出荷先取引先 (tccom4111s000)
セッションの目的: 出荷先取引先を表示、入力、およびメンテナンスします。
このセッションは、次の方法で開始できます。
- [出荷先取引先 (tccom4511m000)] 概要セッションで、レコードをダブルクリックするか、新しい出荷先取引先を入力する
- [取引先 (tccom4500m000)] 概要セッションで、適切なメニューの [ ] をクリックする
- [取引先 (tccom4100s000)] セッションで [ ] ボタンをクリックする
- スタンドアロンで実行する
タブ
各タブ上のラインは次のセッションを参照します。
サイト
サイト別出荷先取引先 (tccom2111m000) セッションを参照します。出荷先取引先データには、商品フローに関連するロジスティックデータが含まれ、これらは商品の出荷元のサイトごとに異なる場合があります。このタブを使用して、サイト別の出荷先取引先を表示、入力、およびメンテナンスします。活動
活動 (tccom6100m000) セッションを参照します。このタブでは、活動を出荷先取引先別に表示、入力、およびメンテナンスできます。備考
備考 (tcstl1550m000) セッションを参照します。このタブでは、出荷先取引先にリンクされている備考を表示、入力、およびメンテナンスできます。このタブでラインをダブルクリックするか、新しい備考を入力すると、備考 (tcstl1650m000) セッションが開始されます。窓口
取引先役割別窓口 (tccom4545m000) セッションを参照します。このタブでは、窓口を出荷先取引先別に表示、入力、メンテナンス、および削除したり、該当する窓口を出荷先取引先の第 1 窓口にするかどうかを定義したりすることができます。このタブのラインをダブルクリックすると、窓口 (tccom1640m000) セッションが開始されます。追加属性
取引先別属性 (tdsmi1101m000) セッションを参照します。このタブでは、出荷先取引先に属性を追加できます。
- 出荷先取引先
-
オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。
- 住所
-
出荷先取引先の住所
- 住所ライン 1
-
住所の最初の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 1 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 2
-
住所の 2 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 2 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 3
-
住所の 3 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 3 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 4
-
住所の 4 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 4 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 5
-
住所の 5 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 5 フィールドから取得されます。
- 住所ライン 6
-
住所の 6 番目の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 6 フィールドから取得されます。
- 勤務先電話
-
事業住所のファックス番号
注:完全な勤務先電話番号が指定されている場合、国 (tcmcs0110s000) セッションの[電話番号データ]グループボックスのフィールド値に基づいて、勤務先電話番号詳細 (出荷先取引先) (tccom4111s200) セッションで完全な番号が自動的に分割されます。[詳細]ボタンをクリックすると、このセッションが開始されます。
- 第 1 窓口
-
取引先の第 1 窓口
注:このフィールドに値を入力すると、[契約別取引先役割 (tccom4546m000)] セッションでも出荷先取引先がその窓口にリンクされます。
- 氏名
-
窓口の氏名
- テキスト
-
このフィールドを使用して、購買元取引先に関するテキストを入力します。
- 取引先の状況
-
取引先に割り当てられた状況。これにより、取引先に対して実行するアクションが決まります。
たとえば、状況が [見込客] の取引先に対しては販売オーダを指定できません。また、状況が [無効] の取引先に対しては商品を出荷できません。
指定可能な値
- 有効
-
取引先 (役割) の状況が[有効]の場合は、その取引先を取引処理に使用できます。 取引先が[有効]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 無効
-
取引先 (役割) の状況が[無効]の場合は、その取引先を取引処理には使用できません。
[無効]状況の発効日と有効期限は入力できません。
- 見込客
-
取引先の一般データを入力し、特定の役割の詳細を入力していない場合には、[見込客]取引先 (役割) を使用できます。 特定の役割の詳細を定義していない場合は、販売先役割も購買元役割も指定されていないため、販売オーダや購買契約などを入力することはできません。
取引先が[見込客]である期間を定義する必要があります。 この期間が期限切になると、取引先の実際の状況が[無効]に切り替わり、それ以降は使用できなくなります。
- 開始
-
この状況が有効になる日付と時間
このフィールドに入力しない場合、状況は直ちに有効になります。
- 終了
-
取引先の状況の有効期日と時間
このフィールドに入力しない場合、状況は続行されます。
- 作成者
-
出荷先取引先を定義したユーザ
- 作成日
-
この取引先データが作成された日付
- 最終修正者
-
この取引先データを最後に修正したユーザ
- 最終修正日
-
この取引先データが最後に修正された日付
- 言語
-
取引先宛の文書に用いられる言語。この言語を用いた文書が使用できない場合は、会社の言語を用いた文書が使用されます。
- 取引先シグナル
-
シグナルがリンクしている品目を入力または選択したときに表示される警告メッセージ。品目シグナルを使用して、品目の出庫または請求をブロックすることもできます。
取引先シグナル
シグナルにリンクしている取引先を選択したときに表示される警告メッセージ
- 取引先タイプ
-
類似の特徴 (EU の加盟国や特定の関税規則の対象など) を持つ取引先をグループ化する方法
注:取引先タイプは、取引先役割または財務取引先グループと同じではありません。
- カレンダー
-
出荷先取引先のカレンダー
- 輸送サービスレベル
-
LN で取引先用に使用されるデフォルトの輸送サービスレベル。係数の中でも特に輸送サービスレベルを使用して、出荷のリードタイムが算出され、販売見積または販売オーダに記載される輸送費が計算されます。
- ファックス番号
-
事業住所での取引先のファックス番号
注:完全なファックス番号が指定されている場合、国 (tcmcs0110s000) セッションの[電話番号データ]グループボックスのフィールド値に基づいて、ファックス番号詳細 (出荷先取引先) (tccom4111s300) セッションで完全な番号が自動的に分割されます。[詳細]ボタンをクリックすると、このセッションが開始されます。
- 販売先取引先
-
この販売先取引先によってオーダされた商品は、出荷先取引先に納入する必要があります。
注:この取引先は、出荷先取引先と同じ親取引先を持っていなければなりません。
- 顧客承認
-
このチェックボックスがオンの場合、顧客が販売オーダに基づいて納入される商品を承認してからでないと、その商品に対する請求書を発行できません。納入済商品が承認された時点で、その商品の所有権が発注先から販売先取引先に変更されます。
このチェックボックスがオフの場合、 倉庫管理で出荷を確認すると、請求に販売オーダが発行されます。出荷が確認された時点で、その商品の所有権が発注先から販売先取引先に変更されます。
- 不合格数量の返品
-
このチェックボックスがオンの場合、顧客に納入される商品の不合格数量について販売返品オーダを生成する必要があります。
- 運送業者/LSP
-
出荷先取引先への商品の輸送に使用するデフォルトの運送業者
運送業者別に分類された販売オーダを出力して、出荷リストを入手できます。
- デフォルトサイト
-
出荷先取引先のデフォルトのサイト
- デフォルト倉庫
-
出荷先取引先へ送付された商品の出庫元となるデフォルトの倉庫
- 出荷先倉庫
-
出荷先取引先へ送付される商品の出庫先となるデフォルトの倉庫
- 受渡条件
-
取引先との間で合意された受渡条件
デフォルト
受渡条件は、優先順位に従って以下のセッションから取得されます。
- [サイト別出荷先取引先 (tccom2111m000)]
- [出荷先取引先 (tccom4111s000)]
- [販売先取引先 (tccom4110s000)]
- 権利移動地点
-
取引先用に使用されるデフォルトの権利移動地点
デフォルト
権利移動地点は、優先順位に従って以下のセッションから取得されます。
- [サイト別出荷先取引先 (tccom2111m000)]
- [出荷先取引先 (tccom4111s000)]
- [販売先取引先 (tccom4110s000)]
- 返品の受渡条件
-
返品オーダの場合の商品の受渡に関して取引先との間で合意された受渡条件
デフォルト
返品の受渡条件は、優先順位に従って以下のセッションから取得されます。
- [サイト別出荷先取引先 (tccom2111m000)]
- [出荷先取引先 (tccom4111s000)]
- [販売先取引先 (tccom4110s000)]
- 販売スケジュール発行の自動処理
-
このチェックボックスがオンの場合、 販売発行が、この取引先に対する販売スケジュールに、自動的に変換されます。
このチェックボックスがオフの場合、販売発行を、販売発行の処理 (tdsls3208m000) セッションで販売スケジュールに変換する必要があります。販売発行は、販売スケジュールに変換される前に更新できます。
デフォルト
このチェックボックスの値は、優先順位に従って以下のセッションから取得されます。
- [サイト別出荷先取引先 (tccom2111m000)]
- [出荷先取引先 (tccom4111s000)]
- [販売先取引先 (tccom4110s000)]
- 取引先固有扱い単位マスク
-
現在の出荷先取引先への出荷に対する扱い単位 ID 番号を生成するために使用するマスク
- SSCC 標準
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷用扱い単位マスクはシリアル出荷コンテナコード (SSCC) に対して検証されます。
- RF ID 適用可能
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫手順および出荷手順に対して、扱い単位の RFID 機能が導入されます。
この機能を使用するには、扱い単位を導入する必要があります。
- RFID 構造
-
現在の出荷先取引先に出荷される扱い単位の RFID タグの RFID 構造。
RFID 構造は、次のセッションで定義します。
- [RFID データ ID セット (whwmd4180m000)]
- [扱い単位タイプ別 RFID データ ID (whwmd4185m000)]
- [RFID 構造 (whwmd4190m000)]
- [RFID 構造セグメント (whwmd4195m000)]
- 過剰輸送費の承認
-
/baanerp/tc/com/tccom4510m000#tccom111.aetc