部署別購買元取引先 (tccom2120m000)
セッションの目的: 購買オフィスまたは会計オフィス固有の購買元取引先データを表示、指定、およびメンテナンスします。
このセッションでのデータの指定はオプションです。このセッションで購買元データを部署別に限定して指定していない場合は、[購買元取引先 (tccom4520m000)] セッションのグローバル購買元データが使用されます。
このセッションは、[購買元取引先 (tccom4120s000)] 詳細セッションにタブとして表示されます。
- 購買元取引先
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購買元データを指定する購買元取引先
- 部署
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購買元データを指定する部署
指定可能な値
- 購買オフィス
- 会計オフィス
- 取引先シグナル
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ここでシグナルを選択しておくと、LN セッションで取引先コードを入力する際にシグナルメッセージが表示されます。
- 取引先タイプ
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類似の特徴 (EU の加盟国や特定の関税規則の対象など) を持つ取引先をグループ化する方法
注:取引先タイプは、取引先役割または財務取引先グループと同じではありません。
- 販売業者評価
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販売業者評価を取引先に適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
- レート換算基準
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購買オーダで使用される為替レートが算出される方法
指定可能な値
- 伝票日付
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その伝票が作成された日時において有効なレートが、自動的に使用されます。[伝票日付]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートはマニュアルで変更できます。
レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。
- マニュアル入力
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このレートはマニュアルで入力できます。デフォルトでは、伝票が作成された日時に有効なレートを使用します。[マニュアル入力]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
- 納期
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商品がまだ納入されていない場合、オーダ日に有効なレートが使用されます。ただし、このオーダ日が過去の日付の場合は、現在の日付に有効なレートが使用されます。
商品が納入されている場合は、実際納期に有効なレートを使用します。
[納期]レート換算基準は、販売オーダ、サービスオーダ、および販売請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
- 入庫日
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その商品の入庫が予定されている日時において有効なレートが使用されます。[入庫日]レート換算基準は、購買オーダおよび購買請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
- 予定入出金日
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その販売請求書または購買請求書の予定支払日時において有効なレートが自動的に使用されます。
予定入出金日 = 予定納期 ÷ 入庫日 + 支払期間
支払期間は、[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで指定されます。[予定入出金日]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。
- 固定
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このレート換算基準は、依存通貨システムまたは単一通貨システムでのみ使用できます。[固定]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と参照通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。マニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ハード
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このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ローカル
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このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカル]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と現地通貨間のレートをマニュアルで入力した場合は、レートが固定されます。その他のレートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
現地通貨レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ローカルとハード
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このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカルとハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 入庫に対する購買レートの使用
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このチェックボックスがオンの場合、購買オーダ/受取処理の借方側に対して購買レートデータが使用されます。
- 購買価格リスト
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価格および/または値引の合意を取引先へリンクするために用いる 価格リスト
これらの合意は、購買元取引先との間で合意された別の価格合意により無効となることがあります。
- オーダ値引
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取引先の購買オーダに適用されるデフォルトのオーダ値引割合
- 価格/割引別取引先
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購買元取引先に対する購買オーダの価格と値引は、このフィールドで選択された取引先との間で合意された条件に基づいていなければなりません。
このフィールドを未入力のままにすると、購買オーダに示された購買元取引先との間で合意された価格と値引が適用されます。
注:この取引先は、このセッションで定義される購買元取引先と同じ親取引先を持っていなければなりません。
- 遡及請求適用可能
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このチェックボックスがオンの場合、 遡及請求機能を購買元取引先に使用できます。
- 購買担当
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購買元取引先との窓口を担当する部署の従業員
- 購買オーダタイプ
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購買オーダのデフォルトの購買オーダタイプ
このフィールドを未入力のままにすると、[ユーザプロファイル (tdpur0143m000)] セッションからオーダタイプが取得されます。
- 自社の顧客番号
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取引先が自社に適用する ID またはコード
- リストグループ
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この取引先からリスト品目を購買するときに、リスト品目構成品目の検索に使用するリストグループ
- 例外別購買オーダの出力
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このチェックボックスがオンの場合、購買承認コードの割当先となる新規および変更済の購買オーダラインだけが購買オーダに出力されます。
これにより、購買オーダラインに加えられた変更のうちのどれを次の購買オーダに出力するかを管理できます。これは、特別の場合のみ出力された購買オーダを受け取ればよいという購買元取引先の意向に合致します。たとえば、納期、品目あるいは価格を変更した場合などです。
このチェックボックスがオフの場合、承認コードにかかわらず、すべてのオーダラインの購買オーダが出力されます。
- 確認の使用
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このチェックボックスがオンの場合、顧客によるオーダ数量の確認が必要です。そのため、購買オーダまたはスケジュールが倉庫管理に発行される前に[確認承認済]チェックボックスをオンにする必要があります。
注:このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで確認の使用 (購買) チェックボックスがオンに設定されている場合にのみ、表示されます。
- 輸送に対する請求取引先
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このチェックボックスがオンの場合、取引先に購買商品の輸送費を課金します。
- 自己請求
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このチェックボックスがオンの場合、デフォルトではこの購買元取引先に対して発行した購買オーダに自己請求が使用されます。
- 請求時点
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自己請求が適用される場合、自己請求請求書を生成できる時点を指定します。
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[検査]
商品が検査および承認された後、自己請求を生成できます。 -
[入庫]
商品が入庫または消費された後、自己請求を生成できます。
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- 自己請求日タイプ
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[自己請求]チェックボックスがオンの場合、自己請求支払の基準となる日付を指定します。入庫日または出荷日を自己請求請求書で請求日として使用できます。
- 作成者
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購買元取引先を定義したユーザ
- 作成日
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この取引先データが作成された日付
- 最終修正者
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この取引先データを最後に修正したユーザ
- 最終修正日
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この取引先データが最後に修正された日付
- テキスト
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このフィールドを使用して、購買元取引先に関するテキストを入力します。