倉庫管理での最終使用者証明および最終使用者申告
最終使用者証明 (EUS) は、輸出商品のエンドユーザが、次のような信頼できる当事者であることを認証する文書です。
- 販売商品の最終的な受取人
- 商品を転売する意思がない
最終使用者証明は、輸出禁止国や、人権に関する記録が不十分な国といった特定の目的地への商品の輸出を規制するために政府によって使用されます。
これは、特に、軍事的な兵器など、慎重な扱いを要する品目や高度に制御された品目に適用されます。
最終使用者証明書は、販売オーダや契約成果物のような需要オーダにリンクされます。
最終使用者申告 (EUD) は、購買対象の品目または構成要素を輸入できることを証明する文書です。輸入ライセンスが必要な場合は、ライセンスへの言及が最終使用者申告に表示されます。
最終使用者申告 (EUD) は、購買オーダおよび最終使用者証明 (EUS) にリンクされます。最終使用者申告 (EUD) および購買オーダの品目または構成要素は、リンクされた最終使用者証明に記述された完成品を製造するために必要です。これらは、購買オーダが作成された需要オーダにリンクされます。
最終使用者証明と最終使用者申告は、入庫および出庫フローで該当する品目の貿易コンプライアンスチェックの対象となります。コンプライアンスチェックで不合格になった場合は、入庫処理または出庫処理がブロックされます。
プロジェクトペギングと貿易管理が導入されている場合、最終使用者証明と最終使用者申告は、少量のロット管理品目またはシリアル番号付品目に使用されます。