住所管轄区域確認ユーティリティ (tctax6210m000)
セッションの目的: 住所データが適切な GEO コードに対応し、同様に適切な税金管轄区域に対応しているかどうかを検証します。この情報は、税金プロバイダが使用します。住所範囲はユーザ指定可能です。
このセッションで次の処理を実行できます。
- 住所を定期的に検証する
- 税金プロバイダが導入されている場合、住所を検証し、税金管轄区域を既存の住所に関連付ける
このユーティリティは、[国セット (tccom1680m000)] セッションで登録した課税国セットに属する Vertex 対応国の住所のみを処理します。
住所データフォーマット
住所データは、税金プロバイダが使用できる適切なフォーマットである必要があります。住所データを必要なフォーマットに変換するには、[住所フォーマットの更新 (tccom4235m000)] セッションを使用します。
データベースの更新
[シミュレーション] チェックボックスがオフの場合、住所の GEO コードが更新されます。[Vertex O Series]を使用している場合、デフォルトでは、更新された住所がすべて都市範囲内になるように設定されます。
[シミュレーション] チェックボックスがオンの場合、可能な変更とエラーのレポートのみが出力されます。
GEO コードの有効性確認処理
- 税金プロバイダが、住所の都市、州/地方および郵便番号に基づいて、各住所に対応した税金管轄区域を検証します。
- 税金プロバイダが、管轄区域を識別する GEO コードを返します。
- 返された GEO コードが住所の現在の GEO コードと比較されます。
GEO コードの有効性確認の結果
- GEO コードが異なる場合は、住所の GEO コードが、返された GEO コードに変更されます。
- 税金プロバイダが住所の GEO コードが含まれていない複数の GEO コードを返した場合は、住所の GEO コードが、最初に返された GEO コードに変更されます。
- 住所情報が税金プロバイダ内の有効な管轄区域と一致していない場合、税金プロバイダは GEO コードを返すことができません。住所データは変更されず、エラーメッセージが出力されます。
- デバイス選択
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- 検証レポート
-
検証レポートを出力するデフォルトデバイス
- エラーレポート
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エラーレポートを出力するデフォルトデバイス
- オプション
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- シミュレーション
-
このチェックボックスがオフの場合、有効性確認の結果に従って GEO コードが更新されます。
このチェックボックスがオンの場合、GEO コードは更新されません。
どちらの場合にも、次のレポートが出力されます。
- 確認結果
- 検出されたエラー