品目 - オーダ処理デフォルト (tcibd2101m000)
セッションの目的: 品目タイプと品目グループの組合せについて、グローバル品目オーダデフォルトを表示、指定、およびメンテナンスします。
品目オーダデフォルトには以下が含まれます。
- オーダ可能な数量の制限
- LN でオーダの生成に使用されるデフォルト値
このセッションでデフォルトのオーダデータを指定する前に、[品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションで品目タイプと品目グループの組合せについてデフォルトの一般品目データを最初に指定する必要があります。
- 品目タイプ
-
デフォルト値が適用される品目タイプ
指定可能な値
- 製品
- 購買
- 製造
- 一般
- 原価
- サービス
- 外注サービス
- リスト
- 工具
- 設備
- 設計モジュール
注:- 品目タイプの[製品]は、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[品目タイプ製品]フィールドが[有効]に設定されている場合のみ使用できます。
- 品目タイプの[購買]および[製造]は、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[品目タイプ製品]フィールドが[無効]に設定されている場合にのみ使用されます。
- 品目グループ
-
デフォルトを適用する品目グループ
- 方法
-
品目のデフォルトのオーダ方法
- 倉庫
-
品目を保管するデフォルトの倉庫
デフォルトの品目倉庫は、以下の処理などに使用されます。
- 品目の標準原価の計算
- 計画品目の作成
- 購買オーダの生成
以下のタイプの品目に、デフォルトの品目倉庫を指定する必要があります。
- [製品]
- [購買]
- [製造]
- [一般]
- 単位オーダ数量
-
オーダ数量が増加できるステップのサイズ
推奨オーダ数量は、単位オーダ数量として指定した数量の倍数でなければなりません。この検証は、計画オーダの生成時に行われます。
例
所要オーダ数量が 62 で、単位オーダ数量が 8 の場合、推奨されるオーダ数量は 64 になります。
計画オーダが生成されると、LN によって検証されます。
オーダ数量は品目の棚卸単位で表されます。
- 最小オーダ数量
-
品目の最小オーダ数量
オーダ数量は品目の棚卸単位で表されます。
注:[ロットサイズ計算の許可]チェックボックスがオンの場合、[在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)] セッションを実行するとこのフィールドが更新されます。
例
- 経済在庫を 100 とします。
- 発注点を 230 とします。
- オーダ方法をロットフォーロットとします。
- 最小オーダ数量を 800 とします。
この場合、LN では、数量 130 (230-100) についてオーダが生成されるのではなく、数量 800 について計画オーダが生成されます。
- 最大オーダ数量
-
品目の最大オーダ数量
オーダ数量は品目の棚卸単位で表されます。
注:[ロットサイズ計算の許可]チェックボックスがオンの場合、[在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)] セッションを実行するとこのフィールドが更新されます。
例
- 経済在庫を 100 とします。
- 発注点を 530 とします。
- オーダ方法をロットフォーロットとします。
- 最大オーダ数量を 400 とします。
この場合、LN では、数量 430 (530-100) について 1 つの計画オーダが生成されるのではなく、数量 400 ずつのオーダが 2 つ生成されます。
- 固定オーダ数量
-
品目の固定オーダ数量
オーダ数量は品目の棚卸単位で表されます。
注:[ロットサイズ計算の許可]チェックボックスがオンの場合、[在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)] セッションを実行するとこのフィールドが更新されます。
例
オーダ方法を[固定オーダ数量]とし、[固定オーダ数量]を 20 とします。この場合、70 単位が必要であると、20 単位ずつ 4 つのオーダ (合計 80 単位) が生成されます。
- 経済発注量
-
品目の経済発注量。オーダ数量は品目の棚卸単位で表されます。
例
LN では、SIC オーダシステムおよび[経済発注量]オーダ方法によって、品目の 20 単位の計画オーダが生成されます。
- 経済発注量を 30 単位とします。
- 最小オーダ数量を 25 とします。
この場合、オーダは 30 単位に調整されます。
- サービスレベル
-
デフォルトのサービスレベルの割合により、どの範囲まで品目を在庫から直接納入できるかが決まります。
例
サービスレベルが 95% であるということは、全ケースの 95% で顧客からの需要に応じて即時納入できなければならないことを意味します。言い換えると、全ケースの 5% では対応不能が認められます。
注:在庫バッファが無制限に多くなるため、100% のサービスレベルはお勧めできません。
- 在庫バッファ
-
品目の在庫バッファ
数量は品目の棚卸単位で表されます。
注:在庫バッファは、最大在庫または発注点と同じかそれ以下でなければなりません。
- 最大在庫
-
オーダ方法が最大在庫まで補充の場合、この在庫レベルに到達するまでに必要な品目の数量に関して購買オーダまたは製造オーダが生成されます。
数量は品目の棚卸単位で表されます。
- 在庫バッファの季節パターン
-
デフォルトの在庫バッファの季節パターン
- 予測の季節パターン
-
品目の季節需要パターン
- 発注点
-
手持在庫とオーダ済在庫の合計がこの点を下回ると、在庫を補充するアクションが実行される一定の在庫レベル
- オーダ間隔
-
オーダ計画実行時に、特定の品目のすべての所要量が 1 つの (計画) オーダにまとめられる作業日数または作業時間数。最初の所要量が発生した日を起点にしてオーダ間隔が計算されます。オーダ間隔は、ある期間に計画オーダ数が必要以上に多くなるのを防ぐために使用します。
- オーダ間隔単位
-
オーダ間隔を表す時間単位として、[時間]または[日]を選択します。
- Infor Planning で計画
-
このチェックボックスがオンの場合、計画が Infor SCM Planner で実行されます。
- 安全時間
-
リードタイムの変動から商品の納入を保護するために通常のリードタイムに追加できる時間。これによって、オーダの実際の必要日より前にオーダが完了できるようにします。
- 時間単位
-
安全時間を表す時間単位として、[時間]または[日]を選択します。
- オーダ原価
-
オーダを発行するための (管理) 原価。オーダ原価には処理および輸送原価が含まれます。製造オーダまたは購買オーダによって発生する購買部署、製造計画部署および管理部署の原価です。
オーダ原価は、[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションで品目グループに対して選択されているデフォルト通貨で表されます。
- 通貨
-
[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションで品目グループ用に選択されているデフォルト通貨
- ロットサイズ計算の許可
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN により、品目の在庫およびオーダデータが自動的に更新されます。
以下のセッションを実行したときに、このセッションの在庫データおよびオーダデータが自動的に更新されます。
- [在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)]
- [経済発注量の計算 (キャンプ) (whina2201m000)]
- [需要予測の計算 (whina2202m000)]
[在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)] セッションを実行すると、以下のフィールドが自動的に更新されます。
- [在庫バッファ]
- [最大在庫]
- [単位オーダ数量]
- [最小オーダ数量]
- [最大オーダ数量]
- [経済発注量]
- [固定オーダ数量]
- [オーダ間隔]
- [安全時間]
- [発注点]
[経済発注量の計算 (キャンプ) (whina2201m000)] セッションを実行すると、[経済発注量]フィールドが自動的に更新されます。
[需要予測の計算 (whina2202m000)] セッションを実行すると、次のフィールドが自動的に更新されます。
- [在庫バッファ]
- [発注点]
- 推奨数量の使用
-
このチェックボックスがオンの場合、以下のいずれかのセッションを実行すると、[プロジェクトオーダ数量]が[プロジェクト推奨オーダ数量]に置換されます。
- [プロジェクト別見積原価の計算 (ticpr2211m000)]
- [プロジェクト別標準原価の計算 (tipcs3250m000)]
- 期間タイプ
-
選択した季節パターンの期間に対する時間の単位
指定可能な値
- 日
-
24時間
- 週
-
7 暦日
- か月
-
1 暦月
- 期間数
-
選択した季節パターンの 1 期間中の日数、週数、または月数 (選択した期間タイプ)
- 計画者
-
デフォルトの計画者