再輸出処理での扱い単位

[再輸出転送ライン (whinh1136m000)] セッションの [移動元扱い単位] フィールドでソース扱い単位が指定されている場合、その扱い単位のロット番号またはシリアル番号は [Handling Unit Stock Point Details (whwmd5136m000)] セッションからコピーされ、[再輸出転送ライン詳細 (whinh1137m000)] セッションに貼り付けられます。

子扱い単位を含む扱い単位が [移動元扱い単位] フィールドで指定されている場合は、その扱い単位全体を再輸出する必要があります。再輸出を目的として扱い単位構造を分割することはできません。

[再輸出転送ライン詳細 (whinh1137m000)] セッションの [移動元扱い単位] フィールドで最下位レベルの扱い単位が指定されている場合は、再輸出予定の数量とロット番号およびシリアル番号を調整できます。

再輸出転送オーダの処理時に、ロット番号およびシリアル番号が [扱い単位ストックポイント詳細 (whwmd5136m000)] セッションにあるロット番号およびシリアル番号と比較されます。不整合が見つかった場合は、エラーメッセージが表示され、処理が中断されます。

[再輸出転送ライン (whinh1136m000)] セッションの [移動元扱い単位] フィールドでソース扱い単位が指定されている場合は、扱い単位の数量が [数量 (保管単位)] フィールドで指定された再輸出予定の数量と一致しないことがあります。

この場合には、輸出予定の数量が扱い単位から削除され、見込 (つまり、扱い単位が必須でない場合の扱い単位以外の数量) で再輸出されます。

扱い単位の使用が必須の場合は、再輸出予定の数量が扱い単位から削除され、再輸出予定の数量の新しいターゲット扱い単位が生成されます。

次の場合は、扱い単位の使用が必須です。

  • 該当する倉庫に関して [倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションの [在庫] チェックボックスがオンに設定されている場合
  • 在庫の所有権登録が物的品目別の場合。倉庫管理での所有権登録の設定を参照してください。