販売取引先品目資材情報 (tcmpr0104m100)

セッションの目的: 価格リストまたは販売先取引先/出荷先取引先、および品目の資材情報を指定します。資材情報は日付有効です。

注: 

資材情報をすべての品目や取引先に適用する必要がある場合はフィールドを空白にします。たとえば、[出荷先取引先] フィールドを空白にすると、資材情報はすべての出荷先取引先に適用されます。

価格リスト

顧客および発注先のデフォルト値と値引のリスト。価格リストを品目と品目グループに、および販売先取引先と購買元取引先にリンクできます。

注: 

価格リストが指定されている場合、現在のセッションで取引先を指定することはできません。品目資材情報は、[販売先取引先 (tccom4510m000)] セッションでリンクされた価格リストを持つすべての販売先取引先に適用されます。

販売先取引先

企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先
注: 

取引先が指定されている場合、このセッションで価格リストを指定することはできません。

出荷先取引先

オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。

注: 

取引先が指定されている場合、このセッションで価格リストを指定することはできません。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
注: 
  • 品目タイプには、[製造]、[購買]、[製品]、[リスト] (キット)、または[一般] (組立) があります。
  • [品目タイプ] [製品]は、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで[品目タイプ製品]フィールドを[有効]に設定できる場合のみ使用できます。
  • 品目タイプ[購買]および[製造]は、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[品目タイプ製品]フィールドが[無効]に設定されている場合のみ使用されます。
資材

品目を構成する物。たとえば、木材、ナイロン、銅、金などです。

発効日

そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。

有効期限

そのレコードまたは設定が無効になる日付。通常、有効期限には失効時間も指定されます。

請求可能数量係数

実際に請求可能な、資材価格に計上される資材内容数量の割合

請求可能数量は次のように計算されます。

請求可能数量係数 × 内容数量

品目 銅ケーブル
資材内容
数量 3 メートル
請求可能数量係数 0.7 (70%)
この場合、請求可能数量は 2.1 メートルです。
テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。