輸入信用状 (tcgtc0150m100)

セッションの目的: 輸入信用状 (L/C) を表示およびメンテナンスします。

会社セット

固有の税金データを設定したり、イントラスタット申告などの複数のレポートを同時に生成したりできる財務会社のセット。財務会社セットには、1 つまたは複数の会社を含めることができます。

会社

ロジスティック取引または会計取引を実行する作業環境。すべての取引データは、特定の会社のデータベースに保存されます。

管理するデータのタイプによって、次の会社に分けられます。

  • ロジスティック会社
  • 財務会社
  • ロジスティック会社であり財務会社でもある会社

複数会社構造では、各種データベーステーブルのいくつかを特定の会社専用として、それ以外のデータベーステーブルを他の会社と共有することができます。

信用状 ID

信用状 (L/C) の生成済識別番号

バージョン

信用状 (L/C) のバージョン番号。伝票がリンクされたり、信用状の改訂が不承認になったりすると、この番号が 1 つずつ増えます。

注: 

変更できるのは、最新バージョンの信用状のみです。

状況

信用状 (L/C) の状況

指定可能な値

信用状 (L/C) の初期状況です。

クローズ

信用状 (L/C) の手順は完了しています。

取消済

信用状 (L/C) は使用されていません。この手順のどの段階でも、ユーザは信用状の状況を[取消済]に設定することができます。

確定

信用状 (L/C) にリンクされた伝票を承認できます。また、契約の成果物の場合には、有効化して、信用状に関する伝票コンプライアンスチェックを実行できます。

要求済

輸入または国内購買の信用状 (L/C) に使用できます。買主が信用状の開設要請を開設銀行に送付しています。

受取済

輸入または国内購買の信用状 (L/C) の場合、この状況は、信用状が開設銀行から取得されていることを示します。

輸出または国内販売の信用状の場合、この状況は、売主が通知銀行から受領した信用状の内容について合意していることを示します。

発行済

輸入または国内購買の信用状 (L/C) の場合、この状況は、信用状が開設銀行から通知銀行に対し発行済であることを示します。

返送済

輸出または国内販売の信用状 (L/C) に使用できます。買主から受領した信用状 (L/C) は修正が必要です。

承認済

輸出または国内販売の信用状 (L/C) に使用できます。この信用状 (L/C) は売主が受入可能です。

送信済

輸出または国内販売の信用状 (L/C) に使用できます。必要な伝票が通知銀行または確認銀行に提示され、商品が送付されています。

信用状 (L/C) に記載された金額は支払済です。

承認

このチェックボックスがオンの場合、 信用状 (L/C) は承認済です。

信用状番号

マニュアルで入力される信用状 (L/C) の番号。たとえば、通知銀行開設銀行から受け取った信用状のコピーの番号がこれに該当します。

回転

このチェックボックスがオンの場合、信用状は回転信用状です。

取消不能

このチェックボックスがオンの場合、信用状は取消不能です。

分割出荷詳細

部分出荷についてのテキスト

注: 

[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも情報を追加できます。

積替可能

このチェックボックスがオンの場合、中間目的地に出荷できます。

このチェックボックスの設定は、倉庫管理出荷手順に影響しません。

積替詳細

積替についてのテキスト

注: 

[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも情報を追加できます。

出荷期間開始

商品の出荷が行われる期間の開始日

出荷期間終了

商品の出荷が行われる期間の最終日

出荷日数

商品の出荷が行われる、[発効日]以降の日数

追加出荷詳細

商品の出荷についての追加情報

注: 

[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも情報を追加できます。

開始

L/C に基づいて処理される商品の出荷元の保管場所

積地港

商品を荷積みする港または空港。支払を受けるために販売者が銀行に呈示する輸送書類に、積地港を記載する必要があります。

譲渡可能

このチェックボックスがオンの場合、信用状は譲渡可能です。

揚地港

商品を降ろす港または空港。支払を受けるために販売者が銀行に呈示する輸送書類に、揚地港を記載する必要があります。

最終引渡地

信用状 (L/C) に記載された最終引渡地。支払を受けるために販売者が銀行に呈示する輸送書類に、最終引渡地を記載する必要があります。

受渡条件

商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。

保険会社

信用状 (L/C) の商品の保険を補償する保険会社。保険会社は取引先として定義されます。

保険参照

保険証券の参照番号

保険約款 (航海)

信用状 (L/C) の保険証券によって補償される出荷の詳細

保険約款 (場所)

信用状 (L/C) の保険証券によって補償される、商品を出荷できる保管場所の詳細

スタンバイ

このチェックボックスがオンの場合、信用状のタイプはスタンドバイです。

補償対象リスク

信用状 (L/C) の保険証券によって補償されるリスクの詳細

追加注釈

保険証券についての追加注釈

注: 

[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも情報を追加できます。

合計保険金額

保険証券によって補償される合計金額

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、 信用状 (L/C) に関する追加テキストを使用できます。

このフィールドで参照されるテキストは、ツールバーでエディタを選択して作成します。[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも備考を作成できます。

使用金額

すでに支払割れている保険金額

利用可能額

合計保険金額から使用金額を差し引いた額

保険発効日

保険が発効する日付

保険有効期限

保険が失効する日付

受益者

購買担当。顧客とも呼ばれます。

保険適用日

補償が有効になる日付。保険書類の保険日付ページに表示された日付です。

修正番号

修正の識別番号です。以前の修正が送付された方法に関わらず、この番号は一連のすべての修正の中で最新のものでなければなりません。

送り主の参照

送り主がメッセージを識別しやすくするために割り当てた参照番号

受取人の参照

メッセージの受取人が信用状 (L/C) に割り当てた参照番号

開設銀行の参照

開設銀行信用状 (L/C) 番号。開設銀行以外の銀行、つまり通知銀行がメッセージを送付した場合に、このフィールドが使用されます。

追加注釈

追加情報

注: 

[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも情報を追加できます。

修正日

現行バージョンの信用状 (L/C) が修正された日付

修正者

信用状 (L/C) を修正したユーザ

申請者の銀行

申請者または購買担当の銀行 (開設銀行と異なる場合)。会社の規則や政府の規制などにより、申請者の銀行が信用状 (L/C) を発行できない場合にこのフィールドが使用されます。

指定銀行

信用状を使用できる銀行 (提出場所) および信用状の使用方法の指定

開設銀行

買主のために信用状 (L/C) を発行し、それを通知銀行に送付する銀行

通知銀行 1

開設銀行から信用状 (L/C) を受け取る銀行。通知銀行は信用状の信憑性を確認して、その信用状を売主に転送します。通知銀行はいかなる支払義務も負いません。通知銀行は通常、売主の国が所在地であり、売主の銀行であってもかまいません。

発行日

信用状 (L/C) が発行された日付

発効日

信用状 (L/C) が有効になる日付

デフォルト

[発行日]の日付

有効期限

信用状 (L/C) が期限切れになる日付。信用状 (L/C) を呈示できる最終日です。

呈示場所

信用状を呈示する必要がある場所。たとえば、開設銀行通知銀行の場所です。

最遅出荷日

商品を積み込むことができる最終日

この日付は、[保険有効期限]フィールドで指定された日付より後ではいけません。

通貨

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
金額

信用状 (L/C) に基づく支払金額

限度額

信用状によって補償される、信用状 (L/C) の金額を超える金額

たとえば、輸送費や保険費用を含めると、購入者が支払う必要のある最終的な合計金額が信用状の元の金額よりも高くなる場合があります。

限度額は、マニュアルで指定するか、[金額許容率 (+)] フィールドで指定された割合を追加して計算します。

オーダ消費額

信用状 (L/C) にリンクされた伝票ラインの合計オーダ金額

この金額の詳細は、このセッションのラインセクションの消費タブから参照できます。

納入消費額

信用状 (L/C) にリンクされた伝票ラインに関連する確認済の出荷ラインまたは入庫ラインにリストされた商品の合計金額

この金額の詳細は、このセッションのラインセクションの消費タブから参照できます。

貿易ライセンス参照

信用状 (L/C) に基づいて販売される商品を輸入または輸出するためのライセンス

ライセンス有効期限

貿易ライセンスが期限切れになる日付

商品記述

信用状 (L/C) に基づいて販売される商品の記述

プレアドバイスの参照

開設銀行から通知銀行に送付される、荷為替信用状の簡単な情報。購買担当者が販売者 (受益者) について指定された金額の L/C を開いたことを、受取人に伝えます。

送り主から受取人への通知

送り主 (開設銀行) から受取人 (通知銀行) に送られる、L/C 決済についての追加情報

追加条件

L/C 決済についての追加条件

注: 

[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも情報を追加できます。

注釈

信用状 (L/C) の条件に関する追加情報

注: 

[備考 (tcstl1650m000)] セッション ([備考] タブからアクセスできます) でも情報を追加できます。

適用可能なルール

信用状 (L/C) に適用されるルール

指定可能な値

  • EUCP 最新版
  • EUCPURR 最新版
  • ISP 最新版
  • Othr
  • UCP 最新版
  • UCPURR 最新版
有効化方法

信用状 (L/C) の決済方法

指定可能な値

  • 一覧払

    開設銀行または信用状で指定された銀行が、信用状の記載条件が完全に充足されていることを確認すると、すぐに支払いが行われます。推薦された銀行は、資源ベースで支払義務を履行します。文書の不適合を開設銀行が見つけた場合、指定銀行は受益者に対し、支払われた金額の返金を求めることができます。
  • 後日払

    信用状で指定された期間の後に支払いが行われます。支払期間は、通常、信用状の呈示または輸送書類の日付から何日後、という形で指定されます。後日払の場合、為替手形や手形は不要です。
  • 引受

    販売者によって呈示された手形および必要書類を銀行が引き受けた後、支払期日 (満期日) に支払が行われます。
  • 買取

    L/C について呈示された文書が条件を充足していることを確認した後、資金が販売者に支払われます。
確認指示

販売者によって呈示された必要文書の適合を有効と認めて買い取るために、開設銀行の手順に加えて行われる確認銀行の手順のモード

指定可能な値

  • 確認

    受取人は信用状の確認を求められます。
  • 追加可能

    受取人は信用状の確認を追加できます。
  • なし

    受取人は信用状の確認を求められません。
手形期日

信用状 (L/C) に基づいて手形を振り出す必要がある期日。一覧払、または指定された日数の後。

注: 

[手形期日]フィールドを指定する場合は、名宛人も指定する必要があります。[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドが指定されている場合、[複合支払詳細]フィールドと[後日支払詳細]フィールドは使用できません。

[複合支払詳細]フィールドまたは[後日支払詳細]フィールドが指定されている場合、[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドは使用できません。

名宛人

小切手、手形、信用状 (L/C) のような為替手形の提示時またはある日付 (期日または満期日と呼ばれます) にその引受と支払が見込まれる当事者。これは通常、確認銀行または開設銀行です。

注: 

[手形期日]フィールドを指定する場合は、名宛人も指定する必要があります。[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドが指定されている場合、[複合支払詳細]フィールドと[後日支払詳細]フィールドは使用できません。

[複合支払詳細]フィールドまたは[後日支払詳細]フィールドが指定されている場合、[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドは使用できません。

複合支払詳細

信用状 (L/C) に関する複合支払いの詳細

たとえば、プロフォーマインボイスの 25% を L/C を利用せずに支払い、プロフォーマインボイス金額の 75% を L/C を利用した一覧払で支払う場合があります。

注: 

[手形期日]フィールドを入力する場合は、名宛人も指定する必要があります。[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドに入力されている場合、[複合支払詳細]フィールドと[後日支払詳細]フィールドは使用できません。

[複合支払詳細]フィールドまたは[後日支払詳細]フィールドが指定されている場合、[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドは使用できません。

後日支払詳細

後日払に信用状 (L/C) を使用できる場合、このフィールドに、支払い期日または支払い期日の決定方法 (船荷証券発行後の固定日数など) を指定できます。

注: 

[手形期日]フィールドを入力する場合は、名宛人も指定する必要があります。[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドに入力されている場合、[複合支払詳細]フィールドと[後日支払詳細]フィールドは使用できません。

[複合支払詳細]フィールドまたは[後日支払詳細]フィールドが指定されている場合、[手形期日]フィールドと[名宛人]フィールドは使用できません。

金額許容率 (-)

信用状 (L/C) の金額の負の許容金額を表す割合。たとえば、負の金額許容率が 5% であるというのは、L/C の金額からその 5% を差し引いた金額が、許可される最低の金額であることを意味します。

金額許容率 (+)

信用状 (L/C) の金額の正の許容金額を表す割合。この割合を超過した L/C 金額まで許可されます。

追加補償対象金額

保険、輸送、利息などの補償対象追加金額

補償銀行

送り主 (開設銀行) により、信用状 (L/C) に従って振出の払戻が認められた銀行。これは送り主もしくは受取人のブランチ、通知銀行、またはまったく異なる銀行です。

通知する銀行

通知銀行とは異なっている場合、この銀行を介して信用状 (L/C) が受益者に対して通知または確認されます。

買取銀行

信用状の必要書類が条件を満たしていることを確認し、受益者に支払を行う銀行。信用状 (L/C) の中で銀行名を指定することも、販売者が銀行を選択することもできます。

通知銀行 2

通常、1 つ目の通知銀行の現地支店です。

確認銀行

開設銀行の許可または要求を受けて信用状 (L/C) に確認を追加する銀行。現行の信用状規則によると、確認銀行は信用状に確認を追加した時点で信用状の引受または買取を行う取消不能な義務を負います。

譲受銀行

資金移転のために譲受者の口座に振り込む銀行

譲渡銀行

開設銀行により、受益者の求めに応じて信用状 (L/C) の全部または一部を別の当事者、仲介者、または発注先に譲渡することが認められた銀行

支払銀行による指示

支払銀行引受銀行、または買取銀行への指示。この指示で、償還請求の事前通知または開設銀行への引落事前通知が必要かどうかを示す場合もあります。

呈示期間

出荷後、この期間内に、支払、引受、または買取について文書を呈示する必要があります。

期間は日数で表されます。

このフィールドが空の場合、呈示期間は 21 日です (適用可能な場合)。場合によって、受益者またはその代理人は有効期限以前に呈示を行う必要があります。

これらのルールに記載されているように、出荷日から 21 カレンダー日を期限として受益者またはその代理人は 1 つまたは複数のオリジナル輸送書類を呈示する必要がありますが、信用状の有効期限より遅くなってはいけません。

荷受人

このパーティに商品を納入する必要があります。

荷受人は、通常、仕向港での委託品納入先パーティとして送り主が輸送書類で指定するパーティです。

荷受人は、関税申告書の記入および納付すべき税金の支払の目的について、委託品の所有者とみなされます。ただし、正式に委託品の所有権が荷受人に移るのは、販売者の請求に対して全額が支払われた時点です。

着荷通知先 1

運送業者が商品の目的地到着を通知するパーティ。通常、着荷通知先は、商品を通関させた輸入者または輸入エージェントです。

注: 

着荷通知先は 2 つ指定できます。

分割出荷可能

このチェックボックスがオンの場合、信用状にリンクされた伝票向けに生成された出荷の数量全体を出荷する必要はなく、未出荷数量(棚卸単位)数量が認められます。

このチェックボックスがオフの場合、 未出荷数量(棚卸単位)数量のある出荷は確認できず、伝票のコンプライアンスチェックで不合格になります。