購買タイプの例外 (tcmcs2103m000)

セッションの目的: 購買タイプの例外を定義します。購買タイプの例外は、購買タイプ (および購買タイプをとおして統制勘定) を、請求元取引先とオーダ発生元の特定の詳細が必要な取引にリンクします。

購買タイプの例外を定義しない取引は、取引先グループのデフォルト購買タイプにリンクされた統制勘定に転記されます。

[購買]、[プロジェクト]、[輸送] など、さまざまなロジスティックオーダ発生元に例外を定義できます。次のタイプのオーダ詳細に例外を定義できます。

  • [プロジェクト分類]
  • [プロジェクト]
  • [品目グループ]
  • [品目]

オーダ発生元が [購買] の場合、直送オーダで例外が有効かどうかを指定できます。

特定の取引先に適用される例外を指定したり、すべての取引に全般的に適用される例外を指定することができます。全般的な例外を定義するには、[請求元取引先] フィールドを空にします。

例外ごとに、優先順位を指定できます。例外が複数見つかった場合、最も優先順位が高い例外の詳細が使用されます。たとえば、品目の例外の優先順位が特定のプロジェクトの例外より高い場合、品目とプロジェクトの両方に関する取引が、品目に指定された購買タイプにリンクされた統制勘定に転記されます。

オーダ発生元の組合せごとに、例外として定義する品目、品目グループ、プロジェクト分類、プロジェクト、直送インジケータ、および購買タイプを一意にする必要があります。

請求元取引先

例外が適用される請求元取引先

請求元取引先とは関係なくすべての購買請求書に適用される例外を定義するには、このフィールドを空にします。

オーダ発生元

オーダのロジスティック発生元

オーダ発生元は、次のいずれかです。

  • [購買]
  • [内部請求]
  • [輸送]
  • [プロジェクト]
  • [すべての発生元]
注: 

内部請求書の場合、例外を定義できません。内部請求書は常に、取引先グループのデフォルト購買タイプにリンクされた統制勘定に転記されます。

優先順位

例外の優先順位。値が小さいほど優先順位が高くなります。値 1 は、最高優先順位を示します。

たとえば、品目の例外の優先順位が 1 で、特定のプロジェクトの優先順位が 2 の場合、品目に定義される購買タイプは、品目とプロジェクトの両方が含まれるオーダラインのデフォルト購買タイプです。

品目グループ

優先順位規則に従って、この品目グループの購買タイプはオーダラインのデフォルト購買タイプになります。

品目

優先順位規則に従って、この品目の購買タイプはオーダラインのデフォルト購買タイプになります。

プロジェクト分類

優先順位規則に従って、このプロジェクト分類の購買タイプはオーダラインのデフォルト購買タイプになります。

プロジェクト

優先順位規則に従って、このプロジェクトの購買タイプはオーダラインのデフォルト購買タイプになります。

直送

このチェックボックスがオンの場合、優先順位規則に従って、購買タイプは直送が含まれるオーダラインのデフォルト購買タイプになります。

このチェックボックスがオフの場合、優先順位規則に従って、購買はすべてのオーダのオーダラインのデフォルト購買タイプになります。

購買タイプ

請求取引の統制勘定を決定するために使用される購買タイプ

取引は、[取引先グループ別元帳勘定 (tfacp0111m000)] セッションまたは[取引先グループ別統制勘定 (tfacp0515m000)] セッションで購買タイプにリンクした統制勘定に転記されます。