会計の許可 (tcsec3160m000)
セッションの目的: [財務会計] 関連処理に対する許可 (権限方針、権限役割、および割当済ルール) を表示およびメンテナンスします。
指定された会計関連セッションのセットでは、[財務会計] の許可が割り当てられた従業員は、アクセスを承認された伝票の表示、使用、修正のみが可能です。[会計の許可 (tcsec3660m000)] セッションでは、[予算勘定分配 (tcbgc1100m000)] セッションの指定に従って、元帳コード、元帳勘定、およびディメンションの権限を割り当てることもできます。
- 許可の対象
 - 
            
許可を定義する業務プロセス
[許可の対象]フィールドが[従業員]に設定されている場合、以下の承認にこの属性が使用されます。
- [ディメンション (tfgld0510m000)] セッションで指定された[責任者]に基づくディメンション
 - [財務諸表 (tffst1500m000)] セッションの[作成ユーザ]フィールドに指定されたユーザに基づく財務諸表
 
[許可の対象]フィールドが[元帳コード]または[元帳勘定]に設定されている場合は、権限を設定できる元帳コードまたは勘定科目表の範囲を指定できます。これらの属性 (元帳コードおよび元帳勘定) の[従業員情報]チェックボックスおよび[承認済伝票基準]チェックボックスは無効です。
[許可の対象]フィールドを[ディメンション]、[ディメンションタイプ]フィールドを 「部署」 に設定して[有効化]をクリックすると、[従業員伝票の許可 (tcsec2600m000)] セッションの [会計伝票] タブにリストされた指定済権限レベルに基づいて、伝票にアクセスできます。
注:- 表示
 - 
                        
従業員は指定した業務プロセスに関係するデータを表示できます。
 - 使用
 - 
                        
従業員は指定した業務プロセスに関係するデータを使用できます。たとえば、従業員は時間会計のプロジェクトデータを使用できます。
 - 修正
 - 
                        
従業員はデータを修正し、関連するプロセスを実行できます。
 - 許可なし
 - 
                        
指定した業務プロセスに関係するデータは表示されません。
 - 適用なし
 - 
                        
この値は、業務プロセスが選択されていない場合にのみ表示されます。
注:このオプションは、[権限およびセキュリティパラメータ (tcsec0100m000)] セッションでのみ有効です。
 
- 権限を有効化するには、[許可の適用]をクリックし、[有効なルール]チェックボックスもオンにする必要があります。
 - [ディメンションタイプ]フィールドが取引先に設定され、[許可の対象]フィールドが[ディメンション]に設定されている場合にのみ、[権限レベル]の[取引先許可]を適用できます。
 
指定可能な値
- プロジェクト
 - 品目
 - 取引先
 - 要求
 - 調達
 - 販売
 - 契約
 - 倉庫管理
 - 関係会社間取引
 
 - 許可タイプ
 - 
            
権限のタイプに対して定義された許可
指定可能な値
- 権限役割
 - 権限方針
 - 割当済ルール
 
 - 許可
 - 
            
指定された権限タイプのコード
 - バージョン
 - 
            
従業員の権限に指定されたバージョン
 - 許可の対象
 - 
            
[財務会計]処理の属性値
指定可能な値
- 取引タイプ
 - 従業員
 - 元帳勘定
 - 親元帳勘定
 - ディメンション
 - 親ディメンション
 - 元帳コード
 - 銀行リレーション
 - 財務諸表
 - 予算 (FBS)
 
 - 連番
 - 
            
許可ラインの連番
 - 従業員情報
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、指定された業務プロセスの属性値は、[従業員 - 一般 (tccom0101m000)] セッションの従業員にリンクされた属性値と一致する必要があります。
 - ディメンションタイプ
 - 
            
元帳勘定に対する最大 12 の分析勘定基準の 1 つ
注:- [グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)] セッションでは、[ディメンションタイプ]をプロジェクト、倉庫、または取引先などのデータオブジェクトにリンクすることができます。
 - [ディメンションタイプ]がプロジェクトなどのデータオブジェクトにリンクしている場合、[許可の対象]フィールドを使用して、そのディメンションタイプのデータオブジェクトの[権限レベル]を割り当てることができます。
 
 - 承認済伝票基準
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、 [権限レベル]を[取引先許可]、[プロジェクト許可]、または[倉庫許可]に設定することもできます。
注:[ディメンションタイプ]がプロジェクト、倉庫または取引先に設定されている場合にのみ、会計伝票の権限レベルが有効になります。
 - 開始
 - 
            
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 財務会計処理固有の属性値。この値は[許可の対象]フィールドに基づきます。
注:このフィールドは、[会計の許可 (tcsec3660m000)] セッションの[従業員情報]チェックボックスがオフの場合にのみ有効になります。
 - 権限レベル
 - 
            
[財務会計]処理関連の指定済属性にアクセスする従業員に設定する必要がある権限レベル
注:[許可の対象]フィールドが[ディメンション]に設定され、[ディメンションタイプ]フィールドが取引先に設定されている場合にのみ、権限レベルの[取引先許可]を適用できます。
指定可能な値
- 表示
 - 許可なし
 - 使用
 - 適用なし
 - 修正
 - プロジェクト許可
 - 倉庫許可
 - 取引先許可
 
 - 有効なルール
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、許可ラインが有効になります。