財務会社別調整グループ設定 (tcfin0121m000)
セッションの目的: 特定の財務会社の調整グループ設定を表示およびメンテナンスします。
- 調整グループ
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選択した財務会社に適用される設定内容が定義される調整グループ
- 調整サブエリア
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調整グループにおける調整サブエリアのコード
- 財務会社
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調整グループが定義されている財務会社
- 記述
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コードの記述または名称
- 調整データの記録
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このチェックボックスがオンの場合、調整グループに属する統合伝票タイプの取引に関する調整データのログが作成されます。
デフォルトでは、ほとんどの終了勘定についてこのチェックボックスはオンになっています。ただし、パフォーマンス上の理由により、調整グループがレポートに使用されていない場合は、このチェックボックスをオフにできます。
注:- このフィールドは、システムパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。詳細は、次の情報を参照してください: 調整要素のログ。
- 複数会社構造で、財務会社の調整グループの調整データに未転記取引が存在する場合、このチェックボックスは無効になります。
- すべての調整要素の記録
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このチェックボックスがオンの場合、すべての使用可能な調整要素の値 (調整グループに使用できるもの、および統合取引に存在するもの) についてログが作成されます。このため、後で調整グループに別の調整要素を割り当てることで、すでにログが作成されている取引を調整することが可能です。
デフォルトでは、ほとんどの終了勘定についてこのチェックボックスはオンになっています。
パフォーマンスについての注意
このフィールドは、システムパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。詳細は、次の情報を参照してください: 調整要素のログ。
- 調整データの自動最終受入
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このチェックボックスがオンの場合、調整取引の状況は記録時に[最終受入]に設定されます。
注:分析を必要とするが、詳細な受入手順は必要ない調整グループにこの設定を使用できます。このチェックボックスがオンの場合、時間のかかる受入および最終受入調整ステップは無視されます。
- 自動調整データの受入
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このチェックボックスがオンの場合、調整処理の状況が[受入]に設定されます。
分析の目的でのみ使用可能なログデータが必要となる調整グループについて、このチェックボックスをオンにできます。
注:このチェックボックスをオンにしたときに、調整グループまたは調整サブグループの調整データがすでに存在している場合、Infor LN では[調整データの受入 (tfgld4295m000)] セッションで調整データを更新するように要求されます。
- 最終受入済調整データの訂正許可
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このチェックボックスがオンの場合、 [作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000)] セッションで、最終受入済調整取引の (端数) 訂正を入力できます。
- 受入済調整データの訂正許可
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このチェックボックスがオンの場合、 [作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000)] セッションで、受入済調整取引の (端数) 訂正を入力できます。
- 調整要素 1
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選択された財務会社に定義されている調整グループの調整要素
[調整グループ別有効調整要素 (tcfin0125m000)] セッションで調整要素を選択できます。
- 非最終受入済取引に対するビジネスオブジェクトの削除ブロック
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このチェックボックスがオンの場合、調整グループの調整データが[調整データの最終受入 (tfgld4295m100)] セッションで最終受入済になるまで、作業管理でビジネスオブジェクトのアーカイブや削除はできません。
このチェックボックスはデフォルトでオンになります。ただし、調整データをレポートのみを目的に使用する場合は、このチェックボックスをオフにすることができます。
- 未削除ビジネスオブジェクトの最終受入済取引の削除ブロック
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このチェックボックスがオンの場合、ビジネスオブジェクトが作業管理にまだ存在する場合、調整データのアーカイブや削除はできません。
このチェックボックスはデフォルトでオンになります。