関係会社間取引オーダ取引ライン (tcitr3110m000)
セッションの目的: 取引ラインを表示します。
このセッションでは、販売ビジネスオブジェクトは取引ラインの作成を開始した取引です。たとえば、[外部資材納入販売]シナリオの場合、これは関係会社間取引関係で振替元エンティティの倉庫から販売される商品を出庫する在庫取引です。
購買ビジネスオブジェクトは、購買エンティティ (関係会社間取引関係の終了側) の内部入庫を表す取引です。たとえば、[外部資材納入販売]シナリオの場合は販売納入ライン、[内部資材納入]シナリオの場合は入庫倉庫への 1 つ以上の入庫です。
- オーダ
 - 
            
関係会社間取引オーダが作成される会社
 - オーダ
 - 
            
関係会社間取引オーダのオーダ番号
 - オーダライン
 - 
            
関係会社間取引オーダの位置番号
 - 取引ライン
 - 
            
取引ラインの位置番号
 - 訂正
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、取引ラインは関係会社間取引価格の訂正を表示します。
 - 訂正発生元
 - 
            
関係会社間取引価格の訂正の発生元
指定可能な値
- 入庫訂正
 - 
                     
品目の入力数量が当初のオーダ済数量よりも多いまたは少ないため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 品目外注仕掛品差異
 - 
                     
外注品目の供給数量が当初のオーダ済数量よりも多いまたは少ないため、関係会社間取引価格が変更されます。関係会社間取引シナリオ [外部資材直送]に使用できます。
 - 不合格
 - 
                     
検査時に入庫品目の一部が不合格になったため、関係会社間取引価格が変更されます。関係会社間取引シナリオ [外部資材納入購買]に使用できます。
 - 納入価格変更 (販売)
 - 
                     
外部販売価格が変更されたため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入販売]
 - [外部資材直送]
 
 - 適用なし
 - 
                     
取引ラインは、関係会社間価格訂正により発生しません。
 - 価格差異 (購買)
 - 
                     
修理品目、資材、時間数の価格が変更されたため、関係会社間取引価格が変更されます。関係会社間取引シナリオ [外注デポ修理]に使用できます。
 - 入庫価格変更 (購買)
 - 
                     
入庫後に入庫品目の価格が変更されたため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 出荷差異
 - 
                     
出荷品目と入庫品目の数に違いがあるため、関係会社間取引価格が変更されます。関係会社間取引シナリオ [内部資材納入]に使用できます。
 - 請求価格差異 (購買)
 - 
                     
請求価格が入庫価格と異なるため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 請求通貨差異 (購買)
 - 
                     
購買請求書と関連する入庫取引の自国通貨額に違いがあるため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 請求消費税 (購買)
 - 
                     
購買請求書には在庫に対して処理される消費税が含まれるため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 入庫価格変更 (輸入仕入原価)
 - 
                     
入庫処理後に輸入仕入原価の価格が変更されたため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 請求価格差異 (輸入仕入原価)
 - 
                     
輸入仕入原価購買請求書と関連する輸入仕入原価請求済取引の金額に違いがあるため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 請求通貨差異 (輸入仕入原価)
 - 
                     
輸入仕入原価購買請求書と関連する輸入仕入原価請求済取引の自国通貨額に違いがあるため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 請求消費税 (輸入仕入原価)
 - 
                     
輸入仕入原価請求書の購買税額のため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 請求通貨差異 (段階的支払)
 - 
                     
段階的支払購買請求書と関連する入庫取引の自国通貨額の違いにより差異が生じたため、関係会社間取引価格が変更されます。購買請求書の自国通貨額は請求書の為替レートで計算され、入庫取引の自国通貨額は購買オーダの為替レートで計算されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 請求消費税 (段階的支払)
 - 
                     
購買請求書の購買税額のため、関係会社間取引価格が変更されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 - 為替差損益
 - 
                     
会計取引の貸方側と借方側に使用される為替レートの違いのため、関係会社間取引価格が変更されます。たとえば、購買オーダ/入庫取引の未着買掛金 (貸方) 側では購買レートタイプの通貨レートが使用され、中間輸送 (借方) 側では内部レートタイプの為替レートが使用されます。自国通貨額の貸方と借方の差異は利益または損失として記帳されます。
次の関係会社間取引シナリオに使用できます。
- [外部資材納入購買]
 - [外部資材直送]
 
 
 - 親取引ライン
 - 
            
親取引ラインの位置番号
 - 金額
 - 
            
取引ラインの関係会社間取引金額。この金額は発生元オーダラインの金額と該当する関係会社間取引合意の設定によって決まります。
 - 通貨
 - 
            
金額が表される通貨関係会社間取引オーダで使用される通貨は、関係会社間取引合意 (tcitr1100m000) セッションの通貨発生元フィールドの設定で決まります。
 - 状況 (販売)
 - 
            
取引ラインの販売側の状況。これは関係会社間取引関係の開始側です。
指定可能な値
- オープン
 - 
                     
初期状況。
 - 適用なし
 - 
                     
不使用の状況。
 - 転記済
 - 
                     
取引が財務会計で転記されています。この状況は内部請求が適用されない場合に該当します。
 - 発行済
 - 
                     
取引が請求にリリースされています。
 - 請求処理中
 - 
                     
購買元企業単位の財務会社では、請求の取引で請求可能ラインが作成されています。
 - 請求済
 - 
                     
請求書が財務会計で転記されています。販売先企業単位の財務会社で、これは自己請求購買請求書の後で照合されて承認されます。
 
 - 状況 (購買)
 - 
            
取引ラインの購買側の状況。これは関係会社間取引関係の終了側です。
指定可能な値
- オープン
 - 
                     
初期状況。
 - 適用なし
 - 
                     
不使用の状況。
 - 転記済
 - 
                     
取引が財務会計で転記されています。この状況は内部請求が適用されない場合に該当します。
 - 発行済
 - 
                     
取引が請求にリリースされています。
 - 請求処理中
 - 
                     
購買元企業単位の財務会社では、請求の取引で請求可能ラインが作成されています。
 - 請求済
 - 
                     
請求書が財務会計で転記されています。販売先企業単位の財務会社で、これは自己請求購買請求書の後で照合されて承認されます。
 
 - 売上原価
 - 
            
取引ラインの売上原価
 - 売上原価
 - 
            
売上原価が表される通貨
 - マージン
 - 
            
取引ラインの収益から売上原価を引いた金額
 - マージン
 - 
            
マージンが表される通貨
 - 振替元数量
 - 
            
品目の数量。
 - 振替元数量単位
 - 
            
品目の数量を表す単位
 - 終了数量
 - 
            
品目の数量。
 - 単位
 - 
            
品目の数量を表す単位
 - 重量
 - 
            
品目の総重量
 - 重量単位
 - 
            
総重量が表される重量の単位
 - 追加レート数量
 - 
            
輸送レートの定義対象である単位別の数量。共通情報で定義されている単位から選択できます。多くの輸送レートは距離および重量を基準にします。単位別追加数量を使用すると、容積など他の単位を基準にレートを定義したり、距離、重量、およびその他の単位の組合せを基準にレートを定義したりできます。
例 1
単位別追加数量による輸送レート:
[追加レート数量]: 1 パレット、[距離]: 1000 km
[距離別金額]: 10
例 2
距離/ゾーンの単位の組合せによる輸送レート:
[重量]: 10 kg
[追加レート数量]: 1 m³
[境界タイプ]: [最小]
距離 0 100 500 距離別金額 10 15 20 重量別金額 5 5 10 追加レート単位別金額 5 5 7 この例で、輸送レートは、重量および容積別に距離を基準にして決定します。アムステルダムからロッテルダムまでの出荷 SH0001 の詳細: 距離: 70 km、重量: 50 kg、容積: 7 m³
出荷 SH0001 の輸送費は次のように計算されます。
10 × 70 (距離) + 5 × 50 (重量) + 5 × 7 (容積) = 985 - 追加レート単位
 - 
            
追加レートの指定対象となる単位
 - プロジェクト会社
 - 
            
取引ラインが作成されるプロジェクトの会社
 - プロジェクト
 - 
            
取引ラインが作成されるプロジェクト
 - 要素
 - 
            
プロジェクトの要素
 - 活動
 - 
            
プロジェクトの活動
 - 拡張
 - 
            
プロジェクトのうち、変更、暫定金額、決済対象数量、変動決済など、請求に関して特別な処理が行われているプロジェクトの部分。拡張は 1 つ以上の予算ラインに所属できます。
 - 原価構成要素
 - 
            
プロジェクトに関連する原価構成要素
 - 出荷ライン
 - 
            
取引ラインが作成される倉庫管理の出荷ラインまたは入庫ライン
 - 出荷ライン
 - 
            
出荷ラインの位置番号
 - 出荷参照
 - 
            
同時にコールオフする品目のグループの定義
 - 納品書
 - 
            
トラック (またはその他の車両) 1 台を含む委託に関する情報を提供し、納品先住所の荷受人のオーダまたはオーダセットを参照する輸送文書。トラックの積荷にさまざまな取引先向けの出荷が含まれる場合は、積荷に複数の納品書が含まれます。納品書の情報には、納期と住所、顧客の名称、委託の内容などが含まれています。イタリアでは納品書は法律上必須の伝票であり、BAM (Bolla Accompagnamento Merci) と呼ばれていました。現在は DDT (Documento di Trasporto) と呼ばれています。ポルトガルとスペインでも納品書が使用されますが、イタリアのように法的な効力はありません。
 - 取引日
 - 
            
取引ラインの取引日
 - 作成日
 - 
            
取引ラインの実際ログ日付
 - ビジネスオブジェクト (販売)
 - 
            
販売側ビジネスオブジェクトの会社
 - ビジネスオブジェクト (販売)
 - 
            
販売側ビジネスオブジェクトのビジネスオブジェクトのタイプ
 - ビジネスオブジェクト ID (販売取引)
 - 
            
販売側ビジネスオブジェクトの ID 番号
 - ビジネスオブジェクト参照 (販売取引)
 - 
            
販売側ビジネスオブジェクトのビジネスオブジェクト参照
 - 財務会社 (販売)
 - 
            
販売側ビジネスオブジェクトの財務会社
 - 請求書取引タイプ (販売)
 - 
            
請求書の取引タイプ
 - 請求書番号 (販売)
 - 
            
請求書の ID 番号
 - 請求書ライン (販売)
 - 
            
請求書ライン番行
 - 請求日 (販売)
 - 
            
請求書が作成された日付と時刻
 - 取引転記日 (販売)
 - 
            
請求書が財務会計に転記された日付と時刻
 - 取引転記ログ日付 (販売)
 - 
            
請求書が財務会計に送付された日付と時刻
 - 財務会社 (購買)
 - 
            
購買側ビジネスオブジェクトの財務会社
 - 請求書取引タイプ(購買)
 - 
            
請求書の取引タイプ
 - 請求書番号 (購買)
 - 
            
請求書の ID 番号
 - 請求日 (購買)
 - 
            
請求書が作成された日付と時刻
 - 取引転記日 (購買)
 - 
            
請求書が財務会計に転記された日付と時刻
 - 取引転記ログ日付 (購買)
 - 
            
請求書が財務会計に転記された日付と時刻