企業単位 (tcemm0630m000)

セッションの目的: 特定の企業単位とその関連データを表示、入力、およびメンテナンスします。

このセッションでは、企業単位に非常に重要な情報を簡単に入力できます。

このセッションは次の方法で開始できます。

  • [企業単位 (tcemm0130m000)] セッションでレコードをダブルクリック
  • スタンドアロンで実行する。

企業単位ライン

各タブ上のラインは、次のセッションを参照します。

  • 部署

    [部署] タブのラインは、選択した部署のタイプのセッションを示します。このタブでは、企業単位にリンクされている部署を入力および表示できます。詳細情報については、ラインをダブルクリックしてください。
  • 倉庫

    [倉庫] タブのラインは、倉庫 (whwmd2500m000) セッションを参照します。このタブでは、企業単位とリンクする倉庫を入力および表示できます。詳細情報については、ラインをダブルクリックしてください。
  • プロジェクト

    [プロジェクト] タブのラインは、プロジェクト (tppdm6600m400) セッションを参照します。このタブでは、企業単位とリンクするプロジェクトを入力および表示できます。詳細情報については、ラインをダブルクリックしてください。
関係会社間取引分類

エンティティまたは企業単位のグループを作成するために使用する、コードと記述で構成される属性。グループを作成するには、関係会社間取引分類に複数のエンティティや企業単位をリンクします。これらグループは、関係会社間取引関係を定義するために使用できます。

大規模国際組織には以下の企業単位が含まれます。

ヨーロッパ

  • 英国 (UK)
  • フランス
  • ベルギー

アジア

  • インド
  • 中国
  • 日本

取引分類ヨーロッパはヨーロッパ企業単位にリンクされ、取引分類アジアはアジア企業単位にリンクされています。たとえば、ヨーロッパとアジアとで以下の異なる取引合意を定義するため、取引合意を設定できます。

  • アジアからヨーロッパ
  • ヨーロッパからアジア
  • アジアからアジア
  • ヨーロッパからヨーロッパ
企業単位

部署、ワークセンタ、倉庫、プロジェクトなどのエンティティを含む、組織の中で財務上独立した部分。企業単位に含まれるエンティティはすべて同一のロジスティック会社に属している必要がありますが、1 つのロジスティック会社内に複数の企業単位を作成することはできます。各企業単位は、単一の財務会社にリンクします。

異なる企業単位間でロジスティック取引を実行すると、生成される会計取引は各企業単位がリンクしている財務会社内に転記されます。

サイト

自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。

サイトには次の制約が適用されます。

  • サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
  • サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
  • サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。

サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。

企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。

企業単位分類

企業単位または企業単位関係の分類システム内の分割

ロジスティック会社

企業単位のロジスティック会社

カレンダー

カレンダー作業時間の定義に使用したカレンダーコード利用性タイプの組合せ

注: 

特定の活動について、個別のカレンダーを定義できます。例: ワークセンタまたは製造部署ごとのカレンダー。

内部取引先

企業単位とリンクする内部取引先

購買オフィス

企業単位のデフォルト購買オフィス

計算オフィス - PCS

販売オーダまたはサービスオーダで PCS プロジェクトが生成される場合、[プロジェクト管理パラメータ (tipcs0100m000)] セッションの計算オフィスの企業単位フィールドの値に応じて、このフィールドの計算オフィスを PCS プロジェクトのデフォルト計算オフィスとして使用することができます。

注: 

このフィールドに定義する計算オフィスは、[企業単位] フィールドに指定した企業単位に属する必要はなく、また計算オフィスの財務会社が [財務会社] フィールドの財務会社と同じである必要はありません。

DUNS 番号

企業単位にリンクされた DUNS 番号

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

財務会社

企業単位の財務会社

この会社には為替レートなどのデータが保管され、このようなデータは異なる国にある企業単位間の取引に必要です。

通貨システム

会社の通貨システム

通貨システムにより、金額の計算法および登録方法が定義されます。次のような通貨システムが使用できます。

  • 単一通貨システム
  • 独立通貨システム
  • 依存通貨システム
注: 

複数会社構造の各会社はすべて、同じ通貨システムを使用する必要があります。

現地通貨

会社の所在地がある国の通貨。または、現地の税務当局に報告する通貨

複数通貨の場合は、3 つの自国通貨を使用できます。会社で使用する通貨として、次の 3 つの自国通貨を定義できます。

  • その会社の現地通貨
  • [通貨]
  • [通貨]
通貨

たとえば、管理者への財務結果の報告に使用する、会社の自国通貨の 1 つ

複数通貨の場合は、3 つの自国通貨を使用できます。会社で使用する通貨として次の 3 つの自国通貨を定義できます。

  • その会社の現地通貨
  • レポート通貨 1
  • レポート通貨 2
通貨

たとえば、管理者への財務結果の報告に使用する、会社の自国通貨の 1 つ

複数通貨の場合は、3 つの自国通貨を使用できます。会社で使用する通貨として次の 3 つの自国通貨を定義できます。

  • その会社の現地通貨
  • レポート通貨 1
  • レポート通貨 2
法定住所

アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。

国は、発注先と顧客の所在地がある国です。国ごとに国コード、国際電話、テレックスおよびファックスのコードを定義できます。

国は税務申告のために設定するデータの一部となります。さらに、生産国に従って品目をグループ化し、選択することができます。