契約別取引先役割 (tccom4546m000)
セッションの目的: 取引先役割を窓口別に表示、指定、およびメンテナンスします。
- レコードをダブルクリックすると、取引先 (tccom4100s000) セッションが開始されます。
- このセッションは、窓口 (tccom1640m000) セッションにタブとして表示されます。
- 窓口
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取引先役割がリンクされている窓口
- 氏名
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窓口の名、ミドルネーム、および姓
- 取引先
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窓口にリンクされている取引先
- 役割
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取引先との関係
注:関係に対応した取引先役割だけを定義することができます。
- 状況
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取引先に割り当てられた状況。これにより、取引先に対して実行するアクションが決まります。
たとえば、状況が [見込客] の取引先に対しては販売オーダを指定できません。また、状況が [無効] の取引先に対しては商品を出荷できません。
指定可能な値
- 有効
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取引先 (役割) の状況が[有効]の場合は、その取引先を取引処理に使用できます。 取引先が[有効]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 無効
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取引先 (役割) の状況が[無効]の場合は、その取引先を取引処理には使用できません。
[無効]状況の発効日と有効期限は入力できません。
- 見込客
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取引先の一般データを入力し、特定の役割の詳細を入力していない場合には、[見込客]取引先 (役割) を使用できます。 特定の役割の詳細を定義していない場合は、販売先役割も購買元役割も指定されていないため、販売オーダや購買契約などを入力することはできません。
取引先が[見込客]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 都市
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取引先が所在する都市
- 国
-
取引先が所在する国
- 電話
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取引先の電話番号
- 検証対象
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このチェックボックスがオンの場合、取引先の詳細または状況を検証する必要があります。
- 親取引先
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分散型の取引先組織内で、複数の取引先に異なる役割をリンクする親取引先
ある会社の複数の支店をそれぞれ別個の取引先として定義する場合は、これらの取引先をすべて同じ親取引先にリンクさせる必要があります。
- 検索キー
-
取引先の検索キー
デフォルト
取引先の[名前]フィールドの先頭の 16 文字。その前にあるピリオドおよび文字は検索キーに含まれません。
- 作成日
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取引先データ、取引先役割データ、または取引先住所データが作成された日付
- 部署
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取引先役割に使用される部署
注:部署を指定できるのは、次の役割に限ります。
- [請求先]
- [請求元]
- [回収先]
- [支払先]
- 住所
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取引先のデフォルトの住所
- 住所
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アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 郵便番号
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取引先の郵便番号
- 州/地方
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取引先が所在する州または地方
- 番地
-
取引先の番地
- FAX
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取引先のファックス番号
- Web サイト
-
取引先の Web サイト
- 第 1 窓口
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この取引先の第 1 窓口
- 開始日
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取引先の状況が有効になる日付と時刻
このフィールドに入力しない場合、状況は直ちに有効になります。
- 終了日
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取引先の状況の有効期日と時間
このフィールドに入力しない場合、状況は続行されます。
- 敬称
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取引先宛の文書に記載された敬称
- 言語
-
取引先宛の文書に用いられる言語。この言語を用いた文書が使用できない場合は、会社の言語を用いた文書が使用されます。
- 通貨
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見積依頼や販売見積など、取引先との初期取引に使用される通貨
請求書では、請求先取引先および請求元取引先の役割に対して指定したデフォルト通貨が使用されます。
- インコタームコード
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取引先の EU 内コード
- テキストの関連取引先
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このフィールドで取引先を選択すると、該当する取引先にリンクされているテキストが外部文書に出力されます。
たとえば、販売先取引先 (特定の納入合意) とリンクされているテキストを出荷先取引先のために出力された出荷オーダに出力できます。
このフィールドを未入力のままにすると、現在の取引先にリンクされているテキストだけが取引先の文書に出力されます。
- 単発の取引先
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このチェックボックスがオンの場合、取引先が単発の取引先になります。
注:請求バッチを処理して請求書を出力すると、単発の取引先の請求先住所が請求に入力されます。
- ファクタリング会社
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このチェックボックスがオンの場合、取引先がファクタリング会社の機能を果たします。ファクタリング会社によって請求書を処理して顧客から支払を回収する場合は、ファクタリング会社が[回収先]役割を持つ必要があります。ファクタリング会社によって発注先の代わりに支払を回収する場合は、ファクタリング会社が[支払先]役割を持つ必要があります。
- 所轄税務署
-
このチェックボックスがオンの場合、取引先は所轄税務署とみなされます。
- 部署ごとの与信限度額チェック
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このチェックボックスがオンの場合、現在の会社のタイプが [財務] または [両方] のときに、現在の会社に適用される取引先の請求先役割の与信限度額を定義できます。
このチェックボックスがオフの場合、複数会社環境のすべての部署およびすべての会社に適用される取引先の請求先役割の与信限度額を定義できます。
注:このチェックボックスは、請求元取引先役割には影響しません。請求元取引先については、各部署の与信限度額を指定できます。
- BP 残高/与信限度額の通貨
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取引先残高および与信限度額を表す通貨
注:取引通貨が取引先残高通貨と一致しない場合、指定レート日付および[内部]レートタイプを使用して、次のいずれかから取引先残高通貨に金額が変換されます。
- 現地通貨 (標準通貨システム)
- 参照通貨 (依存通貨システム)
デフォルト
参照通貨
- 商工会議所
-
商工会議所での取引先の識別番号
- 事業 ID
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情報フィールド。信用保証会社での取引先の識別番号などに使用できます。
- 企業体の識別子
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SEPA 直接借方ファイルでオプションとなる直接借方会社の ID
- 内部取引先
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このチェックボックスがオンの場合、取引先が内部取引先になります。
請求では、取引先に対してのみ請求書の送受信が可能です。そのため、自社の企業単位に対して請求書を送受信したい場合は、その企業単位を内部取引先として定義しておく必要があります。企業単位にリンクできる内部取引先は 1 つだけです。
- 系列会社
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このチェックボックスがオンの場合、取引先は系列会社です。
系列会社は次の箇所で使用します。
- マルチサイトマスタ計画。企業計画でオーダファイルを分析する際に依存需要と独立需要を区別します。
- 複数会社の電子データ交換。内部 EDI メッセージの宛先となる会社を決定します。
- 財務会計。LN での関係会社間精算の生成対象となる会社に関する調整レポートを生成します。
- 系列会社番号
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取引先で表される系列会社の会社番号
ロジスティック会社は、1 つの取引先にのみリンクできます。
- 関係会社間精算
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このチェックボックスがオンの場合、取引先に対する会社間精算取引を生成できます。
注:取引先が関係会社間精算取引に関与する場合、請求元取引先を外注先にしないでください。
- EDI
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このチェックボックスがオンの場合、取引先に対して電子データ交換 (EDI) を使用できます。
- Front Office ID
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フロントオフィスアプリケーションで生成される取引先の ID
- 作成者固有システム ID
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取引先を定義したユーザのシステム ID
- EU 会社番号
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取引先が内部取引先の場合は、企業単位の運営会社になります。
- 作成者
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取引先を定義したユーザ
- 最終修正者
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取引先データ、取引先役割データ、または取引先住所データを最後に修正したユーザ
- 最終修正日
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取引先データの日付、取引先役割データ、および取引先住所のデータは最終修正済です。
- 役割
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このチェックボックスがオンの場合、窓口がこの役割の取引先を表します。
- 第 1 連絡先
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このチェックボックスがオンの場合、該当する窓口が取引先役割の第 1 窓口になります。
注:- このチェックボックスがオンの場合、該当する窓口が役割に関する取引先セッションに第 1 窓口として挿入されます。役割に関する取引先セッションから第 1 窓口を削除すると、LN でこのチェックボックスがオフに設定されます。
- ある窓口を[取引先] [役割]、および[部署]の組み合せの第 1 窓口にすることができます。