請求元取引先 (tccom4122s000)
セッションの目的: 請求元取引先を表示、入力、およびメンテナンスします。
このセッションは、次の方法で開始できます。
- [請求元取引先 (tccom4522m000)] 概要セッションで、レコードをダブルクリックするか、新しい請求元取引先を入力する
- [取引先 (tccom4500m000)] 概要セッションで、適切なメニューの [ ] をクリックする
- [取引先 (tccom4100s000)] セッションで[ ]ボタンをクリックする
- スタンドアロンで実行する。
タブ
各タブ上のラインは次のセッションを参照します。
活動
活動 (tccom6100m000) セッションを参照します。このタブでは、活動を請求元取引先別に表示、入力、およびメンテナンスできます。備考
備考 (tcstl1550m000) セッションを参照します。このタブでは、請求元取引先にリンクされている備考を表示、入力、およびメンテナンスできます。このタブでラインをダブルクリックするか、新しい備考を入力すると、備考 (tcstl1650m000) セッションが開始されます。窓口
取引先役割別窓口 (tccom4545m000) セッションを参照します。このタブでは、窓口を請求元取引先別に表示、入力、メンテナンス、および削除したり、該当する窓口を請求元取引先の第 1 窓口にするかどうかを定義したりすることができます。このタブのラインをダブルクリックすると、窓口 (tccom1640m000) セッションが開始されます。追加属性
取引先別属性 (tdsmi1101m000) セッションを参照します。このタブでは、請求元取引先に属性を追加できます。
- 一般
-
- 請求元取引先
-
組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。
- 部署
-
取引先役割にリンクされている部署。その役割の取引先の財務データは、部署のリンク先である財務会社に登録されます。
- ワークフロー状況
-
ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。
権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。
- チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
- このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。
指定可能な値
- [ドラフト]
-
The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [保留]
-
Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.
- [取消要求済]
-
The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].
- [ドラフト (改訂)]
-
The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [拒否済]
-
The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.
- [承認受信済]
-
The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.
- [承認済]
-
The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.
- [該当なし]
-
The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.
- 該当なし
-
The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.
- 未開始
-
The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.
To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].
- 承認済
-
The modified object is checked in after approval from ION Workflow.
オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。
注:LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。
- 一般
-
- 住所
-
請求元取引先の住所
- 住所ライン 1
-
住所の最初の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 1 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 2
-
住所の 2 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 2 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 3
-
住所の 3 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 3 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 4
-
住所の 4 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 4 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 5
-
住所の 5 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 5 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 6
-
住所の 6 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 6 フィールドから取得されます。
- 勤務先電話
-
事業住所のファックス番号
注:完全な勤務先電話番号が指定されている場合、国 (tcmcs0110s000) セッションの[電話番号データ]グループボックスのフィールド値に基づいて、勤務先電話番号詳細 (請求元取引先) (tccom4122s200) セッションで完全な番号が自動的に分割されます。[詳細]ボタンをクリックすると、このセッションが開始されます。
- 第 1 窓口
-
取引先の第 1 窓口
注:このフィールドに値を入力すると、[契約別取引先役割 (tccom4546m000)] セッションでも請求元取引先がその窓口にリンクされます。
- 氏名
-
窓口の氏名
- テキスト
-
- テキスト
-
このフィールドを使用して、請求元取引先に関するテキストを入力します。
- 状況
-
- 取引先の状況
-
取引先に割り当てられた状況。これにより、取引先に対して実行するアクションが決まります。
たとえば、状況が [見込客] の取引先に対しては販売オーダを指定できません。また、状況が [無効] の取引先に対しては商品を出荷できません。
取引先に未決済販売オーダあるいは未決済請求書がある場合は、状況を[有効]から[見込客]に変更できません。
指定可能な値
- 有効
-
取引先 (役割) の状況が[有効]の場合は、その取引先を取引処理に使用できます。 取引先が[有効]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 無効
-
取引先 (役割) の状況が[無効]の場合は、その取引先を取引処理には使用できません。
[無効]状況の発効日と有効期限は入力できません。
- 見込客
-
取引先の一般データを入力し、特定の役割の詳細を入力していない場合には、[見込客]取引先 (役割) を使用できます。 特定の役割の詳細を定義していない場合は、販売先役割も購買元役割も指定されていないため、販売オーダや購買契約などを入力することはできません。
取引先が[見込客]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 開始
-
この状況が有効になる日付と時間
このフィールドに入力しない場合、状況は直ちに有効になります。
- 終了
-
取引先の状況の有効期日と時間
このフィールドに入力しない場合、状況は続行されます。
- ユーザ
-
- 作成者
-
請求元取引先を定義したユーザ
- 作成日
-
この取引先データが作成された日付
- 最終修正者
-
この取引先データを最後に修正したユーザ
- 最終修正日
-
この取引先データが最後に修正された日付
- 詳細
-
- 言語
-
取引先宛の文書に用いられる言語。この言語を用いた文書が使用できない場合は、会社の言語を用いた文書が使用されます。
- 取引先シグナル
-
ここでシグナルを選択しておくと、LN セッションで取引先コードを入力する際にシグナルメッセージが表示されます。
- 取引先タイプ
-
類似の特徴 (EU の加盟国や特定の関税規則の対象など) を持つ取引先をグループ化する方法
注:取引先タイプは、取引先役割または財務取引先グループと同じではありません。
- 販売業者評価
-
販売業者評価を取引先に適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
- ファックス番号
-
事業住所での取引先のファックス番号
注:完全なファックス番号が指定されている場合、国 (tcmcs0110s000) セッションの[電話番号データ]グループボックスのフィールド値に基づいて、ファックス番号詳細 (請求元取引先) (tccom4122s300) セッションで完全な番号が自動的に分割されます。[詳細]ボタンをクリックすると、このセッションが開始されます。
- 請求
-
- 詳細
-
- 通貨
-
取引先が請求に使用するデフォルトの通貨
- 為替レートタイプ
-
購買用の為替レートタイプ
デフォルト
[会社 (tcemm1170m000)] セッションで現在の会社用に選択された購買為替レートタイプ
- 財務発注先グループ
-
取引先の割当先となる財務取引先グループ
取引先役割を複数の部署に対して定義する場合は、同じ財務会社に企業単位がリンクされているすべての部署に対して、同じ財務取引先グループを選択する必要があります。
- 報告方法
-
取引先に対して使用される取引明細書
- 外注
-
提携先の購買元取引先が外注先の場合は、このチェックボックスをオンにします。これにより、財務会計の[外注先 (tfacp3110s000)] セッションで取引先に対して外注データを追加登録できます。
一部の国では、外注先の購買請求書の支払金額をブロック口座に払い込む必要があります。[支払先取引先別銀行口座 (tccom4125s000)] セッションで、該当口座がブロックされていることを示すことができます。
取引先が単発の取引先の場合は、このチェックボックスをオンにすることができません。
- 購買請求書の保留理由
-
購買の保留理由
- 取引参照
-
[受取済購買請求書 (tfacp1500m000)] および[照合済購買請求書/取引明細書ライン取引 (tfacp1133s000)] セッションでデフォルトとして使用される取引参照
- 文書方式
-
貸方票レターを識別するには 3 桁のコードが使用されます。
取引先への支払を既存の貸方票の金額だけ減額したら、貸方票の概略と関連する請求額が記載された 「割当済貸方帳票」 を生成して出力し、発注先に送付できます。文書方式の定義に指定されたレイアウトおよび住所が使用されます。
このフィールドを空のままにすると、取引先用の割当済貸方帳票を出力できません。
- 請求書の追加コピー数
-
オリジナル請求書に追加したい請求書のコピー数
- 自己請求
-
- 自己請求方法
-
[自己請求]チェックボックスがオンの場合、自己請求方法を決定する自己請求方法を指定します。
- 請求書に番号グループを含む
-
このチェックボックスがオンの場合、 番号グループが請求書に出力されます。
- 番号グループ
-
特定の用途に割り当てることができる、先頭空番号のグループ
たとえば、次の用途に対して番号グループを割り当てることができます。
- 取引先コード
- 購買契約
- 販売オーダ
- 製造オーダ
- サービスオーダ
- 倉庫オーダ
- 輸送オーダ
1 つの番号グループには複数のシリーズを定義できます。各シリーズはシリーズコードで識別します。自動生成されるシリーズ番号は、シリーズコードの末尾にそのシリーズの先頭空番号を組み合せたものです。同一の番号グループには同じ桁数のシリーズコードを定義する必要があります。
- シリーズ
-
同じシリーズコードで始まるオーダ番号または伝票番号のグループ
シリーズにより、特定の特徴を持つオーダを識別することができます。たとえば、大きな会計オフィスが処理する全販売オーダは LA (LA0000001、LA0000002、LA0000003 など) で始まります。
- 会計デフォルト
-
- 取引テンプレート
-
[購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションに購買請求書取引が入力されている場合にデフォルトの経費配分として使用される取引スケジュール
ここで取引テンプレートを指定し、[テンプレートから取引の作成 (tfgld1204s000)] セッションを有効にすると、標準経費配分を生成することができます。
このフィールドを未入力のままにすると、[元帳勘定]フィールドの値が使用されます。
- 元帳勘定
-
取引テンプレートが指定されていない場合にデフォルトの経費配分として使用される元帳勘定。このデフォルト値は、最初の取引ラインで使用されます。
- 請求書入力
-
- 請求書番号
-
- 請求書番号必須
-
この設定により、ユーザが請求書番号を入力する必要があるかどうかが決まります。
指定可能な値
-
[Yes]
ユーザは請求書番号を入力する必要があります。請求書番号を空白にすることはできません。 -
[No]
ユーザは請求書番号を入力する必要がありません。 -
[デフォルト]
[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの[請求書番号必須]フィールドの設定が適用されます。
-
- 重複請求書チェック
-
- 重複請求書チェックパラメータ
-
このチェックボックスがオンの場合、重複請求書チェックのオプションを使用できます。
- 重複番号使用可能
-
このチェックボックスがオンの場合、取引先別に重複する請求書番号を使用できます。
その取引先で請求書番号がすでに作成済の場合に、重複する請求書番号の使用を許可すると、警告が示されます。
このチェックボックスがオフの場合、取引先別に重複する請求書番号の使用は許可されません。
- 重複金額および請求日のチェック
-
このチェックボックスがオンの場合、重複する購買日、金額、および取引先があると、警告が表示されます。このチェックは、現在の取引先にのみ適用されます。
- 重複金額およびオーダ番号のチェック
-
このチェックボックスがオンの場合、重複する請求オーダ、金額、および取引先があると、警告が表示されます。このチェックは、現在の取引先にのみ適用されます。
- 会社間でチェックを適用
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN は現在の財務会計グループの全財務会社で重複する請求書番号をチェックします。
このチェックボックスがオフの場合、 LN は、重複する請求書番号を現在の財務会社でのみチェックします。
注:財務会計グループに多くの財務会社が含まれている場合は、すべての会社を対象に重複する請求書番号のチェックを実行すると、時間がかかることがあります。
- すべての取引先に対して請求書番号をチェック
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN はすべての取引先に関して請求書の番号チェックを実行します。
このチェックボックスがオフの場合、 LN は同一取引先のみに請求書の番号チェックを実行します。
- 請求書の年度内の請求書番号をチェック
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN は請求書の現年度内の番号チェックを実行します。
このチェックボックスがオフの場合、 LN は任意の年度内の請求書の番号チェックを実行します。
- 与信チェック
-
- 与信限度額
-
自社が引き受ける、または請求先取引先に対して保険をかける財務上の最大リスク、または請求元取引先が相手に対して受諾する財務上の最大リスク。
オーダを作成するときに、作成した合計金額と請求したオーダが与信限度額を超えていないかが常時チェックされます。限度額を超えると、警告メッセージが表示されます。
デフォルト
0 (= 与信限度額なし)
注:与信限度額をマイナスにすることはできません。
- 最終信用再審査日
-
信用評価を定期的にレビューする必要があります。このフィールドは最終レビュー日と時間を記録します。
- 支払
-
- 支払
-
- 支払条件
-
取引先との間で合意された支払条件。オーダのこれらのデフォルト値は、必要に応じて変更できます。
[支払条件 (tcmcs0513m000)] セッションで支払条件を定義します。
- 支払日数
-
[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで支払条件に関して定義した支払日数
支払日は支払期日となる固定日です。支払日数を指定した場合は、算出された期日が次の指定支払日に変更されます。
- 貸方票の支払条件
-
返品オーダに適用されるデフォルトの支払条件
- 延滞金利
-
取引先が徴収する延滞金利。オーダのこれらのデフォルト値は、必要に応じて変更できます。
- 貸方票の延滞金利
-
返品オーダに適用される延滞金利。オーダのこれらのデフォルト値は、必要に応じて変更できます。
- 支払先取引先
-
この請求元取引先からの請求額を支払う支払先取引先
注:次のどちらかの条件に当てはまらなければなりません。
- 請求元取引先と支払先取引先は、同じ親取引先を持っている
- 請求元取引先は、支払先取引先の親である
- 支払方法
-
支払 (購買請求書) または口座引落 (販売請求書) を行う方法。外国通貨が許可され、その詳細をレポートに出力しなければならない場合は、支払方法で最高金額、支払期日のタイプなどの詳細を定義します。
この詳細は、必要に応じて、オーダまたは請求書で変更することができるデフォルト値です。
指定可能な値
支払方法タイプは[支払]でなければなりません。
- 貸方票の支払方法
-
返品オーダに使用する支払方法
指定可能な値
支払方法タイプは[支払]でなければなりません。
- 支払合意
-
取引先との間で成立している支払合意
支払合意は、通常、月次請求書との関連で使用されます。
- ディメンション会計
-
- ディメンション
-
デフォルトで取引先の請求額が転記されるこのディメンションタイプのディメンション
これらのディメンションは、買掛金モジュールで取引先グループ用に選択されたディメンションよりも優先されます。
- その他
-
- DAS 2
-
- 経費タイプ
-
取引先用のデフォルトの経費タイプ
この経費タイプは、前払金、仮払金、およびオーダ関連請求書にリンクされています。
取引先への支払を DAS 2 レポートに出力する必要がある場合は、[適用なし]を選択します。
- SIREN コード
-
取引先の SIREN コード
- 設立コード
-
取引先の所在識別番号
- 税
-
- 取引先税金分類
-
取引先の税金分類
適切なメニューメニューで[[取引先源泉徴収税データ (tccom4127s000)] セッションを開始します。取引先の源泉徴収税と源泉社会献金の詳細を入力できます。
]をクリックして