会社 (tcemm1170m000)
セッションの目的: 会社のタイプと通貨システムを含む、会社の企業モデル作成データをメンテナンスします。
このセッションを使用するには、あらかじめ [一般会社データ (tccom0102s000)] セッションで会社のロジスティックデータを入力することが必要です。
- 通貨
-
- 会社
-
ロジスティック取引または会計取引を実行する作業環境。すべての取引データは、特定の会社のデータベースに保存されます。
管理するデータのタイプによって、次の会社に分けられます。
- ロジスティック会社
- 財務会社
- ロジスティック会社であり財務会社でもある会社
複数会社構造では、各種データベーステーブルのいくつかを特定の会社専用として、それ以外のデータベーステーブルを他の会社と共有することができます。
- 記述
-
会社の記述または名前
- 会社タイプ
-
会社タイプは、会社が管理するデータタイプ、および会社で使用する処理タイプに影響を及ぼします。
- 通貨システム
-
会社の通貨システム。通貨システムにより、金額の計算法および登録方法が定義されます。
- [標準]
-
標準通貨システム
( デフォルト )
- [単一]
-
単一通貨システム
- [依存]
-
依存通貨システム
- [独立]
-
独立通貨システム
注:複数会社構造の各会社はすべて、同じ通貨システムを使用する必要があります。
- 複数の機能通貨の使用
-
このチェックボックスがオンの場合、複数の機能通貨で取引を記録できます。
注:このチェックボックスには次が適用されます。
- ユーザがマニュアルでオンまたはオフにすることはできません。
- Infor LN 10.2.0 以前の標準通貨システム導入では使用できません。
- Infor LN 10.2.1 以降の標準通貨システム導入で有効です。
-
次のいずれかの内部変換後、このチェックボックスはオンにされます。
- [標準]通貨システムへの内部変換
- すでに導入済の[標準]通貨システムによる内部変換
- 参照通貨
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財務会社グループに属するすべての会社で共有されるエンティティの残高を表す通貨。たとえば、LN では取引先残高に参照通貨が使用されます。
注:- 参照通貨は、複数会社構造の会社の共通基準通貨です。
- 標準通貨システム以外の通貨システムでは、参照通貨が通貨を使用したすべての計算のための会社の基準通貨になります。
- ユーロ通貨
-
[通貨 (tcmcs0102m000)] セッションで定義した欧州通貨。LN は、現預金管理モジュールのいくつかの処理でユーロ通貨を使用します。
指定可能な値
[通貨 (tcmcs0102m000)] セッションで EMU 通貨としてマークされている通貨は選択できません。
注:Clieop3 支払ファイルの作成にこの通貨を使用する場合、ISO 標準に従って通貨コードを使用する必要があります。
- 通貨
-
会社の所在地がある国の通貨。または、現地の税務当局に報告する通貨
複数通貨の場合は、3 つの自国通貨を使用できます。会社で使用する通貨として、次の 3 つの自国通貨を定義できます。
- その会社の現地通貨
- [通貨]
- [通貨]
- 通貨
-
たとえば、管理者への財務結果の報告に使用する、会社の自国通貨の 1 つ
複数通貨の場合は、3 つの自国通貨を使用できます。会社で使用する通貨として次の 3 つの自国通貨を定義できます。
- その会社の現地通貨
- レポート通貨 1
- レポート通貨 2
- 変換方法
-
- 取引通貨から
-
すべての外貨取引が取引通貨からレポート通貨に変換されます。
( デフォルト )
- 現地通貨から
-
すべての外貨取引が現地通貨からレポート通貨に変換されます。
- 適用なし
- レート設定方法
-
いずれかのレート設定方法タイプを指定します。
指定可能な値
- 取引の為替レートタイプの適用
-
取引先に対する異なる請求書のレポート通貨向けに、特定の取引 (販売、購買、その他) で使用される為替レートタイプを使用できます。
- 適用なし
- 使用の為替レートタイプ
-
取引先に対する異なる請求書のレポート通貨向けに、組織で使用される為替レートタイプを使用できます。
- 会社のデフォルト
-
取引先に対する異なる請求書のレポート通貨向けに、財務会社で使用されるデフォルト為替レートタイプを使用できます。
注:このフィールドは、[通貨システム]が[標準]に設定されている場合に限り使用できます。
- 為替レートタイプ
-
/baanerp/tp/glossary/glossary#000046
- 通貨
-
たとえば、管理者への財務結果の報告に使用する、会社の自国通貨の 1 つ
複数通貨の場合は、3 つの自国通貨を使用できます。会社で使用する通貨として次の 3 つの自国通貨を定義できます。
- その会社の現地通貨
- レポート通貨 1
- レポート通貨 2
- レート設定方法
-
次のいずれかを指定します。
- [取引の為替レートタイプの適用]
- [使用の為替レートタイプ]
- [会社のデフォルト]
注:このフィールドは、[通貨システム]が[標準]に設定されている場合に限り使用できます。
指定可能な値
- [取引の為替レートタイプの適用]
- [使用の為替レートタイプ]
- [会社のデフォルト]
- 変換方法
-
- 取引通貨から
-
すべての外貨取引が取引通貨からレポート通貨に変換されます。
( デフォルト )
- 現地通貨から
-
すべての外貨取引が現地通貨からレポート通貨に変換されます。
- 適用なし
- 為替レートタイプ
-
/baanerp/tp/glossary/glossary#000046
- 為替レートタイプ
-
- 購買
-
購買取引総額を会社の自国通貨または複数の自国通貨に変換するための為替レートタイプ。
複数会社構造を使用する場合は、各会社に関して同じデフォルト購買為替レートタイプを選択する必要があります。
- 販売
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販売取引総額を会社の自国通貨または複数の自国通貨に変換するための為替レートタイプ。
複数会社構造を使用する場合は、各会社に関して同じデフォルト販売為替レートタイプを選択する必要があります。
- 内部
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LN で内部計算および参照通貨から他の自国通貨への金額の変換に使用される為替レートタイプ。
複数会社構造を使用する場合は、各会社に関して同じデフォルト内部為替レートタイプを選択する必要があります。
- 外部
-
ヨーロッパ売上申告やイントラスタット申告などの外部レポートを選択できる為替レートタイプ。たとえば、外部為替レートタイプを使用して、自国または自州の中央銀行で使用されるレートを定義できます。
- カレンダー
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- タイムゾーン
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会社のタイムゾーン。会社タイプが[財務]および[両方]の場合は、タイムゾーンを選択する必要があります。
LN は財務会社のタイムゾーンを適用した上で、正しい日付で取引を転記し、またその取引日に有効な通貨為替レートで金額を変換します。
- カレンダー
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カレンダー作業時間の定義に使用したカレンダーコードと利用性タイプの組合せ
注:特定の活動について、個別のカレンダーを定義できます。例: ワークセンタまたは製造部署ごとのカレンダー。