダ数量を下回ってもよい割合。この値には、[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの[数量許容率 (-)] フィールドの値が自動的に入力されます。
[数量許容率 (-)] を考慮して、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[最小数量許容範囲]フィールドのデフォルト値が決定されます。これは、次の公式で計算されます。
最小数量許容範囲 = 100 - 数量許容率 (-)
数量許容率 (-) = 10% 最小数量許容範囲 = 100% - 10% = 90% オーダ数量 200 この場合、数量が 180 未満の入庫は承認されません。
注:この許容範囲は、プルコールオフスケジュールのみに使用されます。
- 数量許容率 (+)
-
入庫数量がオーダ数量を超過してもよい割合。この値は、[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの[数量許容率 (+)] フィールドから取得されます。
次のように[数量許容率 (+)] を考慮して、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[最大数量許容範囲]フィールドのデフォルト値が決定されます。
最大数量許容範囲 = 100 + 数量許容率 (+)
数量許容率 (-) = 10% 最小数量許容範囲 = 100% + 10% = 110% オーダ数量 200 この場合、数量が 220 を超える入庫は承認されません。
注:プッシュスケジュールでは、許容超過入庫数量は次のように計算されます。
- ブランケット倉庫オーダが使用される場合、スケジュール全体のオーダ数量が計算に使用されます。
- 入庫が購買管理で作成される場合、未入庫のスケジュールラインのオーダ数量が計算に使用されます。
オーダ数量を超える入庫数量は、最新のスケジュールラインに追加されます。
- 数量で即停止
-
数量許容範囲を満たさない場合に入庫に対して取るべき対処の選択オプション
指定可能な値
- なし
-
LN は設定済の許容範囲を無視するので、常に出庫勧告を保存できます。
- 警告
-
出庫勧告を保存できますが、許容範囲に該当しない場合は警告が表示されます。
- ブロック
-
許容範囲に該当しない場合は出庫勧告を保存できません。
- 適合レポート
-
品目と購買取引先の組合せにリンクされた適合レポートコード
注:[検査]チェックボックスがオンの場合のみ、適合レポートコードを指定できます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 段階的支払による請求
-
このチェックボックスがオンの場合、品目 - 購買取引先の組合せに段階的支払を使用する必要があります。
- 段階的支払スケジュールセット
-
品目 - 購買取引先の組合せに段階的支払を使用する場合、このフィールドでデフォルトの段階的支払スケジュールを指定できます。このフィールドを指定した場合、この品目 - 購買取引先の組合せを含むレコードが[見積依頼回答 (tdpur1506m000)] または[購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションに保存されると、自動的に段階的支払ラインが生成されます。
注:段階的支払スケジュールはStage Payment Schedule (tcmcs2640m000) セッションで指定できます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 遡及請求適用品目
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目には遡及請求が適用されます。
- 自己請求
-
このチェックボックスがオンの場合、品目の請求書の受領なしに、購買取引先に請求書価格を支払います。その結果、品目の請求書は会社で自己請求します。
- 請求開始時点
-
自己請求請求書を生成可能な時点を選択するオプション
- 自己請求日タイプ
-
[自己請求]チェックボックスがオンの場合、このフィールドを使用して自己請求支払の基準となる日付を定義します。自己請求請求書では、入庫日または出荷日のいずれかを請求日として使用できます。
- 自己請求方法
-
[自己請求]チェックボックスがオンの場合、自己請求の実行方法を決定する自己請求方法を選択する必要があります。自己請求方法により、請求書を構成する基準、請求間隔、出力メディアなどが決定されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 内部処理時間
-
内部処理時間。内部取引先の購買スケジュールが自動的に生成される場合、このフィールドは、購買取引先の選択処理に使用されます。このフィールドと[安全時間]フィールドおよび[供給時間]フィールドを考慮して、要求された品目の納入が可能な購買取引先に優先順位を割り当てます。
- 内部処理時間単位
- 安全時間
-
安全時間。内部取引先の購買スケジュールが自動的に生成される場合、このフィールドは、購買取引先の選択処理に使用されます。このフィールドと[内部処理時間]フィールドおよび[供給時間]フィールドを考慮して、要求された品目の納入が可能な購買取引先に優先順位を割り当てます。
- 安全時間
-
安全時間を表す単位
- 供給時間
-
供給時間。内部取引先の購買スケジュールが自動的に生成される場合、このフィールドは、購買取引先の選択処理に使用されます。このフィールドと[内部処理時間]フィールドおよび[安全時間]フィールドを考慮して、要求された品目の納入が可能な購買取引先に優先順位を割り当てます。
- 供給時間の単位
-
供給時間を表す単位
- 輸送時間(日数)
-
日数で表した輸送時間。
次のように輸送時間が取得されます。
-
輸送が導入されている場合は (このパッケージは[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションで定義可能)、運送業者と経路に基づいて輸送時間が算出されます。経路計画とサービスレベルは、この時点では不明です。
輸送時間は次の手順で取得されます。
- 経路、運送業者、発送元住所、および目的地住所がわかっている場合、最初に経路、運送業者、および住所に一致する経路計画が検索され、次にこれらに一致する標準経路が検索されます。
- 一致する経路計画または標準経路が複数検出された場合、輸送手段グループが運送業者の輸送手段グループに一致する経路計画または標準経路が選択されます。
- さらに複数の経路計画または標準経路が検出された場合は、標準経路よりも経路計画が優先されます。標準経路だけが検出された場合は、[輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)] セッションの運送業者/LSP 選択基準パラメータの設定に従って標準経路が選択されます。
- さらに複数の経路計画が検出された場合は、データベースに最初に現れる経路計画が選択されます。
- 輸送が導入されていない場合は、都市別距離テーブル (tccom4137s000) セッションまたは郵便番号別距離テーブル (tccom4138s000) セッションの該当する距離テーブル (利用可能な場合) に基づいて、出荷元取引先の住所から入庫倉庫の住所までの輸送時間が取得されます。2 つのセッションのどちらから輸送時間を取得するかは、[COM パラメータ (tccom0000s000)] セッションの[距離テーブルの使用]フィールドの値によって変わります。
-
輸送が導入されている場合は (このパッケージは[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションで定義可能)、運送業者と経路に基づいて輸送時間が算出されます。経路計画とサービスレベルは、この時点では不明です。
- 計算済リードタイム (日数)
-
日数で表された、購買品目のおよそのリードタイム。計算済リードタイムは、まだ厳密な計算を必要としない段階で予測需要の計画入庫日を算定する場合にのみ使用されます。
計算済リードタイムは、次のフィールドにリンクされている利用性タイプおよびカレンダーテンプレートに基づいています。
- [供給時間]
- [内部処理時間]
- [安全時間]
- [輸送時間(日数)]
注:セッションにアクセスするたびに、計算リードタイムが (再) 計算されます。
- 完全供給時間
-
完全供給時間を表す単位
注:このフィールドは、[調達パラメータ (tdpur0100m000)] セッションの[完全供給時間の使用]チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
- 計算済完全リードタイム (日数)
-
日数で表された、およその購買完全品目を含むリードタイム。
計算済完全リードタイムは、次のフィールドにリンクされている利用性タイプおよびカレンダーテンプレートに基づいています。
- [完全供給時間]
- [内部処理時間]
- [安全時間]
- [輸送時間(日数)]
注:- このフィールドは、[調達パラメータ (tdpur0100m000)] セッションの[完全供給時間の使用]チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
- セッションにアクセスするたびに、計算完全リードタイムが (再) 計算されます。