請求元取引先 (tccom4522m000)
セッションの目的: 請求元取引先を表示します。請求元取引先 (tccom4122s000) 詳細セッションでは、請求元取引先を入力したりメンテナンスしたりすることができます。
レコードをダブルクリックするか、新規ボタンをクリックすると、請求元取引先 (tccom4122s000) セッションが開始されます。
このセッションはさまざまなビューで表示できます。ビューを変更すると、LN により、このセッションのタイトルバー、カラム順序、およびビューフィールド数が変更されます。[ ] メニューのソート基準をクリックして、次を基準に請求元取引先をソートするように設定できます。
- 取引先、部署
- 検索キー、取引先、部署
- 住所、取引先、部署
- 請求元取引先
-
組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。
- 部署
-
取引先役割にリンクされている部署。その役割の取引先の財務データは、部署のリンク先である財務会社に登録されます。
- 状況
-
取引先に割り当てられた状況。これにより、取引先に対して実行するアクションが決まります。
たとえば、状況が [見込客] の取引先に対しては販売オーダを指定できません。また、状況が [無効] の取引先に対しては商品を出荷できません。
取引先に未決済販売オーダあるいは未決済請求書がある場合は、状況を[有効]から[見込客]に変更できません。
指定可能な値
- 有効
-
取引先 (役割) の状況が[有効]の場合は、その取引先を取引処理に使用できます。 取引先が[有効]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 無効
-
取引先 (役割) の状況が[無効]の場合は、その取引先を取引処理には使用できません。
[無効]状況の発効日と有効期限は入力できません。
- 見込客
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取引先の一般データを入力し、特定の役割の詳細を入力していない場合には、[見込客]取引先 (役割) を使用できます。 特定の役割の詳細を定義していない場合は、販売先役割も購買元役割も指定されていないため、販売オーダや購買契約などを入力することはできません。
取引先が[見込客]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 都市コード
-
取引先が所在する都市のコード
- 国
-
請求元取引先が所在する国
- 電話番号
-
請求元取引先の電話番号
- 検索キー
-
取引先を検索するための検索キー
取引先名の最初の 16 文字がこのフィールドに自動的に入力されます。これらの文字はすべて大文字に変換されます。
- 作成日
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取引先が定義された日付および時間
- 経費タイプ
-
取引先用のデフォルトの経費タイプ
この経費タイプは、前払金、仮払金、およびオーダ関連請求書にリンクされています。
取引先への支払を DAS 2 レポートに出力する必要がある場合は、[適用なし]を選択します。
- SIREN コード
-
取引先の SIREN コード
- 設立コード
-
取引先の所在識別番号
- 取引先税金分類
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取引先の税金分類
適切なメニューメニューで[[取引先源泉徴収税データ (tccom4127s000)] セッションを開始します。取引先の源泉徴収税と源泉社会献金の詳細を入力できます。
]をクリックして - テキスト
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このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
- 住所
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請求元取引先の住所
- 親取引先
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分散型の取引先組織内で、複数の取引先に異なる役割をリンクする親取引先
ある会社の複数の支店をそれぞれ別個の取引先として定義する場合は、これらの取引先をすべて同じ親取引先にリンクさせる必要があります。
- 郵便番号
-
請求元取引先の郵便番号
- 都市
-
取引先が所在する都市の名前
- 州/地方
-
請求元取引先が所在する州または地方
- 番地
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請求元取引先の番地
- FAX
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請求元取引先のファックス番号
- Web サイト
-
請求元取引先の Web サイト
- 開始日
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この状況が有効になる日付と時間
このフィールドに入力しない場合、状況は直ちに有効になります。
- 終了日
-
取引先の状況の有効期日と時間
このフィールドに入力しない場合、状況は続行されます。
- 言語
-
取引先宛の文書に用いられる言語。この言語を用いた文書が使用できない場合は、会社の言語を用いた文書が使用されます。
- 取引先シグナル
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ここでシグナルを選択しておくと、LN セッションで取引先コードを入力する際にシグナルメッセージが表示されます。
- 取引先タイプ
-
類似の特徴 (EU の加盟国や特定の関税規則の対象など) を持つ取引先をグループ化する方法
注:取引先タイプは、取引先役割または財務取引先グループと同じではありません。
- 販売業者評価
-
販売業者評価を取引先に適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
- 窓口
-
取引先のデフォルトの窓口
- 通貨
-
取引先が請求に使用するデフォルトの通貨
- 為替レートタイプ
-
購買用の為替レートタイプ
デフォルト
[会社 (tcemm1170m000)] セッションで現在の会社用に選択された購買為替レートタイプ
- 財務発注先グループ
-
取引先の割当先となる財務取引先グループ
取引先役割を複数の部署に対して定義する場合は、同じ財務会社に企業単位がリンクされているすべての部署に対して、同じ財務取引先グループを選択する必要があります。
- 報告方法
-
取引先に対して使用される取引明細書
- 外注
-
提携先の購買元取引先が外注先の場合は、このチェックボックスをオンにします。これにより、財務会計の[外注先 (tfacp3110s000)] セッションで取引先に対して外注データを追加登録できます。
一部の国では、外注先の購買請求書の支払金額をブロック口座に払い込む必要があります。[支払先取引先別銀行口座 (tccom4125s000)] セッションで、該当口座がブロックされていることを示すことができます。
取引先が単発の取引先の場合は、このチェックボックスをオンにすることができません。
- 購買請求書の保留理由
-
購買の保留理由
- 取引参照
-
[受取済購買請求書 (tfacp1500m000)] および[照合済購買請求書/取引明細書ライン取引 (tfacp1133s000)] セッションでデフォルトとして使用される取引参照
- 文書方式
-
貸方票レターを識別するには 3 桁のコードが使用されます。
取引先への支払を既存の貸方票の金額だけ減額したら、貸方票の概略と関連する請求額が記載された 「割当済貸方帳票」 を生成して出力し、発注先に送付できます。文書方式の定義に指定されたレイアウトおよび住所が使用されます。
このフィールドを空のままにすると、取引先用の割当済貸方帳票を出力できません。
- 請求書の追加コピー数
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オリジナル請求書に追加したい請求書のコピー数
- 自己請求方法
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[自己請求]チェックボックスがオンの場合、自己請求方法を決定する自己請求方法を指定します。
- 請求書に番号グループを含む
-
このチェックボックスがオンの場合、 番号グループが請求書に出力されます。
- 番号グループ
-
特定の用途に割り当てることができる、先頭空番号のグループ
たとえば、次の用途に対して番号グループを割り当てることができます。
- 取引先コード
- 購買契約
- 販売オーダ
- 製造オーダ
- サービスオーダ
- 倉庫オーダ
- 輸送オーダ
1 つの番号グループには複数のシリーズを定義できます。各シリーズはシリーズコードで識別します。自動生成されるシリーズ番号は、シリーズコードの末尾にそのシリーズの先頭空番号を組み合せたものです。同一の番号グループには同じ桁数のシリーズコードを定義する必要があります。
- シリーズ
-
同じシリーズコードで始まるオーダ番号または伝票番号のグループ
シリーズにより、特定の特徴を持つオーダを識別することができます。たとえば、大きな会計オフィスが処理する全販売オーダは LA (LA0000001、LA0000002、LA0000003 など) で始まります。
- 取引テンプレート
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[購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションに購買請求書取引が入力されている場合にデフォルトの経費配分として使用される取引スケジュール
ここで取引テンプレートを指定し、[テンプレートから取引の作成 (tfgld1204s000)] セッションを有効にすると、標準経費配分を生成することができます。
このフィールドを未入力のままにすると、[元帳勘定]フィールドの値が使用されます。
- 元帳勘定
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取引テンプレートが指定されていない場合にデフォルトの経費配分として使用される元帳勘定。このデフォルト値は、最初の取引ラインで使用されます。
- 与信限度額
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自社が引き受ける、または請求先取引先に対して保険をかける財務上の最大リスク、または請求元取引先が相手に対して受諾する財務上の最大リスク。
オーダを作成するときに、作成した合計金額と請求したオーダが与信限度額を超えていないかが常時チェックされます。限度額を超えると、警告メッセージが表示されます。
デフォルト
0 (= 与信限度額なし)
注:与信限度額をマイナスにすることはできません。
- 最終信用再審査日
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信用評価を定期的にレビューする必要があります。このフィールドは最終レビュー日と時間を記録します。
- 支払条件
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取引先との間で合意された支払条件。オーダのこれらのデフォルト値は、必要に応じて変更できます。
[支払条件 (tcmcs0513m000)] セッションで支払条件を定義します。
- 貸方票の支払条件
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返品オーダに適用されるデフォルトの支払条件
- 延滞金利
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取引先が徴収する延滞金利。オーダのこれらのデフォルト値は、必要に応じて変更できます。
- 貸方票の延滞金利
-
返品オーダに適用される延滞金利。オーダのこれらのデフォルト値は、必要に応じて変更できます。
- 支払先取引先
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この請求元取引先からの請求額を支払う支払先取引先
注:次のどちらかの条件に当てはまらなければなりません。
- 請求元取引先と支払先取引先は、同じ親取引先を持っている
- 請求元取引先は、支払先取引先の親である
- 支払方法
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支払 (購買請求書) または口座引落 (販売請求書) を行う方法。外国通貨が許可され、その詳細をレポートに出力しなければならない場合は、支払方法で最高金額、支払期日のタイプなどの詳細を定義します。
この詳細は、必要に応じて、オーダまたは請求書で変更することができるデフォルト値です。
指定可能な値
支払方法タイプは[支払]でなければなりません。
- 貸方票の支払方法
-
返品オーダに使用する支払方法
指定可能な値
支払方法タイプは[支払]でなければなりません。
- 支払合意
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取引先との間で成立している支払合意
支払合意は、通常、月次請求書との関連で使用されます。
- ディメンション
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デフォルトで取引先の請求額が転記されるこのディメンションタイプのディメンション
これらのディメンションは、買掛金モジュールで取引先グループ用に選択されたディメンションよりも優先されます。